日本の生命線・台湾防衛運動コミュの明日、靖国神社を参拝される方へー台湾人英霊に思いを致そう

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終戦の詔勅は、ポツダム宣言受諾の旨を述べられたのち、戦死し、あるいは戦禍に巻き込まれた臣民をお慰めになる以前に先ず、「帝国と共に終始東亜の解放に協力せる諸盟邦に対し遺憾の意を表せざるを得ず」と仰せである。日本を信じ、日本とともに戦ってくれたアジア諸民族の期待を裏切ったことへお侘びあそばされたことは恐懼の至りだが、しかしそれに対し奉り、戦後の国民はその大御心にお応え申し上げているだろうか。

敵国だった中国にはあたかも国家主権すら放棄するかのごとくに謝罪を繰り返しても、そのような味方の諸民族に対しては、謝罪や感謝の気持ちなど、まったく持ち合わせていないかに見える。

台湾人に対してもそうだ。当時台湾は日本の領土だったため「諸盟邦」には入らないが、この島の人々が一丸となって日本のために戦ったことは事実である。内地と同様、空襲の犠牲者は数知れない。約二十万人が軍人、軍属として出征し、そのうち三万人以上が戦死し、現在二万七千八百六十四柱もが靖国神社に祀られているが、このようなことすら日本人はすっかり忘れている。

台湾原住民、高砂族で編成され、南方戦線で大活躍した高砂義勇隊も、隊員の三分の一以上のおよそ三千名が戦死したと見られ、その多くは靖国神社に祀られているが、最近、セホ・タナ氏と言う高砂族が戦死した従兄弟が祀られているかどうかを調べてほしいと日本李登輝友の会に依頼してきた。そして祀られていることがすぐに判明したので、現在靖国神社参拝のため来日中だ。日本人として本当によかったと思う。

最近、高砂族と言えば、台湾人の合祀反対を叫んで靖国神社を相手取り、訴訟まで起こした高金素梅なる高砂族の国会議員が思い出される。彼女は確かに母親は高砂族だが、父親は中国人で、私は高砂族の知人たちから「奴は完全に中国人思想。高砂族の心はない」と聞かされている。先ごろの北京五輪の開幕式でも高砂族を連れて伝統舞踊を披露し、自分たちが「中華民族の一員」であることをアピールしているが、こうしたやり方は明らかに純朴な高砂族の政治利用だ。セホ・タナ氏は高金素梅の母親とは親戚らしく、そこでやはり彼女に「靖国神社に対してやっていることは間違っている」と忠告したが、聞き入れられなかったらしい。

それはともかくこのように、靖国神社を大切に思っている台湾人の遺族や元軍人、軍属はとても多いのだ。靖国神社をお参りする者も少なくはない。ただ日本人一般がそれに気づかないでいるだけなのだが、それでいいのだろうか。

今の日本を靖国神社に祀られる台湾人英霊はどのようにご覧になっているだろうか。おそらく己の命をささげた日本の国が旧敵国にペコペコしているさまにさぞお嘆きのことだろう。そして中国だけに気兼ねして、その国に併呑されそうな台湾に一切支援の手を差し伸べないでいることに必ずやご失望のことだろう。これはあまりに申し訳ないことである。

明日の終戦の日、全国から大勢の国民が靖国神社を参拝に訪れるが、そのとき台湾人英霊にも思いを馳せてはどうだろうか。そして日本のために戦われたことに感謝するとともに、その故国台湾の静謐、さらには今や生命共同体となっている日台両国の弥栄を祈念し、ご加護を仰ぐのだ。

日本に住む台湾人も、ぜひ明日は台湾人英霊のためにお参りしてほしい。

なお朝鮮人英霊のことも忘れてはならない。朝鮮人の兵隊の力強さは内地の兵隊の及ぶところではなく、やはり日本のために立派に戦ったのだそうである。

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【案内】１５日、靖国神社前での台湾アピール活動

十五日は台湾人英霊が祀られる靖国神社の前において「台湾人国籍表記の更正を求める会」が外国人登録証での在日台湾人の国籍記載を「中国」から「台湾」へ改めることなどを訴える署名集めやチラシ配布の活動を行います。実施時間は午前７時から午後６時まで。場所は東京メトロ「九段下駅」１番出口と靖国神社の間の歩道（東京理科大の前）で、緑の台湾旗が目印です。「台湾は中国の一部ではない」「台湾人英霊を忘れるな」と参拝客に訴えるこの活動は、毎年この日、熱心に行われおります。同じお気持ちの方は短時間でも構いませんのでお手伝いされてはいかがでしょうか（当日連絡先：０７０－６６７４－９４４０堀川氏）。