セルジオ・メンデスといえば、勿論ブラジル音楽を代表するアーティスト。ここ最近のアルバムはとっても充実していていい。そんな彼が80年代に新しい流れでヒットさせた「愛をもう一度〜Never Gonna Let You Go」は83年。その後84年にもアルバムを出した。どれもCD化されて、手元に置かれている方も多いと思うが、86年のアルバム「Brazil 86」は当時発売されただけでずっと再発されずにいた。ところが最近になって日本盤のみCD再発。それに収められている素晴らしいバラード曲「Take This Love」を久しぶりに聴くことができた。83年のヒット「Never Gonna Let You Go」に比べると確かにインパクトは小さいけれど、陽射しも暖かく、穏やかな今日この頃に聴くととても心は弾む。ボーカルはいつものJoe Pizzulo。そして曲を書いたのは何とJohn ParkerとPeter Beckett。後者はあのAORで有名なPlayerのリードボーカルだった人。確かにいい訳である。その他「What Do We Mean To Each Other」もスマッシュヒット曲。80年代良質ポップスがささやかに結晶した感じのアルバムである。
Song Title : Take This Love Music & Lyrics : John Parker & Peter Beckett Arranged : Peter Wolf Vocal : Joe Pizzulo Background Vocal : Joe Pizzulo, Michael McDonald, Siedah Garrett, Philip Ingram, Phil Perry, Julia Waters, Maxine Waters Willard Synclavier & Keyboards : Sergio Mendes & Peter Wolf Drums : Jeff Porcaro Bass : Nathan East Guitar : Dann Huff Percussion : Paulinho Da Costa Saxophone Solo : Ernie Watts