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マイクの物語コミュの第二十八話 父より受け継いだもの

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第二十八話 父より受け継いだもの

カガリとアスランは三匹の巨獣との戦いを強いられていた。

クロト:そりゃああ!滅殺!

アスラン:ちぃ!

クロトが放つ鉄球をアスランは、カガリを抱えながらジャンプして交わす。

シャニ:はん!

着地した途端シャニが10メートルはあろうかという巨大な鎌を振り下ろす。

アスラン:くっ!

アスランは、無理な姿勢から無理矢理横に飛ぶ。

オルガ:ぶぁ〜か。またはずしやがったな!

オルガの両肩には巨大な砲台が付いている。
オルガがコンクリートの壁を掴むと引きちぎってその砲台にセットする。
セットされたコンクリートは、砲台の中で形を変え、弾丸のような形体に変化していく。
こんなことができる彼らは、まさしく究極の生物なのかもしれない。

オルガ:おらぁ!

ドンドーン!
両肩からコンクリートでできた弾丸を放つ。

アスラン:なっ!

あまりの事にアスランは驚きを隠せなかったが、さすがはアスラン、これも交わす。
だが!
壁にぶち当たった弾丸は凄まじい衝撃を放つ。

アスラン:ぐああああ!!!

アスランと気絶したカガリがその衝撃で吹っ飛ぶ。

アスラン:このままでは・・・・・・・くっ!

アスランは、そっとカガリの方を見る。

アスラン:カガリ・・・・・俺は、お前だけはやらせん!例えこの命付きようともお前だけは守ってみせる!はあああああ!!!!!!

キュイーン・・・・・・バシュッ!

アスラン:でやああああ!!!

アスランが三匹の巨獣に向かっていく。

クロト:バ〜カ、正面からきやがった。これで瞬殺!

クロトが鉄球を繰り出すが、

アスラン:そこ!

ドン!ドーン!

アスランがコルトパイソン357で狙い撃つ!
一発目で鉄球にヒビが出ると、二発目で粉砕した。

クロト:なっ!

オルガ:へっ!これでも、食らいな!

アスラン:!

ドン!ドーン!
オルガがまたしても両肩の砲台から撃とうとすると、その前にその砲台に向けて撃った!
ドゴーン!
激しい爆発音と共に、砲台が吹き飛ぶ。

オルガ:ぐあ!てめえ〜!

シャニ:はん!

銃を撃っている体勢のアスランめがけて鎌を振り下ろすと。
ガキッ!
アスランはナイフで受け止める。
ブチッブチッ!
すべての威力をその体で受け止め、その衝撃で腕や足の筋肉の繊維が何本かぶち切れる。

アスラン:くぅううううあああああ!!!!!

信じられないことにアスランは体重が100倍以上あるシャニを押し返した。

アスラン:はあ・・・・はあ・・・はあ・・・・

クロト:化けものめ!

自分のことを棚に上げてクロトは言う。
その頃、カガリは、

カガリ:・・・・・・・・

???:・・・・ガ・・・・リ・・・・・・カガリ・・・・・・

カガリ:・・・・??誰だ?!・・・・・御父様・・・・・

ウズミ:カガリ。

カガリ:御父様。私は・・・・・私は、私の力が至らぬばかりにたくさんの人達を犠牲にしてしまいました。私は、国家元首失格です。

ウズミ:ならば、歩みを止めるか?すべてを誰かに委ね、平凡で普通の女としての一生を送るか?・・・・それも良かろう。お前は、もう十分にやった、これからはお前の幸せを求めても誰も文句は言うまい。

カガリ:・・・・・御父様・・・・・私は・・・・・・私は、みんなを守りたい。不甲斐ない私では、思い上がりも良いところかも知れない。でも、私は、みんなを守りたいんです。自分の出きる限りのことをしたいんです。それに、こんな私のために死んでいった者達の思いを無駄にしたくない。

ウズミ:そうか、ならば、この力を使うがよい。できることならば、こんな力を使わなくても良い時代が来てほしかったのだが、それも致し方があるまい。カガリ、以前に何度か使ってた力、瞬間的にしか使えなかったこの力をお前の意志でいつでも使えるようにした。さあこの力であの者と共にお前の守りたい者達を守って見せよ。

キュイーーーーンバシュッ!

カガリは目覚めた。
大いなる力と共に、

その頃アスランは、巨獣との戦いをまだ繰り広げている。
相手の武器を破壊したとはいえ、100倍以上の体重差があるのだから、向こうにとっては、ちょっとひねるだけでアスランを殺すことが可能だ。

クロト:くそっ!滅殺!

残念ながら鉄球はもう無いが、拳を振り下ろすだけで十分な威力があった。

アスラン:たあ!

アスランが飛ぶと、

オルガ:ここだ!

ガシッ!
オルガがアスランを掴み握りつぶしにかかる。

アスラン:ぐ、ぐああああ!!!

いくらアスランがバーサーカーモードになっていても、この状況を打破することは不可能だった。

オルガ:死ねー!

シュッー!
オルガが力を込めようとしたその時、風が目の前を横切ったような気がした。
次の瞬間!
ドスーン!
オルガの両手が落ちた。
もちろん、アスランごと。

アスラン:ぐわっ!・・・痛つつつ・・・・はっ!カガリ!

一瞬にして、カガリはオルガの目の前を通り抜け、その両手を切り落とした。

カガリ:アスラン・・・・・私は、もう大丈夫だ!私には、御父様より託されたこの聖剣アカツキがある。さあ、二人で行こう!

何故カガリが聖剣アカツキを持っていたのか、それはわからないが、この剣に託されし、思いと力があれば、断てぬ物など無い!

アズラエルがオーブの防衛システムのロックを解除するまで後5分。

次回 鍵は開けられた をお送りします。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=23443271&comm_id=2002428

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