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露西亜の蹴球コミュの2008年シーズン

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3月14日、いよいよロシア・プレミアリーグが開幕しました。このトピックではプレミア2008年シーズンについての情報が交換できればと思います。
まずは第1節の結果から。

テレク(グローズヌイ)0:3クルイリヤ・ソヴィエトフ(サマラ)
CSKA(モスクワ)1:1シンニク(ヤロスラヴリ)
ヒムキ0:3アムカル(ペルミ)
スパルターク(ナリチク)2:1サトゥルン(ラーメンスコエ)
ルチ・エネルギヤ(ウラジヴォストーク)1:1モスクワ
トミ(トムスク)0:0ディナモ(モスクワ)
ゼニット(サンクトペテルブルク)0:0スパルターク(モスクワ)
ロコモチフ(モスクワ)0:1ルビン(カザン)

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2008年のプレミアリーグ各クラブとその監督及び主な入退団者を書いておきます。まずは上の8チーム。
・ゼニット(サンクトペテルブルク)
監督:アドフォカート
入団:シロコフ(ヒムキ)、ファイズーリン(スパルタークN)
退団:ハーゲン(ウィガン)、シクルテル(リヴァプール)、スピヴァーク(クバン)、レベジェフ(ルチ・エネルギヤ)、マクシモフ(シンニク)
・スパルターク(モスクワ)
監督:チェルチェソフ
入団:パヴレンコ(シンニク)、ジャナエフ(カマズ)、マイダナ(バンフィールド)
退団:ジェデル(ルマン)、トルビンスキー(ロコモチフ)、ボヤーリンツェフ(シンニク)、コヴァレフスキ(コロナ、ポーランド)、レプコ(ルビン)
・CSKA(モスクワ)
監督:ガザエフ
入団:リカルド・ジェズス(スパルターク・ナリチク)
退団:マンドルィキン(トミ)、グーセフ(ドニエプル、ウクライナ)、タラーノフ(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、ラティーニョ(コリンチャンス)、ブルミストロフ(ルチ・エネルギヤ)
・モスクワ
監督:ブロヒン
入団:ポリャコフ(ロストフ)、コンツェダロフ(ロストフ)、カリョーシン(クバン)
退団:コスコ(ルビン)、セマク(ルビン)、モラレス(ラシング)、ゴラフスキ(シンニク)
・サトゥルン(モスクワ州ラーメンスコエ)
監督:ガジエフ
入団:トピチ(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、アングブヴァ(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、ゼラウ(コリンチャンス)、ヴォロビヨフ(クルィリヤ・ソヴィエトフ)
退団:ゴグア(スパルタークN)、ジャウクシタス(ジャルギリス、リトアニア)、エシポフ(引退)
・ディナモ(モスクワ)
監督:コベレフ
入団:ケルジャコフ(セビージャ)
退団:なし
・ロコモチフ(モスクワ)
監督:ラヒモフ
入団:トルビンスキー(スパルタークM)、ハード(スポルティング)、ムジリ(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、レヴェネツ(アムカル)
退団:イヴァノヴィチ(チェルシー)、パシーニン(引退)
・アムカル(ペルミ)
監督:ボジョヴィチ(モンテネグロ)
入団:スタルコフ(ロストフ)
退団:サヴィン(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、レヴェネツ(ロコモチフ)
続いてもう8チームです。

・ヒムキ(モスクワ州ヒムキ)
監督:ムスリン(セルビア)
入団:ピリプチューク(スパルタークN)ダンツェフ(ロストフ)、バイラモフ(ルビン)
退団:チーホノフ(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、シロコフ(ゼニット)、ヴォロビヨフ(サトゥルン)

・ルビン(カザン)
監督:ベルドゥイエフ
入団:コスコ(モスクワ)、セマク(モスクワ)、レプコ(スパルタークM)、シャロノフ(シンニク)、ルィジニコフ(トミ)
退団:コリニコ(フルハム?)、カリスト(バスコダガマ)、ブドゥイリン(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、アユポフ(バルチカ)、ビクマエフ(スパルタークN)、シーネフ(ウラル)

・トミ(トムスク)
監督:ペトラコフ
入団:マンドルィキン(CSKA)、ヨキチ(トルペド)、B.アジンジャル(ルチ・エネルギヤ)
退団:ルィジニコフ(ルビン)、クリチー(ロストフ)セルジュコフ(テレク)、プロシン(アラニヤ)

・スパルターク(ナリチク)
監督:クラスノジャン
入団:ゴグア(サトゥルン)、コチュベイ(アンジ)、ビクマエフ(ルビン)
退団:ファイズーリン(ゼニット)、ピリプチューク(ヒムキ)、リカルド・ジェズス(CSKA)

