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Hans Knappertsbuschコミュのこれでクナにはまった

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小生はミュンヘン・フィルとの1953年「エロイカ」でクナにはまりました。
クナ好きになるのは、その人それぞれ。
ウィンナーワルツから好きになったという人もいれば、
ブラームスの交響曲第3番に仰天した、と言う人も多いはずです。
いやいや、やっぱりワーグナー…と言っても、入り口はそれぞれですよね。
みなさんの、「これで、クナにはまった」というのを情報交換しませんか?
ディペードモードではなく、ブレインストーミングで行きましょう。

コメント(37)

何の迷いもなく、デッカ57年録音の「ヴァルキューレ」第1幕です。
こればかりは某評論家に感謝ですね(笑)。
 ドレスデン・シュターツカペレとのブラームスの2番(1959)・3番(1956)。これは度肝を抜かれた体験でした。それからヘッセン放送響とのベートーヴェン第5番(1962)。映像ではDVDで発売されている「レオノーレ3番」、バックハウスとのベートーヴェン4番がクナの指揮振りがわかり面白かったですね。ニルソンとの「トリスタンとイゾルデ」も付いていてお買い得でした。
初めてはまったのは、62年盤の「エロイカ」でした。重々しくゆっくりと大地を踏みしめながら進んでいく音楽にビックリさせられたものです。一般的には53年盤が名盤と言われているようですが、62年を先に聴いてしまった自分としては53年盤は随分整然とした音楽だなぁ、という印象を持ちました。

自分が所持している62年盤「エロイカ」はENTERPRISE DOCUMENTS盤(現在は入手しづらいようですね)。「エロイカ」の後に収録されているのが、クリスタ・ルートヴィヒが歌った「神々のたそがれ」のフィナーレ「ブリュンヒルデの自己犠牲」。本来の音域とは違うルートヴィヒの熱唱も素晴らしいですが、何と言ってもクナの音楽が凄すぎます。テンポが遅いながらも畳み掛けるような迫力、何度聴きなおしたことでしょう!

ワーグナー「指環」全曲盤も最初に買ったのはクナでした。3種類とも聴きましたがやはり58年盤かな。これを聴くとクナとホッターって偉大だったんだといつも思います。
私もDeccaの「ヴァルキューレ」第1幕で度肝を抜かれました。名前は知っていたのですがそれまであまり興味なく、たまたまショップで見かけたこのディスクを買ってみて一聴、降参でした。(それまでリングはショルティしか知らなかったから余計・・・)
その後、パルジファルを即購入(まずはどこにでもある62年バイロイトでしたが)、何度聴いた事か・・・

その後、ブルックナーの8番や9番、3番などからブラームスに入ってドツボ、並行して50年代バイロイトをひたすら追い求めました。

今ではすっかり好みも変わりましたが(パルジファルは54年や59年、60年の方が好き、リングは微妙だが57年が好き)、相変わらずお世話になっています。
クナのウィンナ・ワルツって独特でいいんですよね(^^)。
前にオケメンバーの方と一緒にクナのウィンナ・ワルツを聞いていて、
「どうやって振っているんだろう?」とつぶやくように言われたのが印象的です。
クナはウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートにこそ登場しませんでしたが、
その生涯でかなりウィンナ・ワルツを振っていて、
録音もあれこれ残っています。
クナのウィンナ・ワルツの魅力に取り憑かれると、
なかなか他の指揮者のウィンナ・ワルツが物足りなくなってしまいます。
クナのウィンナ・ワルツはまるで麻薬です(^^;。言い過ぎか…。
ひさとさんが挙げられている1962年の「エロイカ」は未聴でしたので昨日、都内のTレコードで輸入盤を探しましたがありません。さいわい中古店で発見!昨夜腰を据えて何年かぶりで「エロイカ」を聴きました。拍手が終わらぬうちに振り始めるのもクナらしく期待度十分で謹聴。いや、いや、鬼神の如き音楽がのた打ち回っているのを堪能しました。らこーんさんがおっしゃるように、これはやはり麻薬の一種でしょう(笑)。
もうひとつ、書き忘れてました。
ヴァーグナー「パルジファル」の第1幕場面転換の音楽、バイロイトのオケピットでのりハーサル映像です。昔からある約1分半ほどの有名な映像ですが、悠然とした指揮ぶりから流れ出す怒涛のような音楽にしびれた人は少なくないはず、と確信しています。
「パルジファル」のリハーサル映像!
暗闇かtらニュー!とクナの腕が突き出てきて、
クナの大きな振幅の指揮が聖杯城のスケールを表現する……。
いやはや、あれは凄い映像ですね。
Dreamlifeの「クナッパーツブッシュ その生涯の秘密」や、
その他のワーグナー関連映像にも収録されています。
Ludwig様がご指摘の「パルジファル」のリハーサル映像を見たとき(<バイロイト音楽祭100年ウンタラカンタラ>で見ました。正しいタイトル名は忘れました。)。クナを見るつもりはなかったんですけど、登場したとき思わず「なんだ、この怪物は」と思い、食い入るように見、何回も見てしまいました。素人的な表現をするとオーラを感じました。それをきっかけにミュンヘン・フィルとウィーンフィルの管弦楽曲集を購入し、それからメロドラムのリングを買ってしまいました。
>アカショウビンさん
ご満足いただけたようでホッとしてます(笑)。
クナの足音も所々で聞かれて、そのたびに手のこぶしを握り締める演奏に思えます。第2楽章がまたスゴイですねぇ。

