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環境問題を語るコミュの缶やペットボトルを週にどれくらい利用しますか?

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皆さんこんにちは!

環境市民からのメールを転載します。

缶やペットボトルのリサイクルについてです。
長いです・・・

我が家は、reduce推進中で、まったく使いません
が。。。
いろいろな場所で配られて、もらわざる負えない場面が多いので
ため息が出ます泣き顔


リサイクルのなのもとに、大量消費が推進されているとしか
思えないペットボトルと缶ですがく〜(落胆した顔)


缶やペットボトルの飲料を週にどれくらい利用しますか。  

6本以上  25% (7) 4から5本ぐらい 14% (4) 2から3本ぐらい 11% (3) 1本ぐらい 7 % (2) 1本未満  18 % (5) まったく利用しない 22 % (6)   


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■「缶けり」をしたことがありますか 小さいころ、「缶けり」という遊びにあこがれていました。ゲームの本で見たのですが、自分でやったことはありません。なぜなら、缶が手に入らなかったからです。私の子ども時代は缶と言えば缶詰の缶のことで、特別なときにしか開けられることがなく、空き缶はめったに手に入りませんでした。先日、一回りほど年下の学生と話していて、「缶けりが好きだった」と聞き、驚きました。なるほど、この子たちが小さいころには、すでに缶ジュースが町中にあふれていて、缶けりはやり放題だったのだなと。


■あなたはどれくらい飲んでいますか? さて、今回は缶やペットボトルに入った飲料、すなわち小型の使い捨て容器で売られている飲み物をどのくらい利用しているかを尋ねました。 答えはきれいにばらけた感じですが、ほとんど利用しない(週に1本未満)とまったく利用しないがあわせて40%、週に4本以上のヘビーユーザが39%と、二極化しているような傾向が見て取れます。 環境問題に関心のある方々が集まるサイトですから、結果は一般と比べておそらく少なめに出ていて、四分の一近い人が「まったく利用しない」と答えています。しかし、週に6本以上の「普通の人」も四分の一ですね。



■年間69000000000本 さて、実際のところ日本人は現在どのくらい飲んでいるのかデータで見てみましょう。2006年度のスチール缶リサイクル協会、アルミ缶リサイクル協会、PETボトルリサイクル推進協議会の調査によると、それぞれ以下のとおりです。 ペットボトル販売量 543,840トン スチール缶消費重量 832,000トン アルミ缶消費量   298,641トン、18,360百万缶  ペットボトルがすべて500ミリリットルサイズ(26グラム)でスチール缶がすべて350グラムサイズ(28グラム)と仮定すると、ペットボトルの販売数は209億本、スチール缶は297億本、アルミ缶は184億本が日本国内で一年間に消費されていることになります。 合計すると、690億本の缶やペット飲料が一年間に消費または販売されています。 日本の人口が1億2777万人(平成18年10月1日)ですから、一人あたり年間540本消費したことになります。つまり、赤ちゃんからお年寄りまで一人残さず、毎日1本どころか二日に3本弱を飲み続けたということですね! ……絶句。



■リサイクル率も上がっています! が。 計算してみてさすがに唖然としました。多いとは思っていたけれど、まさかここまでとは……。 ちなみにこの消費量、3位以下を大ーきく引き離しての世界堂々2位です(1位はアメリカ)。銀メダル、おめでとう!(ちがう)。  いやいや、気を取り直して、リサイクルについても調べてみましょう。日本のリサイクル率は超一流だそうです。年々数値も上がっています。 ペットボトルの回収率は66.3%、スチール缶のリサイクル率が88.1%、アルミ缶のリサイクル率は90.9%と発表されています(業界発表)。つまり、  ペットボトル リサイクルされた数 139億本     →ごみになった本数 70億本  スチール缶 リサイクルされた数 262億本     →ごみになった本数 35億本  アルミ缶 リサイクルされた数 167億本     →ごみになった本数 16億本 むむむむー。こうしてみると、リサイクルのかけ声の陰で、合計121億本もの数がごみになっているではないですか。ひとり年間100本を無駄にしているのか……。