・クルィリヤ・ソヴィエトフ(サマラ)
監督:スルツキー
入団:チーホノフ(ヒムキ)、ヤロシク(セルティック)、R.アジンジャル(ルチ・エネルギヤ)、オ・ボムソク(横浜)、ベロジョーロフ(カマズ)、タラーノフ(CSKA)、ブドゥイリン(ルビン)
退団:ムジリ(ロコモチフ)、トピチ(サトゥルン)、アングブヴァ(サトゥルン)、メドヴェージェフ(シビリ)

・ルチ・エネルギヤ(ウラジヴォストーク)
監督:ヴリチ(クロアチア)
入団:ブルミストロフ(CSKA)、ダコスタ(ASEC、コートジボワール)
退団:シタニューク(ロストフ)、ロボフ(ロストフ)ルスラン・アジンジャル(クルィリヤ・ソヴィエトフ)、ベスラン・アジンジャル(トミ)、セモチコ(シンニク)

・シンニク(ヤロスラヴリ)
監督:ユラン
入団:ブルノ・バシュタ(ナシオナル、ポルトガル)、セモチコ(ルチ・エネルギヤ)、ライザンス(クバン)、マクシモフ(ゼニット)、ゴラフスキ(モスクワ)、ボヤーリンツェフ(スパルタークM)
退団:パヴレンコ(スパルタークM)、コノヴァロフ(SKAエネルギヤ)、シャロノフ(ルビン)、ヴァシーリエフ(シビリ)

・テレク(グローズヌイ)
監督:ナザレンコ
入団:セルジュコフ(トミ)、ザバヴニク(スパルタ)、イリエフ(CSKAソフィア)、エッサメ(ボアヴィスタ)
退団:レヴィツキー(ロストフ)、チュイセ(SKAエネルギヤ)、ヴァルラモフ(引退)
第2節の結果。

クルィリヤ・ソヴィエトフ0:2CSKA
シンニク1:2ロコモチフ
スパルターク1:0トミ
サトゥルン3:1テレク
ルビン1:0ルチ・エネルギヤ
モスクワ0:2ゼニット
ディナモ2:0ヒムキ
スパルターク・ナリチク0:1アムカル

ゼニット、スパルターク、CSKA、ロコモチフの老舗軍団はそろって初勝利。特にゼニットはブロヒン新監督率いるモスクワとの対戦で注目されたのですが、アルシャーヴィンとアニュコフのゴールで問題なく白星を挙げています。
一方、2連勝を飾ったのはアムカルとルビンだけ。ロシアのサッカー界ではどうしても冷や飯を食わされがちな地方のチームだけに、頑張ってほしいですね。
第3節結果です。

ルチ・エネルギヤ1:0シンニク
トミ2:1モスクワ
ヒムキ3:3スパルターク
テレク2:1スパルターク・ナリチク
アムカル1:2ディナモ
CSKA1:0サトゥルン
ゼニット1:3ルビン
ロコモチフ2:0クルィリヤ・ソヴィエトフ

好調ルビン、アウェイでゼニットを下す大金星。今季から移籍したベテラン、セルゲイ・セマクが同点ゴールを決めています。一方、アムカルはディナモに敗れ去って開幕からの連勝は2でストップしました。
ブロヒンの監督就任で注目のモスクワは1分け2敗、いまだ勝利を挙げていません。またテレク(チェチェン)は、スパルターク・ナリチク(カバルダ・バルカル)とのカフカース対決を制して初白星を飾りました。
第6節終了時点での順位です(カッコ内は勝ち点)。

1.ルビン(18)
2.ディナモ(14)
3.ロコモチフ(13)
4.アムカル(10)
5.クルィリヤ・ソヴィエトフ(10)
6.テレク(9)
7.スパルターク(9)
8.CSKA(8)
9.トミ(7)
10.ゼニット(7)
11.スパルターク・ナリチク(6)
12.サトゥルン(5)
13.ルチ・エネルギヤ(5)
14.シンニク(5)
15.モスクワ(3)
16.ヒムキ(2)


