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悠々の心コミュのキャリアアップ(3)就職活動の情報作戦

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情報戦略には、
情報の収集、分析、発信のプロセスがあります。

それらを全体としてうまく統一的に動かしていくことによって、有効な情報戦略になります。

ここでは情報収集に焦点を絞って話します。



(1)情報収集


情報化時代には、情報が氾濫するほどあります。
情報収集といってもこの洪水のような情報を片っ端から収集することではありません。そんなに沢山情報を集めても、その後の分析発信に有効に活用されなければ、無駄な情報に終わります。

もちろん、
初めの段階では
何が有効な情報で、
何が無駄な情報か、
それを見分けることが非常に難しく、

結局、もしかしたら必要な情報と思って、
どんどん収集していくことになります。

大切な情報が落ちていないかどうか、
他の人が持っているのに、自分だけ見落としている情報があるのではないか、
と不安に駆られて、

結局、次々大量の情報を集めてしまうことになります。
情報を集める労苦が大きくなり、
あまり効率的な収集作戦とは言えません。


戦略論では、選択と集中が重要なキーワードです。

なんでもやるのが戦略ではありません。

十分よく考えて判断し、
戦略的に分野や事項などを選択し、
そこに自分の時間や資金を投入して必要な情報を集めていくのが、非常に重要になります。


選択と集中には、

すでに行った自分の夢や志が重要な判断基準になります。
自分の夢や志にそって、
それに関連する分野の必要な情報を集中的に集めて行くことになります。

自分の方向性が明確になってくると、
それに合わせた分野での情報収集がに弾みがついてきます。

自己分析が曖昧なままでは、
情報活動の方向性について、いつまでも曖昧なままに無駄なエネルギーを使うことになります。

是非もう一度自分の夢や志について明確に自己認識できるようにして下さい、
その努力が情報戦略のスタート段階で不可欠です。


ただ、自分の夢や志がまだ十分心の中で形成されず、
外部からの情報を得ながら自分の適性も含めて方向性を考えたいと悩む学生も多く見られます。

外部からの情報を得ると、
それが自分に関心があるかどうかチェックし、
あまり関心がなければ、
それは自分の進むべき方向でないと考えて、
さらに外部の別の情報にアクセスします。

こうした情報収集の作業を繰り返す中で、
自分の関心や興味のある分野が浮かび上がってきます。

回り道のようですが、
外部情報との接触の過程で
自分の心の方向性が明確になるのです。
したがって、
情報活動の初めはどんな情報が良いのか、
かなり適当な選択の作業になり、
しかも、
その作業が一定の方向に収斂するまでに時間がかかります。

3年生の早い時機で外部情報へのアクセスをしないと、
最終的に自分のもっとも適した分野にいくことが難しいこともあります。

就職してからようやく時間が経過して
自分の関心の分野を見つける学生も多いです。
回り道過ぎますが、
自分のやりたいことが見つかれば、
そこから情報戦略を有効に展開することが可能になります。



<夢探し作業のための情報収集>

こうした外部情報に触発された自分の志や夢探しの作業は、
具体的には
次のような経過で展開される場合が多く見られます。

先輩や知人に話しかけて
いろいろおもしろそうな企業生活を覗いてみる。
その中でもし特に気になるようなところがあれば、
それを意識してさらに情報を調べてみる。

何でも良い、
何か企業社会で働くことに関してふと気づくことがあれば、
それを大切にしてもう少し話を聞いたり、
関係の情報を調べていく。

それがさらにおもしろいとなると、
具体的にあなたの夢や志はその辺から生まれて来そうですね。
この段階で自分の心の欲求希望をしかり形にして把握しておいて下さい。

深く調べておもしろいと思った点などを文章にして書いてみる。
その記録を貯めることで
自分の思考過程がさらに具体化し深くなっていきます。

新聞記事で少し関心のあるようなものがあれば、
翌日もまた同じ問題の記事をフォローしていく、
どんどん知識が堪ってくると、
問題のおもしろさが自分でも分かってくる。

こうして新聞の中にでも自分の興味をあるもの、
夢や志を見つけるヒントがしばしば埋まっています。

就職期には、どんどん脳をを活性化させて、
いろいろな記事を読み進むこと、
気に入ったら翌日も読むこと、
こうした習慣が、あなたの希望や関心の内容を浮き彫りにしてくれます。




<就職情報ネットワーク>

すでにこの面では良く整備されています。

ただ重要な情報は
人間を通じて個人的に伝わる場合が多いです。

その意味で
人脈の形成は就職活動の中で特に重要になります。
ゼミ仲間やサークル仲間だけでなく、
他の学部の仲間、他の大学の仲間などとも
積極的に交流していけば、
思いがけない豊かな情報が入ってきます。

