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Richie Kamucaコミュのリッチー・カミュカについてのコメント。

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これまでリッチーのコミュニティは本当になかったのでしょうか?
私の見落としかと確認したつもりでが見当たらないので、エイとばかり作ってしまいました。

ウエストコーストのテナープレイヤーはほとんどの人をライブで聴いていますが、リッチーは若くして亡くなった事もあり実物が聴けなかったのが残念でなりません。

レスター系でありながら、同時にハードバップ系の力強いプレーも織り交ぜるリッチーならではのプレー。

彼の代表作はモード盤ですが、実は同時期にハリー・リムがプロデュースしたキイノートへもリーダーアルバムの吹き込みが有ると言われています。
いつか世に出るのだろうと待ち続ける事、数十年。
もはや原盤は存在しないのでしょうか?

皆様からのリッチーに関する書き込みを、お待ちします。
よろしく。

コメント(44)

Pacific Jazzに吹き込まれた、ウディ・ハーマンのオーケストラでも活躍したバストランペットのCy Touffのリーダーアルバム。

めきめき売り出し中だったKamuca、スイングしまくっています。
ウエストコーストらしい、さわやかな演奏が聴けます。
ジャズギタープレイヤーのDempsey WrightがANDEXレーベルに残したアルバム。

Vic Feldman(p), Ben Tucker(b), Stan Levey(dms)のリズムセクションを率いて、もちろんRichieのテナーが"Easy to Love" "9:20 Special" "Indian Summer"等を歌い上げています。

このアルバムのプロデューサー兼アレンジャーは、ウエストコーストの名アレンジャー兼テナープレーヤーのBill Holmanです。
さて、この2枚のアルバム。
左はタイトル写真にも使った"west Coast Jazz in Hi-Fi"
右の裸婦の絵画を使ったアルバムは"Jazz Erotica"と名づけられたHi−FIレコード盤。

実はこの2枚、内容は全く同じセッションが入っています。
Richie KamucaとBill Holmanの2本のテナーを中心に、トランペットにConte CandoliとEd Leddy, トロンボーンのFrank Rosolino, ピアノにVince Guaraldi, ベースにMonty BudwigそしてドラムスがStan Leveyのおなじみウエストコースター勢ぞろいで、乗りの良い仕上がりになっています。

特に私個人的には、Richie Kamucaが早いテンポでスインギーに吹く、"Stella by starlight"
普段スローバラッドで演じられる事が多いこの曲で、快調にスイングしています。

ところでなぜ、ジャケットが2種類有るのか?
ご存知の方は、教えて下さい。
私は両方ともLPで持っていますが、左はステレオ盤で右はモノラル盤です。
それだけで、ジャケットを変えたのでしょうか?

Roy Eldridge-Richie Kamuca Quintet

1965年〜66年頃、ニューヨークで一時カミュカはエルドリッチのグループのレギュラーメンバーだったようで、その時期の録音です。
他のメンバーはDick Katz(p), Tommy Potter(b), Eddie Locke(dms)のリズム隊。

スイングトランペットの第一人者であるエルドリッチと、モダンバップテナーのカミュカ。
決してバランスが良い組み合わせとも思えないのですが、そこはプロ。
Comin' Home Babyなどという凄い曲も演奏しながら、それなりのアルバムに仕上がっています。

それにしてもこのジャケットは、何なんでしょう?
予算がないので適当に、スタジオの外の空でも撮影下のでしょうか?
Howard RumseyのLighthouse All-Starsは、1950年年代にロサンゼルスのハーモサビーチに有ったジャズクラブ「ライトハウス」を舞台に活躍したグループ名。
演奏は並だがマネージメント能力が高かったベーシストのハワード・ラムゼイがリーダーとなって、有名なウエストコーストのスタープレーヤー達を次々と同グループに参加させました。

「ライトハウス」でのライブ盤も残っていますが、このグループの多くの録音はコンテンポラリーレコードのスタジオで行われました。

ここにご紹介のアルバムは"In the solo spotlight!"と題された一枚。
ウエストコーストのスタープレーヤーを集めたセッションで、一曲づつ各プレーヤーにスポットを当てています。
参加メンバー中Conte Candoli(tp), Frank Rosolino(tb), Bud Shank(as), Bob Cooper & Richie Kamuca(ts), Claude Williamson(p)などにスポットが当てられており、Richie は”That's Rich"という曲でご機嫌にスイングしています。
多くのコンボセッションに参加しているリッチーですが、本来のビッグバンドでも数々の名ソロを残しています。
西海岸を代表する「スタン・ケントン」「ウディ・ハーマン」の両オーケストラでも、スタープレーヤーでした。
Buddy Bregmanのバンドでも、軽快にスイングしています。
Richar Kamuca 1976 と題されたアルバム。
JAZZZというロスのマイナーレーベルから発売された、リッチーのリーダーアルバムです。

