日記ロワイアルコミュのマイミクのたむを氏さんに会って手羽先食べながら真面目なことをしゃべった時の話

タイトルどおり会ったんよ

たむを氏さんに
（以下たむさん）

オレはじめてやったんよね。

マイミク、だけやなくネットで知り合った人と会うのが。


そもそもの申し出はオレから

名古屋に出張がある時に合わせて「遊んでくれますか？」とメッセした。

「ぜひとも！」と二つ返事で返信をくれたたむさん


そら、テンション上がったよ

日ロワのためにmixi始めたオレが「今、最も票の取れる書き手」のたむさんのリアルを知ることができるんやから。

否、「票が取れる」とは失礼な言い方かもしれん。
「最も日記がおもしろい書き手」(種馬比較)てことで。



んでテンション上がったオレはmixiボイスでつぶやいた
「たむさんに会う」
と


そこにくれたたむさんのレス
「なんかやらかしてみせます」

うわ！ヤバい！

基本関西人のオレはあせった

なんか日記ネタになる、笑える仕掛けを打たれたら関西人としてたむさんの後手を踏むわけにはいかないw


オレは策を講じた


１セーラー服などのコスプレで登場する
く
いやいや、普段部下に「社会人として恥ずかしいことはするな！」など嘯いてるオレにはいくらなんでも無理！


２ハゲヅラ被って登場

待ち合わせてる栄って日本有数の歓楽街やん？
ＳＫＥってサ.カ.エやん？
なんぼ加藤茶が歳の差婚かました直後でもサラリーマンのオレにはキツい。


３アフロのヅラ被って登場

うーん、、、
これか！
社会的常識の範疇で、かつパンチはある。
よし！アフロヅラ探しに行こう！幸い地図アプリで周辺検索できるしな。



なんて考えてたら大枠の待ち合わせの19時までに一時間ほどの余裕ができた。


オレは地図アプリで「アフロヅラ」
と入れて検索かけてみた。





こんな検索がヒットするはずもなくあえなく撃沈



ん？
検索条件に無理がある？



あー！あるやん、あるやん
「安売りの殿堂」で有名な…あのコスプレとかパーティーグッズの宝箱！

「ドンキホーテ」
で検索をかけた



でた！一件ヒット！


オレはドンキに向かう途中
「いや、アフロヅラより鼻メガネの方がおもろいか？まぁ現物見てから決めよう」
なんて思ってたんよね



で地図上の地点に到着…



「喫茶ドンキホーテ」




神よ！


あなたはヅラ一つわたしに与えてくれないのですか？




時間的なこともあり、意に反してグッズなどは諦めてたむさんとの待ち合わせ場所に向かうことに…



×××××


そこに現れたのは二十歳の小僧みたいな服を着たおっさんw

オレを見て目を離さない


「種うまさん…？」
と声をかけられた

「もうイメージ通りで笑えましたwww」
と

どんなイメージ？(´・ω・｀)
と思いながら事前の電話で「手羽先食いたいっす」と言ってたオレのリクエストに答えてくれて、「山ちゃん」なる店に




店に入って席に着くなり二人は旧友の再会のように話し始めた


しかし10分ほど話した後に二つの大事な事に気づいた


まだ飲み物さえ注文していないこと

お互いに本名を名乗っていないこと


二人ともハンネと本名が全く繋がらないww



手羽先食いながら２時間ほどの間たむさんは喋り続けてくれたんやけどすごかったよ


機関銃？マシンガン？

いやいや、そんな生易しくない。いわば大砲の連射w


それすなわち若者にありがちな「沈黙を回避するための喋りっぱなし」とは一線を画した「中身の濃い言葉の塊」「人生訓のセグメント」と例えるに相応しいもの


たむさんの日記読んだことある人なら解るやろけど無駄のない文。
本筋からの矛盾など一切なく一気に読ませ、
無駄のない展開力で無理なく読ませる。

その文章という表現方法が言葉にそのまま転換された感じ。
一言一句聞き逃すまい、と耳を向けたオレはたむさんを睨み付けたように見えたかも？と心配になったほど




さて、内容はと言うと


まずは日ロワに関して

「事実は小説よりも奇なり」
の言葉通り経験に基づき、事実に少しの肉付けをしている、という。

納得した。
オレもそうやから。


要は感性の問題。

複数人が一つの事象を目にしても表現方法は十人十色

たむさんはおそらく十人の中で最も感受性が高く、表現力が豊富なのであろう




なんて固いことを考えながらも話は楽しい

なぜならたむさんの話は真実に基づく、または自分に嘘をつかない本音の話だから。



日ロワに対する話の後もたむさんの大砲連射は止まらずテーマは「今後、日本人として生きていくための賢い選択肢」

いや、ホンマに



すごいよ。
内容や根拠はいずれたむさんが語る時がくるんやろうけど「大卒から職歴一つ」のオレには有り得ない多様な価値基準と発想力。
自分を恥ずかしくさえ思ったね。


たむさんの語りに耳を傾け続けたオレがふと時計を見ると入店から２時間


翌日が朝早いこともあり23時にはホテルに帰りたい、と思っていたオレの心中を察してたむさんはさっさと二件目に連れて行ってくれた


案内所に入るなり「お疲れ様です」と挨拶をされるたむさんはさながらミナミの帝王ならぬサカエの帝王ww


オレは後を歩いて着いた店はフィリピンパブ


オレにとっては久々に女性のいる店


今度は二人で歌いたおした


たむさんがビリージョエルとか原曲で歌うもんやから英語の成績で１か２しかとったことのないオレまでつられてレットイットビーとかww


最後に横に座ってくれた女のコが楽しいコやったけどいよいよお開きの時間が迫る、、、



その時たむさんがオレに耳打ちした

「今、ステージで歌ってる初老の人を見てください」

？

60過ぎ？の老人がストローハットを被って熱唱してた


「あの人は多分、昔よくモテたんだと思います。だから未だに時代遅れのストローハットを被り続けるんですよ。昔の栄光にすがるために。

我々はああなっちゃダメです。
僕の恰好見て若いと思いませんか？

若い者に媚びたり迎合したりするんじゃなくて時代に相応しい自分に変えて行かなきゃいけないんです」




目から鱗やった


言うまでもなく時代は変わる

ネットも携帯電話もない時代に青春や恋愛の全盛期を迎えた二人が今、まさにネットで知り合って携帯で連絡を取り合って面会している


時代の流れに乗った二人の今夜の会合こそが奇跡なのかもしれない。



神よ！
この奇跡をありがとう！







店を出てホテルに向かうオレにたむさんは
「じゃ、また！」
と言い暗闇に消えて行った。。。

そのあっさりした言い方は簡単に再会し得る友達へ向けられたもののようでオレはまた嬉しくなった。










しかし一つだけ残った謎。





「たむを氏」のハンネのルーツは？


次回、名古屋行きのモチベーションにするとしよう。。。