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報道写真/フォトジャーナリストコミュの pdfX12|photo documentary folioX12 (オンラインマガジン) 本日創刊

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こんにちは。
まだあまり使い方がよく分からないのですが、もしかトピックとしてふさわしくなかったら削除して下さい。
下記からが本文です。

※多くの方にpdfX12のメッセージをお伝えしたく、転送•転載歓迎です。


2007年に入り、昨年立ち上がった企画、pdfX12|photo documentary folioX12(下記what's pdf?をご参照下さい)毎月25日の刊行が本日より始まりましたのでご報告致します。
これから数ヶ月はオンラインからどなたでもダウンロードしてご覧頂ける様になってますので、是非サイトトップからご確認下さい。
因に、サイト、pdf版ともども、日英版になっています。
http://www.reminders-project.org

記念すべきvol.1はバングラデシュのドキュメンタリー写真家Munem WasifとライターMahfuz Sadiqueによる「Tainted Tea」です。このフォトドキュメンタリーはバングラデシュの茶農園で労働に従事する人々の姿を伝えるもので、バングラデシュ人自身の彼も、結婚式の撮影に招かれて行ったのをきっかけにこの労働者たちの存在を知り、それから足掛け2年程取材を続けたとの事です。

「tainted teaからの一節」
ーー壮大な緑の丘や、色彩豊かなサリをまとった小柄な女性が茶葉を摘み取り、背中に担いだトゥクリ(籠)に投げ入れる姿ーーこれらが多くの紅茶製造会社によって描かれている我々に馴染みのあるイメージである。絵に描いたように見事な調和や繁栄の物語は現代における奴隷制度を偽って伝えている。見事なボーンチャイナのティーカップ一杯に注がれる手ごろな価格のレモンティーは、長い道のりを経てそこに存在する。
その道のりは決してカップからゆっくりと立ちのぼる湯気のように心地よいものではない。そこには、幾世代にもわたる奴隷たちの苦役が詰まっているのだ。
▲ここまで、一節を転載。写真とともに全ストーリーは是非サイトからダウンロードしてご覧下さい。

添付画像:
pdfX12 vol.1のp1-p2見開きより

+what's pdfX12?+
リマインダーズプロジェクト提供。今1月よりpdf=Photo Documentary FolioX12を配信して行きます。
この企画は毎月1本フォトドキュメンタリーをPDF版(Adobe Acrobat)を使用して配信するというものです。短い期間で限られたスペースでは伝わりにくいテーマを年間で12本のフォトドキュメンタリーで写真をメインにじっくり丁寧にお届けするというもの
です。

**現在上記pdfX12は、更に協力者を募っています***

現在、この為に更に編集補助、webデザイン、グラフィックデザイン協力者を募っています。毎月1本のフォトドキュメンタリー作品をともに作り上げる事に興味をもたれた方、担当者後藤由美<g.youme@gmail.com>までメールでご連絡下さい。
pdf=Photo Documentary FolioX12の力になって下さい。あらゆるお問い合わせをお待ちしています。

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*REMINDERS PROJECT
http://reminders-project.org

コメント(76)

毎月25日発行の pdfX12|photo documentary folioX12のvol.23を刊行しましたのでお知らせします。


今号はベトナム・ハノイを拠点に活動する写真家エーリン・マクセイによる、ベトナムのヴァン・モン村のハンセン病患者を追ったストーリー「忘れられた存在」です。

かつての日本同様、ベトナムでも、ハンセン病患者は隔離と差別の対象とされました。
ベトナムでは1982年以降、ハンセン病に対する認識を改めて政策的に治療を行い、現在では有病率を0.1%以下に抑えるに至っています。ハンセン病の感染力は低く、現在は根治も可能です。適切な治療を施せば重大な後遺症も残りません。
しかし、発症した患者の苦しみはなくなりません。そして、病に対する偏見や差別を完全になくすことは、非常に難しいことです。