リッチーのテナーのバックは、ピアノレスのギタートリオ。
Mundell Lowe(g), Monte Budwig(b), Nick cirello(ds)とライナーに書かれていますが、ベースはモンティ・バドウイッグ、ドラムスはニック・セロリのスペル間違いかと。
何しろマイナーレーベルなので、ライナーもいかにもタイプライターで打ちっぱなしですといった楽しい作りになっています。

I concentrate on youにスタートする選曲は、If I love again, Some other spring, Fly down to Rio などご機嫌な8曲。
!tis autumnでは何とリッチー、唄っています。

右はJAZZZから版権を買い取って同じ内容を再発売したコンコード版です。




私は再発されたコンコード版を買いましたけど
ラストの歌には驚きました(^^)
ズート・シムズとも違った、意外としゃがれた感じでしょうか。
そうですね。
インパルス盤のWaiting Gameで聞けるズートの歌も、又味がありますね。
リッチーが参加した、西の名ドラマーMel Lewisのリーダーアルバム"Got' Cha"
サンフランシスコのマイナーレーベル、JAZZ Recordsに吹き込まれた作品。

リッチーのテナーの他にEd Leddy(tp), Jerry Coker(ts), Pepper Adams(bs)の4管をフロントラインに据えて、Johnny Marabuto(p), Dean Reilly(b), そしてMel Lewis(ds)のリズム隊。

"in a mellowtone"以下全7曲の演奏は、いずれも知的な香りが。
それもそのはずでアレンジャーには演奏にも参加しており音楽大学の教授でもあるジェリー・コーカーをはじめ、ペッパー・アダムス、ジョニー・マラブト、そして更にレニー・ニーハウスとビル・パーキンスの名前も。
音色の系列が同じカミューカとコーカーの、テナーの聞き比べも楽しめるアルバム。
同じ西海岸物でもロスより北のサンフランのレコード会社企画だけに?より知的なプレーに聞こえます。
すばらしいコミュニティですね。まだまだ僕の知らないカミューカ参加のアルバムがあることがわかってとても嬉しいです!!僕は密かに西のモブレーといっていますが、本当に太く濃くよく歌うテナー、大好きです。おすすめはシェリーマンがリーダーのブラックホークでのライブ3部作。といいながらまだVOL2は持っていませんが、ジャズのスタンダードをご機嫌に演奏しています。ちなみにそのメンバーでのカミューカの生映像があるんですが、ご存知ですか?
モブレー様、ご参加ありがとうございます。
シェリー・マンのブラックホークライブ盤ではリッチーの調子が決して良いとは思えませんが(アイデアが出ず?同じフレーズを繰り返したりしていますね)、グループパフォーマンスとしてはいかにもあの時代の西海岸ジャズのムードを伝えてくれる価値有るアルバムですね。
かつてのコンテンポラリーのLPではVol.4までしか出なかったのに、後にCD盤で世に出たVol.5が一番ジャズ的にはレベルが高いような気がします。
ご指摘のリッチーの映像ですが、やはりシェリー・マン&ヒズメンの映像の事でしょうか?
かつてショーティー・ロジャースのセッションとカップリングでビデオ発売されて、DVD化されています。
Speak Lowなどをガンガン吹くリッチー、やはりカッコいいですね。
"WEST COAST DAYS"と名づけられた、Fresh Sound 盤の2枚のCD。
リーダー名はJoe Godon&Scott Lafaroとなっていますがこの2枚は全く同じ内容のセッションが収められており、全セッションに共通するプレーヤーはもちろんRichie Kamuca。
リッチーのリーダーアルバムにしなかったのが、不思議なCDです。

最初の3曲、”Our Delight" ”Summertime" ”Poinciana"はShelly Mann & His menの演奏でJoe Gordon(tp)とRichie(ts)の2管がフロント。
そうモブレー様ご推薦のブラックホークと同じメンバーなのですが、こちらはブラックホークではなくロスのライトハウスでのライブ盤です。

