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ミッション・イン・スレッドコミュの俺たちの戦場 パート2後編

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_______11:42_______
ほぼ単独行動と言う過酷な任務だ・・・
言葉の壁を難なく乗り越えて情報収集からはじめた。
「キコー・・お前ここの人間たちの言葉はわかるか?俺たちは潜入だ、現地の人間になりきれよ・・・」
「あんじゃね〜っす!」
「・・・・」
「まずは俺が聞き込みをするからな。」
「おい!ここら辺で最近見かけね〜やついないか?」
「え?音楽うるさくて聞こえな〜い!それよか、何のむ〜?」
「あ、ウーロン割り・・・」
「こっちのおにーさんも?」
「うぃっす〜」
「・・・・相手のペースに飲まれたらまずいな・・・」
「おい!最近、ここら辺で変な噂を聞いたんだが、なんか知らないか?」
「はい?きこえな〜い?なになに?
       とこやさんでピンクのウサギ食べたいんだ?
 なにそれ〜!やだ〜!ははははは・・・」
「だめだ・・・」
「はなしが伝わらない・・・」
「キコー・・・まかした・・・」
「若いやつには若いやつってことか・・・」
ここの住人は寒くないのか?さっきまで気付かなかったが、
かなりの薄着ではないか・・っていうか、着てないじゃん・・・」
キコーはかなりはまり込んでいってしまってる。これが要塞と言われる所以なのだろう・・・。酔いがまわってくるたびに俺もかなり陽気になってきているのがわかった。
「やばい!酒に何か混ぜられていたとしか思えない・・」
「おい!酒に何入れた!」
「え?ウーロン茶!」
「・・・・・」
「キコー、はまるな!こいつらみんな敵だぞ!」
「もう、おせえっっす」
「・・・おそかった・・・きづくのが・・」
「そうよ!おそいの!きづくのが!」
とうとう正体を現した敵を前に、俺たちは何もなす術がなかった・・
ジャッジャッジャジャ〜〜〜ウゥ〜〜〜〜〜〜
  ジャッジャッジャッジャ〜〜〜〜ウゥ〜〜〜
「何だこのけたたましい音楽は!!」

   「当店自慢のショウタイムのじかんです〜!」
  「あそ〜れそ〜れ!それそ〜れ!」
「ハイ、も〜みも〜み!」「も〜みも〜み!」
「・・・・・・・・・・」


どーなるみんな!



 





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2007年03月01日
16:35 やまもー | 削除

こんなにも危険な日記に書き込める奴がいるのだろうか?
・・・いじめられ好きのM男爵以外、そんな奴は知らない。
ここはじっと目を閉じ、成り行きを見守りたい。


2007年03月01日
22:28 セイギノミカタ

ボス!
ナメツッチャッタリ、カジツッチャッタリです!

2007年03月01日
23:45 やまもー | 削除

「ナ、ナメッ?!」

突然のビグノーズの耳打ちにボン・ベガスは薄目を開けた。
戦場での特殊潜入任務には長けている俺だが、その聞き慣れない言葉に永い眠りから覚めたような気がした。
俺はビグノーズに小声で尋ねた。
「そ、それは何だ?」
ビグノーズは自慢の顔の中央部をヒクヒクさせて答えた。
「それはこれから始まる儀式の・・・フフフ・・・」
そう言ったかと思うやいなや、奴は順番に回ってきたソルジャーの一人を後ろから羽交い絞めにすると、見たことも無いような特殊な攻撃を始めた。
・・・さすがだ、ビグノーズ・・・
どこからとも無く声が響く。
「それそれーっ!それそれーっ!」
どうすればいい!ボン・ベガス!
次は君の番だ!!

・・・つづく


2007年03月02日
10:17 だんちょ〜

「!!ボン・ベガス!!」
俺は唾を飲んだ…
いつのまにか敵にか困れて、俺たちは横一列にかたまっていた
一段高い位置からの抑圧と反時計回りに仕掛けられてくる攻撃、おのずと順番が回ってくるシステム…で、なくて攻撃
「ビグノーズ…お前の攻撃は確かにすごい!でも…、敵は真顔だぞ…」
ビグノーズは今出せる全てを出しているに違いない…
「いけるか?ビグノーズ!」
と、敵はくりると身を翻し次へと進んだ…。立ち去る前、軽く会釈をしビグノーズの技を嘲笑うかのようにも見えた…

「ベガス!お前ならどうしのぐんだ?」
傍らでは、部下を信用しきった顔でボス・グッチョーネが「ニヤッ」としていた…



つづく

2007年03月02日
13:10 やまもー | 削除

敵は半ターンしながら俺の前に現れると軽く会釈をした。
俺はいつもの戦闘姿勢(ファイティング・スタイル)を執ろうとしたがうまく体が動かない。
― ど、どうしたんだ? ―
背筋が震えた。
何とちっちゃいラッパーが俺の尻にくっついていたのだ!
「フハハハハー!」
ラッパーはちっちゃい声で高笑いすると、両手に持った棒で巧みに俺を動かした。
・・・まさかこいつがいたとは・・・
俺は奥歯を噛み締めた。
前歯は噛み締められないからだ。

