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日本の生命線・台湾防衛運動コミュの新たなる日本の脅威は馬英九政権/中国への海洋機密情報漏洩の疑い

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■中国が台湾に対日共同戦線を提案したとの情報が 

「このところ日台関係の今後を憂慮させる出来事が相次いでいる」と指摘するのは、産経新聞の十月十八日に掲載のコラム「東亜春秋」だ。

―――今年も漁業に絡んだ摩擦が続いている。中国との関係を最重視する馬英九政権のもとで、台湾の対日世論にも微妙な変化がみられる。

―――日台の緊密な関係が漁業紛争で壊されないよう、双方が一段の知恵を絞る必要がある。

―――取り組むべき課題は山ほどある。手をこまぬいていると尖閣諸島や東シナ海などの領有権争いで中国と台湾が対日共同戦線を張ることにもなりかねない。

台湾には大きく分けて二つの「人種」がある。一つは台湾人、一つは外省人こと在台中国人。前者は日本人とはウマが合うが、後者は必ずしもそうではなく、仇日情念もある。その外省人の主導で発足したのが馬英九総統の国民党政権だ。国民党はこれまで、民進党の台湾人政権打倒のため、中国と「対台湾人共同戦線」を張ってきた。だから次は本当に「対日共同戦線」となるかも知れない。

そう思った矢先、台湾紙の自由時報は十月十九日、中国はすでに台湾側に領海問題での共同戦線を申し出ている可能性を指摘しているのだ。

■中国の海洋戦略に国民党政権は加担しているか

それは民進党の立法委員(国会議員)、蔡同栄氏の話を引用するものだった。同氏は自身が獲得した情報に基づき、次のような状況を明らかにした。

「ここ五年間、中国の海洋調査船はつねに台湾周辺海域に出没し、ことに佳山基地や大鵬湾基地を含む東側の三十ないし六十カイリ沖の海域では、自国の大陸棚の範囲を国連に報告するとして大陸棚の調査を行っているが、その本当の目的は海軍の潜水艦や水上艦のため、台湾周辺の海底の戦略情報を収集することにある」

ところが馬英九政権が発足すると、「国家安全会議の蘇起秘書長(幹事長)は部下を通じ、内政部(内務省)の海洋探測研究団(台湾大、海洋大、台湾師範大、清華大、中央研究院などの学術機構も参加し、海洋気象、大陸棚、海底地層などの調査を行う)に対し、台湾周辺海域に関する情報を中国国務院へ渡し、国連海洋法条約に関わる資料として、台湾に代わって国連へ提出するよう求めた」と言うのだ。

それには次のような経緯があるらしい。

!)昨年十二月、台湾大の魏国彦・地質学部教授を含む四人の研究団科学調査グループのメンバーらは北京を訪問し、中国国家海洋局の高之国・海洋戦略発展所長と会い、調査について語り合った。

!)これを受け今年六月、中国海洋局の副局長などが訪台し、海巡署(台湾の沿岸警備部門)や国家安全会議のメンバーを訪問している。

!)七月初めには海洋研究団の胡念祖・中山大教授ら法律政治グループの四人が北京を訪れ、中国が台湾に代わって近海の大陸棚などに関する情報を国連に報告することを協議した。

この二度にわたる学者の訪中に対し、「中国側は貴賓待遇で迎え、中南海で宿泊させ、温家宝首相、陳雲林・海峡両岸関係協会などと引き合わせている」と言う。そしてこれら協議の中で中国側は、「台湾からの海底情報を国連に伝える際、台湾を中国の一部とすることで、中国の大陸棚の範囲を拡大したい」と説明したそうだ。

また「最近の秘密会談」で中国国務院側は台湾の学者に「台湾とともに魚釣台列島(尖閣諸島)と太平島(スプラトリー諸島中最大の島で台湾が支配している)の調査と開発を進め、これら二つの海域での主権争いにおいて、共同で日本、フィリピンに対処することを望む」と伝えたらしい。