残りの2曲、4曲目と5曲目の”It could happen to you"と”Bass blues"のメンバーはRichie Kamuca(ts)、Victor Feldman(p), Scott LaFaro(b), Stan Levey(ds)といういわばリッチーカミュカカルテットのセッションで、1958年のこちらもライトハウスでのライブパフォーマンス。
リッチーがシェリーマンのグループに参加する直前の録音と思われますが、ここではリッチーの司会の声も入っています。

左は1992年に、Fresh Soundから発売されたオリジナル?CD盤。
右は2004年にジャケットデザインを一新して再発売されたリイシュー盤ですが、なぜか私同じ内容と知りつつ両方購入しておりしかも2004年盤は未開封のまま置いております。



Zoot Simsのアルバム、何で?
何かの間違い?っと思われるかもしれませんが、ちょっと待って下さい。

ZootがAl Cohnと組んだテナーデュオ「アル&ズート」はあまりにも有名ですが、実は時折このグループにリッチーが第3のテナーとして加わって、3テナーでもパフォーマンスが行われていました。
そしてこのLPは、その貴重な記録です。

"Suitably Zoot"と名付けられたこのアルバムは、かぼちゃマークのPUMPKIN PRODUCTIONより発売されました。
A面が3テナーの、競演。
B面はZootとBob Brookmeyerのクインテット演奏が、収められています。

A面のメンバーは Zoot Sims, Al Cohn、 Richie Kamuca(ts), Dave Fishberg(p), Tommy Potter(b), Mel Lewis(ds)で、1965年10月にニューヨークで録音されています。
演奏曲はTickle ToeとOn The Alamoの2曲のみですが、各10分を超える演奏で三人のテナーが個性を出して熱演を聞かせてくれます。
テナーデュオというとデクスター・ゴードンとワーデル・グレイやアル・コーンとズート・シムスに代表されますがアル&ズートの話題にしたので、では我がリッチーはというとやはりビル・パーキンスとの2テナーデュオという事になりますね。

左はパシフィックジャズに吹き込まれた「ジャスト・フレンド」
パーキンスとカムカの2テナーチームのセッションと、パーキンスがアート・ペッパーと組んだアルト&テナーの2つの演奏が楽しめます。
どちらも心地良い西海岸風サウンドに溢れたセッションが聞けます。

右はリバティに吹き込まれたパーキンス&カムカの「テナーヘッドオン」
良くジャケットを読んでいただくと、何とハワード・ラムゼイ監修のライトハウスオールスターシリーズの一枚として世に出ています。
いずれもスインギーで、バッピーな演奏が楽しめます。
The Brothers.
ブラザースって何だろう。
ソウルブラザーでは、ありません。

1950年〜60年代にジャズの世界でブラサースというと一般に、レスターヤング系の白人テナーサックスプレーヤーの総称に使われる場合が多いと思います。

Brothersの名前を使ったアルバムも多く作られていますが、それらを象徴するのはウディ・ハーマン楽団の演奏したFour Brothers(ジミー・ジュフリ作曲)かもしれません。

当時のブラザーというとまずアル・コーンとズート・シムス、他にアレン・イーガー、ブリュー・ムーア、ハービー・スチュアートさらにスタン・ゲッツも代表的なプレイヤーかと思います。

今回紹介のレコードは、1955年6月のニューヨーク吹込み。
19番目で紹介したビル・パーキンスとリッチー・カムカのデュオにプラスでアル・コーンが参加したようにも見えますが、やはりこれはブラザースです。
ジャケット写真が、実にカッコ良いですね。

メンバーはAl Cohn, Bill Perkins, Richie Kamuca(ts), Hank Jones(p), Barry Galbraith(g), John Beal(b), Chuck Flores(ds)となっておりセッションによってはガルブレイスが他のギタープレイヤーと交代しています。

演奏されている曲は有名なスタンダードは一切なく、パーキンスやナット・ピアース、ボブ・ブルックマイヤーなど有名ジャズメンのオリジナル曲が中心。
ジャズのLPとしては異例の、12曲が詰まっています。

全編に渡ってリラクゼーションの世界が展開されているのですが、欠点は一曲の時間の短さ。(12曲も入っているので)
どちらかというとアレンジの力が勝っている白人らしいアルバムになっていますが、短めの演奏の中にもレスターの息子達の個性的なプレーが展開されています。