ヴァン・モン村に住む患者たちは、世間や家族からさえも忘れられた存在となり、この病に翻弄され残された人生を信仰に頼り、来世を信じることを糧に生き続けているのです。

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.23
ベトナム|忘れられた存在
写真と文:エーリン・マクセイ
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ベトナムの片田舎に、ハンセン病を患い障害を持った人々が住んでいる小さな村がある。現在、ベトナムにはこうした村が22カ所あり、約3,600人の患者が住んでいる。迫害と殺人と戦争の時代を生き抜いた結果、追放され、そして外の世界から忘れ去られた。(続く…)
(pdfX12 vol.23より)

完全版は PDFでのみご覧頂けます。

※ご購読申し込み、既刊についても下記サイトから。
http://reminders-project.org/pdfx12/japanese/index.html
メールで直接購読申し込みをお送り下さっても対応させて頂きます。
pdfX12@gmail.comまで。
「講読希望」と件名に入れて、本文は空のままでも構いません。

各号にある購読申し込み(無料です)からメールをお送り下さい。
件名は自動で表示されます。本文も空でお送り頂ければ結構です。

添付写真:ページの見開きより
文章、画像の無断使用、転載禁止。
オンラインマガジン pdfX12|photo documentary folioX12の第25号を刊行しましたのでお知らせします。
(今回は刊行が遅れました。すみません)


今号はタイを拠点に活動する写真家後藤勝による、“愛する人を失った人びと”をポートレイトで構成した、タイ南部からのストーリー「LOST LOVED ONES」です。

かつてマレーシア国境に近いタイ深南部には、イスラム国家であるパッタニー王国がありましたが、1902年、タイに併合させられたという歴史があります。長くタイ深南部は、多数派のイスラム教徒と少数派の仏教徒が隣り合って暮らしてきました。
2004年1月の独立を掲げる武装グループの襲撃をきっかけに、イスラム教徒と仏教徒の対立が激化し、“レッドゾーン”(タイ政府が指定した「分離主義者を支持する村」)と呼ばれる地方の村々には、大規模な政府軍が送りこまれ、日常生活のすべてが暴力に支配されるようになってしまったのです。

そんなレッドゾーンを訪れ、写真家後藤勝さんが追ったのは、イスラム教徒・仏教徒双方の、愛する人を失った人びと〜LOST LOVED ONES でした。彼の写真からは、言葉ではけっして表現し尽くせない、愛する人を失う喪失感、悲しみ……が、静かに真っ直ぐに伝わってきます。
【pdfX12編集部】

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.25
タイ|LOST LOVED ONES
写真と文:後藤勝
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2004年1月、タイからの独立を掲げる武装グループによる襲撃が始まる。連日のように市内で爆弾事件が起き、仏教徒が次々と殺された。タイ政府は南部を非常事態宣言下におき、治安部隊を倍増する。過激派と疑われたイスラム教徒の若者がブラックリストに載り、連日逮捕状なしで連行された。数えきれない程の若者が行方不明となったが、イスラム教徒には正義が与えられなかった。以後、多くの若者たちが分離主義を掲げる武装グループに共感し、分離運動に加わっていく。
(pdfX12 vol.25より抜粋)

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毎月25日発行予定のオンラインマガジン pdfX12|photo documentary folioX12の第26号を刊行しましたのでお知らせします。

※本来は購読申し込みをされた方にダウンロードリンクを毎月25日以降に配信しています。今回はブログをご覧になった方にもダウンロードして頂けるようにダウンロードリンクを公開させて頂きます。
毎月のpdfの配信をメールでご希望の方は「講読申し込み希望」と件名に入れて、受信可能なメールアドレスとともにmixi経由でご下さい。またはpdfX12@gmail.comまでメールでお申し込み下さい※


今号は、Alixandra Fazzinaによる「A Million Shillings」をご紹介します。

Alixandraは、世界の主要メディアが無視または軽視してきた紛争や人道危機問題に心を寄せ、近年はアフリカと中東を拠点に精力的な活動を続けるイギリス人フォトジャーナリストです。彼女が追ったのは、命を賭したソマリア人たちの故国からの脱出です。

タイトルの「ミリオン・シリング」とは、ソマリア通貨で百万シリングを意味し、米ドルに換算すればわずか50ドル。これは、長期間つづく紛争から逃げるために密入国斡旋業者に支払う金額、いわばソマリア人たちの「命の値段」なのです。

