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日本の生命線・台湾防衛運動コミュの在台チベット人が教える日本、台湾の進むべき道

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http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-585.html#comment4191

台湾紙「自由時報」(十二月八日)にチベット亡命政府駐台代表でダライ・ラマ基金会会長のDawa Tsering氏、同政府国会議員のKhedroob Thondup氏へのインタビュー記事が掲載されたが、日本人にとっても重要と思われるので、一部を紹介したい。

そこでは胡錦濤の話が出てくる。現在国家主席である胡錦濤は八〇年代終わりから九〇年代の初めにかけての四年間、チベット自治区の党書記として同地に君臨していた。

Khedroob Thondup氏によると、

――― 一九八〇年以来、北京と交渉しているが、この三十年間、北京はわれわれを騙し続けている。なぜ北京が協議を始めたかといえば、「チベット問題はダライ・ラマ以外には解決できない」と知っており、甘い言葉で彼を欺き、チベットへ戻らせようとしたからだ。現在は北京の経済はよくなっているため、態度が変わっている。

―――九〇年に北京で胡錦濤と会った。なぜ八七年と八九年に流血を引き起こしたかと聞くと、「北京から鎮圧のために出兵を命じられた。自分では決定できなかった」と言われた。そこでそれを信じ、ダライ・ラマには「胡錦濤は明日の星で、期待できる」と報告したが、今年三月、四月の軍人による流血弾圧は、彼が自分で決定したものだった。


チベット人を騙し続けてきた胡錦濤

―――最近ラサの友人が胡錦濤と会い、「なぜ派兵したのか」と聞くと、「中央はたくさんの金を使ってチベット人をこれほど優遇し、建設も行っている。それなのにチベット人はどうしてこうなのだ」と言う。そこで友人は「最も重要なのは金ではない。我々は人権擁護を求めているのに、なぜだめなのか。なぜ愛国教育の強化を受ける以外に道はないのか」と訴えた。

―――胡錦濤は長年チベットにいたのだから、特に責任は大きいはずなのに、なぜ何も変えられないのか。五十年以上経っても、チベット人が何を求めているのかまったく理解していない。我々には宗教と文化が重要だ。これらを奪われるなら、共産主義の下では生きて行けない。だから我々は帰らない。今後十年以内に中国は必ず変わり、チベットにも必ずチャンスがあるはずだ。胡錦濤は二〇一二年に引退するが、ダライ・ラマはそうではない。彼が存在する限り、チベット問題が消え去ることはない。


インド訪問中の胡錦濤に抗議する亡命チベット人たち

―――先ごろチベットの約一万八千人の住民に電話調査をしたところ、八千人が「ダライ・ラマの決定に従うべき」と主張し、五千人が独立を主張していた。

しばしば日本人に欠けている視点は、中国のチベット統治の本質が、二十一世紀の世界では許されるはずのない、野蛮な殖民地支配であると言うことだが、これについてDawa Tsering氏は次のように語る。

―――チベットは高度な文明を持つ民族の土地だが、中国政府の殖民地政策下で最も野蛮で、最も後進的で、最も暗黒で、最も残酷な社会に変わってしまっている。

―――中国は「大チベット」を批判するが、チベットは一つであって大小の問題はない。中共が言うチベット自治区の面積や人口はチベットの総面積や総人口の半分にも満たない。これは中国政府が露骨に実施する「分けて治める」政策の結果だ。この種の「夷を以って夷を制する」のやり方で被支配民族の力を殺ぎ、分化して衝突させようとしている。これを続ける以上、民族自治など口にするべきではない。

なお中国政府のチベット侵略の大義名分は「チベットの農奴の解放」だった。今でも中国人は「農奴解放」を理由にチベット占領を肯定しているが、同氏は次にように話している。

―――中国は「亡命政府は農奴制を復活させようとしている」と言っている。しかし歴史的に見て、チベットには緩やかな封建制度はあったが農奴制は存在していなかった。中共は民主主義を知らないが、ダライ・ラマは一九六〇年、亡命政府において民主主義を推進し、今では民主政府、議会が存在している。そして若い世代は民主主義の下で成長しており、かつての制度など知らない。何を「復活させる」と言うのか。