モードと言えば、Kamuca??
トロンボーンの名手フランク・ロソリーノとカムカが2管でフロントを固めたロソリーノのリーダーアルバムと、数少ないリッチーのリーダーアルバム。
間違いなくモードレコードを代表する、2枚と言えるでしょう。

その後アメリカや日本国内でも再発売されたりCD化され更にCDの再発売も繰り返され今では比較的入手しやすいモード盤ですが、私がモード漁りに熱中した30年位前は本当に入手が困難なレーベルでした。

オリジナル盤が世に出て今では50年くらい経過しているわけで当時でももうオリジナル盤は一般市場より姿を消していましたし、まだVSOPやFresh Soundsの再発も無い時代でした。

その中でやはりハリウッドに有ったInterludeというModeの親戚?会社がいくつかのモード盤を、ジャケット写真を変えて再発売していました。
ものによってはこのInterludeのジャケットを好み、こちらを探しているコレクターもいらっしゃいます。

私も左のロソリーノ盤は苦心の末Interlude盤をやっと、ニューヨークの怪しげなジャズレコード専門中古ショップで相当ボラレながらも購入しました。
メンバーは
Frank Rosolino(tb), Richie Kamuca(ts), Vince Guaraldi(p), Monty Budwig(b), Stan Levey(ds)で、1957年6月のハリウッド録音。
ロソリーノのオリジナル3曲の他に、ビル・ホルマンの曲やリチャード・ロジャースやガーシュインのスタンダード曲など8曲を演奏しています。

右のモード盤”Richie Kamuca Quartet"はモードのオリジナルで現在も営業を続けている都内の中古レコードショップで、やはり30年位前に見つけました。
けっこう良心的な値段だったのですが、一ヶ月昼飯抜きの覚悟で購入したのを記憶しています。

1956年6月のロスでの録音で、Richie Kamuca(ts), Carl Perkins(p), Leroy Vinneger(b), Stan Levy(ds)のメンバーで心地良い演奏が展開されています。

"Richie Kamuca Quartet"
1956年1月11日にニューヨークで吹き込まれたもじ通りリッチーの初リーダーアルバムなのですが、ジャケットを表示する事が出来ません。

なぜかというとこのトピックの最初にも書き込んだのですが、このアルバムは結局現在に至るまで世に出ていない幻のレコードだからです。

吹き込んだレーベルは、Keynote。
このレーベルの創始者は後にFamous doorレーベルを作ってビル・ワトラス、ジョン・バンチ、ブッチー・マイルスやスコット・ハミルトンも起用したハリー・リムで、当時Keynoteにもレスター・ヤングやコールマン・ホーキンス、レニー・トリスターノ等の名盤を吹き込ませています。

なぜ、リッチーの初リーダーアルバムが世に出て来ないのか?
何回かの幻の名盤ブームでも、全く発掘される気配はありませんでした。
ファンとしてはまだまだ奇跡を信じたいのですが、こうなるとマスターテープが紛失か損傷したものと推測せざるありません。

ちなみにイプセンのディスコグラフィーによると、メンバーは
Richie Kamuca(ts), vince Guaraldi(p), Monty Budwig(b), Joe Morello(ds)となっています。
演奏曲目は
Gal in Calico
Ginza
It's yu or no one
It had to be you
Lost April
Moonlight becomes you
The night has a thousand eyes
One man's famine
以上の8曲となっています。


こんにちは、重箱の隅を突く様な書き込みで申し訳ありません。

> 吹き込んだレーベルは、Keynote。
> このレーベルの創始者は後にFamous doorレーベルを作ってビル・ワトラス、
> ジョン・バンチ、ブッチー・マイルスやスコット・ハミルトンも起用したハリー・リムで、

大和明さんの解説を読むとHarry Lim (Born February 23, 1919) は、
「1943年暮れから1947年にかけて、プロデューサーとして数々の正統派スイング・
ジャズメンによる中間派コンボ・セッションの名盤を生み出した。
1949年に自己のHLレーベルを設立し、・・・50年代中期のLP時代に入って
から彼は一時『キーノート』・レーベルを復活させたが、永続きしなかった。
そこでレコード店のリバティ・ミュージックに勤めたが、
当時の同僚であったのが『プログレッシブ』・レコードのプロデューサーになった
ガス・スタティラスである。ハリーは1956年に大手レコード店の
サム・グッディーズに移り、そこのジャズ部門を担当し、・・・・」


ところでハリー・リムがリッチーの録音をプロデュースした作品はありましたっけ?
BAKU佐々木様。
ご指摘、ありがとうございます。

リッチーがキーノートに吹き込みを残しているのは事実と信じていますが、当時のキーノートがハリー・リムとは無関係だったのではないかという事なんですね?

