劇場に映画を観に行こう♪コミュのミッション：インポッシブル / ローグ・ネイション

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トム・クルーズの代表作である大ヒットシリーズ「ミッション：インポッシブル」の第５弾です。
絶対不可能に思える超高難度ミッションを次々に成功させてきた伝説の諜報機関 IMF (Impossible Mission Force) と謎の多国籍スパイ組織「シンジケート」との闘いを描きます。

予告編でさんざん話題となった高度1500メートル、時速400キロメートルで飛行中の軍用機にトム・クルーズ演じる主人公イーサン・ハントがぶら下がる、まさに命知らずのスタントシーン。
最大の見所っぽいシーンを事前にあんなに見せちゃったら、映画本編がつまらなくなるんじゃないの？と映画を観る前は思っていましたが、全くもって下らない杞憂にすぎませんでした。最初から最後まで全開フルスロットルで突っ走る神演出は、さすが傑作「ユージュアル・サスペクツ」や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」の脚本を手がけてきた監督(今作でも脚本を担当)だとうならされる素晴らしい完成度です。

「ミッション：インポッシブル」の名前を冠する作品にふさわしい絶対不可能に思えるミッションの数々に挑むスリリングな展開満載で、要人狙撃シーン、水中アクション、カーアクション、バイクアクションなどなど、とにかくスタイリッシュで凄い迫力だったですね。

シナリオも、IMFの活動は本当は組織を存続させるための自作自演(いわゆるマッチポンプ)なんじゃないのか？とCIA長官に疑惑の目を持たれ、いきなりIMF解体の危機に陥るなど、先の展開が全く読めないスパイものとして非常に凝った内容で楽しめました。

おなじみのIMFの仲間エージェントの面子の安定した演技に加えて、敵か味方か容易には分からないミステリアスな美女スパイの存在感も素晴らしいです。

ラストの締め方もスマートで美しく、夏休み映画でこれを観ずして一体他に何を見るんだ？というほどの卓越した完成度の大傑作でした。
本作は3D映画ではありませんが、映画館の大スクリーンで観るのにまさにふさわしい、ダイナミックな映像に終始圧倒されること請け合いです。

http://www.missionimpossiblejp.jp/