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飛行機で死にたくない!コミュの中華航空機 オーバーランし離陸(亀裂補修)

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10月5日午後2時35分ごろ、佐賀空港で中華航空機(乗員2人、乗客なし、ボーイング737-800型機)が、過走帯(長さ60m)付近でようやく離陸するトラブルがあった。
同機は約25分後、速度計の不具合で同空港に引き返した。

佐賀空港の滑走路は2000m。しかし、同機は滑走路先端に進むまで機首を上げず、滑走路を越えた直後にやっと離陸した。
過走帯にある過走帯灯(高さ40cm)の1基が同機の主脚にぶつかり壊れていた。

国土交通省によると、同機は離陸の際、通常よりも機首を上げるタイミングが遅れ、オーバーランに備えて設置されている過走帯に侵入したとみられる。

中華航空によると、同機は午後2時半ごろ佐賀空港を出発した後、速度計に不具合が発生し、機長の判断で引き返したという。
同社は不具合と過走帯灯との因果関係などを調べている。

※機体の亀裂
同機は先月の9月20日、台湾(台北発のチャーター便)から到着。
乗客を降ろした後に同乗の整備士が点検したところ、尾翼付近(資材用ドア近くの胴体底部付近)から、ほぼ直線で機首方向に伸びる77cmの亀裂を発見した。
深さなどは不明。台北での離陸前点検では報告されていなかった。
飛行中に異常を知らせる計器表示や振動、減圧などはなかったという。
同機は01年2月に登録。乗員・乗客90人にけがはなかった。
同機は運航を取りやめ、同航空本社の整備チームが原因調査などにあたり、この日は修理を終えて台北に戻る予定だった。

※過走帯灯
アスファルト舗装された滑走路の終点を示す保安装置。
過走帯灯の手前で離陸を完了させるのが通常の離陸となる。

コメント(3)

中華航空機が佐賀空港(佐賀市)の滑走路をオーバーランして離陸した後、計器異常で引き返したトラブルで、計器異常の原因は速度を測るため機体外部に取り付けられている管(ピトー管)に虫が入ったためだったことが9日、分かった。
中華航空が国土交通省に報告した。

国交省によると、中華航空側は「ピトー管内に虫が入っていた。取り除いたところ、正常に戻った」と連絡した。

航空機を長期間駐機する際は、ピトー管にカバーをかけるが、同機は当初日帰りで台湾に戻る予定だったため、カバーを用意していなかった可能性を指摘する関係者もいる。

同機は10日午後、離陸して台湾に戻る予定だったが、天候が安定していないとして、12日に離陸を再び延期した。
ピトー管は流体の流れの速さを測定する計測器であり、発明者であるHenri Pitotにちなんで命名され、Henry Darcyにより改良された。
航空機の速度計などに使用される。ほかに風洞でも使用される。

BOEING 747-400(写真2枚目)になりますが、大きな航空機ではこんな所などについています。
小型のCRJなどは、タラップを上る際に手で触れる場所についていますが、決してイタズラしないでください。自分の身に降りかかってきますので、ご注意を。

◆仕組み
ピトー静圧管の概念図(写真1枚目)。黄色い部分には静圧が、白い部分には全圧がかかっており、その差圧を赤色のセンサ部(ダイヤフラム等)で検出する基本的な構造は2重になった管からなり、内側の管は先端部分に、外側の管は側面にそれぞれ穴が開いている。二つの管は奥で圧力計を挟んで繋がっており、その圧力差を計ることができるようになっている。

ピトー管は、先端を流れに正対させて使用する。側面の穴(外側の管)は流れの影響を受けないため、ここには静圧がかかる。一方、先端にある穴(内側の管)には静圧と流れによる動圧とを合わせた全圧(総圧とも)がかかる。この全圧から静圧を引いた差圧(動圧)を測定し、ベルヌーイの式を適用することで流体の速度を計算することができる。

このように、側面に穴(静圧孔)を備え、単体で全圧と静圧の両方を測るタイプのピトー管はピトー静圧管とも呼ばれる。狭義のピトー管は、側面に静圧孔を持たず、全圧のみを測定するものである。この場合、静圧はピトー管とは別の位置に設けられた静圧孔から、センサあるいは計器へと導かれる。


◆航空機のピトー管
ある程度以上高速の航空機において、ピトー管は最も一般的な速度計測手段である(飛行船程度の低速が計測下限)。他の航空機に比べ相対的に揚力の少ないジェット戦闘機等では、特に着陸時の対気速度が判らないのは致命的となるので、離陸前にピトー管カバー取り外しの確認作業が重要である。

ピトー静圧管か、純粋なピトー管と胴体側面などに設けられた静圧孔とからなる。こうした、速度や高度(静圧は高度指示にも利用される)といった非常に重要なシステムでは、複数のピトー管と複数の計器を互いに独立して設け、冗長性が高められていることが多い。全圧をピトー管からセンサや計器へと導くチューブやホースにはリーク(漏れ)があってはならない。


◆設置位置
正確な測定のために、ピトー管は境界層の外側で、かつ流れの乱れが小さな場所に設置される
・機首先端
現代の戦闘機やF1(写真3枚目)。に多い。また、試験飛行を行うプロトタイプの航空機では、さらに正確な計測が要求されるため長いブーム(棒)の先端に設けられることがある(これを標準ピトーもしくは計測ピトーと呼ぶことがある)
・機首側面
旅客機やヘリコプターに多い。横風の影響も考慮し、ふつう機首の両側面に設けられる
・翼下
単発の小型プロペラ機などで機首に設置できない場合、胴体からやや離れた翼の下面に置かれることがある。片翼下のみのことが多い(おそらくコストの点から)
機首側面と翼下の場合、流速の遅い境界層から距離をとるために、ふつうL字型に曲げられている。静圧孔を別に持つようなシステムの場合、横風による誤差を軽減するため、多くの場合、静圧孔は胴体両側面に設けられる。

◆防氷
気温が氷点下に達する上空では、水分が凍結し、ピトー管や静圧孔を閉塞してしまう可能性がある。速度や高度システムの指示が異常となり、事故に繋がる危険性がある。これを防ぐために、電熱線などによる防氷システムが備えられていることが多い。
佐賀空港に着陸した中華航空のボーイング737-800型の尾部に見つかった大きな亀裂周辺のアルミ合金製の外板が、内部から腐食していたことが5日、国土交通省などの調べで分かった。腐食のため強度が低下、飛行を繰り返した結果、亀裂ができたとみられる。

修理を終えた同機は台湾に戻るため、乗客を乗せずに5日午後2時半に離陸したが、直後に速度計のトラブルで佐賀空港に引き返した。

国交省と中華航空によると、外板は亀裂の周辺で長さ2メートル前後にわたって腐食。近くにあるトイレの配管から漏れた液体などで腐食し、飛行を繰り返す間に金属疲労を起こして、最終的に佐賀空港で亀裂ができたとみられる。

中華航空は腐食を取り除いた上、アルミ合金製の板で亀裂を覆うように補強して修理。ほかの部分にも腐食がないか調べたが、亀裂周辺以外には見つからなかった。

同機は、国交省と台湾航空当局の飛行許可を受け、台北に向けて離陸する際、通常よりも長く滑走路を滑走。その後、滑走路端に8基ある灯火のうち1基が壊れているのが見つかった。

国交省は、離陸の際に接触するか、ジェットエンジンの風圧で壊れた可能性が高いとみて調べている。機体に接触した痕跡はないという。

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