故国にとどまるも地獄、脱出を試みるも地獄。それでも一縷の望みを百万シリングに託し、きょうも大勢のソマリア人が密航船に乗っているという現実を、知っていただければと思います。

※今回の紹介文はpdfX12編集チームのヒギンズ明子さんによるものです。

尚、今号は写真集『A Million Shillings—Escape from Somalia(ミリオン・シリング—ソマリアからの脱出)』(ロンドンTrolley Books社より2009年3月刊行予定)からの抜粋となります。
書籍についてはhttp://www.trolleybooks.com/books.php?book=79から。

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.26
ソマリア|A Million Shillings
写真と文:アリキサンドラ・ファッジーナ
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この長期にわたるプロジェクトは、ソマリア人たちの命をかけた故郷からの脱出を追ったものである。ソマリアで今なお続く非常に残忍な紛争は、今年で17年目に入る。アフリカで最長の海岸線を擁し、紛争に囲まれたこの国から脱出する唯一の方法、それは海を渡ることだ。
写真家である私は、ソマリアとイエメンの両岸から彼らの航海をとらえた。ソマリア南部を発し密入国ルートを経てイエメンに到着しても、彼らの旅は終わらない。新たな人生を探し続ける亡命者たちの運命を見届けた。
政情不安にあるこの地において、命の値段は驚くほど安い。人々はたった50米ドル、もしくは100万ソマリア・シリングのお金と引き換えに、すべてを賭けてしまう。レイプ、強盗、殺人、民兵や密入国斡旋業者の手による溺死が後を絶たず、ソマリアから無事に脱出することができるのは、20人に1人である。
そんな危険を冒してでも、死をただ待っているわけにはいかないと、何万人もの人が万に一つの望みをかけるのだ。

(pdfx12 vol.26より抜粋)

★完全版は PDFでのみご覧頂けます。下記URLからダウンロードができます。
http://www.easyurl.jp/kkv

★上記ファイル名の書かれた赤字の部分をクリックしてダウンロードを行ってください。それ以外のリンクはpdfX12のダウンロードに関係ありませんので、無視して下さい。

上記試して頂いてダウンロードが出来ない場合はお手数ですが、ご連絡下さい。
直接添付でお送りするなど、他の方法で対処させて頂きます。

(添付写真:ページ見開きより)
文章、画像の無断使用、転載禁止。
pdfX12の取り組みはお陰様で、今年で3年目になりました。
最新号vol.31刊行のお知らせです。

====pdfX12の購読申込み【無料】はこちらから======
http://reminders-project.org →日本語をクリック!

各号にある購読申し込みからメールをお送り下さい。
件名は自動で表示されます。本文も空でお送り頂ければ結構です。

お知り合い、お友だちにも広げていただけたら幸甚です。
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毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.31を刊行しました。
今号は、ロシア出身の写真家マックス・シャーによる寄稿「モンゼンスカヤ鉄道」です。

ロシアの首都モスクワから500キロ北方km東北に位置するヴォロダグ州。
おそらく、多くの日本人にとって、初めて耳にする地名ではないでしょうか?
どこかレトロな雰囲気を醸しだす写真を見ていると、まるで時間が止まってしまったかのような錯覚に陥ります。
けれども、これらの写真は、単なる懐古趣味的なものではなく、「歴史を伝える」という意味において、私たちに多くのことを語りかけくれます。

激動の20世紀を駆け抜けたロシア −ロシア革命によるロマノフ王朝の滅亡、ソビエト連邦社会主義共和国の成立、第2次世界大戦を経て冷戦の時代へ、そして、ソビエト連邦の崩壊とロシア連邦の再興−そんなロシアの繁栄と衰退を、写真家のシャーは、この地域を走るモンゼンスカヤ鉄道の歴史を通して垣間見ることができると言っています。
そして、美しいけれど過酷な自然に囲まれた孤村に住む人々にとって、モンゼンスカヤ鉄道は、何十年もの間、唯一外の世界との「つながり」であり続けてきました。

これまで、決して歴史の表舞台に立つことはなかった、ロシアの片田舎を走るモンゼンスカヤ鉄道と、その沿線に住む人々の「今」を通して伝わってくる「歴史」に思いを馳せながら、今号をご覧いただけたらと思います。

