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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュのダービー卿【2】/人気馬の取り捨て

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55.0 → 56.0(+1.0) オーシャンエイプス
57.0 → 57.0(±0.0) カンファーベスト
57.0 → 58.0(+1.0) キングストレイル
55.0 → 54.0(−1.0) グレイトフルタイム
56.0 → 57.0(+1.0) サイレントプライド
55.0 → 54.0(−1.0) ショウワモダン
57.0 → 57.0(±0.0) シンボリグラン
56.0 → 54.0(−2.0) ダンスフォーウィン
58.0 → 58.0(±0.0) チョウサン
54.0 → 51.0(−3.0) テンイムホウ
00.0 → 52.0(−0.0) ニシノナースコール
56.0 → 56.0(±0.0) ドラゴンウェルズ
56.0 → 55.0(−1.0) ナスノストローク
55.0 → 54.0(−1.0) ピンクカメオ
57.0 → 57.0(±0.0) マルカシェンク
56.0 → 55.0(−1.0) リザーブカード

出走予定馬16頭のハンデが確定した。
前走比で斤量減は7頭、斤量増が3頭、据え置きが6頭である。

ダービー卿CTはハンデ戦になって以降、前走比斤量増の馬が好走したケースがほとんどないレース。
それだけ、数あるハンデ戦の中でも斤量が大きく影響することを意味しているわけだが、さすがにハンデ差だけで馬の取り捨てを決めるのも軽率だ。
ラップ検証なども踏まえて、人気馬にどういった死角があるのかを探っていきたい。



◆オーシャンエイプス/55.0 → 56.0(+1.0)

37.4 − 61.9 → 34.5(63.2 → 33.6)芝2000【±0.0】12-13-12 0.0秒先1着 ウェルカムS
35.9 − 60.5 → 34.5(61.1 → 33.6)芝1600【−0.1】10-09-05 0.2秒先1着 三年坂特別
35.9 − 60.2 → 34.4(61.2 → 33.4)芝1600【−1.4】11-11-11 0.2秒先1着 箕面特別
35.9 − 59.6 → 36.2(60.0 → 36.1)芝1800【+0.3】03-05-02 0.3秒差5着 国東特別
34.9 − 60.0 → 35.5(61.8 → 35.4)芝2400【−0.2】11-10-09 0.8秒差7着 青葉賞
37.7 − 64.9 → 34.7(65.8 → 34.3)芝2000【−0.2】08-08-06 0.2秒差3着 アザレア賞

上表は、オーシャンエイプス近6走のレース詳細だ。
左から、前半3ハロン通過、1000メートル通過、上がり3ハロン、自身1000メートル通過、自身上がり、距離、馬場差補正値、通過順位、着差と着順、レース名を表している。

まず、昨年11月以来の休養明けの斤量1キロ増という時点で、真っ先に切れる馬なのだが、この馬はラップ的にもかなり危うい。
500万〜1600万クラスを一気に3連勝し、大器が本格化したと持て囃されているが、この3戦はすべてスローからの瞬発力勝負を、33秒台の上がりで差し切るという競馬。
レースラップも、マイル2戦の5ハロン通過が60秒台、2000メートルの前走が61.9秒と、かなり緩い展開である。
3戦ともに、前半3ハロンが上がり3ハロンより1.4秒以上遅く、ウェルカムSに至っては2.9秒も遅かった。

【1】の傾向と対策でも書いたように、ダービー卿CTは前傾ラップになりやすいレース。
後傾ラップとなった2回も、35.1秒 → 34.3秒、34.9秒 → 34.5秒と、その時計差は最大で0.8秒。
オーシャンエイプスが3連勝を飾った内容は、明らかにダービー卿CTで問われる資質と真逆だ。

国東特別で格下相手に0.3秒差、距離が長かったとはいえ青葉賞で0.8秒差に惨敗したように、この馬は前傾ラップで上がりがかかる展開になると、まるで普通の馬になってしまう。
と言うか、新馬戦で持ったまま8馬身差つけた圧勝劇が未だに語り草となっているが、この馬は言われるほど強くない。
ラップ検証などするまでもなく、マイルの1分34秒6、1800メートルの1分48秒1、2000メートルの2分00秒6という持ち時計を見れば明らかだ。

この馬を買うぐらいなら、56キロを背負った東風Sを1分33秒9で走破したリザーブカードのほうがずっとマシ。
万が一にも、この馬が上位争いするようなことがあるとすれば、超がつくほどスローな展開になったときのみだろう。
マヤノトップガン産駒の4歳でキャリア8戦という点を考慮すれば、あるいはこの休養で急成長を遂げている可能性も否定はできないが、この馬がこれまでに示したラップからは、到底買える馬ではない。



◆キングストレイル/57.0 → 58.0(+1.0)

