Anti　Arsenal！！コミュのヴェンゲル：「マドリーのオファーは魅力的だった」

だったらタイトル獲ってみろよ

ヴェンゲル：「マドリーのオファーは魅力的だった」
残留を決めた理由を明かす
2009/10/19 17:56:07

アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が、今年の夏にレアル・マドリーから寄せられていたオファーに惹きつけられていたと明らかにした。ただ、同監督はアーセナルでやり残した仕事が残留を決断させたと述べている。

「私が幼い頃憧れたクラブがレアル・マドリーだ」と、ヴェンゲル監督はフランス『レキップ』で話した。

「子供の頃、白いユニフォームを着た選手がすべてに勝つ姿を見ていた。もちろん、魅力的だったよ。ただ、私には私のチームの若い選手たちとの約束があった。私は彼らと成功を手にする方に賭けたんだ」

「私は私の仕事にとって何が重要なのかを確認した。ここでは自由だ」

「マドリーへ行っていれば、より高い給料をもらうことができただろう。しかし、私はロンドンで良い生活をしている。私の年齢では、お金はそれほど重要ではないんだ」

「もしマドリーへ向かっていたら、私の哲学を一度捨て、すべてを再編成しなければいけなかった。クラブの基盤を作ることができただろうね」

「それは私がＣ・ロナウドやカカーの獲得を止めていたというわけではない。ただ、マドリーには常に美しい試合をするという伝統がある。だから選手を獲得してチームを作るしかないんだ」

「彼らは若い選手でバルセロナが成し遂げたことを見習わなければならない」

また、ヴェンゲル監督は自身のフットボール哲学についてもコメントしている。

「人々は私がロマンチックな試合を好んでいると話すね。美しいプレーを求めていると。最初は、そのような考えを持つものだ」

「ただ、私は美しさだけのチャンピオンではない。勝つことからも喜びはやって来るんだよ」

「チームは若い選手と５年、１０年残り献身的に作るものだ。それでクラブの文化やアイデンティティーを作ることができる」

「おそらく、私は作り手よりも投資家なんだろうね。ただ、実際は現実的だよ」

「エミレーツ・スタジアムが完成した時、私は私自身に言ったんだ。『クラブの財政的なバランスを尊重し、最高のクラブ相手に最高の選手とともに最高のプレーをし続けることができるのか？　』とね」

「私にとっての唯一の解決策は、レベルの高いチームを作るために、若い選手を少しずつ高いレベルに導くことだ」

そして、ヴェンゲル監督はＭＦシャビ・アロンソ、ガレス・バリーを獲得しなかったのも、自身のその信念を貫いたからであるとコメントした。

「シャビ・アロンソやバリーを獲得しなかったことで批判された。ただ、もし彼らを獲得していれば、私はソングやディアビ、デニウソンを消すことになっていた」

「私の信念がそれを禁じさせた。私がアーセナルで最も批判されたのがその時だったし、アーセナルにとって最も貢献したのもその時だった」

「私は、このチームを信頼し続けなければいけないと株主に話した。すべては私自身の信念によるものだ。もし２年以内に成功を手にできなければ、それは私の失敗だ。それが私がした賭けなんだよ」

（Goal.com）