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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの弥生賞【2】/京成杯と若駒S、そして土曜予想

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◆京成杯

60.8 → 49.5 − 36.6 2.02.9【+0.6】 京成杯
62.6 → 47.5 − 35.4 2.02.1【+0.6】 古馬1000万下

比較レースは、同日に行われた古馬1000万条件。
左から、1000メートル通過タイム、上がり4ハロン、上がり3ハロン、勝ち時計、【馬場差補正値】、レース名を表している。

今年の京成杯は、前半47.8秒 → 後半49.5秒、レース上がり36.6秒という前傾ラップ。
1000メートル通過60.8秒は決して早くはないが、最後方待機のベンチャーナインがクビ差まで迫ったように、直線では次々と先頭が入れ替わる消耗戦となった。
だが、勝ち時計は同日の古馬1000万クラスに0.8秒も劣る低調な内容。
これまで、35秒台前後の上がりで連対を果たしてきたマイネルチャールズにとって、上がりのかかる展開は持ってこいであったろう。
上位を占めた3頭とも、展開利のあった差し追い込み馬だけに、レースレベルの評価は微妙なところだ。

1着 37.2 − 61.8 → 35.9 2.02.9 09-09-08-09 中 マイネルチャールズ
2着 38.0 − 62.4 → 35.3 2.02.9 15-16-16-15 外 ベンチャーナイン
3着 37.9 − 61.8 → 35.8 2.03.0 15-11-11-09 外 アイティトップ
9着 37.3 − 61.9 → 36.4 2.03.6 09-11-11-12 内 シングンリターンズ

前半3ハロン通過タイムはマイネルチャールズより0.7秒遅かったものの、1000メートル通過地点では同じ61.8秒をマークし、0.1秒早い上がりを使ったアイティトップ。
4角から直線の攻防では、勝ち馬とほぼ同じ位置を併走して追い上げ、最終的にクビ+クビ差。能力的にはマイネルチャールズと互角と見ていいだろう。
この2頭に割って入ったベンチャーナインは完全に展開が向いた形で、これ以上ないぐらいこの馬の良さが発揮できた格好。
道中に脚を溜められた分、最後の脚色は群を抜いていたが、これでも勝ち馬を捉え切れないのは、現時点での実力の差だ。

消耗戦からの追い比べだったため、おそらく上位に入った差し追い込み馬はすべて全力を出しての結果。
つまり、マイネルチャールズやベンチャーナインの差し脚は、展開がハマったとしても現時点では古馬1000万クラスに劣るレベルということになる。
これらの馬たちが、皐月賞の出走権がかかった大事な一戦で、大きな脚質転換をすることは考えにくい。
京成杯でそれなりの結果を出しているだけに、今回も同じ位置取りで勝負するはずだ。しかし、それでは他の路線から挑んでくる強豪に太刀打ちするにはパンチ不足。
それならば、9着に敗れたシングンリターンズのほうが、逆転の公算を秘めてはいないか。

少し話が脱線するが・・・
この馬、実は今回の出走馬の能力比較をするうえで、絶好の物差しとなってくれている。
中山2000メートルのホープフルSと京成杯で、マイネルチャールズと2回走り、2回とも0.7秒差。
タケミカヅチとは、東京1800メートルの東京スポーツ杯と共同通信杯で2回走り、0.4秒差と0.3秒差。
同じ舞台で同じ馬と走り、ほぼ同じ着差をキープしているのである。
良くも悪くも、それだけ走りが安定しているということだが、東京スポーツ杯でフサイチアソートにつけられた着差は1.1秒。
この馬との着差を能力差とするなら、フサイチアソート > マイネルチャールズ > タケミカヅチの図式が成り立つ。
まぁ、これは偶然の産物だろうが、とにかくシングンリターンズの最大の売りは、この安定感であるということだ。

おそらく、シングンリターンズはこの弥生賞で権利が取れなければ、皐月賞出走は絶望的だろう。
ならば、皐月賞がかかったこの大一番で、すでに底が割れている中団待機の戦法を捨て、思い切った先行策に脚質転換してはくれないだろうか?
中舘が乗った未勝利戦2回は、道中3番手から直線抜け出す競馬で、3着、1着。
一瞬で距離を詰める切れ味はないものの、京成杯でも共同通信杯でも、持続力に富んだしぶとい末脚は見せていた。
共同通信杯では前半3ハロンを36.1秒で通過しており、ペースが緩む中山2000なら馬場差を考慮しても何とか先行できるラップである。
後方待機からの末脚勝負では、どうしてもタケミカヅチやベンチャーナインにはかなわないだろうが、持久力で対抗すれば十分逆転の目は残されている。
アイティトップの回避によって騎乗することになった内田には、前走惨敗したがゆえに勇断が下せる気楽な立場をフルに活かしてほしい。