(今号紹介文:安田佐知子 pdfX12翻訳担当)


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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.31
ロシア|モンゼンスカヤ鉄道
写真と文:マックス・シャー
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モンゼンスカヤ鉄道の歴史は、ある意味で20世紀のロシアの歴史を反映している。
……現在のモンゼンスカヤ鉄道は、ロシアでは珍しい完全な私有企業であり、周辺に住む数万人の住民を、過去そして現在もなお、外の世界に唯一つなぎ続けてきた。
森に囲まれた村々では、携帯電話や地上電話もなければ、道路も全く通っていない。緊急で医者を呼ぶ時などは、金を払って鉄道車両を手配しなければならない。

<pdfX vol.31より>

完全版は PDFでのみご覧頂けます。


添付写真:ページの見開きより
文章、画像の無断使用、転載禁止。


※pdfX12の参照には最新版のアドビアクロバットリーダーを推奨しています。
特にMacユーザーの方はプレビューではなく、必ずアクロバットリーダーでご覧ください。
正常に表示されない場合があります。
アクロバットリーダーはこちらから無償でダウンロードが出来ます。
http://www.adobe.com/jp/products/acrobat/readstep2.html
毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.32を刊行しました。
今号は、ポーランド出身の写真家アダム・パンチュクによる「Karczeby」です。

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購読ご希望の方は
http://reminders-project.org から申込みをお願いします。
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ポーランドは2004年のEU加盟以来、経済的に大きな飛躍を見せ、去年からの金融危機と世界的な景気悪化をうまく乗り切れる数少ない国のひとつであろうと言われています。若者人口も多く、大学進学率70%という高い教育水準をほこり、今後の発展のため国内のインフラ整備が急ピッチで進んでいます。日本であまり知られていないのが不思議なくらいの国です。

しかし、このストーリーの舞台である東部の農村地帯に、その恩恵はいまだもたらされていません。人々は昔ながらの方法で細々と農業を続けています。それでも写真に写る人々の姿には、力のかぎり大地に根をはって懸命に生きている誇りが見えるようです。

今まであまり馴染みのなかったポーランドを、今号の力強い写真から知っていただければと思います。

(今号紹介文:庭山あけの pdfX12翻訳担当)


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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.32
ポーランド|Karczeby
写真と文:アダム・パンチュク
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ポーランドでは小規模農業が一般的だ。EU加盟後のポーランドでは力強い経済的変化がいくつも起こったが、ポーランド東部の農村はさほどその姿を変えていない。この地域の特に田舎のほうでは、いまでも人々は昔からの自分たちの生活のペースを守り、伝統や習慣を大切にしながら生きている。
<pdfX vol.32より>

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毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.33を刊行しました。
今号は、イタリアの写真家マルコ・ベルナスキによる西アフリカのストーリー「NARCO STATE」です。

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フルバージョン版はPDFのみでご覧いただけます。
http://reminders-project.org から購読申込み【無料】してください。
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ギニアビサウは、西アフリカの小国。
1973年にポルトガルから独立しましたが、政情は不安定でクーデターや暗殺が相次いでいます。
産業は未発達で、輸出品の85%以上がカシューナッツ。財政難で公務員の給与が滞り、学校や病院でもストが頻発。債務問題も抱えています。
最貧国に特徴的な問題をすべて抱えているといっても過言ではないかもしれません。

犯罪についても例外ではありません。
ギニアビサウは今、ラテンアメリカ系の国際的麻薬取引の拠点ー「麻薬国家」となりつつあります。
国連薬物犯罪事務所(UNODC)は、欧州で消費されるコカインの4分の1が西アフリカ、なかでもギニアビサウを通じて密輸されていると見ています。ポルトガル語圏であることも一因となり、国民を巻き込んで成長しています。

今号に写る麻薬密売にかかわる人々の表情には、目のなかにどこか後ろ暗い光を感じます。人が麻薬に蝕まれたままでは、国は健やかに育ちません。それは、麻薬を使用する側にかぎらず、仲介する側にとっても同じことではないでしょうか。

