★☆☆☆☆
人間の奥底に潜む性と暴力の闇を描いた芥川賞受賞作を映画化したドラマです。原作は未読です。
昭和の終わりの田舎を舞台に、暴力的な性癖をもつ父への嫌悪感と自分がその息子で全く同類の人間であることを自己嫌悪する男子高校生を描いている。
というような前知識で観ましたが、肝心の息子も、いつも性行為のことだけしか考えておらず、父親と同様に暴力的であり、そんな自分を全く反省することもないダメ人間のようにしか見えませんでした。まさに蛙の子は蛙という感じでした。主人公のクズ人間ぶりには、何度も苦笑せざるをえませんでした。
また、原作にはない衝撃のラストという触れ込みでしたが、ただ滑稽なだけだった気がします。
とにかく、観ていて終始胸くそが悪くなってくるような作品なので、デートとかでは絶対観ない方がいいと思います。後で気まずくなること請け合いです。
余談ですが、昨日の日経新聞の夕刊の映画評のコーナーで、本作品のラスト付近のネタバレが全く悪びれもせず堂々と書かれていたのには呆れました。(途中で読むのをやめましたが)
もともと日経の映画評のコーナーは、映画評と称してあらすじを長々と書いてあるだけなのがお約束ですが、読者から苦情が来たりはしないんですかねぇ。
http://
人間の奥底に潜む性と暴力の闇を描いた芥川賞受賞作を映画化したドラマです。原作は未読です。
昭和の終わりの田舎を舞台に、暴力的な性癖をもつ父への嫌悪感と自分がその息子で全く同類の人間であることを自己嫌悪する男子高校生を描いている。
というような前知識で観ましたが、肝心の息子も、いつも性行為のことだけしか考えておらず、父親と同様に暴力的であり、そんな自分を全く反省することもないダメ人間のようにしか見えませんでした。まさに蛙の子は蛙という感じでした。主人公のクズ人間ぶりには、何度も苦笑せざるをえませんでした。
また、原作にはない衝撃のラストという触れ込みでしたが、ただ滑稽なだけだった気がします。
とにかく、観ていて終始胸くそが悪くなってくるような作品なので、デートとかでは絶対観ない方がいいと思います。後で気まずくなること請け合いです。
余談ですが、昨日の日経新聞の夕刊の映画評のコーナーで、本作品のラスト付近のネタバレが全く悪びれもせず堂々と書かれていたのには呆れました。(途中で読むのをやめましたが)
もともと日経の映画評のコーナーは、映画評と称してあらすじを長々と書いてあるだけなのがお約束ですが、読者から苦情が来たりはしないんですかねぇ。
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