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藤沢周平と池波正太郎コミュの剣客商売 雨の鈴鹿川 雑感

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ひさしぶりに剣客商売1(女武芸者 剣の誓約 芸者変転 井関道場・四天王
雨の鈴鹿川 まゆ墨の金ちゃん 後老中毒殺)を読み返してみた。

鬼平を書きおろしていた頃の池波さんと違い、万事余裕が 感じられる。

昭和47年前後は 松本幸四郎による舞台化 雲霧仁左衛門など 精力的に時代小説をこなし、食卓の情景などエッセイの仕事など 小説家としての 脂ののりきった頃と推測される。

佐々木三冬のぬれぬれとした 若集髷、結構現代より 服装が 自由なような・・・
真崎稲荷明神社も石浜神社に併合され、小兵衛さんの隠宅も 木母寺も往時の面影はのこっておりません。白髭橋はちがった意味でよい橋と 思われますが、・・・

池波少年が株屋の小僧さんのとき、吉野老人に可愛がられ、かねこさんという若く
可愛らしい2号さんを囲っていたときのことと、中村又五郎さんの姿をかさねられて秋山小兵衛が構想のなかに出来上がっていたんでしょうね。


さて、こんかいは 江戸の町でなく「雨の鈴鹿川」
 大治郎が嶋岡礼蔵の遺髪を大和の国・磯城郡・芝村の礼蔵の兄へ届け、その帰途老師に墓へ詣でてのから、関の宿場に泊まったとき 隣の間の訳けありの男女に一晩なやまされる。

ひょんなことで 同門の兄弟子に会い 行きがかり上 返り討ちの助太刀に加勢するのだが・・・返り討ちといっても 苛め抜かれた上役を切っての出奔・・・微妙にちがう、あだ討ちの妻と 夫の弟との確執・・。

江戸時代は仇討ち 返り討ちとも 果たさなければ 藩に帰還できず お家の再興もできない、ある意味厳しい制度でした。

けれど 今の民主?(ほんとかな?)主義というご時勢、あだ討ちは結構合理的ではなんて考えちゃいます。
山口県の18歳少年のによる、母子殺人 

先日の名古屋の母子家庭の無慚に殺された娘さん。肉親として 仇を討ちたいと 思います。

無論 非力な女性は 助太刀2人までokとか・・・。
そうすれば 鳩山さん 法務大臣が死刑執行で悩むことはないだろうし・・
弁護団とか検事さんも、長〜い裁判で 消耗しないだろうし、死刑執行人のカルマもなくなるんじゃぁないかと 勝手に今回は空想を膨らませてしまいました。


次回は テレビドラマが18日からはじまるそうですので、「風の果て」藤沢周平氏にしましょう。

コメント(1)

こんばんは。
賛美両論あるでしょうが、拙者も賛成ですね。
ただ、仇を討つまでは国へ帰る事が出来ないと言う制度はいかがなもんかなとも思います。

難しいものですね。

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