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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの朝日杯FS【1】/レベルの高いレースを探る・その1

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先週の阪神JFは、当コミュでイチ推しだった新潟2歳S組が見せ場なく惨敗。
密かに◎候補だった惑星マイネブリッツも、果敢に逃げたが最後は失速し、ズルズルと後退していった。
代わって上位に入ったのは、新潟2歳Sに次ぐレベルと判定を下した、ファンタジーSと黄菊賞の連対馬。
どちらも11月に行われたレースで、いかに直近のレースが本番に直結するかを思い知らされた。

そして、先週の敗戦でもうひとつ気付いたことが。
それは競馬の法則ではなく、ノブ屋の法則です。
これまでの当コミュの歴史を振り返ってみると、馬券の種類に関わらず、最終的に決定した馬券の買い目が10点を超えたときに的中したことはほとんどない。
毎日王冠(3連複5頭ボックス)にしろ、先々週のアプローズ賞(3連複1頭軸5頭流し)にしろ、馬券は10点であった。

結局、ボクの臆病な性格が馬券に出ている、ということでしょう。
自信のないときは馬の取り捨てが決まらず、点数が無意味に広がっていく。馬券下手に極めて多く見られる症状。
「ノブ屋の買い目が10点を超えるときは、ただでさえ低い的中確率が、さらに落ちる」の法則、ぜひ覚えておいて下さい。
では、長ったらしい前置きが終わったところで、朝日杯の検証に入りたいと思います。


◆萩S(京都芝1800)

59.8 − 1.12.1 − 1.23.9 − 1.35.4 − 1.47.9 (48.1 − 35.8) 萩S
60.5 − 1.12.1 − 1.23.3 − 1.35.0 − ……… (46.6 − 34.5) 三年坂特別(同日)

上表は、萩Sと同日に行われた三年坂特別(古馬1000万条件/芝1600)のラップ比較だ。
左から、5ハロン目以降の1ハロンごとの通過タイム、( )内は上がり4ハロン、3ハロンの時計を表わしている。
ひと目見て分かるのは、今年の萩Sが1600メートル通過まで、古馬1000万条件と遜色ないラップを刻んでいたこと。
この日、三年坂特別を勝ったオーシャンエイプスは、次走のウェルカムS(準オープン)も勝ち、一気にオープンまで上りつめた馬。レベルは疑いようもない。

間違いなく、今年の2歳戦で最もレベルが高かったのは萩Sである。
振り返れば2年前、フサイチリシャールが勝った2005年の萩Sも重馬場だったが、上位4着にはドリームパスポート、ロジック、メイショウサムソンの名があった。
重賞ではない、という理由だけで軽視されるのなら馬券的には願ったり。
残念ながら、このレースで最も次走に期待が持てそうだったマイネルスターリーや、勝ち馬のフローテーションは出走せず、頂上決戦に名乗りをあげたのは、サブジェクト(4着)とヤマニンキングリー(8着)の2頭だけ。
しかし、今年の萩S組は2005年同様、今後の重要なレースで必ず活躍馬を出すはず。覚えておいて損はないだろう。

1着 1.47.9 35.3(3位) 04-03 3人気 フローテーション
2着 1.47.9 35.8(6位) 01-01 2人気 ダンツキッスイ
3着 1.48.0 34.7(1位) 10-11 11人気 マイネルスターリー
4着 1.48.0 34.8(2位) 10-08 1人気 サブジェクト
5着 1.48.1 35.8(6位) 02-02 9人気 カシノネロ

さて、今回登録しているサブジェクトとヤマニンキングリーは、本番に向けてどれほど期待が持てるかを検証してみたい。
0.7秒差8着ヤマニンキングリーが、黄菊賞で後の阪神JF馬を差し切っていることが、すでにひとつの結論だろう。
問題は、ヤマニンキングリーとサブジェクトの力量差がどれほどなのか。
この2頭は、これまで同じレースを2度走った。ひとつは札幌2歳S、そしてもうひとつが萩Sだ。

