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トマス・ピンチョンコミュの雑談のインテグレーション

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コミュニティの説明が更新されていたので、
それに沿って勝手にトピック立ててみます。

皆さんにとってのピンチョンの魅力って、どんなところでしょう?
作品、シチュエーション、キャラクター、装丁、何でもいいのですが。

コメント(39)

わざとどんどん読み手を混乱させてくところ。
その上、作品も混乱してくるから、混沌の海原って感じで、なんともいえない気分になるのが、とても好きです。

トライステロマークどこかについていそうな気がしてきたり、その気になってしまう私が単純すぎるんですが。

あれ、タトゥーとかで彫ったら、知る人は、びっくりするだろうなあ。楽しそう。おわり
激しく日本人じゃない感じに撃たれます。なんとも。
混迷の方向性とか理路整然としたいときの進路とか。
とか言って読んでるの日本語訳なんですねどね。(だめじゃん)

『私にはそうは思えん…』の連続に快感を覚えます。
当方は、短篇『エントロピー』から入りました。
物理学をオモチャにしているアイデアに驚いて、
「よくこんなのやるな!」と笑ったのをよく覚えてます。
その頃読んでいたSFとも違ったフレッシュさがありました。

もちろん、名前もおもろいですよね(warai)。
『スロー・ラーナー』の序文に引かれたのがピンチョンを読むきっかけでした。

『重力の虹』は難しかったんですが刺激的でした。邦訳が巧くないと聞き、原文を読むべくペンギンの原書を買い求めました。が、辞書を引きつつの作業でえらいしんどかったです。

で、『ヴァインランド』の読みやすさにあれっと思い、『メイソン&ディクソン』の訳を待望しています。
> ところで「競売〜」のサンリオ文庫版って持っている方
> おられます?

はーい! もってまーす!
ピンチョンは、「V」「競売」「スローラーナー」に痺れて、「重力の虹」でダウンしてしまいました(汗)
>nkz2400さん
『ヴァインランド』は、かなり読みやすいと思いますよ。
『重力の虹』よりもかなーり早く読めるかと。
『競売〜』は、おっしゃる通り、何度も読んで楽しめる尺なのが
当方も好きです。

>むしくじらさん
情報どうもです。バロのコミュニティ、やはりあるんですねえ。

そういえばモロ雑談ですが、「ロケットマン」というと、
ピンチョンよりふかわりょうなのでしょうかね(warai)。
高校生のときに、どうしても気になって国書刊行会の「V.」を買いました。数年後にサンリオの「競売ナンバー」。寺山修二の訳にしびれました。
こういう道のりなので、「重力の虹」はいいんですが、「ヴァインランド」の訳には不満があります。
京大の木原善彦の本で知ったその次の未訳の本(たしか、国境線を引く男たち話)も面白そうです。

http://www.nagasaki-gaigo.ac.jp/ishikawa/amlit/p/jp/pynchon21_j.htm
にはピンチョンの写真が載ってますね。初めて見ましたが、今は、そーゆーことになってるのですか。意外です。
はじめまして。mixi初心者のももりくです。
私も一番のお気に入りは『競売ナンバー』で、『スローラーナー』も大好きです。
『競売ナンバー』は原題も邦題も気に入っております。それから装丁とカバーを取った表紙にも痺れました。もちろん内容も…。
みなさんの書き込みを読んで、「わからん!」でも大丈夫なのねと少し安心しました。どうぞよろしくお願いします。
はじめまして。
重力〜の訳者の一人、植野先生のゼミにいました。授業はフォークナーが主でしたが。競売〜、スローラーナーは学生の時に読みましたが、その他はまだ積読状態です。読まなきゃいけない重力〜も途中で挫折、卒論がバースなのをいいことに、知らないふりを続けています。。皆さんを見習って、頑張ってよんでみようかと思います。
はじめまして