それとキーノートを作ったのも、ハリーではないのでしょうか?
Famous doorのレコードには間違いなく、プロデューサーとしてハリーの名前がクレジットされています。
> 波輪伊庵留海孤 さん

私もあちこちで拾い読みの知識しかないのですが、

> 当時のキーノートがハリー・リムとは無関係だったのではないかという事なんですね?

たまたま見つけた書き込みですが、
http://www.organissimo.org/forum/index.php?showtopic=8189

1956年当時はキーノートから離れている可能性があると思いました。

> それとキーノートを作ったのも、ハリーではないのでしょうか?

「1943年暮れから1947年にかけて、」という引用が正しければ
キーノートを作ったのはハリーではないと思われます。

> Famous doorのレコードには間違いなく、

そうですねFamous Door はハリーのレーベルに間違いないと思います。
私も彼とこのレーベルの大ファンです。

ちなみにハリーの写真です。御大、J.R.モートンと一緒です。

http://www.doctorjazz.co.uk/jelly14.html
http://www.doctorjazz.co.uk/jelly20.html

少ない情報で申し訳ありませんが、この先も何か情報が見つかれば
書き込ませていただきます。



BAKU佐々木様、ありがとうございます。

私も色々知識が増えて、得をした気分です。
今後も情報お待ちしていますので、よろしくお願い致します。

私は是非「キイノートのRichie Kamuca発売を望む会」でも結成して、待ちたいと思います。
今度は歌物で、行って見ましょう。
Ruth Priceがシェリー・マンのグループをバックに、ハリウッドに有ったシェリー・マンが経営するジャズクラブ「シェリーズマンホール」で歌ったライブ盤がこれです。

コンテンポラリーレコードよりリリースされた一枚で、1961年3月の録音です。

もちろんRuthのバックを勤めたシェリーのグループにはリッチーが加わり、Ruthにまけじとテナーを唄わせています。
西海岸のハードバッパーであるシェリーのグループパフォーマンスとルースの清らかな歌声が不思議なバランスを保って、スインギーな作品になっています。

ちなみにルースはかつてデーブ・グルーシンの奥様だった事もある女性で、64年にはハリー・ジェームス楽団の専属歌手として来日も果たしています。

このアルバムのメンバーは
Ruth Price(vo), Shelly Manne(ds), Russ Freeman(p), Chuk Berghofer(b), Conte Candoli(tp), Richie Kamuca(ts)
コール・ポーターのI Love Youに始まり、ごきげんな12曲を披露しています。
Brown's Bag.
偉大なベーシストRay Brownが1976年に吹き込んだ、コンコードレーベルへのデビュー盤であります。

ここでは2つのグループのユニットが録音されていますが、ハードバップ志向のグループで迫力のあるリッチーのテナーの快演が光ります。
このメンバーは
Blue Mitchell(tp), Richie Kamuca(ts), Art Hillery(p), John Guerin(ds)そしてもちろんベースはRay Brownです。

演奏曲は
Blues for Eddie Lee.
a Time for Love.
Surry witgh the Fringe on top.
の3曲とSurry with the Fringe on topのrepriseバージョンを加えた計4曲。

又同アルバムにはキーボードにDave Grusinを迎えたややフュージョンチックなアレンジのセッションも、3曲収録されております。
Vanguard盤"Easy Swing"

もともとは10インチ盤の、Nat PierceとMel Powellのリーダーアルバムをカップリングした30センチLPです。

A面を飾る白いベーシーことNat Pierce Bandのメンバーとして、リッチーが実にスインギーなプレーをしています。

録音は1955年2月の、ニューヨーク。
ハードバッパーで鳴らしたリッチーがこの時期に、後のコンコード時代を思わす中間派寄りのスタイルを聴かせてくれる楽しいアルバムです。

