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大陸横断超特急コミュのサントラも最高っす♪

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作曲・指揮:ヘンリー・マンシーニ
Composed and Conducted by HENRY MANCINI

(米Intrada / Intrada Special Collection Volume 5)

1976製作のアメリカ映画。監督は「卑怯者の勲章」(1964)「ある愛の詩」(1970)「ラ・マンチャの男」(1972)「見ざる聞かざる目撃者」(1989)等のアーサー・ヒラー。出演はジーン・ワイルダー、ジル・クレイバーグ、リチャード・プライアー、パトリック・マクグーハン、ネッド・ビーティ、リチャード・キール、レイ・ウォルストン、クリフトン・ジェームズ、ヴァレリー・カーティン、スキャットマン・クローザース他。脚本は「ハロルドとモード/少年は虹を渡る」(1971)「ファール・プレイ」(1978)「9時から5時まで」(1980)「テキサス1の赤いバラ」(1982)等のコリン・ヒギンズ。製作総指揮はフランク・ヤブランスとマーティン・ランソホフ。撮影はデヴィッド・M・ウォルシュ。ロスからシカゴに向かう大陸横断列車シルバーストリーク号に乗り合わせた出版業者の男(ワイルダー)が車内で殺人事件に巻き込まれ、列車から落っこちたりまた追いついて乗り込んだりしながら事件を解決していくというストーリーで、ミステリ、サスペンス、アクション、コメディ、ロマンス、スペクタクルといったあらゆる娯楽映画の要素を詰め込んだサービス精神旺盛な作品。『007』シリーズで鋼鉄の歯を持つ殺し屋ジョーズ役だったリチャード・キールや、間抜けな保安官役だったクリフトン・ジェームズが、ここでも同じような役柄で登場するのが楽しい。脚本を担当したコリン・ヒギンズは、ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」や「バルカン超特急」を明らかに意識しているが、後に彼は「知りすぎていた男」のパロディともいえる「ファール・プレイ」の監督・脚本を手がけている(これも傑作)。

音楽はベテランのヘンリー・マンシーニが作曲しているが、全体を通して彼独特のユーモアやウィットが感じられ、更にロマンスやサスペンスの要素も盛り込んだ見事なスコアとなっている。冒頭の「Main Title」は、滑らかに疾走する列車のイメージを巧みに表現したスタイリッシュで洒落た主題がいかにもマンシーニらしい。「Hilly's Theme」はピアノとストリングスによるロマンティックなヒロイン、ヒリー(クレイバーグ)のテーマで、この曲は列車から再度落とされた主人公のジョージが車でカンサスに向かうシーンの音楽「On to Kansas」で完全な形で演奏される。「Bye Bye Professor / Lie Down George」はジョージが殺人を目撃するシーンのサスペンス音楽。「This Is Terrific」は、犯罪グループによって列車から突き落とされたジョージが、とぼとぼと線路を歩いて行くシーンのコミカルなタッチの音楽で、メインテーマがハーモニカで演奏される。「The Fun of Flying」は、ジョージが列車に追いつくために農婦のおばさんの複葉機に乗せてもらうシーンの音楽で、メインテーマの“フライング”バージョン。「I'll Try」は、FBI捜査官が殺人事件の証拠を探すために列車の屋根に昇るシーンのサスペンス音楽。続く「Gold Teeth」は、ジョージが殺し屋(キール)と屋根の上で格闘するシーンのアクション音楽だが、こういった部分の緊張感は見事。「Son of This Is Terrific」はまたも列車から落っこちたジョージのテーマ(なので曲名が“Son of...”になっている)。「Runaway Train」はクライマックスでシカゴ駅に向かって暴走する列車を描いた約6分におよぶハイテンションなサスペンス音楽。ラストの「End Title」ではメインテーマがリプライズされ、爽やかに全体を締めくくる。

このスコアは公開当時に日本のビクター・レーベルからマンシーニ自身のアレンジによるメインテーマ(冒頭に走る列車のSE入り)と「ヒリーのテーマ」をカップリングにしたシングル盤(EP)が出ていたが、今回米IntradaレーベルからリリースされたサントラCDは映画の劇伴スコア全て(但しモノーラル音源)と、更にステレオ音源でマスターテープの損傷の少ない12曲を追加で収録した限定盤となっている。

コメント(1)

1. Main Title 3:13
2. Something for Jill 3:52
3. Hilly's Theme 5:12
4. Bye Bye Professor / Lie Down George 3:06
5. This is Terrific 1:56
6. The Fun of Flying 1:50
7. Club Car Rock 0:22
8. Sneaky George 1:14
9. Scenic Route 3:22
10. I'll Try 1:01
11. Gold Teeth 0:50
12. son of This is Terrific 1:09
13. Redneck Blues 1:06
14. Pure Pussy 1:18
15. On to Kansas (Hilly's Theme) 2:09
16. Men's Room Rock 3:36
17. Shoe Shine 1:30
18. The Swirl Effect 1:52
19. Runaway Train 5:56
20. End Title 2:21
21. Hilly's Theme / Bye Bye Professor / Lie Down George 7:38
22. This is Terrific 1:56
23. Scenic Route 2:50
24. I'll Try 1:01
25. Gold Teeth 0:50
26. Son of This is Terrific 1:09
27. Pure Pussy 1:18
28. On to Kansas (Hilly's Theme) 2:09
29. Men's Room Rock 2:40
30. The Swirl Effect 1:52
31. Runaway Train 5:56
32. Hilly's Theme 1:39
Total Time: 77:53

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