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ゴスペルハウスコミュの「区別」

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ゴスペルハウスメッセージ 2017.09.02
「区別」 レビ20:24-26

24 わたしはあなたがたに言った、「あなたがたは、彼らの地を獲るであろう。わたしはこれをあなたがたに与えて、これを獲させるであろう。これは乳と蜜との流れる地である」。わたしはあなたがたを他の民から区別したあなたがたの神、主である。
25 あなたがたは清い獣と汚れた獣、汚れた鳥と清い鳥を区別しなければならない。わたしがあなたがたのために汚れたものとして区別した獣、または鳥またはすべて地を這うものによって、あなたがたの身を忌むべきものとしてはならない。
26 あなたがたはわたしに対して聖なる者でなければならない。主なるわたしは聖なる者で、あなたがたをわたしのものにしようと、他の民から区別したからである。

今週の聖書箇所は、「区別」という言葉が一番密度高く出てくるところです。
区別というのは、境界を決めることと言いかえることができます。
「ここまで」とか「これはここ」とかですね。
また、ある事柄についての判断と言い換えてもいいでしょう。

私たちは、毎日の生活で、区別をし続けています。
それは、生きるためであり、守るべきものを守るためであります。
もし、区別や境界がなければ、私たちは振り回され、わずらわされ、悩まされ、傷つき苦しむことでしょう。

それほどに必要不可欠な区別ですが、一つ問題点があります。
それは、私たちがすべてを知ることのできない、不完全な人間ということです。
不完全な人間がする区別は、もちろん不完全です。
不十分で、不正確で、まったく当てになるものではありません。
それで、勝手で不正確な区別がなされると、そこに、争いや差別や迫害が起きてしまうのです。

正当性に欠けた区別は、正統性に欠けた区別は、区別がない時と同じように、悲劇的なのです。

ここは先程も言いましたように、「区別」が一番集まった箇所です。
この箇所から、区別の秘訣を解き明かそうと思います。

「あなたがたは清い獣と汚れた獣、汚れた鳥と清い鳥を区別しなければならない。」(25節)
ここだけ読むと、区別は人間がすべきもののように感じるかも知れません。
しかし、そうではありません。
もともと、その区別は神様がした区別だからです。
「わたしがあなたがたのために汚れたものとして区別した」(25節)

この箇所にある他の「区別」も、すべて神様のする区別です。
「わたしはあなたがたを他の民から区別したあなたがたの神、主である。」(24節)
「あなたがたをわたしのものにしようと、他の民から区別したからである。」(26節)

つまり、区別とは神様のすることなのです。
人間がすべき区別は、神様の区別を受け入れることなのです。

ローマ人への手紙第4章19節にはこうあります。
「アブラハムは、およそ百歳になって、自分のからだが死んだも同然であることと、サラの胎の死んでいることとを認めても、その信仰は弱りませんでした。」
アブラハムは、自分の区別(判断)を持っていました。
百歳のアブラハムには、子をなす能力のないこと。
九十歳のサラの胎は、すでに閉じていること。
アブラハム自身の区別では、この夫婦には子どもは授からないとされていました。

しかし、彼は自分の区別ではなく、神様の区別を、神様の約束を、受け入れて生きたのです。
死んだも同然の自分と胎の死んだサラという現実に直面してもなお、神様の区別を受け入れたのです。
「だからこそ、それが彼の義とみなされたのです。」(ローマ4:22)

そして、今に生きる私たちも、そのようにしていいのです。
私たちは状況を見て、このように区別(判断)することがあります。
「あの人は、どうしようもない・・・」
「この状況は、絶望的だ・・・」

そんな時、一つ思い出してほしいことがあります。
それは、神様の区別です。
「神様はこの人を、どう扱うんだろう。」
「イエスさまは、この状況をどう考えるんだろう。」
あなたがひいた区別の線(境界線)を、吟味してほしいのです。

そして、「あの人」や「この状況」よりも、もっと気をつけてもらいたいことがあります。
それは、あなた自身のこと。
あなた自身についてひく、境界線についてです。
「わたしはどこにいるんだろう」
「わたしは何者なんだろう」
あなたは、きちんと区別できていますか。
自己嫌悪や高慢に陥っていませんか。
愛に不足を感じていませんか。

死んだも同然の者、死ななければならない者、そのあなたにいのちを与えた神様がいます。
あなたのいのちを贖うために、十字架にかかって死なれたイエスさまがいます。
あなたは、愛されるべき者として区別されています。
あなたは、赦されるべき者として区別されています。
あなたは、高価で貴い、神様の宝物なのです。

この区別を受け入れて生きることが、私たちの義です。
信仰者の義です。
あなたを生かす神様の義の中に、愛される者としての区別の中に、あなたは生きていいんです。

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