音楽はベテランのヘンリー・マンシーニが作曲しているが、全体を通して彼独特のユーモアやウィットが感じられ、更にロマンスやサスペンスの要素も盛り込んだ見事なスコアとなっている。冒頭の「Main Title」は、滑らかに疾走する列車のイメージを巧みに表現したスタイリッシュで洒落た主題がいかにもマンシーニらしい。「Hilly's Theme」はピアノとストリングスによるロマンティックなヒロイン、ヒリー(クレイバーグ)のテーマで、この曲は列車から再度落とされた主人公のジョージが車でカンサスに向かうシーンの音楽「On to Kansas」で完全な形で演奏される。「Bye Bye Professor / Lie Down George」はジョージが殺人を目撃するシーンのサスペンス音楽。「This Is Terrific」は、犯罪グループによって列車から突き落とされたジョージが、とぼとぼと線路を歩いて行くシーンのコミカルなタッチの音楽で、メインテーマがハーモニカで演奏される。「The Fun of Flying」は、ジョージが列車に追いつくために農婦のおばさんの複葉機に乗せてもらうシーンの音楽で、メインテーマの“フライング”バージョン。「I'll Try」は、FBI捜査官が殺人事件の証拠を探すために列車の屋根に昇るシーンのサスペンス音楽。続く「Gold Teeth」は、ジョージが殺し屋(キール)と屋根の上で格闘するシーンのアクション音楽だが、こういった部分の緊張感は見事。「Son of This Is Terrific」はまたも列車から落っこちたジョージのテーマ(なので曲名が“Son of...”になっている)。「Runaway Train」はクライマックスでシカゴ駅に向かって暴走する列車を描いた約6分におよぶハイテンションなサスペンス音楽。ラストの「End Title」ではメインテーマがリプライズされ、爽やかに全体を締めくくる。
1. Main Title 3:13
2. Something for Jill 3:52
3. Hilly's Theme 5:12
4. Bye Bye Professor / Lie Down George 3:06
5. This is Terrific 1:56
6. The Fun of Flying 1:50
7. Club Car Rock 0:22
8. Sneaky George 1:14
9. Scenic Route 3:22
10. I'll Try 1:01
11. Gold Teeth 0:50
12. son of This is Terrific 1:09
13. Redneck Blues 1:06
14. Pure Pussy 1:18
15. On to Kansas (Hilly's Theme) 2:09
16. Men's Room Rock 3:36
17. Shoe Shine 1:30
18. The Swirl Effect 1:52
19. Runaway Train 5:56
20. End Title 2:21
21. Hilly's Theme / Bye Bye Professor / Lie Down George 7:38
22. This is Terrific 1:56
23. Scenic Route 2:50
24. I'll Try 1:01
25. Gold Teeth 0:50
26. Son of This is Terrific 1:09
27. Pure Pussy 1:18
28. On to Kansas (Hilly's Theme) 2:09
29. Men's Room Rock 2:40
30. The Swirl Effect 1:52
31. Runaway Train 5:56
32. Hilly's Theme 1:39
Total Time: 77:53