今号を通じ、一人でも多くの方に、麻薬問題の大きさを感じていただければと思います。

(今号紹介文:大西鉄平 pdfX12翻訳担当)


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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.33
ギニアビサウ|NARCO STATE
写真と文:マルコ・ベルナスキ
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西アフリカ―10年に及ぶ内戦からようやく回復し始めたこの地域が、再び“脅威”にさらされている。
ガンのように静かに広がりゆく新たな脅威に対し、国際社会にはなす術もないように見える。

<pdfX vol.33より>


添付写真:ページの見開きより
文章、画像の無断使用、転載禁止。
毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.34を刊行しました。
今回はエド・カシ氏による寄稿「THREE」です。

エド氏は写真界発展と若手の育成、露出への手助けに積極的なベテラン写真家です。
つい先日はThe Prix Pictet 2009 Comission Projectを受賞したばかり。
今号の内容とは別物ですが、非常にタイムリーなニュースです。

http://www.prixpictet.com/news/latest_news/nadav_kander_wins_the_prix_pictet_2009/

今号は写真集『THREE』からの抜粋になります。
本が売れなくなっている時代ですから、本を出している写真家とのコラボレーションにも積極的になっていきたいと思ってます。是非、これをきっかけに写真集でその世界観を広げて頂けたらと思います。

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.34
THREE | 写真と文:エド・カシ
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それは、私の夢に現れた。ある朝ベッドに横になっていた私の脳裏に、ブラジルのストーリーから三つのイメージがふと浮かんだのだ。
三つのイメージと いう発想…三枚で見るということ…それが、25年以上にわたって私が撮り続けてきたイメージを集大成し、三枚の写真が織りなす視覚的なつながり、視覚言 語、視覚詩を捜し求める中心となったのである。

(pdfX vol.34より)
(テキスト翻訳:安田佐知子)

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完全版は PDFでのみご覧頂けます。下記URLからダウンロードができます。
http://bit.ly/23UjlG

*上記ファイル名の書かれた赤字の部分をクリックしてダウンロードを行ってください。
*それ以外のリンクはpdfX12のダウンロードに関係ありませんので、無視してください。

*上記試して頂いてダウンロードが出来ない場合はお手数ですが、ご連絡下さい。
直接添付でお送りするなど、他の方法で対処させて頂きます。

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添付写真:ページの見開きより
文章、画像の無断使用、転載禁止。
vol.34刊行に関連して、エド・カシ氏による写真集『THREE』のご紹介です。
(『THREE』オリジナル紹介文より全訳)

/// THREEについて ///
http://www.amazon.co.jp/Three-Ed-Kashi/dp/1576874613/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1256571645&sr=8-1

それは、私の夢に現れた。
ある朝ベッドに横になっていた私の脳裏に、ブラジルのストーリーから三つのイメージがふと浮かんだのだ。
三つのイメージと いう発想…三枚で見るということ…それが、25年以上にわたって私が撮り続けてきたイメージを集大成し、三枚の写真が織りなす視覚的なつながり、視覚言語、視覚詩を捜し求める中心となったのである。

『THREE』は写真家エド・カシ氏の膨大なアーカイブから選りすぐられた三連作を集めた写真集である。
これらの作品群は、決定的な瞬間を集約し、 それらが交差する点を探求している。それらは、一枚の写真では表現しきれない領域に挑戦し、三つのイメージを超えて、ページの向こうに存在するより大きな現実を見いだすよう我々に語りかけてくる。

これまで25年にわたり60カ国以上で写真を撮り続けてきた写真家エド・カシ氏は、幅広く人類を被写体とし、社会的・政治的に重要な問題を問い続けてきた。

『THREE』は、これまで彼の名が広く知られていた社説とは違った形式で彼の作品を表現している。
この新刊の中で、彼は、絶え間なく移り変わる 世界中に存在する喜びと悲しみ、破壊と再生を見事に結集させている。それは、人間が経験するところの両極端にある物の関係をわれわれに見せつけると同時に、その経験に内在する不可思議な美を十分に堪能させてくれる。

