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日本の生命線・台湾防衛運動コミュの台湾への仕打ちに見る北京五輪・悪の本質

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米紙ワシントンタイムズは五日の論評で、「北京五輪はヒトラーがインド・ヨーロッパ語族の優越性を強調するために利用した一九三六年のベルリン五輪以降、最も政治化された五輪となる」とし、その事例としてあげるのが聖火リレーで台湾を中国国内ルートに組み込もうとしたこと、そして台湾の五輪出場での名義の書き換えだ。

台湾の名義は、「二つの中国」や「台湾独立」は許さないとする中国への配慮で、「中華民国」でも「台湾」でもなく「中華台北=Chinese Taipei」。

ところが中国は「Chinese Taipei」を「中華台北」から「中国台北」に書き換えようとしているから台湾は抵抗している。

同紙の解説によると、この「中華」には「台湾と中国は文化的には通じているが、政治的にはお互い隷属していない」との意味があるが、「中国」だと「台湾は中国の一部」との意味があり、中国はこれを用いて政治的な動きを見せていると言う。

それに対して台湾国民の間で「中華」は「中華民国」の略称との認識があるようだが、それは国際社会では通じない。

「中華台北」は一九七九年のIOC理事会で決まった名称。そこで台湾の官民は「取り決め違反だ」と激怒したが、中国は「メディアはその決定に従う義務はない」とし、御用メディアに「中国台北」を使用させてきた。そこで七月、呉伯雄国民党主席は有権者に配慮し、五輪開会式の欠席を仄めかすと、中国側は慌ててメディアに「中国」を「中華」に切り替えさせた。

そこで馬英九総統などは「大陸の善意だ」などと評価した。呉主席も「慰められる」などと言って開会式の出席を表明した。悪意を改めることを善意と言えるかどうかは別としても、中国はあくまでもポーズだけで、いまだに「中国台北」とする報道はあちこちで見受けられるのである。

中国にはもう一つ台湾側を怒らせていることがある。それは開会式での入場行進での順番だ。台湾はこれまで「T」(TPE)で入場してきた。そこでロゲIOC会長は、漢字の画数で順番を決める今回、「台北」の「台」で順番を定めるよう中国に要請していたが、中国はそれを断り、あくまでも「中華=中国」の「中」にこだわった。

ところが国民党は、中国とさえ仲良くできれば、台湾の主権問題などどうでもいいらしい。「『中華台北』」呉主席は本七日、開会式出席のため中国へ渡る。連戦名誉主席もこの「中華民族の祭典」を祝うため、すでに中国入りを果たしている。

そこで民進党は、開会式には出席するべきではないと非難しているのだが…。

国際社会から見れば「中華台北」も「中国台北」も、ともに「CHINESE TAIPEI=中国の台湾」。つまり「台湾は中国の一部」である。また台湾人が「中華チームがんばれ」と声援を自国選手に送っても、「がんばれ中国」にしか聞こえない。

こういう話がある。米国人は台湾からノービザ渡航を認められているが、米国のある学者が八月五日、台湾へ渡ろうとしたところ、搭乗するアメリカン航空からビザの提示を求められた。その理由は「台湾は中国の一部ですのでビザが必要です。台湾当局もすでに台湾から中華台北へ改名したことを発表しました」と言うものだった。

北京五輪を「台湾は中国の一部」と世界に印象付ける格好の宣伝舞台とする中国。その狙いは言うまでもなく、「中国統一」と言う台湾併呑の正当化にある。

よって台湾がとるべき戦略は、開会式ボイコットではなく、五輪ボイコットを行い、世界に「台湾は中国の一部ではない」「中国の台湾侵略に反対する」と訴え、国際世論の支持を取り付けることだった。ところが嬉々として開会式に出席し、「中華民族の団結」の宣伝に自ら進んで加担する国民党。しかし自らの国家主権を中国に譲り渡すことを望む台湾人はいない。

総統選挙での「敗戦ショック」に見舞われた民進党支持者層もいよいよ中国への傾斜を強める国民党政権への抗議運動を本格下させようとしているが、「中華」民国体制の打倒と言う台湾独立運動への回帰がなければ、中国の攻勢には対処しようがないのである。

すでに弾圧しているチベット、ウイグルへの殖民支配体制固め、そしてこれからの台湾併呑の準備体制固めためにある北京五輪は、やはり第二次世界大戦前夜におけるベルリン五輪の再現と言える。それに対して台湾人だけでなく、日本人もまた警戒心がなさ過ぎる。

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