劇場に映画を観に行こう♪コミュのナミヤ雑貨店の奇蹟

★★★☆☆

手紙での悩み相談の対応を副業にしていた昭和時代の雑貨店をめぐる不思議な一夜を描いた物語です。
東野圭吾原作の小説の実写化作品です。原作は読みました。

過去と現在を行き来するストーリーなのですが、あまり上手く映画の脚本に消化出来ていない感じがしました。

特に、ある登場人物が、自分が今まで生きてきた意味を悟る、原作屈指の名シーンがあるのですが、そこの部分の台詞が少し足りなくて、非常に物足りない残念なシーンになっていました。小説だと、登場人物の感情を文字で描写することができますが、映画にするのなら、ちゃんと台詞にしてもらわないと観客には伝わりません。

また、中盤に最高に感動的なクライマックスがあって、その後は惰性で、かなりダラダラとした展開になってしまっていました。

山下達郎の主題歌は、歌詞の内容、メロディともに非常に素晴らしいです。
劇中でも、なかなか効果的に使われていたのですが、フルコーラスに近い形で使われていたため、ちょっとくどい感じがしてしまったのが残念でした。

ということで、せっかく原作や主題歌の素材は良いのに、映画としては、全体的に見て残念な点が多い作品になってしまっていたと思います。

某映画評論サイトで絶賛されていた、主役の山田涼介の演技も、特筆すべきものだとは思えませんでした。交友関係があるせいで、褒めちぎらざるをえないのですかね？(苦笑)
個人的には、売れないミュージシャン役の林遣都の方が好演していたように思います。

http://namiya-movie.jp/

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 09月24日 00:49

昨日見て来ました。
涙、涙、涙です。

[2] mixiユーザー 09月29日 07:54

管理人です。

この映画の感想は、このトピックに書いて下さい。
重複トピックが立っていましたので、削除させていただきました。

[4] mixiユーザー 10月19日 22:11

悩みの手紙を出すときって、どんな気持ちだろう！？
返事によって変わる人生はどんなに有意義なんだろう

縁の大切さを感じさせられる映画(*´ｪ`*)

[5] mixiユーザー 10月26日 11:27

多分文字で見てみたらそれほどの違和感がないのかもしれないけど。魚ミュージシャンのシーンも映像で見るとなんか違和感あるし。中盤の過去との手紙はラストへの複線にはなっているとは思うけど。いくら何でもそれはないよなぁと苦笑してしまうような。
まぁ全体的にはよく出来た映画とは思うけど。それほど感動の嵐とかではなかった気はする。そんな中で一番感動したのは教師になった子が自分の教え子に１００点取らせていたところかなぁ。
今は採用試験が厳し過ぎてかなりの秀才しか公立の教師になれないから勉強が出来ない子の気持ちが判る人なんかいないけど。もしそんな先生が本当にいたらどんなに学校生活が楽しかったんだろうなぁと想像したら涙が出ました。学校特に中学は地獄ですからね(笑)

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