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プロジェクトINAZUMAコミュのお祭りはまだ終わってはいない、いやむしろこれからだ!!!

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青い衝撃が敗退したからといって、なにも私たちはお祭りをやめることはありません。ですから、これから、ひとつの祭典のお知らせを致します。
とても残念なことに、今や多くの方が忘れつつあるようですが、「映画」には祝祭の機能があります。闇に包まれた場所、「映画館」がワワワッ!!!といっせいに沸き上がり、確かに前にも後ろにも隣にもそこにもあそこにもワイワイと人が居ると、彼らの、彼女らの熱気で感じさせられ、そうしてその人たちと、同じものを今、私は担いでいるんだと分る、そんな瞬間が、連日連日、体験されている、それが元来「映画館」というものだし、それが「絶賛公開中」ということの意味だったのです。
そのことを私に強烈に思い出させた、満員御礼・常本琢招監督特集から一年、「PLANET+1」に、お祭りがまたまたやって参りました。今回のお神輿は“大工原正樹”です。皆さん、一緒に担ぎましょう。
「傑・力・珍・怪映画祭 in 大阪(7/17〜7/23・PLANET+1)」のプレイベントとして開催されるこのお祭りは、「傑・力・珍・怪映画祭」と同じく、大娯楽映画の祭典、楽しい、本当に楽しい、素晴らしく美しい、そして見終わったあと、清清しくて、そしてちょっとだけ寂しい・・・・そんな大工原正樹監督の代表作に、大工原監督の盟友、常本琢招さん、井川耕一郎さん、にいやなおゆきさんの諸作品が、助っ人に立ちます。
「映画」は、あっという間に、私たちのココロを掴み、私たちを繋いでしまう。そのような“Oneness”な想いが、どれほど偉大な可能性を持っているか?を、ごく最近、青い衝撃で知ったばかりの私たちです。至るところで、あそこでもここでも、このような可能性を拡大させましょう。そうした次第で、ではまず、「映画」が応えてみせましょう。お祭りは続く、生涯、続くのです。何故なら、誰しも、毎日、自分自身を表現しているのだし、そのことを「祝福」というのだから。毎日、祝福された私たちの“祝祭”を生きましょう。
(本特集企画者:戸田光啓・映画侠区)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1524899062&owner_id=10566608




■大工原正樹特集上映 エロチックコメディからサイコサスペンスまで。■



7・17(SAT)


●プログラムA(計92分)13:00〜

『アナボウ』 ※新作
2010/HD(予定)/10分(予定)
監督:常本琢招 
解説:大工原正樹監督と同い年の常本琢招監督の最新作で(撮影快調?!)今回が初上映となる。アナボウ部員女子高生達の輝ける青春?!脚本は『クヒオ大佐』の香川まさひと。

『マネキン』
制作年不明/βカム→VHS/4分
監督:大工原正樹
解説:カラオケ用に制作されたもので、マネキンを巡る倒錯的ドラマ。

『探偵の恥辱』
1996/βカム→VHS/78分
監督:大工原正樹
解説:趣味でもあるのぞき屋の手口を活かして私立探偵を開業している青井の元に、ある日、少年が仕事の依頼にやって来る。マンションの屋上で隠して飼っていた子犬が殺された。犯人は自分のピアノの先生の叔父だという。先生にも危機が迫っているから助けてくれというのだ。脚本の井川耕一郎が本格的にハードボイルドに取り組んだ傑作。ハードボイルドとは、受け取る報酬以上の仕事をしてしまうというドラマのことだ(井川耕一郎)。



●プログラムB(計93分)15:00〜

『牛乳屋フランケン』
2002/8mm→DV/16分
製作:にいやなおゆきと仲間達
解説:映画美学校の公開講座『三日で撮れる?!即席映画大会!!』の実践編として製作された作品で井手豊らの才能が、すべてをその場で決めて制作されていったもの。にいやなおゆき関連作品に共通した祝祭感覚は、制作スタイル自体がお祭りであることに由来する!