■3Rとは? 最近はよく「3R」という言葉を聞くようになりました。言わずとしれたReduce(減量)、Reuse(再使用)、Recycle(再生利用)を表したものです。3Rは廃棄物減量のための基本的な考え方というように理解されることが多いようですが、実際にはこれは「ごみ減量のための優先順位」を示しています。 国の「循環型社会形成促進基本法」の中では、ごみ処理の優先順位として、減量(リデュース)、再使用(リユース)、再生利用(マテリアルリサイクル)、熱回収(サーマルリサイクル)、というように定めています。 まずはごみになるものを使わないこと、それが無理なら何度も使うこと、それも無理ならリサイクルをするというのが、ごみを減らすために重要なことです。 ところが、なぜだか日本では「リサイクル」が過度に強調される向きがあるようです。「3Rをすすめましょう」という呼びかけも、よく見るとただのリサイクルの推進であることが多くなっています。


■リサイクルの落とし穴 ごみを捨てるときに「もったいない」とは多くの方が感じることだと思います。飲料容器のリサイクルは、私たちのそんな「もったいない意識」が生んだ仕組みでしょう。本来リサイクルの目的とは、ごみの削減のほか、資源を浪費せず有効活用することや、環境破壊の防止であったと思います。しかし、現在のリサイクルシステムができてからというもの、私たちは「リサイクルするから」と安心して使い捨て容器の飲料を遠慮なく求めはじめ、大量消費・大量リサイクル・大量廃棄という社会を招いてしまいました。上で見たように、結果として大量のごみを発生させています。 また、リサイクルには大量のエネルギーと水が必要です。製品が作られる過程でももちろんエネルギーと水を消費しています。当然、環境の悪化につながっていきます。 それだけではありません。リサイクルに必要な費用は誰が負担しているのでしょうか。飲んだ人? 商品を販売した人? 商品を製造した人? いいえ、実は、費用負担のほとんどは収集作業をまかなっている市町村自治体にあり、それはすなわち私たちの税金です。私たちがリサイクルに協力すればするほど自治体は貧乏になっていき、必要なところに予算が回らなくなっていくという悲しい仕組みです。


■じゃあ「燃やしてしまえ!」? 最近ではペットボトルのリサイクルには問題が多いから燃やしてしまう方がよいという主張もあります。しかし、それでは「大量消費・大量リサイクル・大量廃棄」が「大量消費・大量廃棄」になるだけのことで、資源の浪費と環境悪化の問題は何も解決しません。


■3Rより2Rでいこう さて、それならどうしましょうか。ごみが出てしまってから処理を考えると大変ですから、ここで「3R」の前の2Rにご注目!(参考)環境goo 3Rのページhttp://eco.goo.ne.jp/word/recycle/S00055.html =Reuse(再使用)= リユースの最もわかりやすい例は、ビールびんです。リサイクルと違って、同じびんを洗って何度も使うので、ごみの量をぐっと少なくすることができます。他にも一升びんを代表に、首元に「R」のマークが入ったびん、おしりに「正」の字の入ったびんもリユースできます。問題は、そのびんが回収してもらえなければ意味がないことですが、京都市内の場合は「京都市ごみ減量推進会議」が独自のシステムを作り、ハートのデザインの統一マークでリユースびんをアピールするとともに市内にたくさんの回収拠点を設けています。それ以外の地域にお住まいの方は、地元の酒屋さんと仲良くなるなどして、びんのリユースに協力してもらいましょう。(参考)京都市ごみ減量推進会議「甦れ!リユースびん」http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gomigen/reuse_bin/index.html =Reduce(減量)= 店頭で水の「量り売り」をするところが増えました。環境意識の高い酒屋さんには、ワインなど酒類も量り売りをしてくれるお店もあります。そういうお店に自分で容器を持って行って買い物をすれば、ごみをなくすことができます。 もちろん、買うのではなくて、自分で作るのもおすすめ。水筒を持って歩けば、使い捨て容器に入ったものを買わずにすみます。家庭でも、日本は年間を通じていろいろな果物がとれますから、ジュースを自分で作れば、原材料や食品添加物を気にすることなくおいしいものが楽しめます。