何というか、いろんな意味で戦前の予想を裏切っている順位表ではないでしょうか。まずはカザンがまさかの6連勝で首位を独走。同じく地方クラブの古豪となりつつあるアムカル、それにモスクワ勢の中では影の薄かったディナモとロコモチフも頑張っています。もう1つ、グローズヌイのテレクが6節終了時点でこんな上にいるとは思いもしませんでした。
対照的に、ゼニット・スパルターク・CSKAの3強が今ひとつパッとしません。CSKAはヴァグネル・ラヴがケガで抜けて攻撃力が大幅ダウン、スパルタークもパヴリュチェンコが2軍に落とされたりしてそれぞれ戦力に問題を抱えているのですが、ゼニットがどうして勝てないのかはよく分かりません。
昨季4位、今年はブロヒン監督招聘で台風の目となるかに思われたモスクワは、6試合でいまだ勝ち星なしと、別の意味で波乱を巻き起こしています。長年クラブを指導してきたベロウス会長が突然退任するなど、内部で色々と問題が生じている模様。そのモスクワに輪をかけて勝てないヒムキではムスリン監督が更迭、今シーズンのロシアリーグで初の指揮官退場となってしまいました。
第7節の結果です。

ディナモ0:2ルビン
ルチ・エネルギヤ1:3CSKA
アムカル2:0シンニク
ヒムキ1:0クルィリヤ・ソヴィエトフ
トミ0:1サトゥルン
スパルターク1:1モスクワ
ロコモチフ0:0スパルターク・ナリチク

※ゼニット:テレクは7月1日に延期

ルビン、遂に開幕7連勝でロシア・リーグの新記録達成。勝ち点21で独走状態です。セルゲイ・セマクが抜群の働きで、久々の代表招集も取り沙汰されているところ。
CSKAは久々に3点取りましたが、そのうち2得点はジョーとヴァグネル・ラヴ。良くも悪しくもブラジル人次第ですね、ここは。7試合で7点という得点力の低さは、昔のガザエフを知る身にとっては嘘みたいな話です。スパルタークも勝ち点10の7位と低迷しており、今ひとつ浮上のきっかけがつかめません。
ヒムキはようやく今シーズン初白星を飾りました。一方モスクワは相変わらず勝てず、最下位に落ち込んでしまいました。今のところブロヒンの首が危ういという話は表面化していませんが、どうなることやら
第8節の結果です。

クルィリヤ・ソヴィエトフ2:0アムカル
ルビン0:3スパルターク
シンニク2:0ディナモ
スパルターク・ナリチク0:3モスクワ
サトゥルン2:2ヒムキ
テレク1:3トミ
ロコモチフ2:2ルチ・エネルギヤ

※CSKA;ゼニットは7月30日に延期

連勝ルビン、遂に初黒星。前評判は高かったもののここまでパッとしなかったスパルタークですが、今シーズン初と言っていい大仕事をやってくれました。ただしアムカルやディナモ、ロコモチフといった上位陣もそろって勝ちを逃し、差はそんなに縮まっていません。現在のところルビンの勝ち点は21なのに対し、2位ロコモチフ15、3位ディナモ14、4位はクルィリヤとアムカルが13で並んでいるという状況です。またモスクワは今季初の白星を飾って最下位を脱出しました。

ゼニットの試合延期は言うまでもなくUEFA杯決勝進出に絡んでのものでしょうが、当然ながら物議を醸してはいます。2005年にCSKAが同杯を制した時にも同じようなことをやって、やはり色々と言われていたものでした(もっともCSKAの方が延期した試合数は多かったと記憶していますが)。
ユーロ2008も閉幕し、ようやくプレミア再開です。先週末に行われた12節の結果を書いておきます。

ルチ・エネルギヤ1:1ヒムキ
クルィリヤ・ソヴィエトフ2:2ルビン
スパルターク・ナリチク2:1シンニク
テレク3:1スパルターク
CSKA0:2ディナモ
ゼニット5:1トミ
ロコモチフ0:1アムカル

※サトゥルン:モスクワは9日に実施

CSKAとスパルタークはユーロ疲れモードか。一方のゼニットはやたらと元気で、アルシャーヴィンもポグレブニャークもいないのに5点を叩き込んで勝利しました。注目される若手の1人、ヴィクトル・ファイズーリン(22歳)が2ゴールを決めており、ますます攻撃陣が充実しそうな勢いです。もっともゼニットは、UEFA杯の関係で延期した試合がやたらと多く(12節終了時点で消化しているのは7試合のみ)、後半が苦しいスケジュールとなってくるかもしれません。

あと、上でちょっと触れましたが、アルシャーヴィンは移籍か残留かはっきりするまでは試合に出ない(出さない)んだそうです。クラブ側によれば、「一定の金額以下での移籍はない」とアルシャーヴィン本人に伝えてあり(金額自体も教えてあるそうです)、双方共にそれで納得しているとのこと。今の段階では、正式なオファーはバルセロナからしか来ていないようですが、その具体的な内容は分かりません。いずれにせよ、水面下で交渉が続いているのでしょう。
9日の試合結果です。

