劇場に映画を観に行こう♪コミュの映画ビリギャル

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学年ビリの落ちこぼれ女子高生さやか(有村架純)が、ユニークな塾講師や家族、友人たちに励まされながら慶應大学を目指す物語です。5/01の公開に先立ち、運よく試写会を観ることができました。

ポスターやチラシに書いてある副題で、ストーリーの最初から最後までのほとんど全てが語られていたりするのですが(あえてここには書きません)、かなりドラマチックな内容なので、最初から最後までずっと引き込まれて観ることができました。

当初は偏差値30だっためちゃくちゃおバカな女子高生が、塾の先生(伊藤淳史が好演)のユニークな指導方法や誠実な励ましに応え、次第に学力を上げていく姿が丁寧に描かれています。
初めは単なる友達へのウケ狙いのネタでしかなかった、あまりにも無謀な慶應大学合格を、次第に主人公が真剣に考えるようになり、その思いが本当に真剣であるがゆえに途中で挫折も経験するなど、さすが実話を基にしているだけあってリアルな姿だなぁと思いました。
慶應大学に入りたいという夢に向かって、主人公がひたむきに努力する姿は美しかったです。また、個別指導塾なのですが、机を並べて一緒に学ぶ塾の仲間との交流シーンも良かったです。

大学まで内部進学でストレートに行ける女子校に入ったがゆえに、全く何の勉強もせず、毎日夜遅くまで友人たちと遊び暮らしていた主人公が、その一生懸命さゆえに、次第に友人たちからも励まされ、主人公を心から愛する母親、そして何よりも主人公が「やれば絶対に出来る」ということを信じて疑わない、いつも前向きな塾講師にも支えられ、ひたむきに頑張り続ける姿は涙なしでは観られませんでした。
塾講師や家族との絆、友情、目標を最後まで諦めない気持ちの大切さなど、心を打つ要素がいっぱい詰まった感動作です。

主人公を演じる有村架純には、見ていて非常に好感を持てると思いますので、もしも金髪ギャル系が苦手な人であっても、何の心配もなく普通に観られると思います。

GWに観る映画として、オススメです。

http://birigal-movie.jp/