■グリーンコンシューマーの出番です! 環境に配慮して買い物をする人「グリーンコンシューマー」は、生活の出口ではなく入り口で環境という視点を取り入れて選択をします。「リサイクル」は出口で問題を解決しようとするものであるのに対し、「リユース」「リデュース」は入り口での取り組みです。これまで見てきたように、リサイクルはごみを減らすために必ずしも有効ではありませんが、リユースやリデュースは確実にごみを減らす方向につながります。単にその場でのごみが減るだけではありません。消費者が買い物の際にごみの出ない商品を選ぶことで、販売者や製造者に対して、「私はごみの少ない商品がほしい」という意思を示すことができるのです。それは結果として、ものづくりに影響を与えることになります。売り手側は私たちが思っている以上に消費者の動向に敏感です。グリーンコンシューマーとしての選択は、社会をエコロジーに変える確かな力につながっていきます。(参考)豊かなライフスタイルを創造する(グリーンコンシュー マー活動)http://www.kankyoshimin.org/jp/mission/lifestyle/index.html


■おいしいと思いますか? そうはいっても、缶やペットボトルは便利だ。そうお思いの方も多いでしょう。たしかにどこでも手軽に手に入って、要らなくなったらすぐ捨てることもできて楽ちんです。でも、味はいかがですか。ためしに自分でいれたお茶や、自作のジュースと飲み比べてみてください。飲み慣れていると「おいしい」「こんなものだ」と感じているかもしれませんが、じっくり味わってみると、ほんもののおいしさではないことに気づくでしょう。自分で準備したお茶やジュースは、新鮮さや素材のよさに加え、安心感や精神的な満足感も加わって、いっそうおいしく感じるものです。


■暮らしを豊かに 環境市民に入会して以来、私は缶やペットボトルに入った飲み物を買うことをやめたので、脱・缶ペット生活はもう10年を越えました。そこで何か不便を感じたかと言えば、特にそうでもありません。出かけるときには常に水筒を持ち歩き、家では梅ジュースを作って満足しています。どのシーズンにはまたどの体調のときには、どこに出かけるときには、その目的は何かによって、どれくらいのサイズの水筒に、どんな温度の何を入れればいいのかということもだんだんわかってきて、自分の体について敏感になりました。何も持たずに出かけて気軽に買い捨てていると、こんなことには気づかなかったと思います。 いま私たちは、たくさんのお金を手に入れて缶やペットボトルの飲料をいつでも何本でも買うことができますが、そのかげで失ったものがあるのではないでしょうか。消費量を今すぐにゼロにすることは難しいことでしょう。でも、とりあえず減らすことから始めてみるのはいかがでしょうか。減らして別の手段を試してみることで、新しく何かが見えてくるかもしれません。 お茶をいれる、飲み物を供するということは、人との、また自分との、社会とのコミュニケーションの手段でもあります。大切なコミュニケーションを手放すのをやめて、大事に紡ぎ直すことを始めてみませんか。                    (南村 多津恵) ※参考にしたデータ日本におけるスチール缶リサイクル率の推移(スチール缶リサイ クル協会)http://www.steelcan.jp/recycle/report/rate2007.html平成18(2006)年度飲料用アルミ缶リサイクル率(回収・再 資源化率)について(アルミ缶リサイクル協会)http://www.alumi-can.or.jp/data/2006.pdf統計データ PETボトルの生産量及びリサイクル状況 (PETボトルリサイクル推進協議会)http://www.petbottle-rec.gr.jp/data/da_tou_sei.html ※もっと知りたい方は、「環境市民ライブラリ」の以下の記事も参考にご覧ください。地球温暖化とごみ減量http://www.kankyoshimin.org/jp/library/ondanka/index.htmlごみ問題をどう考えるhttp://www.kankyoshimin.org/jp/library/gomi.html「容器包装リサイクル法」の問題http://www.kankyoshimin.org/jp/library/yoriho/index.html ※こちらもおすすめ!「環境問題の『もうちょっと知りたい』に応えるハンドブック」 「リユースって、ほんとに環境によいの?」「ペットボトルはリサイクルするより、燃やした方がいいの?」など、気になる話をデータ付きでご紹介!その他、自然エネルギーは本当に使えるのか、日本はこれ以上省エネは無理なのか、といった今話題のテーマが網羅されています。ぜひご購読ください。http://www.kankyoshimin.org/jp/hotnews/ecohandbook.html 9月号の「みどりのニュースレター」は、「ペットボトルを燃やす燃やさない論争に終止符を!」がテーマです。どうぞお楽しみに♪ * * * * * * * * * * * * * *

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