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 「右脳苦界」コミュの右脳苦界2010年 自由投稿トピーその2

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        ■右脳苦界の師匠各位

   2010年の自由投稿トピーその2を立てました。
   よろしくお願いいたします。

コメント(9)


ごぶさたしてます。
句集作成のために、過去の俳句をPC打ちしてまとめているので
貼り付けてみました。


『包』(パオ)という名前の俳句同人誌に掲載した俳句です。


■豚霊(とんれい)が降る     
    
     1988・2

                     
   もぐらの戦い骨まで一万五千屯

   眼鏡ざあざあと万象の中に

   鳥の首細くて食器割ってきた

   鳥や草や緑のまぶたもつ隣人

   樹はバケモノ星ばかり見ている子



   首の無い花々が立つその切れ味

   森の頭に太陽は照る放浪者

   鼻先に太陽熱く海に蠅

   富士と私をつなげば紐のような秋

   ピカピカの豚霊が降る誕生日



   へちま垂れ牛殺されており小学生

   小鷺ギャーッと来てソースケチャップ

   私の生ごみ引きずり出す白猫

   青墨の富士ルンペンに近い月

   十月二十九日の正面赤い尉鶲



   淋しい雨の日鮟鱇がぶよぶよで

   鬱鬱と玄関は痩せコンクリート

   かっと照る紺は暗いよ野球帽

   青芒走ればもう十二歳の額

   鳥は翔ち芒にひっぱられて歩く




■犬の毛

     1988・4

   灰になるまで鱈腹遊んだ高松山

   葦の花晴天傾けたり浮浪
   
   プレアデス星団と行ってしまった蝶

   魂の距離ごうごうとチェロ弾く人

   背黒鶺鴒フーテンの友の尾の



   子を産んだ記憶朝日とすれちがう

   薄馬鹿下郎(ウスバカゲロウ)という蟲の家借家

   花粉の街に宗教的なマスクの人

   山茶花の歯がきれい食物連鎖

   猛々しい草の実が野に孤独



   犬の毛ぴゅっと吸いついてくる陽の死神

   二月の空虚に鮭の頭二つ七十円

   危険物の日の死者いっぱいの頭高(カシラダカ)

   空気しきりにアングラ雑誌鶉の卵

   パンクして白いゆりかもめ100羽動かない



   赤い椿の塊空気押しよせて

   私枯れてプラスマイナス500の鴨

   朝猫の光る四肢行く気ままな渦

   鵯の糞青く體じゅう鼠梓木(ネズミモチ)

   暴走族の夜など草に食わしておく

お久しぶりです。
気持ちよくUPなさっている所、乱入スミマセン。

>   淋しい雨の日鮟鱇がぶよぶよで

こ、これはスゴイ。
臭いとか触感まで頭に浮かびましたよ。
うぅ、これ以上無いぐらい情けない気分…、
一人きりのアンコウ鍋が辛いです。
なんと言ったらいいのだろう…打ちのめされました。

>   パンクして白いゆりかもめ100羽動かない

これも風景が見えました。
そうなんだ連中はパンクしてたんだ!
何とも不可解な「腑に落ちる」間隔でいっぱいになりました。


あとは、
>   鬱鬱と玄関は痩せコンクリート

>   プレアデス星団と行ってしまった蝶
>   空気しきりにアングラ雑誌鶉の卵

が気に入りました。



乱入ついでに私も投稿。


ぐさっとパイナップル生きているから痛い

空の草かき分けてゾウに会いに行く入梅

部屋の隅つもる話吐き出してしまえ苦笑

バカな子とアサガオ巻き付ける空気

しっぽ雨かきわけてなお排尿す
うひゃ、コメントついとるぞぉ〜〜〜(笑)

お花はん師匠おひさしぶりです^^


右脳苦界俳句は健在ですね〜、うれしいです♪

いろいろグサッと鋭い感性のご講評をありがとうございました。




>ぐさっとパイナップル生きているから痛い

  これ好きですね〜^^
  パイナップルの実が1個ずつ芯に向かって刺さっている感じ?
  集団としての生き方とか・・・
  てな理屈じゃなくて

  「ぐさっと」から始まる発語のインパクトとスピードに
  いきいきとした言葉の持ち主だなぁ〜と感動です。


 
   激暑お見舞い申しあげます


昨日関東は梅雨明け!