通学に2時間かかった学生の頃、
電車内で「ウ゛ァインランド」を読了しました。
競売〜とスローラーナーも同様に。「重力の虹」は挫折しました・・・。

変な話、今も時々思い出すのは「ウ゛ァインランド」で、主人公の
女の子にヤンキー姉さんがアクア色の下着を選ぶくだりです。
しっちゃかめっちゃかな中に、シャイさにくるんだ優しさだとか、バナナ朝食みたいに単純だけど、こういう瞬間があるから生きてて良かったさっていうのをチラッと見せてくれるところが好きです。
あと、笑えるダメ男が出てくるところ。

まあ、もう難しい事は全部忘れちゃったってのが本当かも?
どうもはじめまして。
「メイソン&ディクソン」は柴田元幸氏の訳で刊行予定だそうですよ。
いつになるのかはわかりませんが、多忙な氏のことですから気を長くして待っていたほうがよいかと・・・。
「復刊ドットコム」にて、『重力の虹』の投票が
100票になりましたね。
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=19855

復刊交渉決定とのこと。
復刊よりも、改訳版を出して欲しい。
上記のアマゾンのピンチョンによる紹介を。山形浩生氏が御自身のサイトで翻訳されていたものを掲載。

 「1893年シカゴ万博から第一次世界大戦直後の日々に至るこの小説は、コロラドの労働問題から世紀変わり目のニューヨークに、ロンドンからゲッチンゲンへ、ヴェネチアからウィーンへ、バルカン、中央アジア、謎のツングースク隕石事件のシベリア、革命期メキシコ、戦後のパリ、サイレント時代のハリウッド、そして厳密にはまったく地図に登場しない場所いくつかへも逍遙いたします。
 ほんの数年先に全世界的な惨事を控えたこの時期は、企業の貪欲に歯止めがなく、インチキ宗教がはびこり、白痴めいた軽薄さ、地位の高い人々の邪悪な意図がはびこった時代。現代との対比は意図してはおりませんし、また読み取るべきでもございませぬ。

 壮大な登場人物群には、アンチキリスト、風船屋、ギャンブラー、大立者の企業家、ドラッグ好き、無辜の民や頽廃階級、数学者、マッドサイエンティスト、シャーマン、霊能者、舞台音楽家、探偵、女性冒険家、雇われ殺し屋などなど。ニコラ・テスラ、ベラ・ルゴシ、グルーチョ・マルクスもゲスト出演いたします。

 確実性の時代がかれらのまわりで音を立てて崩れ去り、予測のつかない未来が生まれる中、この連中はおおむね自分の人背を謳歌せんとしているだけ。中には人生に追いつける人もいれば、人生に追いかけられるはめになることも。

 一方で、不肖この著者めはいつものやつを展開いたします。登場人物は作業の途中で立ち止まり、おおむね間抜けな歌を歌います。異様な性的行為が執り行われます。奇妙な言語が語られ、それも必ずしも慣用語法にはしたがっておりませぬ。事実に反する出来事も起こりまする。これがこの世でないにしても、ちょっとした手直しをいくつか加えれば、あるいはあったかもしれぬこの世界。それこそフィクションの主要な目的であるとおっしゃる方もおりますぞ。

 それを決めるのは読者の皆様、すべては読者の自己責任。ご幸運を」

――トマス・ピンチョン

http://cruel.org/other/rumors.html#item2006072201
http://www.globe-walkers.com/ohno/interview/kazuoishiguro.html

↑此処の中ほどあたりに、以下の発言が↓

「トマス・ピンチョンは、私がニューヨークに住んでいるときに、娘が、彼の息子とたまたま同じクラスにいたので、しょっちゅう話をしたのですが、短編小説を書くのは長編小説を書くよりもはるかに難しいと言っていました。」

ピンチョン、息子がいるんだ!!
もうじきジョージ・オーウェルの『1984年』が新訳で出ますが、
解説がトマス・ピンチョンなんですね。

http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/310053.html
『マグノリア』や『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・トーマス・アンダーソン監督が、次回作に『インヒアレント・ヴァイス』を予定しているそうです。
ソースはキネマ旬報。

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