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日本の生命線・台湾防衛運動コミュのダライ・ラマを拒絶―中国への対抗を放棄した台湾

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http://mamoretaiwan.blog100.fc2.com/blog-entry-582.html

暴力立国である中国にとり、政治宣伝工作は暴力を正当化するために欠かせない。ダライ・ラマへの誹謗中傷なども、その代表的な一つである。

暴力でチベットを侵略し、併呑し、さらに虐殺、迫害で住民の抵抗を抑圧することを正当化するには、ダライ・ラマを危険な祖国分裂主義の犯罪者として非難する以外にない。

さて、一つ前の記事でも書いたことだが、ダライ・ラマには中国覇権主義を狼狽させる力があるようだ。

たとえばフランスのサルコジ大統領が十二月六日にダライ・ラマ十四世と会談する予定だが、中国からこれを見れば、フランスはダライ・ラマを犯罪者と見ていない、つまり中国のチベットに対する暴力を肯定していないと言うことになる。そこでこれをEU議長国(フランス)の敵対行為と見做し、一日に予定されていたEUとの首脳会議を延期するとの「報復」に出た。

普通の文明国家には見られない滑稽さ、見苦しさだが、ここまで中国に暴力的体質を国際社会でさらけ出させた「ダライ・ラマ効果」には瞠目すべきだ。

ところで、やはりこれも書いたことだが、そのダライ・ラマが来年、台湾を訪問する希望を持っている。そこで見ものになっているのが、はたして馬英九政権は国民党従来の「自由中国」の理念に従ってダライ・ラマの入国を認めるか、それとも最近の中国傾斜政策に基づいて拒絶するか、だったのだが、早速結果が出た。

馬英九は三日の海外メディアとの会見で、「宗教指導者の訪台は、宗教指導者の身分であれば歓迎する」と前置きしながら、「今の状況では、時機としては適当ではない」と述べ、拒絶の意思を示したのである。

「今の状況」とは「中国が許さない状況」のことだろう。「ダライ・ラマが中国に投降しないかぎり、台湾としてはその入国は認められない」と言っているにすぎない。

ちなみに「胡錦濤や温家宝と会見したいか」と聞かれると、「その計画はない」としながら、「会うことに反対はしない」と付け加えた。

かつて馬英九は、「チベットに人権問題に関心がある」「私が総統に当選した後、チベットの状況が改善されなければ、五輪ボイコットも辞さない」と発言してきたが、それも今年五月の総統就任あたりまでの話だった。就任直後の記者会見では、まだ「ダライ・ラマが宗教指導者の身分で訪台するなら、大いに歓迎する」と言っていたのだが…。

たとえば馬英九は毎年六月四日の「六・四天安門事件」記念日、中国の民主化を求めるコメントを発表、チベット問題への関心も示してきたが、今年のその日のコメントは、四川大地震における中国政府の対応の優秀さを称えるものに変わっていた。

ダライ・ラマの入国拒否は自由、民主、人権と言う、中国独裁政権の虚偽宣伝を暴くには極めて有効な武器を自ら放棄することを意味している。

この人物は、かつて反共宣伝を中国、世界に行っていた「自由中国の声」(現在は中央ラジオ)に対し、「中国の批判をするな」との指示も出しているように、もはや中国と対抗したくはないと言うことだ。

もし馬英九が中国の圧力に屈することなく、ダライ・ラマをフランス以上に歓待して見せたなら、それだけで台湾は世界の民主主義国家から称賛され、注目を集め、自己アピールを行うことができるのだ。もちろんそうなれば、台湾の安全保障にも大きく役立つことにもなる。

馬英九も所詮は中国人。中国と言う強大な敵を相手に、何で台湾人の国を死守しなければならないのかとの気持ちがないはずがない。

そこで立ち上がるべきは台湾人だ。現在馬英九政権に対して批判運動を展開中の台湾人勢力は、国際社会に対する自己アピールも忘れない方がいい。つまり「自由と人権を愛する台湾人はチベットを強く支持する」とか、「第二のチベットと化す可能性が高まっている台湾は、自由、民主の国々と提携し、中国と対抗したい」とか訴え続けた方がいい。

中国を牽制し、国際社会を味方につけるためである。

簡単なアピール方法には大々的な「ダライ・ラマ招聘運動」があろう。馬英九は困惑するだろうが、一番焦るのは中国だ。「ダライ・ラマ効果」を凌ぐ「台湾効果」なるものを作り出さなければ、本当に危ない。

もちろん日本人にも同じ戦略が必要である。中国の宣伝を打ち破るための運動なら、何をやってもいいのである。

そこで私としては「日台団結運動」を提唱したい。なぜなら中国は中国統一を妨害するものとして、日台の提携を脅威と捉えている。そこで日本人と台湾人が力を合わせ、「チベット侵略反対」運動をやれば、大変な威力を発揮すると思う。

両国ともアジアを代表する民主国家だし、中国の脅威にさらされている事情があるから、世界には説得力ある反日宣伝運動となることだろう。

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