34.4 − 58.0 → 34.7(34.9 → 34.8)【−0.7】06-04-04 0.6秒差6着 マイルCS
35.1 − 57.8 → 34.8(35.5 → 34.4)【−1.4】05-05-03 0.3秒先1着 京成杯AH
34.5 − 57.2 → 36.4(35.6 → 35.7)【−0.4】07-08-06 0.0秒先1着 東風S
34.8 − 58.3 → 34.4(34.9 → 35.3)【−0.7】02-02-03 1.3秒差11着 東京新聞杯
35.1 − 57.9 → 35.5(35.7 → 35.3)【−0.6】05-06-07 0.4秒差4着 ニューイヤー

上表は、キングストレイルが近一年に使ったマイル戦のみを抜粋した詳細データだ。
左から、前半3ハロン通過、1000メートル通過、上がり3ハロン、自身1000メートル通過、自身上がり、馬場差補正値、通過順位、着差と着順、レース名を表している。

キングストレイルもオーシャンエイプス同様、休養明けに加えて前走からの斤量増という大きな減点材料を抱える馬。
しかもこの馬の場合、トップハンデという不安要素も背負うことになるため、相当な能力の裏づけが必要となるが・・・。

キングストレイルが近一年に走ったマイル戦は、すべてが平均〜ハイペースの厳しいラップ構成。
後傾ラップを刻んだレースでも、前後半の最大時計差はわずか0.4秒で、オーシャンエイプスとは対照的だ。
昨年の東京新聞杯を除くと、この馬はそれらのレースで0.6秒差以内をキープしてきた。しかも、そのうちの一戦はG1のマイルCS。
例外の東京新聞杯とて、1〜8着までが6番手以降の後方待機勢が占めた先行馬壊滅の展開を、終始2番手追走では惨敗も仕方ないと言える。

同舞台の京成杯AHを、半年ぶりの休養明けでトップハンデ57キロを背負い、0.3秒差をつけて完勝した実績もあり、今回の減点材料もまとめて覆してしまう可能性は大いにあるだろう。
そのうえ、ラップ適正もこれまでのレースで高い資質を示しているとなれば、多くの不安要素を抱えているとしても馬券から切るわけにはいかない・・・と言うのは大きな間違いである。
キングストレイルを切るとしたら、初の58キロを背負う今回しかない。

ハンデ戦となった2002年以降、斤量58キロ以上を背負った馬は、2006年5着テレグノシス(58.5キロ)ただ1頭。
皐月賞馬ダイワメジャーでさえ57.5キロ止まり、トップハンデは例年57キロが基本だ。
そう、これまでG1馬しか背負わされることがなかった57キロ超のハンデなのだが、今年はなぜかG2馬2頭が58キロを背負い、通常のトップハンデであるはずの57キロが4頭もいる。
分かりやすく、過去6年のトップハンデから最軽量馬の幅を見てみよう。

2008年 51.0〜58.0(57.0馬4頭)
2007年 53.0〜57.0(57.0馬1頭)
2006年 53.0〜58.5(57.0馬2頭)
2005年 51.0〜57.5(57.0馬2頭)
2004年 51.0〜57.0(57.0馬2頭)
2003年 51.0〜57.0(57.0馬2頭)
2002年 50.0〜56.0(57.0馬0頭)

上表を見ても分かる通り、今年は過去6回で最も実績馬に過酷なハンデが設定された。
確かに、京成杯AHのハンデ幅も50.0〜57.0と広かったが、50.0〜54.0キロの馬は出走16頭中わずか5頭。ほとんどがキングストレイルとわずか2キロ差の馬ばかりである。
しかし今回、その2キロ差の範囲内にある56.0〜58.0キロの馬はキングストレイル以外に7頭しかおらず、半数以上が3キロ以上のアドバンテージをもらっているのだ。
キングストレイルが今回背負う斤量、それは例年のトップハンデ馬のそれよりも過酷な重量であることを忘れてはならない。
そしてそれは同時に、55キロ以下の馬にとっては例年以上にチャンスが大きいということも意味している。

G1実績のない58キロ、過去に好走例が少ない前年からの休養明け。
キングストレイルにとって、安田記念へ向けて幸先のいい第一歩を踏み出すには、想像以上に過酷なレースとなりそうだが・・・。



◆チョウサン

36.1 − 59.7 → 35.3(37.1 → 35.0)【−0.2】05-06-08 1.2秒差9着 中山記念
34.4 − 57.5 → 34.8(35.7 → 34.0)【−1.5】10-09-08 0.2秒先1着 毎日王冠
35.3 − 60.4 → 35.7(36.5 → 34.5)【−1.4】07-07-07 0.1秒先1着 ニューマーケット
35.3 − 59.4 → 34.3(36.1 → 33.8)【−0.6】09-07-09 0.2秒差3着 新潟日報賞
34.1 − 57.7 → 35.2(34.8 → 34.9)【−1.1】05-06-07 0.1秒先2着 湘南S

上表は、チョウサンが近一年に使った1600〜1800メートル戦のみを抜粋した詳細データだ。
左から、前半3ハロン通過、1000メートル通過、上がり3ハロン、自身1000メートル通過、自身上がり、馬場差補正値、通過順位、着差と着順、レース名を表している。

