★★★☆☆
IT関連企業のCEOである主人公が、会社の共同創業者でありながら自分が会社から追い出してしまったかつての親友の死を機に、自分の生き方を見つめ直す物語。
富山県で続く「新湊曳山まつり」(曳山＝山車)をストーリー展開の中心に据えた作品です。
ところどころで多少ホロリとするシーンはあるものの、号泣するほどの感動作ではないので、あまり過度な期待をして観に行くと肩透かしを食らうかもしれません。
どうも、個人的には、話の中に無理やり「新湊曳山まつり」を組み込んだような気がしてしまって、そんなに説得力のあるシナリオとは思えなかったです。まつりのシーンをばっさりと取ってしまえば、単にワンマン社長が強引な経営をしすぎて挫折するという、かなりありがちな感じのお話にすぎません。「人生の約束」という題名の意味も、あまりよく分かりませんでしたし、中盤で、主人公が「友よ」という書き出しでノートPCに打ち込む文章も、はっきり言ってクサいと思いました。自分の会社が一大事なのに、一体何やってんだ？という気もしました。ラストも、あまりにもあっけなかったです。
ただ、俳優陣はかなり充実していて、竹野内豊と江口洋介が好演していました。優香と小池栄子も良かったです。あと、新人の高橋ひかるの透明感のあるたたずまいが素晴らしかったです。
http://
IT関連企業のCEOである主人公が、会社の共同創業者でありながら自分が会社から追い出してしまったかつての親友の死を機に、自分の生き方を見つめ直す物語。
富山県で続く「新湊曳山まつり」(曳山＝山車)をストーリー展開の中心に据えた作品です。
ところどころで多少ホロリとするシーンはあるものの、号泣するほどの感動作ではないので、あまり過度な期待をして観に行くと肩透かしを食らうかもしれません。
どうも、個人的には、話の中に無理やり「新湊曳山まつり」を組み込んだような気がしてしまって、そんなに説得力のあるシナリオとは思えなかったです。まつりのシーンをばっさりと取ってしまえば、単にワンマン社長が強引な経営をしすぎて挫折するという、かなりありがちな感じのお話にすぎません。「人生の約束」という題名の意味も、あまりよく分かりませんでしたし、中盤で、主人公が「友よ」という書き出しでノートPCに打ち込む文章も、はっきり言ってクサいと思いました。自分の会社が一大事なのに、一体何やってんだ？という気もしました。ラストも、あまりにもあっけなかったです。
ただ、俳優陣はかなり充実していて、竹野内豊と江口洋介が好演していました。優香と小池栄子も良かったです。あと、新人の高橋ひかるの透明感のあるたたずまいが素晴らしかったです。
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