ふと横を見た。
順番待ちのイドー・フロッグマンが指をくわえてこちらを見ていた。
イドーは汗なのか粘液なのか、もうすでにビチョビチョだ。
俺と目が合うと(実際には合っていないのだが)突然変な踊りをし始めた。
俺が楽しんででもいると思っているのだろうか。
・・・だめだ、こいつじゃ・・・
そうして俺は敵を目前にしながら、奪われた自由でちっちゃいラッパーに弄ばれるのだった。

・・・つづく

2007年03月02日
18:43 だんちょ〜

すぐそこでべガスがもだえている・・・。でもラッパーの姿は肉眼では見えない・・・。
フロッグマンのあの踊りが引っかかるな・・・
確かフロッグマンを施設から預かったときに取説が付いていたような・・・。
「あ!確かあの踊りは!・・・・」
_____フロッグマン取扱説明書_____
1)割と行動範囲が狭いです・・・
2)ここはと言うときに動く行動は大して役に立ちません・・
3)えさは、日に3回、寂しいと死んでしまいます・・
4)家の中では殿様です。
5)酔っぱらうと世界観が広くなります!
6)さらに酔っぱらうと、踊りだします!
  この踊りは未だNASAの研究チームでも解明できない「スピリチュアルパワーが秘められています。」
__________________________

「思い出した!あのおどりは・・・・」
あれにかけよう・・
・・・・
・・
やっぱやめよう・・・
負けちゃいそうな気がする・・・

オダマビン・ダユーが、うれしいのか、恐怖なのかって顔で交戦中だ・・・・
やつの手口から見て、あんな怯えた顔のときほど相手に取り入ってるに違いない・・・
もう既に内部へ侵入できるきっかけとなるアドレスくらいは入手してるに違いない・・・
何度かみたことがある。かなりの性交・・成功率だ

またそれをボス・グチョーネは見届けているだけだ
「ニヤリッ」

2007年03月03日
02:53 セイギノミカタ

『ビグ・ノーズ!』『ビグ・ノーズ!』


…誰だ?私をその忌み名で呼ぶのは?

『はっ!』
ここはいったい…!?

そうか、私は蝦夷の平定に遣わされ敵のトーチカに潜入中だったのだ!

ところがこの本丸に辿り着いたとたん、あれよあれよと隠密御庭番衆に囲まれ、ステップ&ターン会釈の毒気にやられ気を失ってしまったのだ…。

ここはなんだ!?まるで私達の攻撃が通用しない…!
夜な夜な鍛えた「揉み手、絡み手」
観無量寿経を読破し体得した「手満潮」さえも!
やはり私には無理だった。
お国のため官軍となり、日の丸の正義の元ここまでやってきたのだが…。
今度ばかりは荷が重い…。
ふと隣の席に眼を遣ると「天皇万歳!天皇万歳!」。
ダメだ…。
この同胞の士達も祖国の為、命を捨てるつもりだ…。
勝てっこない。
私は邦に残した細君を想い浮かべながら、絶望の念に再び気を失っていった…。

刹那、またもや誰彼の声が響く…『ビグ・ノーズ!ビグ・ノーズ!」   

・・・・・・・・・

私の名は「鼻照大御神命」
だが
それは御国言葉、大和での字名・・。
今ではその名を知る者はいない…。
ここで共に戦っている十本刀以外には…。

私は薄れ往く意識の中、激しく戦うボン・ベガスをみた…。
ボン・ベガス・・・・我々大和の言葉ではこういった『日本歯尊』ヤマトハデルと。

彼がいればきっとこの場は…

そして私は再び倒れこんだ。


…ソレを見たボス・グチョーネが強かに哂った。
「ニヤリッ」

…つづく

2007年03月03日
18:26 やまもー | 削除

近くで一人が鼻を上にして倒れた。
「・・・ビ、ビグノーズ!」
体の自由を奪われた俺には如何する事もできない。
俺は再び奥歯を噛み締めた。
前歯は・・・もうやめよう。

俺の前のソルジャーは勝ち誇ったような顔で軽く会釈をし、半ターンしてフロッグマンの元へ向かった。
フロッグマンは体液を飛び散らせながらそのソルジャーに組み付いた。
そして変な奇声を発して首を小刻みに左右に動かしている。
通常は限りなく狭い彼の世界観は、今急速に肥大していた。
言葉も態度もかなり流暢になり、
「だからお前らはちっちぇ〜んだよ!」
「うるせ〜よ!バカ!」
等と普段は聞くことのできない単語を連発していた。
だめだっ、いつもの事だが。
こいつは肥大した世界に飲み込まれている。
誰かが正座させて強烈な鉄拳を与えなければ、こいつは自分に溺れてしまう!