◆若駒S

63.6 → 47.9 − 35.4 2.04.4【+1.1】 若駒S
62.3 → 48.5 − 36.4 2.03.6【+2.3】 寿S(古馬1600万下/2週前)

開催を重ねて馬場が荒れてきたうえに、雨や雪の影響が残る馬場だったようで、馬場差補正値は+1.1秒と時計はかなりかかった。
しかし、比較レースの寿Sはさらに悪化した馬場で、両者の間に生じた馬場差補正値は1.2秒。
これを単純に勝ち時計に置き換えると、若駒Sは古馬準オープンの寿Sより2.0秒遅い時計だったことになる。
この時計差をさらに信憑性あるものにするため、翌日に行われた古馬1000万条件の許波多特別ともラップ比較してみよう。

63.6 − 2.04.4 − ………(35.4)【+1.1】 若駒S
59.2 − 2.02.7 − 2.15.2(36.8)【+1.1】 許波多特別(古馬1000万下/翌日)

馬場差補正値はほぼ同じ。
許波多特別は、1000メートル通過が若駒Sより4.4秒も早い59.2秒というハイラップ。
この激流は最後まで落ち着くことはなく、2000メートル通過は何と2分02秒7。若駒Sの勝ち時計より1.7秒も早い時計をマークしているのだ。
【1】でも書いた通り、現3歳世代の頂上決戦で要求される能力は、古馬1000万〜準オープンレベル。
それが、芝2200戦の2000メートル通過タイムにすら1.7秒も劣るようでは、期待するほうが酷か。

ちなみに、若駒Sでアインラクスが刻んだ自身ラップは、1000メートル通過64.3秒 → 上がり34.8秒。
ブラックシェルが同舞台の福寿草特別で刻んだ自身ラップは、63.5秒 → 34.3秒だった。
両者の間に生じた馬場差補正値0.6秒を考慮しても、切れ味はブラックシェルのほうが一枚上だ。
では、2走前の未勝利戦のレベルはどうだったかと言うと、こちらも同じような検証結果であった。

62.0 − 1.14.8 − 1.26.6 − 1.38.0 − 1.49.7 − ………【+0.3】 3歳未勝利
59.6 − 1.12.7 − 1.25.3 − 1.37.3 − 1.48.7 − 2.00.7【+0.4】 古馬1000万下/翌日

上表は、翌日に行われた古馬1000万条件とのラップ比較だ。
馬場差補正値はほぼ同じだが、芝2000メートル戦だった古馬1000万下の1800メートル通過タイムに、1.0秒も負けているのである。
今回、連対率100%で挑むアインラクスだが、未勝利戦、若駒Sともに古馬1000万クラスに大きく見劣りする内容では、厳しい戦いになるのは明白だろう。



■■騙されたと思って■■■■■■■■■■■■■■■■


◆中山10R

◎ジェイウォーク
◎ダブルヒーロー

ジェイウォークは、もともと現級勝ちに加えて、準オープンでも0.6秒差5着という実績の持ち主。
本調子なら、中山マイルを 35.7 → 35.8 でまとめ、走破タイム1分34秒3をマークできる馬である。
前走は長休明けの影響もあったろうが、極端なスローペースからの上がり勝負になったことが最大の敗因。
上位3頭の上がりが33.9秒〜34.2秒で決着するような展開では、過去の上がり最速34.6秒のジェイウォークには厳しい。
今回は逃げ候補が何頭かおり、前走ほど緩いペースにはならないし、4つのコーナーが極端なハイペースも防いでくれる。
ちょうど、3、4走前のような絶好の流れになりそうなメンバー構成。
直前の追い切りも、ハイアーゲームをパートナーに、美浦坂路で3ハロン36.0秒の好時計をマーク。逆転の態勢は整った。

ダブルヒーローの前走は久々の芝だったが、同日に行われた白富士S(芝2000)の1800メートル通過タイムとほぼ同じ1分48秒ジャストをマーク。
翌日の立春賞(古馬1000万下)には0.9秒負けたが、こちらは1000メートル通過が2.3秒も早い58.3秒というハイラップで、前半までの時計差を考えると後半よく時計を詰めたほうだろう。
直前も好調教で気配絶好、展開も向きそうな今回は連勝もあり得るか?



