キューティー映画でウンチク語るコミュのラスト・ホリデイ

LAST HOLIDAY
2006年/ｱﾒﾘｶ/112分

[監督]ｳｪｲﾝ･ﾜﾝ
[脚本]ｼﾞｪﾌﾘｰ･ﾌﾟﾗｲｽ/ﾋﾟｰﾀｰ･S･ｼｰﾏﾝ
[音楽]ｼﾞｮｰｼﾞ･ﾌｪﾝﾄﾝ
[出演]ｸｲｰﾝ･ﾗﾃｨﾌｧ/LL･ｸｰﾙ･J/ﾃｨﾓｼｰ･ﾊｯﾄﾝ/ｼﾞｬﾝｶﾙﾛ･ｴｽﾎﾟｼﾞｰﾄ/ｱﾘｼｱ･ｳｨｯﾄ/ｼﾞｪﾗｰﾙ･ﾄﾞﾊﾟﾙﾃﾞｭｰ/ｼﾞｪｰﾝ･ｱﾀﾞﾑｽ/ﾏｲｹﾙ･ﾇｰﾘｰ

[ｽﾄｰﾘｰ]
ﾆｭｰｵﾘﾝｽﾞのﾃﾞﾊﾟｰﾄの料理器具売り場で働くｼﾞｮｰｼﾞｱ(ｸｲｰﾝ･ﾗﾃｨﾌｧ)は、感受性豊かで料理が趣味の内気な女性。聖歌隊の練習では声が小さいと注意され、心を寄せる同僚ｼｮｰﾝ(LL･ｸｰﾙ･J)に勇気を出して話し掛けても動揺して、社割でｵｰﾌﾞﾝを購入したいとごまかしてしまう始末。大好きな料理を作っても、高ｶﾛﾘｰだからと手を付けずに写真を撮るだけ。食べたかった料理もｼｮｰﾝへ想いも何もかも、全て｢憧れﾉｰﾄ｣にしまい込んで生きて来た。ある日職場で頭を打って気絶したｼﾞｮｰｼﾞｱは、診療室へ運び込まれ念の為CTの検査を受ける事に。そこで何と不治の病が発覚、余命３週間と宣告されてしまう！これまでの人生に絶望し悔いばかりが残るｼﾞｮｰｼﾞｱは、残りの３週間を思いきり派手に過ごすそうと決意する。会社を辞め全財産を投げ打ち、｢憧れﾉｰﾄ｣のﾘｽﾄのひとつ、ﾁｪｺのﾘｿﾞｰﾄ地ｶﾙﾛｳﾞｨ･ｳﾞｧﾘにある超高級ﾎﾃﾙ｢ﾌﾟｯﾌﾟ｣へと旅立つ。派手な金遣いを不審がっていたﾎﾃﾙの従業員達も、思うまま人生を楽しんでいるｼﾞｮｰｼﾞｱの魅力に、次第に惹き込まれていく。更に、同じ様にｼﾞｮｰｼﾞｱを想っていたｼｮｰﾝも後を追って来て…。

ｼﾞｮｰｼﾞｱに勇気と元気をもらえ、観た後も心が温まる、ﾊｰﾄﾌﾙ･ｺﾒﾃﾞｨｰです