『THREE』は、実に様々なイメージを結集させ、それらを詩的でダイナミックな文脈の中で表現している。
なかには、これまで見たことのない作品も含まれている。
これら三連作は、カラーとモノクロ両方の画像を使い、写実的な(生き生きとした)モチーフを駆使して、見事なまでに写真という伝達手段を賛美するに至っている。
写真の組み合わせは非常に入念で挑発的でさえある。それらは見る者に、個々の写真としてではなく、そこに集約されたストーリーとして 作品を「読む」ことを強いる。

ある三連作では、まずひとりの老人が水面に飛び込む瞬間、鳥のように飛び立つ様子を写真に収め、次の写真で彼が荒れた海を泳いでいる姿を写している。そして三枚目では、日光を浴びて皮のように皺くちゃに干乾びた老人の背中をとらえている。これら三枚の写真で、この老人が空と海 と大地に正面から対決し、その結果、雨風に曝され傷つきながらも、毅然としている姿を表現しているのだ。

また別の作品では、半ば閉じられたドアの向こう側 で繰り広げられる個人の人生を、三つのイメージがありありと見せつけている。それらを通してわれわれは、決して招かれることのない、差し迫った喪失感が支 配する暗闇の空間を垣間見ることができるのだ。

これら三連作は、写真に動きと幾層もの色彩、形そして意味を与える一方で、3枚のイメージを通して時間の流れを可能にする。視覚的イメージに溢れかえったこの世の中で、同時に一つ以上のイメージを取り込むことができるわれわれの能力は、今や本質的なものとなった。実際、われわれの注意の範囲はそれを要求しているのだ。
この写真集は、そうした雑然とした世界の視覚的な欲求に訴えかける。
そしてまた、われわれを取り囲む混沌とした状態を処理し、覆い隠し、そして意味をなすよう変えてしまう複数のスクリーンを提供しているのだ。

(テキスト翻訳:安田佐知子)
毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.36を刊行しました。
今号は、南アフリカの写真家Ilan Godfreyイーラン・ゴッドフレイ氏による
南アフリカのストーリー「LIVING WITH CRIME」です。

南アフリカに刻まれた傷跡は、なお癒されずにいます。

今でこそ国民の融和をはかり、サッカーワールドカップの開催国に選ばれて話題の的となっている南アフリカですが、長きに渡って国民を苦しめた植民地やアパルトヘイト(人種隔離政策)時代の人種間の社会的・政治的な差別は、現代社会にも間違いなく深い影響を与えています。

わかりやすい例として、世帯別の収入ひとつをとっても、白人に占める貧困層の割合が約1%程度にとどまるのに対し、アフリカ人は60%を超えています。
また、所得格差の大きさを表すジニ係数で見ると、約60前後と世界で10位前後に上ります。
(World Development Indicators 2005 :
http://devdata.worldbank.org/wdi2005/Section2.htm)

貧困層が集まるのは主に黒人が居住する農村地帯。全体の4分の3以上を占めるといいます。
また都市部でも、かつてアフリカ人から主権を奪うために不毛の地に設立された旧ホームランドやタウンシップ(黒人居住区)に貧困層が集まっています。

BRICsにも並ぶと言われ、アフリカのなかで最も高い経済成長を遂げているにも関わらず、こうした貧困層の現状はなかなか改善されていません。
かつての差別的な社会構造が今なお残り、経済的な格差を生み出しています。

経済的な格差は、アパルトヘイトによって生み出された暴力に頼る文化と相まって、世界でも稀に見る犯罪率の高さにつながっています。犯罪の件数は94年から98年に徐々に減ってはいますが、同時に火器・銃器をつかった犯罪が増えたというJICAの報告もあります。
貧しいがために、富裕層の財産を狙った犯罪、暴力事件もおさまる気配がありません。

イーラン氏によるストーリーは、こういった貧困と犯罪にあえぐ南アフリカの人々の生の声を伝えるものです。

「格差社会」になったといわれる日本ですが、世界にはより大きな格差に苦しむ国・地域があるということを忘れないためにも、じっくりと目を通していただきたいと思います。

今号紹介文:大西鉄平(pdfX12翻訳担当)

