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マイクの物語コミュの第十話 スパイ

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第十話 スパイ

カガリやキラ、アスランがオーブで戦っている頃、とある場所のとある建物内で一目も触れず、何かを捜している者がいた。

???:・・・・・・・ありましたわ。(もう誰だかお分かりでしょう。)さあ、これをカガリさんに渡せばきっとオーブも救われますわね。

その時、背後に警備兵がライトを照らす。

警備兵:誰だ!

???:!!

シャッ!
一瞬にしてその影は消えた。

警備兵:え?あれ?あれ?

シューッ!
何かが風を切って飛んでくる。
サクッ!

警備兵:!!・・・・・・・・

一言も発せず、警備兵は息絶えた。

???:危なかったですわ。

数々の物語を読んでいただいている方にはもうご存じでしょう。
この美しきスパイの名はラクス・クライン。
歌って艦長もできるアイドルから、歌って艦長もできて狙撃や暗殺術まで会得したスーパーアイドルになった。
そのラクスにとって、建物への侵入、目標の奪取、目撃者を始末することなど、キラの手をひねるよりも簡単に出きる。(キラ:痛いからやめてね)

ラクス:ふぅ〜。

ラクスは、一息つくと、奪取した物を確認し、それを確かめると、再び歩き出した。
見たところ、何かの薬物のようだ。
試験管に入っている緑色の液体。
何やら曰く付きの物のようだ。
その時!
パッ!パッ!
真っ暗闇の中、突然ライトが点く。
いくらラクスが超人のような能力を持っているとはいえ、突然強い光を受ければ、目を背けてしまう。

?????:全く、とんでもない子猫ちゃんですね。こんな悪いことをしたら、お仕置きをしなくては行けません。

ラクス:・・・・・・!!

シュッ!
ラクスは持っているクナイを?????へ向けて投げた。
パシッ!
?????に当たる直前にそばにいる16,7歳ぐらいの少年がそれを掴む。
ハッと見る頃には、ラクスはすでにその部屋から出ていった。

?????:何をやっているんです!機密が漏れればおしまい。これは、ビジネスでも当たり前のことですよ!すぐにハインドを出しなさい。

ラクスが窓際の廊下まで出ると、
ババババババババ!
激しい音を立てて、ハインドがやってくる。
そして、マシンガンでラクスめがけて撃ってきた。

ラクス:!!

たまらずラクスは、廊下を走る。
ハインドもラクスを、マシンガンを乱射しながら、追いかけてくる。
ラクスが走ると、はずれた弾丸が窓を割り、ガラスが飛び散る。
そのきらめくガラスがラクスの美しさを際立たせた。
そして、ラクスが角を曲がったとき!

ラクス:しつこい殿方は嫌われますわよ。

一瞬でスナイパーライフルを取り出すと、曲がってくるハインドを迎え撃つ。
ハインドが先端が見えたとき、
ズキューーーン!
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
ドーン!
パイロットは即死、そのままハインドは、あらぬ方向へ飛んでいった。

ラクス:ふぅ〜。さあ、行きます。

ラクスは再び走り出した。
ダーン!
勢いよく扉を開けると、
チャカッ!チャカッ!チャカッ!
数十名物兵士が、銃を向けて待ちかまえていた。

ラクス:あらあら〜。

兵士:動くな!銃を捨てろ。

ラクス:・・・・・・・・わかりましたわ。

ラクスが、銃を落とす。
その瞬間、兵士達に安堵の表情が見えた。
だがっ!

ラクス:!!

ラクスは、銃が落ちる前にそれを地上すれすれで掴み、兵士達の後ろにあるドラム缶へ向けて撃った。

ドーン!

兵士:うわああああ!!!!

凄まじい爆発音と共に、兵士達が吹っ飛ぶ。

ラクス:さて、急がなくては行けませんわね。

?????:おおっと!せっかちは行けませんね。まったく、あんなに兵士がいるのに、女性一人捕まえられないとは、どういう訓練をしているのでしょうかね〜。

ラクス:・・・・・・・・

?????:これは、致し方ありませんね。君たち、ちょっとあのお嬢さんを丁重にもてなしてあげなさい。

???:はあ〜ん。

???:別に殺っちゃってもいいんだよね。

???:うっせーよお前ら!

どうやら、ラクスはただでは返してもらえないようだ。

次回 三位一体の攻撃 をお送りします。

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