じりじり暑いですけど、今日もヨシズを風が吹きぬけて爽やかです。

地元の2俳句大会へ義理投句
さっきひねりましたん(^^;

ほやほやのを貼り付けますね。


■笛祭り俳句大会2010・9・19 ・・・8・8締め切り  

●兼題 笛または石・啄木鳥
    
    DNAは鼠であらむ秋の石

    啄木鳥のトゥララタ・ラタタ呼んでいる
    



■文化祭俳句大会2010・9・26・・・8・13締め切り  

●兼題 文化の日・落し水   

    書を捨てて海真っ青な文化の日       
   
    N曜日イグアノドンと落し水


・・・てな具合に、好き勝手に書いてます。
でも、選句の点数が入るように平易に工夫したつもりですが、はて?

前の俳句を書き直しました・・・
なんという暑い夏でしょう

みなさまお元気ですか?


夏は涼しい箱根を歩いて、俳句を製造の、俳句ゲリラ「大奥」の
最近の駄句を貼ってみます(^^;

■2010.8.17   姥子遊歩道 袋回し十五句から

  ヒメシャラの赤肌つるりつるりかな・・・席題:ヒメシャラ

 こなごなに砕け散る夏楤の花・・・・・・・・・楤の花

 石仏の顔はざらざら夏の花 ・・・・・・・・・石仏

 終章は松虫草の大写し・・・・・・・・・・・・松虫草

 噴煙のように歩いた夏の山・・・・・・・・・・噴煙

 思考力ゼロのぴぴぴぴガラス窓・・・・・・・・ピピ

 水飲むと鳩の求愛丸見えだ・・・・・・・・・・求愛

 ピリオドや兔の糞につまづいた・・・・・・・・兔の糞
 

さわやかな季節になりました
山を徘徊して俳諧を楽しむ俳句ゲリラ「大奥」の
袋回し句会作品を貼ってみます

全て席題を入れて作っています


■2010.9.28  尊徳記念館にて(御嶽神社行き雨のため変更) 十六句

   13時〜16時30分まで 4人で袋回し各自16句製造、清記、選評


秋の河わたしと青鷺ホームレス

濁流の晩年ママコノシリヌグイ

かわいい靴四つ並べてだべる秋

黒ぶどうのように激しい夏終る

おいしいパン食べると私力道山

板の間の四人今日はさつま芋

大ガラス窓から飛ばす秋の蝶

野良猫の本籍は字稲架小屋

芋蟲二頭ヘクソカヅラを通過中

火見櫓は鴉の集会黄金平野

彼岸花パンとチーズを並べたり

海荒れて一人一人の喇叭かな

クルミパン転がり出たよ雨の午後

蟹平さんの思い出どっさりリュックかな

あまりにも尖閣諸島タイフーン

イガイガイガ栗笑い出す大地

あっと言う間に師走も半ば・・・

出来たての拙句を貼り付けてみまする。


12月11〜12日
今年最後の4人参加の第83回DA句会が
ダダダ〜っと終りました。

メニューは
1 兼題20句、自由10句提出分選評
2 当日酒匂川吟行20句 清記・選評
3 21時〜23時夜の定番「袋回し20句」製造清記
  翌朝選評

ってなところで、俳句三昧の18時間でした。



作品の一部「袋回し」を貼り付けてみます
ご笑覧くださいませ。


                   袋の席題↓

1 北陸の浜へふらりと貝紐フェチ・・・・紐フェチ

2 ダラ猫に包まれている俺の部屋    包む

3 歯間ブラシ二人同時に冬の雨     歯

4 四人集合コレラ菌より俳句菌     コレラ

5 今日という日蜜柑の皮が目にしみる  蜜柑の皮

6 馬乳酒は草原三十五度の鮮      鮮

7 立ちっぱなしの少年銅像冬に入る   銅像

8 浮釣り木みかんに挿して自由な日   浮釣り木

9 太平洋深夜何嚙むザクザクす     嚙む

10 長元坊オオヒラタアブ青空燦     燦

11 長元坊と人民元のホバリング     人民元

12 レノン忌はゼロ度缶ビール一気飲み  レノン忌

13 馬乳酒と黄金誰そ彼時愛す      馬乳酒

14 白鳥たちククと鳴きますワッカナイ  稚内

15 俺の二階は銀河鉄道こたつ列車系   こたつ列車

16 耳鳴りは活用可なり潮騒す      耳鳴り

17 ピラカンサに網掛け鵯ディベートす  ピラカンサ

18 自然藷は毛だらけちっとも恐くない  自然藷

19 猪避けの金網綾取りす        綾取り

20 小田原メダカ六十匹ほど分数した   分数


この日マサやんのモンゴル土産「馬乳酒」が1瓶出て試飲
35度の強烈な草原の香りを嗅ぎました。


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