シニア犬と暮らすコミュのコミュの皆様へ。

先月の２９日にまるちゃんが虹の橋へ行きました。
享年１６歳、１５年と８ｹ月の犬生でした。

今年の元日まるちゃんのために作った
おせちを元気にペロリと食べて
「今年も一年よろしくね」と言った翌朝
突然、発作がでました。


病院に行って調べた結果、肺に水が溜まっていました。
さぞかし苦しかったんだと思います。
先生からはまるちゃんの心臓はかなり悪い状態であることを
伝えられ、夜間救急病院のコピーを２箇所分渡されました。

そして今まで一月分出ていたお薬も
２週間分に減りました。


翌日にもう一度レントゲンを撮ってもらうと
その水はきれいに消えて無くなっていました。

先生もこれで少し、安心出来ると仰って下さいました。
またお薬は２週間分でしたが
病院の帰り道、うれしくてうれしくて、まるちゃんを
抱きしめて泣きました。

１週間後に検査のために病院に行くと
血液検査の結果は前回の比べて全て正常値に戻っていましたが
また肺に影が見えました

先生は発作がでたり、苦しそうにしてませんか？この状態だと
かなり苦しいはずなんですが･･と聞かれるのですが

まるちゃんは前にも増して元気そうで
元気な時以来しばらくしていなかった
モカに腰を振ったり、毛繕いをしてあげたりしていて

食欲も旺盛で、ウンチもちゃんと出していて
食後に寝ていても食べ物の香りがすると
鼻をクンクンさせて起きてくるほどでした。

私が家に居る時間は、発作もなく。
寝る時も発作がでた後の、苦しそうな時のうつ伏せ寝でもなく
体を真横にしてスヤスヤとゆっくりとした呼吸で眠っていました。

先生もまるちゃんの心臓の状態から診ても体は相当、しんどいはず
なんですが･･「本当に不思議ですね」と何度も言われました。

それから１週間最後の日、その朝まるちゃんはペロリとご飯を食べて
モカと一緒にワンワン！と吠え、スヤスヤとお昼寝をして
目覚めた瞬間に尻餅をつくようにふらっと倒れて
私がすぐに抱き上げるとそのまま、おしっこを漏らしました。

その後はまたゆっくりした呼吸で眠り
自分でお水を飲みに行き、おしっこも自分で済ませ
またモカと一緒にワン！と吠えて元気そうでした。

その日の夜、念のため連れて行った病院の待合室で
いつもの先生に診てもらえる自分の順番が来たその瞬間に
大きな声で苦しそうに一回鳴いた後
私の腕の中で逝きました。


とても長い様で、あっという間の出来事でした。

まるちゃんは僧帽弁閉鎖不全という病気を６歳で発症しました
６歳からお薬を飲み始め、３年後先生と相談して薬を中断してから
亡くなる二ヶ月前まで、特に気になる症状も出なかったのですが
歯の炎症で病院に行った時、延命の事を考えると
お薬は飲ませてあげた方がよい、とアドバイスを受けて
また再開したお薬でしたが、まるちゃんは急に弱ってしまいました。

寿命や急変と言われればそうなのかも知れませんが
今となってはお薬が合っていなかったのかも知れない･･

と考えてしまいます。
同じ病でお薬をのんでいる方々のお話を読んでいると
やはりお薬に対する不安がたくさん書かれていました。

以前トピックでも取り上げられていましたが
この病気に対する投薬については本当に難しいです。

もし同じ病気を患ってしまわれたら
一番に言えるのは徹底した検査とセカンドオピニオンだと思います。

今は各分野の専門医もいらっしゃいます
先生と信頼関係を築く事もとても大切ですが
お薬を始める前に何人かの獣医師の診断を受けてみる事がよいと感じました。

シニア世代の家族と暮らすコミュの皆様に少しでも
お役に立てばと思い、まるちゃんの病状を中心に書きました。

今となっては先生が不思議がっていた最後の２週間の間は
自分の事を一番よく知っていた
まるちゃんがみんなに心配をかけないようにと
最後の力で精一杯に元気な姿を見せていてくれたのかもしれません。

最後にご報告が遅れてしまいましたが
このコミュを通してまるちゃんに優しいメッセージを下さった皆様
本当にありがとうございました。

そして家にはまだまだ元気ですが９歳を迎えたモカと
まだ６ｹ月ひまわりミニチュアピンシャーが居ます

残された家族を少しでも長く健やかに過ごして行けるように
皆様とお話が出来れば幸いです。

最後まで読んで下さってありがとうございます。

これから無理せずペットロスを乗り越えたいとおもいます。