サトゥルン0:0モスクワ(第12節)
ゼニット3:4スパルターク・ナリチク(第11節)

ゼニット、本拠地で痛恨の敗戦。これからの過密日程を考えると、ここでつまづいていてはダメなはずなんですが。一方のスパルターク・ナリチクは5位につけていて、地味に頑張っているという印象です。首位のルビンもそうですが、今年は地方のクラブが健闘していますね。
ゼニット:スパルターク・ナリチク戦ですが、実はアルシャーヴィンが出場していたのですね。行き先がはっきりするまで試合には出さない方針だったはずなのに。ということは残留決定か?その一方で、アルシャーヴィンの代理人は「イングランドのクラブからオファーがあったが金額で折り合いがつかなかった。これからも交渉は続く」と話しており、今後どうなるか予測もつかない状況です。
いずれにせよ、アルシャーヴィンが出てこの負け方をしたというのは、ゼニットにとっては余計に痛い話でしょうね。

もう1つ、CSKAのヴァレーリー・ガザエフ監督が今シーズン限りでの退任を発表しました。オーナーのギネルも「今から後任探しに着手する」と言っています。
ガザエフのCSKAにおける功績は疑いようがないものですが、流石に長期政権となり過ぎて、最近では少し倦んできた感もありました。なので、時期的には丁度いいのかもしれません。まだまだ老け込む年でもないだろうし、ガザのことだからしばらく休んだらまた帰ってくることでしょう。
第13節の結果です。

アムカル2:0ルチ・エネルギヤ
スパルターク1:5CSKA
シンニク0:0クルィリヤ・ソヴィエトフ
トミ1:0スパルターク・ナリチク
ディナモ4:2ロコモチフ
モスクワ0:0テレク
ヒムキ1:4ゼニット

※ルビン:サトゥルンは16日に開催

今回は盛大に点が入った試合が多かったですね。スパルタークは宿敵CSKAを相手に全く酷い試合をやらかして惨敗。懲罰的な措置としてチトフとカリニチェンコ、モーツァルトという主力3人をユースチームに落としたそうなのですが、このやり方がまた非難を呼んでいます。このまま雰囲気を悪くしてしまうようだとチェルチェソフ監督の首も危ないかも。
今のところルビン(勝ち点26)、アムカル(25)、ディナモ(24)が上位3強です。ただしディナモが13試合消化しているのに対し、ルビンとアムカルは12試合のみ。今季はUEFA杯に伴いゼニットが試合を延期させまくったこともあり、各クラブの試合消化数が不均等で正確な順位が出し辛いところがあります。
それにしても、この3チームがこれほど頑張ると予想できた人は少なかったのではないでしょうか。特に、リーグ屈指の貧乏クラブと言われるアムカルの健闘は特筆に値すると思います。これまでロシアのサッカーはモスクワ(+サンクトペテルブルク)への一極集中的な傾向が目立っていたのですが、ルビンやアムカルなど地方のクラブがここまでやってくれるのは初めてのことで、面白い傾向です。
16日の試合結果。

ルチ・エネルギヤ0:0ゼニット(第10節)
アムカル3:3CSKA(第11節)
ルビン0:0サトゥルン(第13節)

ご覧の通りで3試合とも引き分け。ゼニットはまたもや勝ち点を逃しました。これから日程的にも厳しくなってくるし、アルシャーヴィンの去就はいまだはっきりしないしで雰囲気的にはあまりいいことがなさそうです。
首位の2チーム(ルビン、アムカル)は仲良く引き分けましたが、アムカルの粘り強い戦いぶりは特筆に値すると思います。ロシア屈指の貧乏クラブなのに、よくやっていますよ実際。
第14節。

ロコモチフ2:2スパルターク
トミ3:1ヒムキ
スパルターク・ナリチク1:1クルィリヤ・ソヴィエトフ
ゼニット2:0アムカル
ルチ・エネルギヤ1:0ディナモ
CSKA0:2モスクワ
テレク0:0ルビン

※サトゥルン:シンニクは23日に実施

ルビンはこのところ全く元気なく引き分け続き。2位以下もお付き合いで勝ち点を落としているからまだ首位を守っていますが、この状態では先行きもよろしくなさそうです。一方、共に不調で監督の交代も噂されるようになったスパルタークとロコモチフは引き分け。チトフが外されているスパルタークでは、キャプテンを務めたのはロマン・パヴリュチェンコでした。
23日の試合結果。

