友人が英国に里帰りをし、帰路、お土産にThe Beatles Chronicle(written by Mark Lewisohn / hamlyn £16.99)と言う本を買ってきてくれました。クロニクルといえば行動日記のようなものですから、本書P227に記載のある1966年6月30日の彼らの行動をご紹介します。(原文のママ)
Five shows in the Nippon Budokan Hall, one on 30 June and two each on 1 and 2 July, before 10,000 fans on each occasion. The opening show (on 30 June) and the first on July were video-taped in colour by Nippon Television (NTV), both performances still existing today in their entirely, best distinguished by the group’s apparel : in the first they wore black suits, in the second white ones. Highlights from the two performances were put together and shown in the second half a one-hour programme ‘The Beatles Recital From Nippon Budokan, Tokyo’ screened by NTV channel 4 on Friday 1 July, 9:00 – 10:00 pm. The first half programme presented Japanese singers Yuya Uchida and Isao Bitoh plus colour footage of the Beatles’ arrival at Haneda Airport and a press conference they later gave at the Hilton Hotel in Tokyo. The Beatles departed for the Philippines at 10:40 am on 3 July, landing there after a 70-minutes stop-over in the VIP lounge at Kaitak Airport, Hong Kong.
7月1日のステージはShe’s A WomanからJohnのアンプ、VOX AC100の音が突然歪み始める。(スピーカーは30cmx4とトィターのスピーカーですね。PaulのアンプのヘッドはVOX AC100ですが、スピーカーは38cmが入っています)。実在するビデオは2回分のみで、この時点では我々の見たことの無い3回のコンサートが残されているわけですが、なんと、浅井愼平さんの写真集THE BEATLES IN TOKYO 1966(株)ジャパンタイムズ@1995¥2,000(この本の表紙の写真Rickenbacker 325/63は私の愛器です)のP211にとんでもない写真が載っています。VOX AC100は縦型のアンプですが、見たことも無い横型のVOXのアンプがあるではないですか、それもお揃いで3セット。持ってきていたんですね…。チョーク・ストライプのスーツは7月1日のものと同じ、シャツは(白黒写真なので断言できませんが…)赤でしょう。
ヨーロッパ製品は欧州共同体みたいな感じで規制が緩やかだったので,このころのイギリスのグループはホフナー.フラマスといったドイツのギターを結構使っています.ドイツは輸入規制が緩やかだったのでビートルズはアメリカ製品(リッケンバッカー,Tweed Fender Deluxe,Gibsonアンプ)をハンブルグで入手しています.またジョージはチェコスロバキア製のグラジオッソというストラトのコピー・モデルまがいを使っていました.その後使うようになったGretsch Duo Jetはリバプールの船乗りがアメリカで購入して持ち帰ったものを新聞の売りますコーナーでみつけて中古で買ったそうです.
ちなみにスコッティ・ムーアがES-295の後に使い始めたGibson L-5CES, Super 400CESにはP-90の高級版のAlnico Vが装備されていました.Alnico VはP-90とやや異なり,Gretsch Duo JetについていたDynasonicに似た音質だそうです.弾いたことがないので確認できませんが.