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.36
南アフリカ共和国|LIVING WITH CRIME
写真と文:イーラン・ゴッドフレイ
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1980年代は南アフリカ史上、最も暴力的な時代だった。
この時代は、南アフリカ政府と対抗勢力による大規模な武力行使に特徴づけられている。
この種の政治的暴力は、メディアの報道に取り上げられ、真実和解委員会(TRC)によって露呈された。

(pdfX vol36より)

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毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.37を刊行しました。

今号は、vol.16に続いて2度目の寄稿となる、日本を拠点に活躍するフォトジャーナリストのジェームズ・ウイットロー・デラーノ氏によるストーリー『Selling Spring』です。

世界各地で性を売る女性たちを取材した今回のストーリーは、「春」を売る行為、すなわち「売春」が、国や文化を超えて普遍的に存在する問題であることを示すだけでなく、同時に、その背景にある女性たちのおかれた複雑な社会的環境を鮮明に描いています。

彼女たちが売春婦となるに至った経緯は、貧困、家庭崩壊、道徳観の変容など様々です。 貧民層の救済や衛生管理の徹底という観点から、近年、欧米諸国やアジアの一部においては、売春を合法化する動きがあるのも事実です。

これらの写真は、そんな「春」を売る女性たちを単なる社会的弱者として描くのではなく、むしろひとりの人間として、葛藤のなかにも意思さえうかがえる彼女たちの内面を浮き彫りにしています。

今号紹介文:安田佐知子(pdfX12翻訳担当)

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.37
世界|SELLING SPRING
写真と文:ジェームズ・ウイットロー・デラーノ
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「仕事は過酷だが、将来への希望が彼女たちを支えている。いつか自分の人生から“この一時期”を永遠に葬り去り、明るい未来を迎えられると信じているのだ。彼女たちの尊厳は傷ついてしまったものの、今の彼女たちにとって売春行為は確かなものであり、決して強制されたものではないのである。」(vol.37より)

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毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.38を刊行しました。

今号はカナダの写真家ジョナサン・タガートによる寄稿です。ストーリーの舞台は、日本時間で13日にバンクーバー五輪がはじまった、カナダ・ブリティッシュコロンビア州。先住民の「聖なる生き物」が五輪マスコットのモチーフになっていたり、開会式も、4部族300人ほどの先住民が参加したそうで、随所で先住民文化が強調されたものになっていました。マスコミからは「差別を超えて」といった評価が聞かれます。

五輪報道でも差別の歴史をおおまかに紹介していましたが、いまの実情はどうなのでしょう。居留区はあたえられたものの、道路や水道、電気といったインフラ整備は遅れています。その中だけでは経済が成りたたないので、住民は故郷をはなれることを余儀なくされます。その結果、言語や文化の伝承ができず、部族の存亡にかかわるケースもあるそうです。

今号では、バンクーバーから150kmほど北の地域で暮らす、インチャックシュ族が紹介されています。この地域にはウィスラーというスキーリゾートがあり、バンクーバー五輪のジャンプやアルペンなど山岳競技の会場となっています。五輪報道からは知ることのできない、この土地とそこに住む住民たちの姿をご覧ください。

今号紹介文:庭山朱乃(pdfX12翻訳担当)

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.38
カナダ|SPLIT LIKE A CRUTCH
写真と文:ジョナサン・タガート
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ペムバートン町とハーリソン湖の間、南北100kmに伸びる先住民保留地区の拡張にともない、インチャックシュ族のリザーブ(保留区)はブリティッシュコロンビア州のリロオエット川両岸にそって点在することになった。カナダ先住民の共同体の多くと同様、インチャックシュの集落はみな孤立しており、一番近くの町まで、水浸しになりやすい川沿いの伐採道路を車で1 時間もかかる。貧困がはびこり、インフラ整備も非常に遅れており、医療や教育は受けにくい。リロオエット川流域の地域はいわゆる「インディアン問題」と呼ばれる状況が今なお続いていることを示している。(vol.38より)

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毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12の39号を刊行しました。