ダイ・ラマは、来年訪台する意向を示していたが、馬英九総統は十二月初め、中国との関係への配慮で、その入国を拒否する姿勢を示した。これに関して両氏は次のように語る。

Dawa Tsering氏

―――ダライ・ラマの台湾訪問は他の国への訪問とは違い、特殊な責任を伴うものになっている。台湾の仏教徒、とくに四、五十万人のチベット仏教の信者に対してだ。彼らは毎年千人以上もが苦労をしてダライ・ラマの講話を聞きにインドを訪れている。そしてつねにダライ・ラマを台湾へ招待しようとしている。

―――馬英九総統は多くの場でダライ・ラマを歓迎する意思を表明してきた。以前彼は民主、自由、人権の理念を守る姿勢が強かった。たとえば八九年の六・四天安門事件に関しては、毎年コメントを発表してきたが…。

Khedroob Thondup氏

―――馬英九総統は今年の三月、四月のチベット流血事件に関して談話を発表している。当時は二百三十人が死亡し、七千人が捕まっていたが、今のチベット内部の状況はさらに複雑に悪化しているのに、なぜ言及しなくなったのか。彼には姿勢を一貫させる責任がある。

――各国のリーダーはダライ・ラマと会見している。中国は必ず怒るが、それでもフランスのサルコジ大統領などは会見した。馬英九総統はたぶん中国との関係の方がダライ・ラマより重要と判断したのだろう。しかしこれに対して台湾人にはたくさんの批判がある。

―――ダライ・ラマは二度台湾を訪問している。一度目は九七年の国民党時代。そのために対中関係が破壊されたわけではない。九八年には両岸協議が再開しているではないか。今も国民党が与党になっているが、民主主義は以前より進歩しているはずでは。李登輝総統は勇敢だったが、馬英九にはなぜそれができないのか。

―――台湾は一つの独立国家だ。しかし中国と商売をやりたいからと言って、なぜあの国と合体しなければならないのか。私はいつも台湾の人々に「チベットを見よ。人権を宝物として考えよ。ダライ・ラマは『台湾が何を必要としているかは、台湾人が決定しろ』と言っていた。台湾はチベットに学ぶべきだ。我々にはダライ・ラマがいるだけではない。チベット人も国際社会で一所懸命に声を上げている。この点において台湾には不足がある。

―――台湾は中国に惑わされてはいけない。中国が本質的には邪悪であることを知り、併呑を免れるべきだ。台湾のこれほどすばらしい自由、民主の状況は必ず守られなければならない。それは台湾だけの利益のためだけではない。それがアジアに対しては最大の貢献でありモデルなのだ。チベット、中国人民にも影響を与えることができる。

以上のように、チベット問題の原因は、すべて中国の「邪悪」さにある。そしてその中国に抵抗を見せているのがダライ・ラマ。そしてそのダライ・ラマを強く敬慕するのが台湾の民衆。しかも台湾の民主主義は中国に対して大きな影響力を持っているのだが、その国の馬英九総統は今では中国の言いなりとなり、チベットを見捨てるばかりか、自ら「第二のチベット」の道を選んでいるように見える。

中国に対抗する意思が馬英九総統にないから、台湾はこうなるのだ。しかし同じことは日本についても言えないだろうか。

このインタビュー記事を読んでいて、日本も台湾もダライ・ラマ=チベット人の側に立つか、中国の側に立つかの基本姿勢を明らかにするべきだと感じる。つまり「邪悪」なる中国との曖昧な妥協姿勢は許されないと言うことだ。中国に騙され続けて「第二のチベット」の道を行くのではなく、民主主義の尊さを中国人民に伝達し、「邪悪」な中共を脅かし、牽制すると言う戦いの道を選ぶべきだと考える。

コメント(1)

戦う仏教者に賛同します。
日本国内には媚中仏教者が多くて困ります。
見習え!と思います。

それと馬鹿英九、小生は最初から何も期待していませんでしたよ。
当選したから”馬を反日に向けさせない様に協力しよう”などと
戯言、たとえ著名人の発言でも相手しませんでした。
その通りになっています。

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