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ジョギングを楽しく続けよう☆コミュの金門マラソン2012

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2012年2月26日、東京マラソンと同日開催の金門マラソンに出走してきました。舞台の金門島は中国福建省アモイの沖合い2kmに浮かぶ中華民国福建省ののどかな小島です。国共内戦の最前線となった場所で、島内各地には共匪(共産党ゲリラ)に対抗して戦ったモニュメントが残っています。沖縄のシーサーにそっくりな「風獅爺」が守り神になって島を守っています。今では大陸との交流も再開し、今回も多くの中国人ランナーを見かけました。

金門マラソンはフルマラソンの完走者550人(制限時間7時間)という小規模なマラソンです。そのようなレースでも台湾本島からも多くのランナーが参加するようで、金門に向かう台中空港にも多くのランナーが飛行機を待っていました。(台湾のレースでは協会指定のバッグで荷物を預けるので、同じバッグを持っている人はランナーだと一目で分かるのです)。雑談中、彼らは「金門マラソンのコース沿道住民の応援はなかなか情熱的で、台湾人ランナーの間では「台湾の那覇マラソン」と言われているんだよ」と教えてくれました。私は那覇マラソンを走ったことがありませんが、台湾ランナーにとってはかなり身近な大会のようですね。

さて26日。朝起きたら天候は雨。風も強く気温は8度。そんな天候でもスタート地点の金門大学には多くのランナーが続々と集まってきました。私の家族も3kmファンランに参加です。

7時。中華民国馬英九総統の号砲でマラソンスタート。かなり走りこんでいる人が多いようで他の大会のようにエイドステーションでゆっくり水分補給しているランナーは殆どいません。私は走りながらの水分補給が苦手なのでいつもの半分も水分を摂れません。それでも気温が低いのが幸いして(汗も少なく)脱水症状にならずに走り続けられます。沿道の爺さん婆さん子供達とのハイタッチもエネルギーになるようです。10kmで時計を見ると49分、20kmで1時間40分、30kmで2時間40分。かなり快調。このペースで行けば4時間切りができるかも、と甘い考えが一瞬頭をよぎります。しかしここからが延々と続く上り坂。足が急にしんどくなって急激にペースが落ちました。40km地点で4時間過ぎてしまいます。40kmから41kmまでが一番しんどく、歩くようなペースでかろうじて走ります。41kmの表示。あと1kmだと思うと急に力がわいてきてゴールまで思い切り走りました。多分1km5分位のペースに回復し、5人をごぼう抜きして気持ちよくゴール。去年12月の台北マラソンでの自己ベストを8分縮める4時間15分(549人中204位)でのゴールでした。このペースで毎回5分ずつでもタイムを縮められたらいつかは「猫ひろし」に追いついてしまうんではないかと皮算用してしまうほどの余力が残っているのには自分でも驚きました。

馬総統は号砲を鳴らした後、護衛に囲まれながらも3km走ったようで、私の家族は総統と一緒に走ることができて良い記念になったと感動していました。

完走後写真を撮ってくれた中国人ランナーは「一国の領袖が市民と一緒に走るなんて。。。ありえない。。。」とショックを受けていました。

完走の記念品はタオル、メダル、高粱酒(金門島名産のお酒)一瓶。
金門の人たちの親切な応援と高粱酒に惹かれて、「来年もまた参加しようかな」なんて早くも考え始めてしまいました。

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