以前どこかでシューベルトの「軍隊行進曲」を聴いたのですが、あまりに雄弁すぎる演奏に笑いが止まりませんでした(失礼)。これはまだ入手できるのかな?

そうそう、モーツァルトをほとんど聴かない自分ですが、唯一所持しているモーツァルトのCDがクナの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」であります。こんなこと書くとアカショウビンさんに怒られてしまいそうですが・・・
>ひさとさん

 先ずは62年盤をご紹介して頂いたことに心から感謝申しあげます。 ところで

 >モーツァルトをほとんど聴かない自分ですが、唯一所持しているモーツァルトのCDがクナの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」であります。

 ★以前拝見させて頂いたブログで、お兄様が呆れられていました。モーツァルトを聴かないドイツ・リートファンがいるだろうか、と。同じ驚きをアカショウビンも共有しますとご返事差し上げたことはご記憶されていますでしょうか?そういうクラシック・ファンが存在している事実に私は腰を抜かしたのでした。それはクナを聴いて驚愕する以上の驚きでした(笑)。まぁ、好みは人それぞれということでしょうが、この世には不思議なことがたくさんあるものだ、ということで了解しましょう。
クナ研 http://www.syuzo.com/institute/index.html
とのマルチ・ポストになってしまいますが、今読み直してもこれ以上でもこれ以下でもないので、そのまま揚げさせてもらいます。

私とクナとの出会い

私がクナと出会ったのは、恐らくは、例に違わず宇野功芳に導かれてのことだったと思います。あまりにも昔のことにて、今では思い出すにも苦労していますが。私の家にあるクナのLPで一番古いものがブルックナーの3番MZシリーズで、これが1972年、宇野功芳の「モーツアルトとブルックナー」(帰徳書房)が昭和48年(1973年)となっています。これだとブル3の方が先になってしまいますが、いずれにせよ、私が22〜23歳の頃、ブルックナーからクナに入ったということだけは確かなようです。

ブルックナーといえば、当時FM東京かどこかでオーレックス・コンサートという番組があり、そのCMで盛んにクレンペラーのブルックナーの9番を流していたものです。(オーレックスというのは東芝のオーディオブランド名でした。)そんな影響をまともに受けて、クレンペラーのブルックナー4番、7番、9番を購入したものでした。

そうした折、当時フルトベングラーやワルター・NYPのライナーノーツで盛んに健筆を振るっていた宇野功芳の「モーツアルトとブルックナー」(帰徳書房)を書店で見つけ、それを購入したものと思われます。

そこのブルックナーの項目で、クナや朝比奈、シューリヒトやマタチッチと出会いました。そこから、ブル3を初めとしてブル4、ブル5を購入していったものと思われます。しかし、まだまだ、改訂版であり、又モノラルでもあり(除くブル5)、まだまだブルックナー初心者としてはクナの凄さを感ずることは出来ず、1〜2回聞いただけでそのままになってしまっていたと思います。

