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岡本喜八コミュの「激動の昭和史 沖縄決戦」

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「日本のいちばん長い日」コミュにも書き込みいたしましたが
内容が重複いたします事をお許しください。

その作品同様、岡本監督が撮ったドキュメンタリー映画が
「激動の昭和史 沖縄戦」です。

昨日は「沖縄慰霊の日」でしたが、それはただ単に昭和20年6月23日、
第32軍司令官牛島満中将は未明に自決を遂げ、 この時を以って沖縄における
日本軍守備隊の「組織的抵抗」は終息したという日です。

でもそれは、日本軍の中枢が壊滅しただけの話であり、
戦闘自体がが終わったわけではないのです。

なので6月23日以降も命令を失った兵士や非戦闘員の住民のなお多くが
戦争の犠牲となったのに、なぜ軍司令官自決の日を慰霊の日と定めたのか
疑問に思います。

しかも沖縄方面の日本南西総軍が嘉手納基地において降伏文書に正式調印したのは
終戦の日(8月15日)よりまだ3週間以上先の昭和20年9月7日のことだったそうです。

今盛んに沖縄の「集団自決」が論議されていますが、私は沖縄に行き衝撃を受け、この映画を見ました。

沖縄線の悲惨さに涙が流れ、また執念を持って忠実にこの作品を作り上げた
岡本監督に敬意を表します。

とある方のレビューを引用いたします
http://www.j-kinema.com/okinawa.htm
wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BF%80%E5%8B%95%E3%81%AE%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%8F%B2_%E6%B2%96%E7%B8%84%E6%B1%BA%E6%88%A6

amazon
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_gw?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%8C%83%93%AE%82%CC%8F%BA%98a%8Ej%81@%89%AB%93%EA%8C%88%90%ED&x=1&y=29

岡本監督の「日本のいちばん長い」を評価する方には、絶対見ていただきたい一作です。

コメント(9)

私の今日の日記です。

脚本家の新藤兼人氏が老衰100才で亡くなったそうです。
と、書くといかにもこの人のことを知っているようですが、昨日、職場のプログラムのためにチェックした『激動の昭和史 沖縄決戦』(1971東宝 岡本喜八監督)がこの人の脚本だったのです。
プログラムの6月のテーマが『沖縄』のため、やはり『沖縄戦』は外せないだろうということで、沖縄戦を俯瞰できるような映画を探したのですが、これがなかなか見当たらないのです(様々なエピソードにスポットした物はあるのですが…)。やっと見つけたのがこれ。
低予算での製作を余儀なくされた映画だそうですが思いのほかよくできていました(クオリティを言ったらキリありませんが)。
新藤氏の脚本は、台詞はほぼ全部ヤマトグチ(ウチナーグチ=沖縄方言はほぼ使わず)ですが、名も無い人たちへの視点がしっかりしていて、それが印象的に描かれ、監督、脚本家の沖縄戦(=戦争)に対する気持ちがわかります。質量とも圧倒的な題材ですが(途中[休憩]!もあります149分)、飽きさせません。そして特典で静止画で沖縄戦史がテキストでまとめてあり、これが大変わかりやすく勉強になりました。恥ずかしい話ですが、私はエピソードばかりで沖縄戦史は知らないに等しかったので。
復帰の年に公開された映画ですが、当時どのように受け止められたのでしょう。それが気になると同時に、その後の世代(私もです)にこそ是非観てもらいたいと思いました。悲惨なエピソードが生まれたのはなぜなのか、全体史の中で捉えることができました。
残念ながらTSUTAYAではレンタル扱いになっていないようなので、TSUTAYAと東宝にレンタル扱いするようリクエストしてみます。

6月23日は沖縄慰霊の日です。(第32軍司令長官牛島中将が自決し沖縄における組織的戦闘が終わったとされる日。最終的に沖縄守備軍が降伏調印したのは8月15日よりも後の9月7日。それまで悲劇は続いた)

ちょっと興ざめするかもしれませんが一言。

この映画のシナリオは名義上は新藤さんになっていますが、一言一句映画には使用していないそうです。岡本監督が受け取ったシナリオでは「米軍が迫っている沖縄のビーチでセックスばかりしている」話だったそうです。そこで新藤さんに許可をもらい岡本監督が全部書き換えたそうです。しかし契約上の都合でクレジットは新藤さんのままになりました。ギャラも7:3で岡本監督の取り分は3だったそうです。業界の慣例とは言え変ですね。

生前に岡本監督から直接聞いた話です。低予算ながら映画が素晴らしいのはほば100%岡本監督の力です。

シナリオ協会だかの記録では二次使用のギャラは岡本監督に入るようになっているそうです。クレジット上と実際のギャラの動きが違う例ですね。
> 潔しさん
ご教示ありがとうございます。そうだったのですね。興味深く拝見しました。
教えていただいたことを、私の日記と、職場のプログラムで紹介させていただいてもよろしいでしょうか?いろいろな意味で大切なことと思えます。
どうしよう?監督は愚痴っぽくおっしゃった個人的な話でしたし、証拠がある訳でもありませんからお任せします。
ただ準備稿があれば新藤シナリオがどうだったかわかりますけどね。
「日本のいちばん長い日」を小林正樹が何故降りたかとか、公にしたら面白い話はあるんですけどね。
> 潔しさん
なるほど、ビミョーですね。紹介しない方がいいかな。直接会って話す場がある人には「実はこうらしい。」と伝えようと思います。
しかし、ボツになった?脚本にも興味がわきました。
そうですね。断定的でなければ問題ないと思います。
ここは喜八プロの人も見ているので文句あれば言って来る筈ですから。
断定ではない、の前置きで日記に内容部分を転載させていただきました。

この映画のおかげで岡本喜八、新藤兼人にも興味を持ちました。
<愚連隊>観ようと思ってます。
ちょっと気になったことがあるので蛇足ですが、この作品はドキュメンタリーではないですよね。実録映画であり、劇映画だと思います。
喜八監督の作品の中ではそんなに面白くなかったような記憶があります。田中邦衛さんが散髪屋の役だったかな。

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