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マイクの物語コミュのアスランにフェイスある限り

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それは、ミネルバがアークエンジェル撃墜の命令を下された時のことだった。

アスラン:どういうことです!何故アークエンジェルを撃墜しなくてはいけないんですか?!

タリア:これは命令なのよ!アークエンジェルはいたずらに戦況を拡大し、ロゴスとの戦いでもあちらに付く可能性があるわ。

アスラン:しかし!

タリア:あなたもフェイスならその称号に恥じない行動をとってちょうだい!

アスラン:くっ!

そして、タリアは去っていった。

アスラン:くそ!こんな物が〜・・・・・・・待てよ!そうだ、これだ!

そして、ミネルバはアークエンジェルを追う。シンは徹底的にキラを追いつめる。

アスラン:キラ!どうしたんだ。お前らしくない。・・・・・・これはやはりやるしかないな。

アスランはどこかへ駆けていった。一方キラは

シン:お前が〜〜!!ステラを殺したんだ〜〜!!!!

キラ:くっ!

シンはインパルスガンダムのエクスカリバーを使ってキラのフリーダムを貫こうとする。必死に避けようとするキラ。しかし、シンの勢いは凄まじかった。シンが完璧にキラを捕らえると、猛然と突っ込んだ。

シン:うおおおお!!!!

キラ:!!

ガシッ!完璧に捕らえたと思ったシンは信じられない物を目にした。

シン:あ、あ、ああああ〜〜!!!!

アスラン:もうやめろシン!

キラ:アスラン・・・・

シン:あんたは・・・・・あんたは〜〜〜!!!裏切るのか〜〜〜!!!

アスラン:シン。怒りに身を任せるな!お前がほしかったのはそんな力じゃないだろ!

シン:うるさいうるさいうるさ〜〜い!!

シンは猛然とアスランの壊れかかったセイバーに突っ込む。しかし、どれも空を切るばかりだ。

シン:くそ!くそ〜〜〜!!!!

タリア:シン!待ちなさい!

シン:?!

タリア:アスラン!あなた、裏切るつもり。

アスラン:どういうことでしょう?

タリア:どういうことでしょうってあなたは今命令を無視したのよ。

アスラン:それが何か?

タリア:軍律によりあなたは処罰されます!

アスラン:いいえ。それはありません。

タリア:な?どういうこと?

アスラン:俺はフェイスです。

タリア:ま、まさか。

アスラン:そうです。

シン:ん?ん?どういうこと。

メイリン:そういうことね。

シン:どういうことだよ。わかんねーよ。お前らだけでわかってんじゃねー!

きっと今のシンの心境は勝手に分かり合っているアムロとララアに嫉妬している赤好きのあの人のようなものだろう。しまいにはやつとの戯れ言はやめろ!と言うかもしれない。

シン:わかってるんなら教えてくれー!(あ違った。)

メイリン:つまり、フェイスの一員は命令が無くとも独断で行動する権限が与えられ、例えそれが命令と相反する物でも許されるのよ!

シン:へ?どういうこと?

ルナマリア:もうバカね!つまり、アスランが今取っていることはフェイスだから許されると言うことなのよ!

ルナマリアは無理矢理メイリンからマイクを奪い取って説明する。

シン:え?何で?

ルナマリア:だから!そうしてもいいという権限を与えられてるの!

シン:何でそんなことが許されるんだよ!誰だ!そんな権限を与えたのは!

ルナマリア:議長でしょう!

シン:なんて事するんだよあの人は〜。

レイ:シン!ギルへの暴言は例えお前でも許さんぞ!

彼らが漫才をしている間もアスランとタリアは口論しあう。

タリア:だとしてもあなたの取っている行動は軍に背いているわ。

アスラン:では、私を罰してください。もちろんその場合、私をフェイスに任命したデュランダル議長も処罰されることになりますが。

タリア:くっ!

シン:くそ〜こうなったらあの人も撃ち落としてやる〜。

ルナマリア:やめなさい!

シン:何でだよ。ルナマリアまであいつのかたもって。まさかあの人に。

ルナマリア:ばか!そんなんじゃないわよ。あんたがアスランを攻撃したら、上官への反逆罪になるのよ。

シン:そんなばかな。そんなことがあっていいのか。

ルナマリア:しょうがないでしょう。そういう規則なんだから。

シン:むむむ。こうなったら。

そして、シンはアスランの方へ向かった。

ルナマリア:あ、あのバカ。

シン:アスラ〜ン!

アスラン:うん?

シン:あんたは、鬼だ悪魔だ裏切り者だバカだアホだ女ったらしだ!

アスラン:?・・・??

これがシンのできるせめてもの抵抗だ。かわいそうだがこれが限度だ。

ルナマリア:まったく、情けない。悔しかったあんたもフェイスになってみたら良いじゃないの。

タリア:フェイス・・・そう!フェイスよ。

ルナマリア:へ?

タリア:あの人はこうなることを見越して私にフェイスを与えたんだわ。

ルナマリア:だったら最初からアスランに渡さなければ・・・・

タリア:見ていてギル!私はこの力でアスランを止めるわ。

ルナマリア:無視しないでよ〜。

アスラン:ミネルバに告ぐ!俺はフェイスの権限を行使してアークエンジェルと行動を共にします!

タリア:待ちなさい!

アスラン:タリア艦長。あなたに私を止める権限は有りません。

タリア:その通り。無いわ。しかし、忘れないで!私もフェイスよ!

アスラン:やはり、そう来ましたか。

タリア:私はフェイスの権限を行使してアスラン、あなたを撃墜します。

アスラン:どうやらやるしかないようですね。

シン:ということは、

タリア:ええ、シン!改めて命令します。アスラン機とフリーダムを撃墜しなさい。

シン:ひゃっほ〜!行くぜ。

アスラン:キラ、迷うな。俺達が選んだ道は間違っていない!

キラ:うん。

シン:はん、何を仲良しこよしでやってんだが!もう俺をしばる物は何もないんだ。やらせてもらうよ。

アスラン:行くぞキラ!

キラ:うん。

シン:はん!・・・・・・ぎゃああああ!!!

シンはあっさり撃墜された。無理もない。先ほどまでは死にものぐるいでキラを倒そうとしていたのに、今度はいらぬ茶番が入ったために自分が何のために戦っているのかも忘れ、意気込みが違う。一方のキラも先ほどまであった迷いもアスランの言葉で吹っ切れこちらも意気込みが違う。しかもアスランと2対1で戦うのだ。シンに勝ち目などあるはずがない。

シン:くそ〜。

アスラン:それでは、失礼します。

キラ:ごきげんよう。

そして、アスランはアークエンジェルに合流した。プラント政府は国民の動揺を抑えるためにアスランを戦死扱いした。そして、すべての責任をロゴスに押しつけ、いよいよ本格的にロゴス攻略に乗り出した。

キラ:ど、どうしようアスラン。

アスラン:オーブへ行こう。

キラ:え?

アスラン:ザフトがロゴスを撃退したら次はオーブだ。その前に何とかしてオーブの首脳陣を変えなくてはいけない。行くぞキラ。

キラ:うん。

カガリ:待てよ。あたしも・・・・

そして、三人は駆けた。この先どんな困難があるか分からないが、アスランにフェイスの紋章がある限りそれを乗り越えていけるだろう。

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