サブジェクト 札幌2歳S/0.1秒差2着 → 萩S/0.1秒差4着
Yキングリー 札幌2歳S/0.8秒差9着 → 萩S/0.7秒差8着 → 黄菊賞/0.0秒先1着

サブジェクトとヤマニンキングリーの、札幌2歳Sと萩Sでの着差がほぼ同じということは、両者の能力差をそのまま表わしていると言えるだろう。
能力の序列においてサブジェクトより劣るヤマニンキングリーが、黄菊賞でトールポピーを下したとなれば、サブジェクトには当然それよりも高いパフォーマンスが期待できる。
しかも、これだけ早いペースで流れながら、上位5頭中3頭が4角3番手以内の馬だったことからも分かるように、この日は差し馬の決め手を封じるほど馬場が渋っていた。
それでいて、サブジェクトは上がり2位の末脚で4角8番手から飛んできたのだから、評価に値する4着だ。
そして、萩S5着馬カシノネロを、東京1400メートルで0.3秒下したギンゲイも、軽視できない1頭として加えておきたい。



◆京王杯2歳S(東京芝1400)

47.2 − 0.59.1 − 1.10.5 − 1.22.7 − ……… (47.7 − 35.5) 京王杯2歳S
48.3 − 1.00.4 − 1.11.8 − 1.23.4 − 1.35.9 (47.6 − 35.5) 古馬1000万下(同日)

上表は、京王杯2歳Sと同日に行われた古馬1000万条件(芝1600)のラップ比較だ。
左から、4ハロン目以降の1ハロンごとの通過タイム、( )内は上がり4ハロン、3ハロンの時計を表わしている。
比較レースを勝ったスズカコーズウェイは、次走の昇級戦でも0.1秒差の4着に好走し、レベルは文句なし。

京王杯2歳Sは比較レースよりも、4ハロン通過時点で1.0秒、5ハロン通過で1.3秒、6ハロン通過で1.3秒早いラップをマークしている。
さすがにラスト1ハロンは落ち込んだが、それでも1000万クラスの1400通過タイムより0.7秒早い時計は優秀だ。
終いのまとめ方も1000万条件とほぼ同じで、まさに距離が1ハロン短いだけで同質のレースを演じたと言っていい。
時計、ラップ構成、上がり、すべてにおいて萩Sに匹敵するハイレベルな内容である。

1着 1.22.7 34.9(1位) 09-09 1人気 アポロドルチェ
2着 1.23.0 35.1(3位) 09-10 12人気 ドリームシグナル
3着 1.23.0 35.7(5位) 01-02 4人気 レッツゴーキリシマ
4着 1.23.2 34.9(1位) 14-14 6人気 フォーチュンワード
5着 1.23.2 35.6(4位) 08-06 3人気 ミッキーチアフル

スタートで1馬身置かれ、3〜4コーナーの勝負どころでも外を回らされながら、上がり34.9秒で2着以下を0.3秒突き放したアポロドルチェを、本番で馬券から切る理由はまったくない。
何しろ、比較レースの上がり最速は、4角10番手からキタノリューオー(0.2秒差5着)が出した34.8秒。
アポロドルチェは、ほぼ同じ位置から古馬1000万クラスと同じ末脚を繰り出したことになる。
本番では、圧倒的な人気を背負うだろうが、ここは仕方ないだろう。

そして、勝ち馬以外で注目したいのが3着馬レッツゴーキリシマ。
6着以下に敗れた馬たちは、ことごとく上がり36秒以上かかった馬たちばかりで、1〜2番手から35.7秒の持続力は特筆に値する。
比較レースで逃げたスーパーキャノン(4着)も、上がり35.6秒という粘りを見せたが、まさにこれと肩を並べる数字。
直線が短い中山に変わるのも条件好転で、本番でもこの粘りは軽視できない。