サトゥルン4:0シンニク(第14節)
ゼニット1:1ロコモチフ(第9節)

ゼニットは次は26日にディナモと対戦。UEFA杯の関係で試合日程をずらしまくった結果、やたらと余裕のないスケジュールとなっています。暑さも暑し、今が胸突き八丁というところではないでしょうか。
第15節の結果。

ルビン1:1CSAKA
ディナモ1:0ゼニット
アムカル0:0トミ
モスクワ0:3ロコモチフ
スパルターク3:0ルチ・エネルギヤ
シンニク1:1テレク

※クルィリヤ・ソヴィエトフ:サトゥルンは明日開催

ゼニットは厳しいですね。次は30日にCSKAとの試合で、相変わらずきつい日程が続きます。なお、古巣相手の戦いが注目されたディナモのケルジャコフはケガのため欠場でした。
このところの戦いぶりに批判が多かったロコモチフとスパルタークはそろって快勝。また首位2チーム(ルビン、アムカル)は仲良くスコアレスドローでした。
現在の順位はルビン(勝ち点29)、アムカル(27)、ディナモ(27)、ロコモチフ(24)、スパルターク(24)が上位集団を形成しています。混戦といえば混戦ですが、引き分けばっかりでもたもたしているルビンを他チームが追い切れない、何ともフラストレーションのたまる展開。
しばらくぶり、の第21節です。

モスクワ2:1スパルターク
テレク1:4ゼニット
サトゥルン2:0トミ
クルィリヤ・ソヴィエトフ3:0ヒムキ
ルビン1:0ディナモ
シンニク1:2アムカル
CSKA4:1ルチ・エネルギヤ
スパルターク・ナリチク0:1ロコモチフ

ルビンは追走するディナモを蹴落として首位堅守。序盤だけの「台風の目」にとどまらず、ここまで勢いを持続させているのは大したものだと思います。ゼニットとCSKAも調子を上げてきましたかね。対照的にスパルタークはなかなか浮上できません。監督交代の効果が現れていない感じです。
現在の順位は1.ルビン(勝ち点45)、2.ディナモ(36)、3.アムカル(35)、4.CSKA(35)、5.スパルターク(33)、6.クルィリヤ・ソヴィエトフ(33)、7.ゼニット(31)が上位7チーム。ただしゼニットのみは20試合の消化にとどまっています。
早いもので、2008年シーズンも残すところ後わずかとなりました。現在の順位と各クラブの勝ち点です。

1.ルビン(54)
2.CSKA(47)
3.ディナモ(44)
4.アムカル(40)
5.ゼニット(38)
6.クルィリヤ・ソヴィエトフ(38)
7.スパルターク(34)
8.ロコモチフ(34)
9.モスクワ(33)
10.スパルターク・ナリチク(30)
11.テレク(30)
12.トミ(26)
13.サトゥルン(26)
14.ヒムキ(20)
15.ルチ・エネルギヤ(20)
16.シンニク(15)

各チームとも30試合中25試合までを消化。ただしゼニット、ロコモチフ、サトゥルン、シンニクは1試合ずつ多く残しています。
それにしてもルビンは強いですね。マークされていなかったクラブが春先だけ暴れて後はしぼんでいく、というケースは何度も見ているのですが、ここまで頑張るとは。もしも優勝を果たせば、カザンに本拠地を置くチームとしてはロシア史上初(調べてないですがソ連時代を通じても初めてのケースだと思います)、モスクワ以外のクラブではスパルターク・アラニヤ(ウラジカフカース)とゼニット(サンクトペテルブルク)に次いで3番目になります。残り5試合、どうなるでしょうか。
CSKAは前半全く冴えなかったのですが、皮肉なことにガザエフ監督が今シーズン限りの勇退を発表してから猛烈な追い上げを見せています。しかも、チームの中核だったブラジル人2人(ジョーとドゥドゥ)を国外に移籍させているのに。その代わり、アラン・ザゴエフが育ったことが大きいですね。弱冠18歳にして攻撃陣の一角を担う選手にまで成長、代表でもデビューを果たしています。

ゼニットは、UEFA杯でも頑張りすぎたし、国内ではまあこんなもんかなと。ルビンの台頭にも見られるように、リーグ全体が底上げしている感があるから、以前のスパルタークのように絶対的な王者が何年も君臨し続けるのは難しいと思います。
一方、そのスパルタークやロコモチフのように、数年前までロシアのサッカー界を引っ張っていたビッグクラブが中位を漂っているのを見るのは少し悲しい。特にロコモチフは、ショーミン監督が去って以来やることなすこと上手くいかない感があります。何とかならないものか。

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