何せリズムセクションはNat Pierce(p)の他にWalter Page(b), Jo Jones(ds),更にFreddie Greene(g)まで加わった正にベイシーサウンド。
これにDoug Mettome(tp), Urbie Green(tb), Med Flory(as), Richie Kamuca(ts), Jack Nimitz(bs)と達人たちが参加しています。

曲は
Stompit off
Constance
Blues yet?
Why notg?
の4曲です。
こちらは1976年にConcordで作られた、"Kansas City Express"

ドラマーのJake Hannaがリーダーのアルバムですが、ピアノはこちらもホワイトベーシーのNat Pierce。
ベースがMonty Budwigというリズム隊にBill Berry(tp)とRichie Kamuca(ts)が豪快にスイング。
曲によってはMary Ann McCallのヴォーカルも、聴けます。

くつろぎの中に、最高のスイング感。
後期のリッチーを、代表するアルバムなのかもしれません。

ここで演奏されているのは
Doggin' Around
Robin's Nest
Stompin' at Savoy
Handful of stars
It's sand man
That Old Feeling
Just a Sittin' and a Rockin'
wrap your troubles in dreams
I got it bad and that ain't good
Castle Rock
の10曲です。
名アレンジャーであるManny AlbamがMCAに残した、"The Jazz Greats of Our Time"。
このアルバムにはVol.1とVol,2がありますが、1957年にニューヨークで録音されたVol.1のメンバーはG.Mulliganが参加してはいるものの主に東海岸のメンバーが中心でArt Farmer, Bob Brookmeyer, Phil Woods, Zoot Sims, Al Cohn等が参加していますが、同年8月にロスで作られたVol.2は西海岸志向でウエストコーストのスター達がズラリ。

サックスセクションを見ても、Herb Geller(as), Richie Kamucak, Bill Holman, Med Flory(ts), そしてCharlie Marianoがバリトンサックス。

このアルバムほぼ全曲でリッチーのソロが聴けますが、コール・ポーターの"It's De-Lovelyにおけるカミューカとホルマンの8→4→2→1小節交換あたりがハイライトになっていると思います。


西海岸のマックス・ローチと称されたStan Levey.
シェリー・マンと並んで西を代表するドラマーとして、スタンケントンオーケストラやハワード・ラムゼイのライトハウスオールスターズなどで活躍しました。

レギュラーグループとして活動していたのかは不明なのですが、彼のリーダーアルバムにもしっかりリッチーの名前が見えます。

左は1956年11月にベツレヘムに吹き込まれた"Grand Stan".
Conte Candoli(tp), Frank Rosolino(tb), Richie Kamuca(ts)の3管を支えるのはSonny Clark(p), Leroy Vinneger(b), そしてスタンのドラムス。
Yesterdays.
Angel eyes.
Who do I love you.
Grand Stan.
Hit That Thing.
Blues at Sunrise.
A Gal in Calico.
Tiny's Tune
の8曲で、リッチーもはつらつとしたテナーを聴かせています。

右のアルバムはモードに57年6月に吹き込まれた"Stan Levey/5".
こちらはConte Candoli(tp)とKamuca(ts)の2管のフロントを、Lou Levy(p), Monty Budwig(b),そしてスタンのドラムがバックアップ。
全6曲中の2曲"Stan Still"と"One for Joan"が、リッチーのオリジナル曲です。
ちなみにJoanというのは、リッチーの奥様の名前のようです。
"Drop Me Off in Harlem"

A)Richie Kamuca(ts), Herb Ellis(g), Ray Brown(b).
B)Richie Kamuca(ts), Dave Frishberg(p)

1977年にCONCORDに吹き込まれた、ニューヨークの地下鉄のジャケット写真が印象的な作品。

曲によってカミュカ、ハーブ・エリス、レイ・ブラウンのトリオか、カミュカとフリッシュバーグのデュオで演奏され、このアルバムでもリッチーの唄も聴けます。

トリオではエリス、ブラウンと三者がバランスの良いプレーを聴かせ、デュオではフリッシュバーグのピアノの左手が奏でるベースラインが印象的です。

ハードバッパーとして鳴らしたリッチーもこのアルバムでは、しっとりと中間派的なスイングテナーを聞かせてくれます。

Drop me off in Herlem. (trio)
I didn't know about you. (duo)
All alone. (duo)
Dear Bix. (trio)

Three little words. (duo)
It must be true. (trio)
With the wind and the rain in your hair. (duo)
Herlem butterfly. (duo)

