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学生サークル 希望〜のぞみ〜コミュの教材別音読指導の原則

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澤近です。
よろしければ、参考にしてください。

教材別音読指導の原則

説明文教材の音読原則
?題名の前後は驚くほど沈黙させよ
?題名は際立てて読ませよ
?まず、題名を読んだ後「沈黙の間」をとる。少し声を落として、苗字までをはっきり読む。ほんの少し間をあけて、名をまた少し声を落として、ゆっくりはっきり読む。その後再び「沈黙の間」をとって本文へと進む
?書き出しの第一文は、子どもたちに興味と関心を持たせられル様な工夫をして読ませよ。
?キーワードは、特にはっきりと、やや声の調子を上げて読む。
?説明文では、物語文より内容の理解が難しいので、ひとコマひとコマ理解できるように、「間」「強調」を入れて読む
?逆接、言い換えのつなぎ言葉では、かなり間を取って、強調させて読ませよ。
?前後に「間」を十分とり、今までの読み方と調子を変えて、問題提示文が際立つように読ませる。
?結論部を示すつなぎ言葉(このように、つまり)の前後で十分「間」を取り、つなぎ言葉は強めに読む。つなぎ言葉に続く結論文は、そんなに気負って読む必要はない。
?「問題提示文」-「結論文」は対応した形に変えて、斉読・個人読み・分担読みをさせて、なるべく多くの子に数回音読させよ。
?「事例」の読みは、補助資料と対応させて読ませる。
?時には速読力を鍛えるトレーニングをゲーム化して、音読をより楽しくより意欲を持たせる指導をせよ。
?4人で説明文を分担したり、4人全員で読んだりすることで、音読の楽しさ、おもしろさを味あわせよ。

文学教材の音読原則
?文末が過去形から現在形、現在形から過去形へと転換する境目では、十分「間」を取れ。
?解説部から物語の展開部へ進む境目では、かなり長い「間」を取れ。
?視点が転換する境目では、十分「間」を取れ。
?時間的な経過のある場面の点幹部では「間」をあけて読ませると効果的である。
?題名の前に沈黙を取り、題名は口形に注意して、大きく、ゆっくり、はっきり読む。
?題名の特徴を発見したら、?野原則を踏まえながら、その題名独自の読み方を工夫せよ。
?(1)二行の空間は『びっくりするほど』の沈黙を取る(2)「1」は、短く、少し小さく読む。(3)一行の空間は、二行ほど長く「間」を取らなくてもよいが、かなり長い「間」をとる。
?キワード・キーフレーズは、前後に少しの「間」を取り、ゆっくり、はっきり音読して読ませることで強調させよ。
?「起」の場面は、やや押さえて、気負わず、淡々と読む。
?地の部分は気負わずに声をやや低くして読む。()
?会話文の前後にほんの少し「間」を取り、声のトーンをややあげて読む。()
?昇調の読みは、初めは低く淡々と読み、だんだん小刻みに読むことで迫力のある読みへと導いていく。
?降調の場面の読みはずっと降調で読むのではなく、「降調−少し昇調−降調」の繰り返しで変化を入れて、だんだん降調していくように読む。
?「結」の部分の読みは降調気味にだんだん弱く読むことで、聞き手に余韻を持たせるようにする。
?長い物語文では、毎時間全文通読することで、音独力を鍛えよ。
?授業の区切りでは必ず音読を入れよ。
?音読と音読の間でちょっとした言葉の意味を考えさせよ。

詩歌教材の音読原則
?まずは黙読させて、自分なりのイメージを持たせよ。
?黙読の後、ひとり読み(微音読)、代表読みをすることで、黙読でぼんやり浮かんできたイメージをさらに広げる。
?斉読で誤りに気づかせる。
?教師の範読では、子どもたち全員をイメージすることに集中させよ。
?読み深めでは前文を音読するのではなく、ある蓮を取り立てて音読させよ。
?対句になった反復では、対句をセットにしてあまり「間」をあけないで読む。そして二行目を強調して読む。その後の行では、やや「間」を取る。
?擬人法では、前後にやや間を取ってゆっくり読む。
?同音反復や声喩の音読では、早口で音読することでリズム感を味わおう。
?比喩表現はイメージ化しやすいように書かれているので、比喩でこそ感情移入するような読み方をせよ。
?対比は強弱・昇降などを使って読み自体も対比させよ。」
?対話形式、問答形式の詩教材では、分担読みを工夫せよ。
?問答形式の詩教材では、尻上がり・強弱・昇降などの技法を使う。
?回想場面のある詩やクローズアップさせたい連のある詩では、その前後にかなり長い「間」を取る。
?短歌・俳句では、何度も音読させて、リズムや響きの美しさを体感させる。
?短歌での「間」は、意味の区切りや形式を考えて取る。
?話者の感情が表れている句を強調させ、その前後を昇降させた読み方にする。
?俳句での区切れは、一ヶ所とする。
?俳句では、話者が感動した句で切る。
?切れのない俳句でも、早口にならないで、一語一語はきりと同じ調子になるように読む。
?詩歌教材では、暗唱できる程度読ませよ。


参考文献
松藤司『授業作りブックレット20 教材別音読指導』(明治図書,1993年)

コメント(2)

ありがとうございますわーい(嬉しい顔)勉強になります。時間に余裕があれば他にも教えてくださいウッシッシ
忙しい中、ありがとうございますうれしい顔ぴかぴか(新しい)
参考にさせていただきます本ぴかぴか(新しい)

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