くそっ、その前にこのラッパーを何とかしなければ・・・
「フハハハハ」
ラッパーの小さい高笑いがどこからとも無く聞こえる。
俺は通常でも変な動きをより一層変にしてあがいていた。

グッチョーネは俺の動きを見て、ただ笑った。
「ニヤリ」

・・・つづく

2007年03月04日
00:00 だんちょ〜

もう俺のとこにまで敵がまわってきた。
キコーのことまで気にしてひられなくなった!
「今までの経験の中でサイコーの技をかけてやる・・・」
「コリッ・・コリッ・・・クイ〜ン・・・クイ〜ン・・・
ビニョ〜ン・・・ビニョ〜ン・・・・・」
「どうだ!もう立ち向かって来れないだろ!」
「は〜い!失礼しま〜す!」
「・・・・・・」
何とも無い顔しているが、あれは必ずやっつけられた顔だ!
たぶん・・・
きっと・・・・・
「ヤバい次も来てるじゃないか!」
「キコー!なんか技使え!」
「え?はい!」
「ばんざ〜い!ばんざ〜い!」
「・・・・」
ばんざいって・・・・
負けじゃん・・・・

俺一人でなんとかしてみるか
ヤバい相手の立ち居値がさっきのと違うじゃないか!
もうさっきの技は使えない。
それならこれでそうだ!
「ぽい〜ん・・・ぽい〜ん・・・もぎゅ・・・もぎゅ・・・」
「はい!しつれ〜しま〜す!」
また何事もなく去っていってしまったじゃないか!
効いてるのか?効いてないのか?
よし次だ!
「バッチこ〜い!」
キコーはもうバンザイとバッチ来いしか言ってない・・・
よし、俺も次は決めよう!
「は〜いしつれ〜しま〜す!」
「ほげ〜!何すんだこいつは!」
遠くから敵の司令官の声が聞こえる
「はいおきゃくさ〜ん!この子たちが腰を振りますから
  おきゃくさんは動かないで下さ〜い!」
どういうことだ?
わかった!
四方八方スナイパーに包囲されてるじゃないか!
マズイ!
動いたら撃ち殺されるって言うことか・・・
動けない・・・
動かないと・・・
「アフっ・・」
動かなくてもいいかも・・・・
「・・・・・」
「だんちょね!」
「誰だ?俺を呼ぶのは?こんな花園には似合わないかすれたしょぼい声は?」
俺は我に帰った!幻覚に陥っていた・・・
「だんちょね」
「ボス!グッチョーネ!」
グッチョーネは俺が危ういと目を覚ましてくれたのか!
「だんちょね」
「うん?」
「な・な・な!」
「ボスなんてことをしてるんですか!?」
そう、ボス・グッチョーネは女・・・敵の腰に手を回しながら
まるでたこのように踊ってるじゃないか!
「ボス!動いちゃだめだ!」
スナイパーたちの銃口はすべてボスに向いた瞬間!
・・・・・
ボスは何事もなく涼しい顔で仁王立ちをし、目をつぶって立ってるじゃないか・・・
あなたの奥ゆかしさと、時にはやるんだなってことに気付きました。
ボスがいればこの諜報活動も無事に・・・・
またボスは敵に手を回して踊り始めてる・・・
どうも眼鏡をかけて、インテリっぽい子には「萌え・・」
なのだろう・・・

この店・・・要塞もそろそろかなと思い始めてる頃だった・・・


つづけろ!

2007年03月04日
00:37 やまもー | 削除

・・・俺はふと思い付いた。
この見えないほど小型のラッパーの対処法を。

気にしなければいいのだ。

どうせ見えないのだから、傍目にはただ俺が変な動きをしているだけに過ぎない。
もともと動きが変なのだから、傍目にはちょっと今日は多めに変だぞ?的にしか見られないのではないか。
肉体的にも人間的にも小さすぎて、これ以上のことはどうせできないのだから、好きなようにさせてやることにした。
そう決めると何故だか胸につかえていたものがスッと楽になった。
俺は俺の尻で必死になって手足を動かしているラッパーを尻目に、涼しい顔で葉巻に火をつけた。

この要塞も潮時だ。
得られる情報はもう無い。

俺は若干前かがみで出口に向かった。
ちらりと振り返ると、少しさびしそうなグッチョーネがこっちを見ていた。
涙目だった。

・・・つづくか?

2007年03月04日
13:09 だんちょ〜

「俺たちも撤収だキコー」
「あ…おれまだ…電話番号聞いて…」
やつらの薬と男の寂しさにつけこむ怪しいダンスでキコーのハートはやつらに洗脳状態だ…
「キコー…許せ!
ドカッ…」
「グフッ…」
気を失ったキコーを担ぎ出し、この要塞をあとにした…
「バンザーイ…
バンザーイ…」
気を失いながらも半笑いでつぶやくキコーがいた
「初任務ご苦労だったな…」
「……あんじゃねっす……ナメツチヤツタリ…カジツチヤツ……」



要塞 猫の穴編
おわり

第2部
「キコー覚醒する」
乞おご期待!


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