K.YAMAGATA様
遅くなりましたが、書き込みありがとうございます。

モードのカミューカとマーシュをカセットに・・・・とは何と良いセンスなのでしょう。
そうですね、くつろぎの西海岸ジャズは春〜初夏が似合います。
どうか一緒にリッチーを聴いて、人生を豊かにしましょう。
よろしく、お願い申し上げます。
このトピックの?でご紹介したHI-FI原盤のリッチーの快作、「ジャズ・エロティカ」が突然CDで復刻されて現在輸入CDJazzを扱うショップで販売されています。

ジャケットもオリジナルの、裸婦画版を使用。

Bill Holmanのアレンジも生きて、スインギーでビューティフルな西海岸ジャズに仕上がっております。
特に?にも書き込みましたが、アップテンポでスイングする「星影のステラ」がたまりません。
> HI-FI原盤のリッチーの快作、「ジャズ・エロティカ」

いつも通っているジャズ喫茶での話ですが、
この店では砂浜にサックスやトランペットのジャケット、
確かFresh Sound盤をずっとかけていたのですが、
ある日、そろそろ帰ろうかと思っている頃にちょうどこの盤がかかって、
気にも留めず、プレイヤーの横に立てかけてあるジャケットをちらっと見ると
うわ〜、あこがれの全裸盤...
慌てて手に取ってまじまじと検証させていただきました
もちろんジャケット裏です! 
どこにも国内盤の表記なし、紙質も充分'50年代風、
あらためてジャケットの表を拝んで帰ってきました。


私の手元にあるのはFresh SoundのCD(エロチカ盤)です。


では、ポテ様のリクエストに応えてもう一種類の浜辺のジャケット盤から、スターアイズをお送りします。

1958年にロスのテレビに出演した、シェリーマン・アンド・ヒズメンの演奏する「フランキー」。
シェリー・マンのドラムス、リッチーのテナーの他にトランペットがコンテ・カンドリ、ピアノがラス・フリーマン、ベースがモンティ・バドウイッグと最強のメンバーのプレーが聴けます。
> No.11

> Richar Kamuca 1976 と題されたアルバム。
> JAZZZというロスのマイナーレーベルから発売された、

今日、ジャズ喫茶でかかりました、JAZZZ盤の方でした。

> Nick cirello(ds)とライナーに書かれていますが、
> ドラムスはニック・セロリのスペル間違いかと。

なるほど、ジャケット裏を見たらそのとおりでした。

A面がかかったのでリッチーのボーカルは聞けませんでした。
次回行った時にリクエストするのが楽しみです。

はい、このレコードはこのトピックスの11番で取り上げている通り後にコンコードから再発売になったアルバムの原盤です。

リッチーのボーカルも、味がありますよ。
"Al Haig Cleff Session 1953"

今年になってArt Unionから再発売された、貴重なインタープレイレーベルシリーズの一枚。

1953年1月11日、ハリウッドのジャズクラブ"Cleff"におけるライブ録音である。

メンバーは
Al Haig(p), Conte Candli(tp), Frank Rosolino(tb), Lee Konitz(as), Richie Kamuca(ts), Don Bagley(b), Stan Levey(ds);

演奏曲は
1.The way you look tonight.
2.Billie's Bounce.
3.I can't get started.
4.Half Nelson.

西海岸ジャズのファンなら目を剝きそうな、豪華メンバーによるジャムのライブ盤である。
芸達者の西海岸の当時の若手プレーヤーたちが、全力でジャムる様が伝わってきます。

特にトランペットのコンテ・カンドリが、絶好調と見ました。
我がリッチーも快調に、飛ばしています。

ただし録音はおなじみのボブ・アンドリュースなのですが、ワンマイクのモノラル録音のようで、録音自体は悪くはないのですがあまりにアル・ヘイグのピアノを録ろうと意識したのかマイクがピアノに近すぎるのです。

結果アルのピアノはしっかりとその素晴らしき全貌が聴けますが、ホーンのソロの時もアルの左手のコード進行がやけにしっかり聞こえてしまいバランス的にちょっと残念。

リッチーはもちろん、50年代の初めに西海岸でこれだけ素晴らしい演奏が繰り広げられていたというジャズの歴史の上でも貴重なCDです。

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Richie Kamuca 更新情報

Richie Kamucaのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。