これはまさに、尖閣諸島と東支那海の問題での対日共同戦線の呼びかけだ。

また「台湾を中国の一部とすることは、中国の東支那海、南支那海での戦略的拡張に役立つ」と語ったと言う。

こちらは対「台湾人」共同戦線の呼びかけだろう。

■米国支配への挑戦―このままでは日本は中国の属国だ

蔡同栄氏のこうした指摘に対し、総統府の王郁スポークスマンは「蘇起は絶対にそのような要請を内政部に行っていない」と否定する。

内政部の簡太郎政務次長も「そのような指示は受けていない。海底調査の情報は機密に属し、漏洩されることはない」と強調する。

魏国彦教授は「自分はこの問題に関わっていない。十二月に北京へ行ったことも記憶にない」としている。

だが自由時報は「情報から見て簡単な問題でないことは明らか。国民は等閑視を許されない」と訴える。

自由時報は同日、「我が海洋調査の資料は中国遠洋戦略の跳躍台となる」との論評も掲載。そこでは次のように説く。

―――台湾は主権独立国家であり、中国はその周辺海域の調査を行う手段も力もないが、政治、経済、軍事、戦略等の目的達成のため、各種の積極的手段を行使し、最短時間でそれを得ようとしている。

―――台湾の西側海域の状況は、この数年間で中国にほとんど把握され、軍艦を台湾海峡に遊弋させることで、「すでに中国の海になった」との印象を世界に与えている。中国海軍の水上艦、潜水艦が日本、韓国、台湾、フィリピンとを結ぶ第一列島線の間を自由に横行することがもはや不可避だと言うのが東アジアの現実の情勢だ。

―――台湾の東側の第二列島線に至るまでの海域は、中国にとってはなお未知に属し、期待に溢れる海域であるとともに、中国が挑戦しようと試みる遠洋戦略の戦場でもある。

―――この海域は従来米国の地盤である。中国は何度も艦隊の遠洋航海や潜水艦の訓練を理由に、この区域で調査と情報収集を行ってきたのは、それはいつの日にか米国から覇者の地位を奪い取ろうと願っているからだ。そのそのための第一歩が、完全なる台湾周辺の海洋調査資料を獲得することに他ならない。

―――中国の海洋調査船が台湾東部の外海で情報収集を繰り返してきたのは台湾軍の演習情報の収集のためだけではない。最も重要なのはその海域に関する詳細な調査情報を蓄えること。それによって軍事面では、中国の新型潜水艦が第二列島線まで大挙侵入し、米国の唯我独尊の地位を破壊することが可能となる。そして戦略面では、世界に向けて「台湾は中国の一省」だと正式に宣言することが可能となる。

こうした予測は日本人にも無視できない。なぜなら西太平洋(第一、第二列島線の間の海域)での中国のプレゼンスがそこまで増大した場合、台湾が「中国の一省」になるのなら、日本は「中国の属国」となるからだ。

■在台中国人政権の裏切りの「民族性」こそが日本の脅威

もう一つの論評「水文機密を敵に献上すれば、戦いに備えても意味はない」では、「蔡同栄氏の指摘が事実なら、六十年前の再演となり、有事の際には海軍将兵が生命を捨てることになる」と警鐘を鳴らす。それは国共内戦当時の徐蚌会戦(中国では淮海戦役と呼ぶ)のことである。

この会戦は国民党の郭汝瑰・国防部作戦庁長が立てた作戦だったが、この人物は実は共産党のスパイで、この作戦計画が前線に伝わる前に、すでに中共軍に伝わっていた。中共軍への攻撃計画はみな郭汝瑰が策定した。だから国民党軍は連敗した。だから今回、情報漏洩が事実なら、それは台湾の海軍にとっては大脅威だと言うのである。

ここで問題となるのは国民党政権が愚かにも、内戦当時の轍を踏むか否かだが、敢えて踏む可能性は少なくない。中国人である彼らは、もし台湾人のために「祖国」と戦って死ぬか、それとも台湾を売って「祖国」から優遇されるかとの選択肢を突きつけられたら、果たしてどちらを選ぶだろうか。

国民党政権は中国と対「日台」共同戦線を張り、あの国の戦略に加担して、東支那海はおろか西太平洋までが「中国の海」となる公算は低く、その自己利益の追求に汲汲とし、信頼し難い裏切りの「民族性」はまた、日本にとっても非常に大きな脅威になりつつある。

これを東アジアに新たに登場した敵対勢力と認識し、その動向を注視することが必要だ。

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