『美雪の災難』
1998/βカム→VHS/77分
監督:大工原正樹
解説:看護師の美雪は渡米が決まっている優秀な商社マンの幸一との結婚を控えていた。そんなある日、電車内で痴漢に遭遇する。そして数日後、急患で病院に担ぎこまれて来た男は何とあの痴漢だったことから、美雪の周囲はどんどん騒がしくなって行く。初めて実際に痴漢をした体験を書こうとする、売れない!冴えない!!使えない!!!中年風俗小説家を、どういうわけか青春真っ只中の人物のように描いた、祝祭的な痴漢モノの快作。



●プログラムC(計93分)17:00〜

『赤猫』
2004/DV/42分
監督:大工原正樹
出演:森田亜紀、李鐘浩、藤崎ルキノ
解説:映画美学校の第6期高等科生と組んで制作された井川耕一郎脚本による妻が得体の知れない人物へと変貌していく傑作サスペンス。今や大工原映画の顔とも言うべき森田亜紀が素晴らしい。内村の出張中、妻の千里は風呂の電球を替えようとしてイスから落ち、流産してしまう。退院後の千里は窓から遠くを見つめてばかりだったが、ある夜、流産するまでに起きた奇妙な出来事を語り出す。きっかけは夫が浮気しているという噂だった。

『姉ちゃん、ホトホトさまの蠱を使う』
2010/HD/49分
監督:大工原正樹
出演:長宗我部陽子、岡部尚、森田亜紀
解説:『赤猫』と同じ井川脚本による大工原監督作品で、映画美学校の第11期高等科生と組んで制作された。「シネ・ドライヴ2010」上映後、再編集されている。蠱(こ)とは古代中国の呪術である。母の葬式を終え、かつて暮らした町をぶらりと訪れた妙子と治は、次第に心に巣食うバケモノ「あいつ」の幻に襲われ始める。あまりにもひと気がない木更津の街のロケーション撮影は、現代日本映画にとって、貴重な“何か”であるだろう。

※上映後、大工原正樹監督らによるトークショーがあります。お祭りです。




7・18(SUN)


●プログラムD(計89分)13:00〜

『納涼アニメ電球烏賊祭』
1993/8mm→DV/6分
作:にいやなおゆき
解説:大工原正樹監督と同い年の新谷尚之の初期の傑作アニメーション映画。「傑・力・珍・怪映画祭」作品『灰土警部の事件簿 人喰山』にまで流れていく祝祭感覚は、すでに留まることなく発揮されている。

『ガスマスク』
制作年不明/βカム→VHS/3分
監督:大工原正樹
解説:カラオケ用に制作されたもので、ガスマスクを付けた暴漢に白いギターで立ち向かう男の活劇!

『寒い国から新谷尚之』
2007/DV/7分
監督:大工原正樹
解説:重要情報を入手したニコライは、敵に監視されており身動きが出来ない。彼は致し方なく仲間らに、ジェスチャーによって情報を伝えようとする。新谷尚之、井川耕一郎、万田邦敏ら、大工原正樹監督の盟友達が出演して大騒ぎした“楽しみ”だけがある映画。

『奴らを天国へ』
1996/βカム→VHS/74分
監督:大工原正樹
解説:ファッションヘルス嬢のチャコは客の雑誌編集者の提案でヘルス嬢の日常を漫画化することになり、サービスを提供しながらも漫画を描く時間を確保するために宣伝を目論む店側の配慮で、業界初の在宅ヘルス嬢となる。どのようなジャンルの作品も、あまりにも上品に仕上げてしまう大工原正樹監督の真骨頂と言える傑作エロチックコメディで、三人の魅力的なヘルス嬢が背負う哀しみすら、上品な笑いに包んでしまっている。



●プログラムE(計94分)15:00〜

『またがれる』
2008/DV/20分
監督:井川耕一郎
解説:90年代以降の日本映画における最も重要な脚本家の一人で大工原正樹監督と同い年の井川耕一郎が映画美学校の第12期生達と制作した実習作品。小説家志望のダメ男と、そんな男に惚れてしまったダメ女の物語。21世紀版『夫婦善哉』か、『愛妻物語』か。

『下宿へ行こう!』
1995/βカム→VHS/74分
監督:大工原正樹
解説:若くして未亡人となった千春は、二人で下宿を経営するという夫との約束を果そうと「ドレミファ荘」の管理人となる。そして下宿先を探していた予備校生の慎吾は、千春の美貌に焦がれて「ドレミファ荘」入りを決めるのだが、そこにはあまりにも奇妙な住人しか居なかった。山本晋也監督による定番のピンク映画『未亡人下宿』のリメイクとされるが、大工原監督らしい上品な爽やかさはピンク映画版『めぞん一刻』といった青春映画の趣。