日頃から人脈をどのように拡げるかを、
よく考え行動していくことを勧めます。



<収集する情報の内容 企業情報>

情報の内容については個々のケースで異なりますが、一般に企業や団体などに関する情報については次のような基本的な枠組みをきちっと抑えておくべきでしょう。



<企業の理念、企業の目的に関する情報収集>


情報対象の企業が、
どのような理念で設立運営されているのか、
企業の理念を明確にし、
そのような理念が、
自己分析でみてきた自己の生きる理念、目的とどのような関係にあるのかを慎重に照合してみる。

自分の理念と企業理念とが同じような線上にあれば、
その企業に入って自己実現できる可能性は高くなります。

ここでは当然自己分析で自分の生きる理念目的が明確になっていることが前提条件です。

自分の生き方が無節操で基本的な原理がないと、
どんな企業に行ってもその理念とはあまり関係がなくなります。

お金さえ払って貰えば良いという企業人生もありますが、
やはり夢工場として自分の夢を実現させる場として企業を選び、高いモチベーションで仕事をして行きたいですね。


企業の理念を見るには、
会社が設立された時の記録(社史)を見るのが一番です。


会社の理念が明確に述べられています。
また、
創業者の夢や志が具体的に表に出されています。

それにどの程度強い関心をもって調べられるかどうかが
ポイントです。

もし、自分の興味を強く引くものでしたら、
企業理念が生まれた背景や経緯など、
企業の方からいろいろ伺って、
会社への思いを高めていって下さい。


また
会社の社会的評判や社会的認知、
特に社会的貢献などの実績を調べて、
企業の実際上の活動や理念を知るのも有効な情報収集です。

企業の社会的貢献がどのようにされているかを知ることで、
企業の理念や企業倫理なども理解できるようになります。


もっとも具体的なものは、
企業のリーダーの人物像です。

企業は人なり、

心の知性の豊かなリーダーのもとには、
優秀な人材がより多く集まって
共に協力していこうという雰囲気が生まれています。
リーダーの心の知性の豊かさが
企業の将来の発展の可能性に強く影響しています。

その意味で、
リーダーの書かれたものを読むとか、
あるいは直接リーダーの人物像について話を伺うとか、
さらに会社の幹部の方に接してその雰囲気をしるとか、

企業の理念や心に関する情報をしっかり自分で押さえておくことが重要です。

学生はしばしば人に惚れて企業を選んでいるようです。



<企業を取り巻く外部環境の動き>



企業活動はその周囲の外部環境によって大きな影響を受けています。

外部環境の変化に適応しながら企業は成長していきます。
ここで詳しく外部環境について話をする余裕がありません。

少なくとも企業が所属する業界について、
どのような特徴があるのか、
さらに今後どのような問題を抱えてくるのか、

また、企業間の競争関係が国内でどのようになっているのか
(業界における地位)、
国際的な競争ではどのような立場に置かれているのか、


こうした業界事情に関する情報が重要です。
文献などを通じて情報を整理しておく必要性があります。


関心のある業界に関する本は、2、3冊は徹底的に読んでおくべきですね。
その上で先輩や企業の訪問の機会などでも、
できるだけ企業を取り巻く社会的な環境の変化について
具体的に情報収集しておくのが不可欠です。



<地球社会のメガトレンド>

基本的には
これからの地球社会の動きを規定しているメガトレンドがあります。

私は少女たちと呼んでいますが、「GIRLES」と言われています。

すなわち、
グローバル化の進展(G)、
高度情報化の進展(I)、
先端的な科学研究活動の進展(R)、
地域化・ローカル化の進展 (L)、
環境問題の深刻化(E)、
サービス・ソフト化の時代の進展(S)
などが、
21世紀の前半の地球社会をリードする大きな潮流です。

企業もこの潮流の中で生き残りをかけて闘っています。

だから、
このメガトレンドによって業界や企業がどのような影響を受けているか、慎重に将来の展望を検討してことが重要です。

業界によって特に重要なメガトレンドの内容が異なっています。



<企業の内部資源>


ライバルと激しい競争を繰り広げている企業には、
その競争を支える核のコアコンピテンス(競争上の優位性)があります。

関心のある企業では、
なにがコアコンピテンスになっているのか。

特許などの技術力や優秀な製品開発力がどの程度あるのかは、
将来の企業の飯の種になるので、
企業の将来性を示す指標です。

国際的な高い知名度も
企業にとって
企業イメージ作戦上重要な力になります。

財務的な体質、
情報的な資源力なども、

競争力を支える重要でファクターであり、
株式市場の評価などで、
高い企業はそれなりに内部資源として優れたものを持っていると考えられます。

単に賃金水準がどの程度あるか、
社員手当がどうなのかの実績だけでなく
(もちろん、戦力として社員を大切にしてくれる企業であるかどうかは重要な見方です)、

もっと長い将来的な企業の成長力に掛けて
企業選びをするのを勧めます。

したがって、まだ規模の小さな企業でも
将来性の高い場合には、
積極的にその中に入って発展に貢献するのも
意味のある挑戦になります。

続く

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