パンパンの高速馬場だった昨年の毎日王冠で、大外から直線一気に差し切ったイメージが強いせいか、この馬は軽い馬場での切れ味が身上のように思われているが、実はそ

うでもない。
道悪は確かに得意とは言えないが、近一年のマイル前後の走りを見てみると、スローからの瞬発力勝負よりもむしろ上がりがかかるレースに好走が集中しているのだ。

前走の中山記念は、休養明けということもあったろうが、1着馬カンパニー(通過順位02-02-02)の34.9秒以外、2〜5着馬の上がりが33.9〜34.2秒という、中山にしては

速い上がりが要求されたレース。
昨夏の新潟日報賞も、1着馬トウショウヴォイスが33.5秒の末脚を繰り出したのを筆頭に、1〜7着馬までが33.8〜34.1秒の上がりである。
それに対して、平均ペース寄りの前傾ラップだったニューマーケットC、毎日王冠では確実に突き抜けた。
上がりより前半3ハロンが1.1秒早かった湘南Sでも、ゴール前でマイケルバローズの末脚に屈したとはいえ、直線でいったんは先頭に立つ末脚を披露。
この馬は、究極の切れ味が問われるような後傾ラップよりも、上がりがかかる流れでこそ着順を上げるタイプだ。

ラップ適正的には、平均〜ハイペースが定番の中山マイルは間違いなく合うし、時計がかかる馬場も苦にはしない。
斤量の58キロも、これまでに2回背負っているので、この馬自身にとっては問題ない重量だろう。
叩き良化型だけに、斤量よりも年明け1戦しか叩いていない点のほうがむしろ不安だ。
直前の追い切りも時計はイマイチで、前走から一変という雰囲気ではなさそう。
このレースの、トップハンデ絶対凡走のジンクスを覆すには、いかんせんまだパワー不足か・・・。



◆マルカシェンク

36.1 − 59.7 → 35.3(37.9 → 34.2)【−0.2】09-08-05 0.5秒差4着 2008中山記念
35.8 − 59.8 → 35.9(36.6 → 35.9)【+1.3】07-03-03 0.2秒差2着 2008小倉大賞典
34.7 − 58.1 → 35.3(34.7 → 35.3)【+0.4】01-01-01 0.1秒先1着 ニューイヤー
36.6 − 59.5 → 36.0(37.3 → 35.9)【−0.3】05-06-05 0.6秒差7着 2007中山記念
35.5 − 58.9 → 36.0(36.3 → 35.9)【+0.4】07-06-04 0.6秒差7着 2007小倉大賞典

上表は、マルカシェンク近一年のレース詳細だ。
左から、前半3ハロン通過、1000メートル通過、上がり3ハロン、自身1000メートル通過、自身上がり、馬場差補正値、通過順位、着差と着順、レース名を表している。

昨年の小倉大賞典が1分47秒4、それより約1秒時計がかかる馬場で行われた今年が1分47秒9。
中山記念は、昨年今年ともに同じような馬場状態で1分47秒8。昨年と比べて成長はないが、大きな衰えもない。
もっとも、両レースともに昨年が56キロで、今年が57キロだったことを考えれば、わずかに成長の跡は見られるか。

近走は平均ラップのレースで安定した走りを見せているように、かつてのようなスローからの瞬発力勝負でなくても好勝負が演じられるようになった。
そのひとつの証が、今年の小倉大賞典だ。
35.8 → 35.9の平均ラップを、2角7番手から向こう正面で徐々に順位を上げ、3角でさらに加速しながら直線でも最後まで脚色が衰えていない。
平坦コースだったとはいえ、馬場差補正値+1.3秒というかなり時計がかかるタフな馬場でのロングスパートは、中山のマイル戦では大きな武器となる。

斤量も前走から据え置きの57キロ、年明け3戦を叩いている点も過去の傾向からまったく問題がない。
前に行った馬を捉えきれず、しかも後ろからきた馬にも差された中山記念を見る限り、1800メートルは少し長い印象。
距離適正、斤量、ローテーション、あらゆる面でこれという不安要素がない馬は、人気サイドではこの馬だけだ。
これで良馬場なら、文句なしの堅軸となる。

コメント(4)

悩ましいですね〜
11番人気までが倍率20倍以下ってたらーっ(汗)
単複より馬連ワイドですかね冷や汗
確かに悩ましい・・

一応の◎はサイレントプライド 複勝なら。。

様子見ですが。。


明日は阪神のダイワ複勝でサクっと取りたいものです。
>ざっきーさん

過去を掘り返し、現在の馬場も考慮し・・・
それでも、これという予想の足場が見えてこないダービー卿。
正直、私もまったく自信がありません。

今回は、少し手広くなってしまうにしても、ボックス買いじゃないでしょうか?
これという堅い軸馬もいませんしねぇ。
>DEPTさん

サイレントプライド、いいですね。
私も、軸にしようか迷いました。
唯一のマイル4勝馬だし、阪神芝も4戦2勝。
勝つか惨敗か、という馬なので、買うとしたら単で買いたいんですけどね。

大阪杯のダイワは、ちょっと逆らえません。
有馬記念2着馬が、斤量56キロですから。

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