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「いのちの風」通信コミュのイラク派遣自衛隊/国連の中の死の商人

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    いのちの風 ?435―3

9月21日(水)発信 大圓(だいえん)


今回のテーマ 

松下政経塾/マスコミと国益/イラク派遣自衛隊/国連の中の死の商人



(?435−2からの続き)



自衛隊嫌う人々どこにいる?




最近の報道によると、サマワがある県の知事が自衛隊残留を望んでいます。 「他の外国軍は出て行ってほしいが自衛隊は復興支援に来ているので例外だ」と言っている。 反戦平和の連中の言っている「イラク人民の意志に反した自衛隊派兵は戦争加担だ」という理屈は、この発言をどうとらえるのか。 


この「イラク人民」とはフセインの残党やアルカイダ・テロ組織のことなのだろう。 シーア派やクルド人などや反政府勢力を200万人も殺したといわれるフセインの犯罪を黙殺して、しかもこの主張です。
  

ナチスがユダヤ人を殺しているというウワサがあった時にどうして連合軍は早くナチスを叩かなかったのか。 ユダヤ人迫害の情報が一杯入っていたのにバチカンやカトリック教会は何故無視したのか、止められなかったのか、と戦後非難されました。 ナチスを早く叩いていればユダヤ人600万虐殺は食い止められていた。 


フセインが権力の座にある限り、毎年何十万ものイラク人が殺されていた。 イラク戦争での犠牲者以上にフセインを叩くことで多くの命を救えた。 イラクへ派遣された自衛隊は鉄砲を1発も打っていない。 自衛隊は戦争をしていないのです。
  

私はイラクに関して日本はアメリカとの同盟関係を深めるために派遣したのだ、という立場です。 中朝からの核の脅威に対して核を持たない日本はアメリカの核に頼らざるを得ない。 その関係緊密化のために、おっとり刀を差して合戦に馳せ参じて国益のためにアメリカへの忠誠心を示したと見ます。 決してアメリカの言いなりではない。 


「刀は竹みつでも構わん、姿だけでも見せろ」という殿の注文に従っただけ、と見ます。 徳川時代の外様大名のようなもの。 イラク派遣という「参勤交代」で大きな財政負担を強いられても、友好な日米関係を保たないと、いつ無理難題を吹っかけられるかわからないからです。
  

また日本国憲法前文には「われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たとうとする各国の責務であると信ずる」とあります。 


自国の幸せのみを追求し、他国への責務を放棄することは、世界から非難の的になることを覚悟すべきです。 



国連を牛耳る国は死の商人



ところで、アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ロシア、中国、ドイツ。 これらは武器輸出国ベスト6(1997年)です。 ドイツを除いてこれらの国すべてが国連の常任理事国。


国連という平和を追求している組織の中心国が、武器を生産し世界中に輸出する死の商人。 ドイツを含めた6カ国だけで世界の武器輸出のなんと90パーセントを占める。 しかもロシアや中国は戦争中の国にさえも武器輸出している非人道的国家です。
  

イラクに自衛隊を送った日本を責める前に、このような平和主義のはずの国連の常任理事国は常に世界中に戦争支援をしていることを知ってほしいです。 国連から依頼されてPKOでカンボジアへ行った時も反戦平和の人々は反対して「戦争への道を進んでいる」と非難しました。 それから日本は軍国主義国になったでしょうか。 


将来日本が国連の常任理事国になった時には「紛争地域へ日本は派兵できません」とは言えない立場に立たされます。 反戦平和の立場をつらぬくなら国連を脱退しなくてはいけません。

                  (終)

             

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