4角10番手の位置から、内々をロスなく回ってきたドリームシグナルは、勝ち馬の不利を考えると能力的には着差以上の差があるだろう。
これまでの自身上がりも34秒台を切ったことはなく、今回は時計のかかる馬場が実現させた末脚だったと考えるのが妥当ではないか。

良馬場に変わって怖いのは、むしろ4着馬フォーチュンワードのほうかもしれない。
今までは、先行して粘り込む競馬で好成績を積み重ねていたが、今回たまたま発馬で後手を踏んで後方からの競馬を余儀なくされた。
デビューから3戦し、良馬場での上がりが35.2秒、35.3秒、35.2秒の馬。
普通なら14番手になった時点で惨敗確定と思ってしまうが、何と予想外の上がり最速タイ。
ためれば牝馬特有の切れる脚が使えることを知った松岡にとっては、これはかなりの収穫だったはずだ。
何より輸送を嫌い、あえて阪神JFをスキップした点が不気味である。



◆東スポ杯2歳S(東京芝1800)

59.4 − 1.12.2 − 1.24.2 − 1.35.5 − 1.47.4 (48.0 − 35.2) 東スポ杯2歳S
60.2 − 1.12.4 − 1.23.8 − 1.34.9 − 1.46.9 (46.7 − 34.5) 神奈川新聞杯(翌日)

翌日の古馬1000万条件との比較では、前半早いぶん上がりで劣るのは仕方ないところか。
走破タイムでわずか0.5秒差なら、まずは合格点と言える。
もっとも、神奈川新聞杯に出走したメンバーは、萩Sや京王杯2歳Sの比較レースと比べたら低レベル。
勝ちタイムが古馬1000万クラスの平均的な時計だったにも関わらず、2着以下が0.5秒も置いていかれたほどだ。

59.4 − 1.12.2 − 1.24.2 − 1.35.5 − 1.47.4 東スポ杯2歳S
59.8 − 1.12.1 − 1.23.9 − 1.35.4 − 1.47.9 萩S

上表は、萩Sと東スポ杯2歳Sのラップを比較したものだが、ほとんど同じラップ構成と言っていい。
ただし、萩Sは第8レースまで小雨がパラつく稍重馬場だったことを忘れてはならない。
直線平坦な京都と、坂のある東京との違いはあるにせよ、稍重の萩Sより上がりでそれほど勝っていない点は気になるところ。
ここで改めて、東スポ杯2歳Sの上位馬を確認してみたい。

1着 1.47.4 34.2(2位) 09-08-08 9人気 フサイチアソート
2着 1.47.6 34.3(3位) 09-09-08 3人気 スズジュピター
3着 1.47.6 34.5(5位) 05-07-07 5人気 スマイルジャック
4着 1.47.9 35.2(8位) 02-03-03 1人気 ゴスホークケン
5着 1.48.1 34.4(4位) 14-14-13 4人気 タケミカヅチ

中団で脚をため、直線で差してきた馬が上位を占めたのは、ハイペースで前が止まり、かつ後方待機の脚が切れる馬場だったからだ。
逃げた2番人気ダンツキッスイが9着、2番手を追走したメジロガストンが最下位と、先行馬がことごとく馬群に沈んだことが何よりの証。
このレースに限って言えば、2着馬スズジュピターよりも、4着馬ゴスホークケンのほうが厳しい競馬を強いられたことになる。
休養明けで+10キロの余裕残し、さらにスタートで出遅れたことを考えれば、叩き2戦目となる本番ではガラリ一変の可能性を含んではいるが・・・。



◆ダリア賞(新潟芝1400)

45.9 − 57.9 − 1.09.4 − 1.21.4 − ……… (47.4 − 35.5) ダリア賞
46.9 − 58.4 − 1.09.7 − 1.20.9 − 1.33.8 (46.9 − 35.4) 月岡温泉特別(翌日)

翌日の古馬1000万クラス、芝1600メートルの月岡温泉特別のラップと比較。
月岡温泉特別を制したマイネルクラッチは、昇級戦の次走でも0.5秒差の4着に健闘。
2着馬カゼノコウテイも、次走で1000万クラスを卒業し、続く昇級戦でも3着。
3着馬カレンナサクラは、次走も僅差の3着だったが、秋華賞で0.6秒差の6着と、メンバーのレベルはなかなかのもの。