◆阪神10R

◎ヒシハイグレード

前走は、当コミュで◎を打った当馬。
馬券にはならなかったものの、14番人気の低評価を覆して0.1秒差4着に健闘してくれた。
前走がフロック視されて人気にならないのなら、現級勝ち経験馬がこの馬のみという明らかなメンバー弱化の今回、5走前に現級で0.5秒差に好走したマイル替わりも含めて、改めて狙ってみたい。



◆中山11R/オーシャンS

◎コパノフウジン
○ナカヤマパラダイス
★サンアディユ
△ブラックバースピン
△クールシャローン
△タマモホットプレイ
△リキアイタイカン

コパノフウジンの前走は、展開がハマっただけのフロックか?
クリスタルC0.2秒差2着、シルクロードS0.1秒差4着、オーシャンS0.2秒差2着、京阪杯0.1秒差2着、京阪杯0.3秒差10着、シルクロードS0.2秒差2着。
この馬が、これまで芝6ハロンの重賞で残してきた実績を見れば、前走ぐらいは走って当然。
サンアディユの0.3秒差だった京阪杯から、ダート2戦の惨敗を挟んで挑んだ前走こそ最高の買い時であったが、今回も軽視されるなら狙ってみたい。
その理由は重賞実績だけではなく、前走で見せた自在性も大きな要素である。

33.8 → 34.8(34.7) 03-03 1.08.8 0.2秒差2着 2005クリスタルC
34.4 → 34.5(34.5) 03-03 1.09.0 0.1秒差4着 2006シルクロードS
33.3 → 35.3(35.2) 04-02 1.08.8 0.2秒差2着 2006オーシャンS
34.2 → 34.1(34.2) 01-01 1.08.4 0.1秒差2着 2006京阪杯
33.8 → 34.1(34.2) 04-03 1.08.2 0.3秒差10着 2007京阪杯
33.7 → 35.4(34.7) 08-09 1.09.3 0.2秒差2着 2008シルクロードS

これまで、コパノフウジンはどちらかと言うと、2〜3番手からの競馬で好走してきた。
実際、前走よりもテンが早かった2006年のオーシャンSでは、3ハロン通過33.3秒の流れを4番手から追走し、上がり35.3秒で2着に踏ん張っているのだ。
この馬自身が刻んだラップは、前走が34.6秒 → 34.7秒で0.2秒差、4走前の京阪杯が34.0秒 → 34.2秒で0.3秒差。

当コミュが掲げる【自身が平均ラップを刻んで安定した着差をキープしている馬は、ラップの前後傾に対して柔軟性があり、脚質やペースにおいて融通性が高い】という持論に、まさしく当てはまる馬。
つまり、コパノフウジンはテンの3ハロンと上がり3ハロンが、高いレベルで安定しているため、どんなラップ構成のレースにも幅広く対応可能だし、同時に道中の位置取りも融通がきくということだ。

今回のメンバーで、もう1頭コパノフウジンに似たバランスタイプがいる。
ナカヤマパラダイスである。この馬は、前走で◎を打ったのだが、惜しくも0.2秒差の4着であった。
直前の追い切りも悪くなく、当然今回も狙っていくのだが、サンアディユから16着までが1.0秒以内だった京阪杯組は、ナカヤマパラダイスだけでなく、今回はすべて押さえておくべきだろう。
上の着順から順に挙げると、ブラックバースピン、ナカヤマパラダイス、クールシャローン、タマモホットプレイ、コパノフウジン、リキアイタイカンの6頭だ。

サンアディユに次いで人気になりそうな、8枠の2頭。
ただでさえ、直線を向くまでコーナーリングが続くような形態の中山1200メートル。
加えて、外が伸びない今の中山芝では、外枠に入った差し馬は厳しくはないだろうか?

馬券は、◎と○から△へのワイド、◎と○のワイドを厚めに。
遊び馬券は、サンアディユと◎○の2頭軸から、△4頭への3連複。

ワイド
7−14・・・2000
2−7・・・500
7−9・・・500
7−10・・・500
7−11・・・500
2−14・・・500
9−14・・・500
10−14・・・500
11−14・・・500

