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市民社会フォーラムコミュのHP更新:憲法記念日に評論2本

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 市民社会フォーラムHPを更新しました。

評論

「ハチドリのひとしずく」と「愚公、山を移す」   高田 健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)
http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/page300.html

長谷部憲法学と平和主義―立憲主義と第9条の関係について   大井赤亥(九条の会・東大)
http://homepage3.nifty.com/civilsocietyforum/page299.html

 今日、5月3日は憲法記念日。昨日のNHK「その時歴史が動いた 『憲法施行60年 特集 憲法九条 平和への闘争 〜1950年代 改憲・護憲論〜』」の録画を観ています。
 施行60周年を向かえ、改憲手続法案をめぐり参院でせめぎあい、2010年代に改憲を目ざす与党・財界の意思が露骨に現れ、さらに安倍首相は集団的自衛権を容認するよう憲法解釈変更を表明しイラク派兵継続をブッシュの手土産にするなど、改憲の危険な流れがあるにもかかわらず、他の民放はどこも憲法特番を放映しない中で、NHKは再放送も含めて3本の客観性と実証性ある特集を組んだことは評価すべきと思います。

 ということで、今日は二つの評論を掲載しました。

 高田健さんは、改憲問題をめぐって国会や中央の現場での運動発信をされています。そう、「私たちは微力ではあるけれども無力ではない」です。

 大井赤亥さんの論考は、九条の会・東大の学習会で報告されたものを転載快諾いただきました。こちらは、運動の現場とは次元が変わる学問レベルでの考察です。東京大学の長谷部恭男教授のリベラリズムの立場からの9条論を、規範理論の系譜から考察されています。
 大井さんの論考を補足すると、長谷部法学への批判は、まさにリベラリズムの論争相手であるコミュニタリアニズム公共哲学や、憲法学でも名古屋大学の愛敬浩二教授の『改憲問題』(ちくま新書)
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480062994/
などがあります(面白いので、今読んでいるところです)。
 大井さんの結論は、「これからの9条護憲論も、長谷部憲法学を、その両面性をもって反動的だと決め付けるのではなく、むしろその現代的な政治理論、とくにリベラリズムの政治理論の洗練された成果を取り込むことによって、護憲論全体の刷新を可能にさせる契機として捉えるべきではないかと考える。」とのこと。
 まさにリベラルな議論で検討する意義はありそうです。
 
 MLでも9条を中心とした憲法をめぐる議論が活発に交わされていますので、運動・実践の次元と思想・理論の次元あわせて、さらに憲法を活発に議論する「論憲」「活憲」の参考にまで。

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