しかしながら、内回りと外回りの差はあるものの、勝ちタイムが月岡温泉特別の1400メートル通過より0.5秒遅れは微妙。
新発田城特別(古馬500万クラス/芝1400)の勝ち時計が1分21秒1なので、ダリア賞は古馬500万クラスと同レベルという位置づけが妥当か。
では、ダリア賞で最も強い競馬をしたのは、どの馬だったのだろう?

1着 1.21.4 34.7(1位) 06-06 2人気 スズジュピター
2着 1.21.7 35.3(4位) 03-04 11人気 フォーチュンワード
3着 1.21.7 35.4(5位) 03-02 1人気 ダイワマックワン
4着 1.21.7 34.8(2位) 08-08 4人気 マイネルアトレ
5着 1.21.9 35.8(8位) 02-02 8人気 ルルパンブルー

3ハロン通過34.0秒、4ハロン通過45.9秒は、今年の新潟の2歳戦にしてはそれほど早くはない。
その翌々週に行われた、ラルケットが勝った新馬戦ではこれよりも早いラップが刻まれている。

34.0 − 45.9 − 57.9 − 1.09.4 − 1.21.4 スズジュピター
33.9 − 45.6 − 57.3 − 1.09.1 − 1.21.8 ラルケット

ラルケットの新馬戦がダリア賞に劣ったのは、最後の1ハロンのみ。
なぜそうなったかと言うと、前に行った馬が最後まで踏ん張ったからである。
これだけの流れを牽引してきた先行勢が、ラスト1ハロンで余力を残せなかったのは当然。
では、差し馬のレベルが低かったかと言うとそうではなく、後方待機勢の中にはアロマキャンドルがいた。

つまり、ダリア賞の先行勢はラルケットが勝った新馬戦より楽なラップを刻んでいたのだ。
2着馬フォーチュンワードは、芙蓉Sでスマイルジャックを差し切って勝利、さらにハイレベルの京王杯2歳Sで0.5秒差の4着に好走。
3着馬ダイワマックワンとて、レースレベルは別にしてオープンの上位常連。先行馬が弱かったとは考えにくい。
となれば、時計的なレベルはさておき、相手関係においてスズジュピターは、世代トップクラスの先行勢を前残りの展開で並ぶ間もなく抜き去り、さらに0.3秒突き放したことになる。

ダリア賞、東スポ杯ともに、レースレベルは決して高くないが、相手関係において侮れない実績を持つスズジュピター。
これはちょうど、阪神JFにおけるアロマキャンドルと重なる。
人気を集めるだけ集め、やっぱりレベル査定通りダメでしたという結末になるか否か。
当コミュの性質上、いかに相手関係で優れた実績を持っていても、直近のレースで何か本番で好走できる可能性を秘めた数字が示されていないと、どうしても高い評価は与えにくい。
3戦して連対率100%という底を見せていない怖さはあるが、この馬は買うとしても△までだろう。

コメント(5)

レッドキャタピュラー、今週末も登録してるんですか!?
しかも最終・・・むむ。
これは出て来たら狙わないテはないですね。
朝日杯も堅そうだし、高配当は他で狙うしかないので、騙されてみちゃいます。
ギンゲイは、萩S5着馬を前走で完封してるのが立派。
確かに、ノリなら100人力ですが、騎乗停止では仕方ないですね。
朝日杯では誰が乗るんでしょうか? 北村ですか?
たぶん、前に行く馬が多く、流れが早くなりそうなので、本番では後方待機策に出るかもしれませんね。

スマートギャングは、まだ検証してないんですよ。
早いとこ調べないと・・・

レッドキャタピュラー出ないんですか。もったいない。
とりあえず、明日新聞が出たら改めて枠順も含めて検討したいですね。

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