3連複
4−7軸 2、9、10、11、14流し
4−14軸 2、7、9、10、11流し
各400円

複勝
◎と○に5000円ずつ

計2万円の予定



◆中山12R

◎マルサライガー

当コミュとしては、絶対に外せない中山ダート1800メートル。
当たり前の馬を選んで、無難に乗り越えようなどとは一切思わない。

現級勝ちの実績があるのは1頭、連対実績も4頭のみという低調なメンバー構成で、現級惨敗組にも十分チャンスはある。
白羽の矢を立てたのは、マルサライガー。

前走は、ハイペースを2番手追走で、自身ラップの3ハロン通過が35.2秒。
途中から折り合いを欠いたせいもあり、明らかに早すぎるハイラップで、最後バテたのも仕方ない展開だった。
コース半周で流れが早くなりやすい東京マイルから、道中のペースが緩むコーナー4つの中山1800メートルに替わるのはプラス。
枠順的にも、内の逃げ馬をやり過ごし、前に馬を置いて内々の経済コースを通れるので、折り合いにも不安はなさそうだ。
1週前の調教では馬なりで好時計を叩き出し、鞍上も【1.1.0.1】の横山典にスイッチ。逆転に向けて、絶好の条件が整った。



◆阪神11R/チューリップ賞

58.1 − 1.09.6 − 1.21.1 − 1.33.8【−1.1】 阪神JF
57.8 − 1.09.2 − 1.21.0 − 1.33.4【−1.1】 古馬500万下
57.4 − 1.08.7 − 1.20.3 − 1.33.1【−1.2】 Gホイップ(古馬準OP)

比較レースの古馬500万下を勝ったリアルコンコルドは、この3走後に準オープンの飛鳥Sで0.2秒差の3着になった馬。
前日の古馬準オープン・ゴールデンホイップTとの時計比較からも、事実上準オープンクラスの時計レベルだったと考えていいだろう。
朝日杯FS同様、阪神JFも世代最強を決定する戦いとしては、申し分ないレベルだったことが証明された。
では、そのレースで上位に食い込んだ馬たちの力関係はどうなのだろうか?

1着 35.6 → 35.2 12-11-08 1.33.8 トールポピー
4着 35.0 → 35.8 05-06-02 1.34.1 オディール

上表は、阪神JFでトールポピーとオディールが刻んだ、自身ラップの比較である。
昨年の阪神JFは、1000メートル通過が58.1秒というハイペース。先行勢壊滅の展開だった。
そんな中、道中は5〜6番手を追走し、早めの仕掛けで4角2番手まで押し上げていたオディールは、かなり厳しい流れだったにも関わらず0.3秒差に踏ん張った。
両者が刻んだ自身ラップを見ると、前半3ハロンはオディールが0.6秒早く、上がりはトールポピーは0.6秒早い時計。
どちらも、テンと上がりは高水準の平均ラップを示しており、大崩れしにくいラップ構成である。

同じ平均ラップではあるのだが、ラップバランス的に厳しかったのはオディールだろう。
何しろ、3角6番手の位置からマクって4角2番手ということは、上がり4ハロンの地点からスパートをかけたことになる。
おそらく、上がり4ハロンの時計は3ハロンほど差が開いていないはずだ。
つまり、オディールは前半で相当な脚を使いながら、後半でも長くいい脚を持続させたということ。

トールポピーも、これまで平均ラップを刻みながら、高いレベルで安定した成績を残してきた馬。
先行しても後方で待機しても、それなりに結果が出せるタイプだけに、ここでも軽視はできないが、この舞台、この距離においてはオディールに分がありそうだ。
では、オディールの単から入るのか?
私はあえて阪神JF組ではなく、セントポーリア賞3着のスペルバインドから入ってみたい。

61.4 → 47.9 − 35.3 2.01.7【+0.1】 セントポーリア賞
60.9 → 48.3 − 36.3 2.01.3【+0.2】 調布特別(古馬1000万下/翌週)

上表は、セントポーリア賞と翌週に行われた、古馬1000万下・調布特別とのラップ比較だ。
全体時計では0.4秒劣ったものの、前半1000メートル通過が0.5秒劣っただけにも関わらず、上がりは1.0秒早い時計をマーク。
ほぼ同じ位置からの競馬となったクリールトルネードには直線で競り負けたが、狭いところを割って入り、自ら活路を見出す強い内容だった。
新馬戦の札幌で34.2秒の上がりを叩き出してることから、切れ味に乏しいわけではないだろう。
その新馬戦では、勝ったヤマニンキングリーから0.3秒差、きさらぎ賞を制したレインボーペガサスに0.1秒先着。
素質の高さは、阪神JF上位陣を凌駕する。

馬券は、スペルバインドからの馬単で。

コメント(2)

最後の望みだった中山最終、◎マルサライガー4着・・・今日は綺麗に散りました。
マイナス約2万円です。

しっかし、マルサライガーまでもが馬券にならないとは・・・これだけは3着以内なら堅いって自信あったんですけど。
まだまだ甘いですね。

本日は、不細工な予想を晒してしまい、申し訳ございません。
明日こそは!(笑)

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