真にクナの凄さを感じたのは、これ又、例に違わず、ワーグナーの管弦楽集でした。DECCAのGTシリーズ。宇野功芳の巧みな語り口もさりながら、あの圧倒的な悠揚迫らぬテンポとその音作りに落雷を受けたようなショック。まさに震撼されました。フルトベングラーとは全く違った音楽造り。既に購入していたDECCAカルショーの名録音、ショルティの「指輪」とも全く異なる響き。時間や空間を収斂し、凝縮し、再構成したような音楽。一体これは何事なのだろうかと感じたものです。

その後、同じGTシリーズで「ウィーンの休日」や「舞踏への勧誘」、「ブラームス序曲集」も購入し、クナの名人芸的遊びの世界にも接することが出来ました。しかし、今、手元に「舞踏への勧誘」の1枚はありません。というのもその中に「軍隊行進曲」があって、この曲を指導するという、合唱仲間でもあった、小学校の女の先生に「これを聞いて見ろ」と貸してやり、それをそのままあげてしまったからです。
 クナの音楽造りは教育的でもあると感じています。フルトベングラーは素人がこれをやったら全く滑稽になってしまいますが、クナはその縦の線、金管の重層的な音造りや、木管の響き、全体としてのバランス、ソノリティーなど基礎基本に適っていて自然です。反対に吹奏楽等でチューニングをBASSから順に上に重ねて行った場合なども、それだけでうまくいった場合など「この響きはクナだなあ」と感じることも多いのです。(チューニングの音を聞くだけでこの団体は巧いか下手かは分かるものです。)恐らくは深さ、広さ、静謐さといったもの、人工的では無い自然なものと密接に関わっているからと思えます。彼の演奏がどんなに強奏されても、疲れないのもそうしたところにあるのでしょう。私自身、「ラデッキー行進曲」を指揮した時に、聞かせたのはクライバーでも、ボスコフスキーでもなく、クナの演奏でした。

暮れになるとその年のバイロイト音楽祭を放送し始めたのもこの頃ではなかったかと思います。シェロー・ブーレーズの「指輪」を全曲、エアー・チェック、録音するためにオープン・リールのテープ・レコーダーを購入したりしたものでした。

というようにクナに接し、目覚めたのはかなり昔なのですが、元々大ざっぱな上に、その後、吹奏楽や合唱など演奏活動の方が忙しくなり、ブル3、4、5、8。ワーグナー、パルシファル等、クナの本当の素晴らしさに目覚めるには、その後、又20年という長いブランクを経なければならないのでした。
>ひさとさん
クナのシューベルト:「軍隊行進曲」は2種類あり、DECCAのステレオ録音と、1955年3月20日バイエルン州立管弦楽団のモノラルライヴです。
ウェーバー:「舞踏への勧誘」とともに、ワインガルトナー編曲の賑やかな方はバイエルン州立管弦楽団盤の方ですね(^^)。そういや、最近見ないですね。Living StageがCD化していた筈なんですが(LS 1005)、今は入手できるのかな?同日のウィンナ・ワルツはOrfeoから出ていますが、「舞踏への勧誘」と「軍隊行進曲」はCDからはずされましたね。
イゾルデさん

パルジファルで、しかもあの映像でクナにはまったという「女性」は初めて見ましたよ(笑)。
そのポルカ、なんでしょうね?「ピツィカートポルカ」かな?
neveuさんの
>パルジファルは54年や59年、60年の方が好き、リングは微妙だが57年が好き

 同感ですね。「パルジファル」は62年盤が定評ですが先日久しぶりに聴き直しました。私の持っている他のものは51年盤ですが比較して51年盤の方が私は面白かったですね。タイトルロールやクンドリ他の歌手陣の交代も理由になりますが51年盤でのクナの気迫は尋常ではないですね。
 「リング」は56年盤で聴いていますが57年盤は中古レコードで買った「ラインの黄金」しかありません。これは繰り返し聴いていますが私も大好きです。
ブルックナーの交響曲第九番、ベルリン・フィルとの演奏(1950年1月28日、とジャケットにあります)ではまりました。あまり有名でない録音なのかもしれませんが、荒野をびゅうびゅうと風が吹きすぎていくような無骨な感じで、気に入っています。
誰かが、このスケルツォ楽章はまったく練習しないで演奏しているのではないか、と言っていましたが、素人なもので技術的な難点のことは分かりません。。。
>アカショウビンさん

