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競馬・ダメ予想家のダメダメ理論コミュの賞金について

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JRAにおいて、馬のクラスを判断する基準は、すべて「収得賞金」によって決定されます。
この「収得賞金」とは、重賞以外のレースでは1着馬のみ、重賞レースでは1、2着馬までに加算されるもので、実際に馬主が受け取る賞金とはまったく性質が異なります。

JRAの賞金制度は、競馬歴数年という方でも誤解を抱きやすいので、改めてその定義をここで確認したいと思います。


◇収得賞金
クラス分けのために使われる、いわば馬の能力を判断する基準値となるもの。

◇本賞金
1着〜5着馬までに馬主に支払われる賞金。収得賞金計算の元になる数値。

◇総賞金
1着〜5着馬の本賞金、および付加賞などすべての賞金を加算した数値。
獲得賞金とも言う。



●1レースごとに付与される収得賞金

今回、テーマとして取り上げた『クラス再編』に大きく関わってくるのは「収得賞金」の部分です。
先にも書いたように、重賞競走以外は1着馬のみが付与の対象。各クラス別の「収得賞金」は下表の通り。
左から、1着本賞金、収得賞金、条件を示しています。


700万   400万  2歳新馬
500万   400万  2歳未勝利      
700万   500万  2歳 500万下
1000万   400万  2歳 500万下特別  
1600万   800万  2歳オープン

700万   400万  3歳新馬
500万   400万  3歳未勝利
700万   500万  3歳 500万下
1000万   500万  3歳 500万下特別
1400万   600万  3歳1000万下特別
1900万   950万  3歳オープン

740万   500万  4歳上 500万下    
1050万   500万  4歳上 500万下特別
1050万   600万  4歳上1000万下
1480万   600万  4歳上1000万下特別 
1830万   900万  4歳上1600万下
2400万   1200万  4歳上オープン

※4歳上は、3歳上も含みます。
※重賞競走は、そのレースの1着本賞金、2着本賞金のそれぞれ半分が、「収得賞金」として加算されます。



●収得賞金によるクラス分け

JRAにおける、競走馬のクラスとは、500万クラス、1000万クラス、1600万(準オープン)クラス、オープンクラスの4つ。
これらのクラス分けは、「収得賞金」の合計値によって決定されますが、昨年の夏からそのクラス分けの基準が大きく変わりました。
まずはそれぞれのクラスと「収得賞金」の関係を確認していきましょう。


1〜6月中旬(クラス再編前)
500万クラス・・・・4歳以上 500万以下
1000万クラス・・・・4歳以上1000万以下
1600万クラス・・・・4歳以上1600万以下
オープンクラス・・・4歳以上1600万超


6月中旬〜12月(クラス再編後)
500万クラス・・・・3歳以上 500万以下
1000万クラス・・・・3歳以上1000万以下
1600万クラス・・・・3歳以上1600万以下
オープンクラス・・・3歳以上1600万超


昨年の夏以前までは、各クラス呼称と「収得賞金」の関係が、馬齢によって異なっていたため、分かりにくいシステムでした。
例えば、1〜6月中旬までの古馬1000万下クラスで言うと、4歳なら1000万以下、5歳以上は2000万以下など。
そうした誤解を招きやすいクラス分けを廃止し、昨年夏からは単純に若馬(夏以降の2歳馬、春の3歳馬)と古馬(夏以降の3歳以上、春の4歳以上)だけに分類する昇級ルールに改正されたわけです。

2歳の新馬戦がスタートし、3歳馬が古馬と同じレースで走る6月中旬の『クラス再編』を境に、古馬枠のくくりが4歳以上から3歳以上に変更。
現4歳以上の馬は、「収得賞金」を半分にした上で、改めてクラス分けをすることになります。
この、「収得賞金」を半分にするという部分が重要で、これによって下のクラスに落とされた4歳馬を『降級馬』と呼びます。

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