今号はペルーのアンデス高地にある鉱山のまちラ・オロヤから、アルゼンチンの写真家グスタボ・ジョノノビッチによる、「鉛の子どもたち」と題されたストーリーです。

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pdfX12|photo documentary folioX12 #39
ペルー|鉛の子どもたち
写真と文:グスタボ・ジョノノビッチ
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ペルーのアンデス高地にあるラ・オロヤは鉱山のまちだ。
米ブラックスミス研究所によれば世界で最も汚染された地域トップテンに入り、そこに住む子ども1万2000人のうち実に99.7パーセントが、許容範囲を超える血中鉛濃度を有する。
子どもたちを中毒にしたのは、米国資本の製錬会社で世界有数の鉛製造業者でもあるドーラン社だ。1997年以降、この会社はまちを汚染し続けている。

鉛中毒は、子どもの知的発達に著しく有害であることが知られている。中枢神経系への不可逆性の損傷・行動障害・貧血・発育遅延・種々のガンなどを引き起こす。
驚くべきことに、胎児の血液中から鉛が検出されたという調査結果もある。ラ・オロヤの子どもたちは、生まれる前から病を宣告されているのだ。
(vol.39より)

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pdfx12|photo documentary folioX12の40号を刊行しました。

こちらでの情報アップが遅れてしまいましたが、今回はプノンペン陥落から35年経った4月17日にあわせ、刊行したものです。

ぜひご覧ください。

今号は1970年代からカンボジアを撮り続けている写真家Roland Neveuによる「プノンペン陥落」です。当時の写真による記録をpdfX12でまとめる機会を得ました。
「プノンペン陥落」のこの日が、カンボジアの暗黒の地獄の4年間の始まりとなると、当時、誰が知り得たでしょうか。
そして、この日、現場で写真を撮っていたのがRoland Neveuだったのです。

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pdfX12|photo documentary folioX12 #40
カンボジア|プノンペン陥落
写真と文:Roland Neveu
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個人的なことを言えば、あの日一番不思議だったのは、この自分があまり写真を撮らなかったということだ。撮った写真を見直すことさえしなかった。けれども今、これらの写真を前にして、あの当時の出来事を鮮明に思い出すことができる。フランソワ・ビゾの秀作『カンボジア運命の門?「虐殺と惨劇」からの生還』( 原題は“Le Portail”)を読んで、過去を見直すことで写真家としての役目を果たすべきだと思ったことも事実だ。
(vol.40より)

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まもなく、毎月25日発行のpdfx12|photo documentary folioX12のvol.46を刊行いたします。
今号では北朝鮮の産科病院を取り上げています。

現在、北朝鮮はにわかに注目を集めています。

健康に不安があるとささやかれている金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者として、三男正恩(ジョンウン)氏が中央軍事委員会副委員長に就任し、メディアで盛んに報道されています。

やがて正恩氏が政権を握れば、金日成(キム・イルソン)氏から3代続く権力の世襲が実現することになります。

一方で、昨年秋に実施したデノミ(通貨単位の切り上げ)は失敗に終わり、物価が高騰し、経済は混乱をきたしていると伝え聞きます。

また、外貨獲得を目的に外国人の旅行者を受け入れ、国民による食物の自由取引を認めるなど、改革路線に傾いているとも言われてもいます。

迷走する北朝鮮は、いったいどこに向かおうとしているのでしょう。

しかし、厳しい情報規制を背景にさまざまな憶測が飛び交い、私たちは思うように現状を知ることができません。

外国人の拉致疑惑や核実験、食糧不足など、多くの問題を抱える北朝鮮ですが、今回、フォトジャーナリストSusetta Bozziは北朝鮮の産科医院に焦点を当てています。

『DELIVERING IN THE DARK』
ぜひ、ご覧ください。

(今号紹介文:新井優子 pdfX12翻訳担当)

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pdfX12|photo documentary folioX12 vol.46

DELIVERING IN THE DARK

写真と文:Susetta Bozzi
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病院のなかでは立ち止まってはいけないことになっていた。
ここでの訪問とは、廊下を急ぎ足で通過し、決してドアの奥を覗かないことを意味する。
患者のプライバシーを尊重するために、と彼らは言った。
私は必死で食い下がった。だれもいない病院の写真を持って帰るわけにはいかなかった。

(vol.46本文より一部抜粋)

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