●プログラムC(計93分)17:00〜

※この日も上映後に大工原正樹監督らによるトークショーがあります。
特別ゲストに高橋洋さんをお迎え致します。もちろん、お祭りです。


PLANET Studyo Plus One にて開催
〒530-0016 大阪市北区中崎町2丁目3-12パイロットビル2F(中崎第2ビル)
TEL (06)6377-0023(上映時間以外はつながりにくい場合があります。)
http://www.planetplusone.com/

一般:1,200円
会員/学生:1,000円  会員/学生三回券:2,500円





■シンパシー企画■


●傑・力・珍・怪映画祭 in 大阪

7・17(SAT)〜23(FRI)連日20:00〜
PLANET Studyo Plus One にて開催

・「傑・力・珍・怪映画祭公式」HP
  http://ketsuriki.com/

・「傑・力・珍・怪映画祭」mixiコミュニティ
  http://mixi.jp/view_community.pl?id=4212498

・「にいやなおゆき」mixiコミュニティ
  http://mixi.jp/view_community.pl?id=4212506


一般:1,000円
会員/学生:800円  会員/学生三回券:2,000円





●高橋洋 かく語りき 真夏の恐怖・映画談義

7・17(SAT)開場13:00 開演13:30
淀屋橋・芝川ビルにて開催(http://shibakawa-bld.net/
当日券:2,000円 前売り券:1,800円
前売り券取り扱い所:シネ・ヌーヴォ テアトル梅田 シネ・リーブル梅田 
          京都シネマ 新京極シネラリーベ
企画:DOOM!
詳細はこちら→http://doom-insight.net/works/katariki.html




ポスターデザイン:新谷尚之氏(感謝!)

コメント(2)

・mixiコミュニティ「PLANET Masters Collection」にトピックを作りました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=54604681&comment_count=0&comm_id=263333

・『赤猫』の主演女優 森田亜紀さんのblogに情報掲載されました。
http://ameblo.jp/aki-morita/entry-10583584464.html
“祇園祭”と“天神祭”という、頂点に立つ大きな祭りの間に、確かに規模は小さいけれども、非常に熱気があって、そして意義深い「お祭り」が、関西で開催されました。それにしても、連日連日たくさんの上映がありますが、これほど、ご覧になった後、お客様が晴れやかにしていらした上映・トーク・プログラムは最近、見たことがありませんでした。その内の一つの企画者がこういうことを申しまして、果して良いのか?とも思いながら、「傑・力・珍・怪映画祭」とDOOM!の分まで代表して申し上げますが、実に素晴らしい一週間であったと思います。別々に立ち上げられた企画が絡まりあっていたわけですが、不思議に、同じようなことを考えながら立ち上げられたような気がしています。

上映作品に関してですが、感動的だったのは、どの作品にもファンが誕生したということでした。こちらのプログラムに関して申しますと、驚いたことに『美雪の災難』という痴漢映画や、偏執的なカラオケ映像『マネキン』に何人もの女性ファンが現れましたし、『下宿へ行こう!』を観て泣いたというメールを下さった学生さん(これまた女性ですが)もいらっしゃいました。今、二例出しましたが、どの作品にも必ずやファンが現れるということが実感出来たのです。恐らくは「傑・力・珍・怪映画祭」も同じことが起こっているのだと想像しています。

お客様のご感想を一つ、リンク致します。
http://blog.goo.ne.jp/paraparaeiga/e/2c0498a68cd78c127711ee25016bc2bc


「娯楽映画」ということを、新谷尚之さんとはキーワードにして参りましたが、この一週間の「お祭り」が、本当に「娯楽」だったと申せますのは、お客様がこれらの作品と独自の方法で遊ばれ、それぞれの魅力を発見していかれたということによります。「傑・力・珍・怪映画祭」に関しては私も観客の一人として接したわけですが、「大工原正樹監督特集」のお客様に倣って、全作品の遊び方を、それぞれの作品に応じて工夫してみました。どの作品も実に楽しかったものです。

「娯楽映画」は、お客様の鑑賞方法が、十分に自由で、創意工夫に溢れているときにだけ誕生するのだと分ります。それがこの度は起こった!そのことが本当に感動的なことでした。映画はいつも、遊び相手を求めています。どうか皆様には十分に映画と遊んで下さいます事を願いまして、この「お祭り」を終えたいと思います。

ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。


「大工原正樹監督特集」企画:戸田光啓・映画侠区

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