はい、勿論51年バイロイトのパルジファル、録音のよさもあって別格です!62年版よりも、こちらが代表版として扱われるのが正しいとさえ思います!それほど、録音がいいですからね。(でもステレオには負けますか・・・)
やっぱり?
ハイドンの交響曲ですね!(笑)

初めて聴いた
50年のベルリンとの驚愕で驚愕したが
20年代の録音は それを越える演奏で度肝を抜かれました。


 snokey.F.164sさん

 20年代のもベルリン(フィル?)ですか?
>アカショウビンさん

28年の驚愕は
Berlin Stae Opera Orchestra

33年の軍隊は
Berlin Symphony Orchestra

42年の驚愕は
Berlin Philharmoic Orchestraです。

自分はWINGのCDで持って居ます。

因みに
SP録音は
92番オックスフォードも有る様です。


 実際に見た人でもないし、実際の演奏を聴いたこともありません。

 伝説の録音や写真などを拝聴・拝見して、当時の雰囲気に浸っていたのも、もぅずいぶん前の話となります・・・。

 縁あって再開した演奏でも、フト当時の想いを振り返る事があります。

 人生のカウントダウンとなった今でも、レコードを聴いて血が沸くような感動を覚えた当時を思い起こしつつ、毎日を過ごしております。

 あれこれと解説は出来ませんが、クナッパーツブッシュに出会えた事に感謝です。
 snokey.F.164さん

 ありがとうございます。42年盤は聴いていますが20年、30年代盤も探してみようと思います。
ベルリンフィルを指揮したベートーヴェンの交響曲第5番(アンダンテ・レーベル)素晴らしいです。
1度聴いて、はまってしまいました。
mixiを始めて1年近く経ちますが、ようやくクナさまのコミュニティを見つけることができました。

彼にハマった演奏は、1951年のベルリン・フィルとのブルックナー8番です。

スケールが他の指揮者と比べて段違いに大きい点に度肝を抜かれました。1楽章のような深刻で全てを破壊しつくさんかの如き音の重圧、2楽章のような田舎くさい粗野な人達の踊り・足取りかと思えば、3楽章のような繊細で神秘的な音色、4楽章のような世界が再構成されんとする音の伽藍が見事に表現されていると感じました。

そして、もう一つの驚きがフルトベングラーの音ではなくて、クナの音がすることです。当時はベルリン・フィルはフルトベングラーとの演奏を自分達だけでなく周囲も望んだと思います。そんな中で、自分のサウンドをしっかり引き出せるのはただものではないと感じました。

かのブラ3もそうですよね。同じ時代なのに二人の演奏は全く別の世界です。

ブラ3は1954年のフルトベングラーとクナの演奏が双璧で、他の指揮者の演奏は影が薄く感じてしまいます。
今まで13種類のクナの「パルジファル」を聞いてきましたが(51,52,54,56,57,58,59,60,61,62,63,64)、今、一番良かった演奏録音は?と聞かれると、1954年じゃなかったか、と思えます。「一番」なんてありえないんですけどね、本来は。どれも素晴らしい。
54年は、メードルがクンドリで、パルジファルはウィントガッセン、グルネマンツはグラインドル、アンフォルタスはホッターでここだけ異色ですが(^^;、前年、バイロイトと決別していたからか、バイロイトに復活して気合の入った素晴らしい演奏が繰り広げられています。
晩年の1963年も、パルジファルにウィントガッセンが復活しており、非常に素晴らしい演奏です。
「クナのものを一旦聴いてしまうと、他はどれもリハーサルのように聴こえてしまいます」というご意見は、非常に良くわかります。ケーゲルやブーレーズの快速演奏は別物として聞いてしまえるんですが、他はどれもクナの響きが耳に残っていると、いまひとつとか、ああもう少し、などと不遜なことを感じてしまいます(^^;。
最初に買ったクナのレコードはウェストミンスターのブルックナー第8交響曲、日本コロンビア盤だったと思うのですが、この演奏に感動できるようになったのは、だいぶ経ってからのことだったと思います。それより一発でクナにやられたのは、ジョージ・ロンドンの独唱で伴奏を務めた「ヴォータンの告別」でした。弦がティ〜となり始めて、そして管がパ・パ〜パパン・パ〜とはいる、その最初のパで、ヤられました。鮮明に覚えております。阪神百貨店のレコード売り場で試聴させていただいた時でした。
あの「ヴォータンの告別」にはやられますね(^^)。
最初から、魂を持って行かれるような凄い演奏ですね。最初っからやられた録音としては、この「ヴォータンの告別」と、クナではありませんでしたが、カール・リヒターのバッハ/管弦楽組曲第1番の冒頭、クレンペラーの同じくバッハ/ロ短調ミサの冒頭が思い出されます。懐かしいなあ(^^;;;;。
ところで阪神百貨店のレコード売り場もひじょうに懐かしいです。ずらっと横一線に並んだレコードのエサ箱を漁りましたっけ。小生はあそこでクレンペラーの「大地の歌」を試聴させてもらい、購入しました。以前は、東京よりも大阪のレコード屋の方が元気で、大月楽器(後のダイガ、シンフォニア、今はなくなってしまいました)やワルツ堂(現ワルティー堂島)、その他有象無象いろいろな特色のあるレコード屋があって、当時東京に住んでいた小生は、帰省の度に大阪(主にキタですが)のレコード屋巡りをするのが楽しみでした。阪神百貨店のレコード売り場にもよく行きましたっけ。
そうそう、ウェストミンスターのブルックナーやワーグナーのよさを理解できるのには、HANHCAパパさんのおっしゃるように時間がかかると思います。小生も日本コロンビア盤からですが(^^)、最初はその良さが全く理解できませんでした。
ブルックナーは、シューリヒト、マタチッチ、朝比奈、カラヤンを何年も聞いてから耳を楽曲に慣れさせ、クナに戻って、そのしみじみとした本当の良さを理解できたことが思い出されます。
ウェストミンスターのワーグナーは、最初論外でしたね(^^;。「リエンチ」序曲のいつまでもテンポが速くならない演奏、「タンホイザー」序曲や「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲の、あまりにゆったりとした演奏に、「変わった指揮をするひとだな」くらいの印象しか最初はありませんでした。
今はもう、それらの演奏録音もワーグナーの特上の演奏に聞こえてしまいますから、「慣れ」というのは恐ろしいものですね。
らこーん様
すっかりご無沙汰してしまい汗顔の至りです。私信はメッセさせていただくとして、次にクナにはまったのが、「ジークフリートのラインの旅」と「葬送行進曲」でした。あえて「ロンドン盤」と書かせていただきますね(笑)
宇野功芳のライナーノートにも大いに煽られましたが(^_^;)、ラインの旅のアンサンブルがずれながら、それでも音楽が微動ともせず、焦らず雄大に、格でもっていってしまうところとか、葬送行進曲の頂点の、ぜんぜん力まないの雄大に響くトランペットに、もう、それまで聴いてきたショルティやべームの全曲盤のそれらとは次元が違うと、驚き感銘を受けたものです。
あと、もう一つ、クリスタ・ルードヴィッヒにブリュンヒルデを謡わせた「自己犠牲」が、もうクナに充分馴染んだ後に聴いたのですが、「ヴォータンの告別」以来、腹を抱えて笑い、深く感銘を受けたものです。願わくば、フラグスタートかニルソンと、DECCAでこれを録音していてくれたらと、嘆息しております。こんなこと言うと集中砲火を浴びそうですが、グラモフォンのカラヤンのリングのこの箇所(終曲、ヴァルハラ倒壊の場面)が、クナッパーツブッシュそっくりだと感じることがあります。いや、もちろん、ぜんぜん違うのですが、ショルティとかベームの煽るいきかたの逆で、じっくりとテンポを拡張する進め方に、ああ、カラヤンはバイロイトでクナのやり方をじーっと見てたんだなぁと、1人で得心しております。
ワーグナー タンホイザー序曲 ミュンヘン・フィル

音楽観が根底から変わりました、あれから間もなく40、私は何も変わらずハマり続けています。
YouTubeで見つけました。感激です…

http://www.youtube.com/watch?v=Rtc6yJGgZkk




Sonderkonzert of 1962 Wiener Festwochen at Theater an der Wien on 31st May 1962.

Ludwig van Beethoven (1770-1827):
Leonore Overture No. 3
Piano Concerto No. 4 in G major, Op. 58 (Pianist: Wilhelm Backhaus)

Richard Wagner (1813-1883):
Tristan und Isolde, Vorspiel & Isolde's Liebestod (Soprano: Birgit Nilsson)

Wiener Philharmoniker
Hans Knappertsbusch



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