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やっぱり時代小説!コミュの解説の大御所

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時代小説を含め、基本的に小説の最後には『解説』なるものが載っています。
その本の批評などが主に書かれており、辛口であることもあれば絶賛であることもあります。
この解説なるものを詠みながら、自らの本の批評と照らし合わせ、その本の醍醐味と余韻を楽しむのに意外と利用できる項目ではないでしょうか。
そして多くの時代小説を読んでいきますと、この解説に頻繁に登場する”大御所”なる方が存在するのに気付きます。



縄田一男さん



この方のご尊名は、時代小説を読んでいれば一度は目にする機会があると思います。
さすが多くの時代小説の解説を書かれているだけあって、時代小説に造詣が深く、縄田さんが選んだ短編集なども多数発売されています。
たまたま父から短編集を借りたので、縄田さんをネットで見ていたところ、縄田さんが選んだ時代小説100選なるものがあったので、本日ここにご紹介いたします。
一度手に取った本、未だ読んだ事のない小説家、色々だと思いますが、たまにはこういったところから本を探す楽しみも、あっていいかもしれません。
是非ご利用下さい。




1996年出版の縄田一男著「歴史時代小説100選」よりタイトル抜粋


題名          著者       発行文庫

大菩薩峠         中山介山  富士見時代小説文庫
半七捕物帳         岡本綺堂  光文社時代小説文庫
鞍馬天狗         大佛次郎  講談社時代小説6
新撰組          白井喬二  講談社大衆文学館
富士に立つ影      白井喬二     富士見時代小説文庫
神州纐纈城          国枝史郎  講談社大衆文学館
赤穂浪士           大佛次郎  徳間文庫
丹下左膳           林不忘          山手書房新社
新撰組始末記        子母澤寛  中公文庫
旗本退屈男          佐々木味津三  春陽文庫
瞼の母            長谷川伸  ちくま文庫
銭形平次捕物控       野村胡堂  潮出版
黄門廻国記          直木三十五  春陽文庫
雪之丞変化          三上       講談社大衆文学館
宮本武蔵          吉川英治  講談社吉川英治文庫
人形佐七捕物帳       横溝正史  春陽文庫
風雲将棋谷          角田喜久雄  春陽文庫
顎十郎捕物帳        久生十蘭  創元推理文庫
若さま侍捕物手帖     城昌幸  春陽文庫
桃太郎侍          山手樹一郎  山手樹一郎時代小説
茶道太閤記         海音寺潮五郎  文春文庫
勝海舟          子母澤寛  新潮文庫
姿三四郎          富田常雄  講談社大衆文学館
夢介千両みやげ      山手樹一郎  山手樹一郎時代小説
佐々木小次郎        村上元三  講談社大衆文学館
徳川家康          山岡荘八  講談社山岡荘八歴史小説
新・平家物語         吉川英治  講談社吉川英治文庫
明治開化安吾捕物帖   坂口安吾 ちくま文庫坂口安吾全集12
花の生涯          舟橋聖一   祥伝社
樅ノ木は残った       山本周五郎  新潮文庫
平将門            海音寺潮五郎  新潮文庫
戦国史記斉藤道三     中山義秀   講談社大衆文学館
柳生武芸帳         五味康祐    新潮文庫
眠狂四郎無頼控      柴田錬三郎   新潮文庫
無宿人別帳         松本清張    文春文庫
赤ひげ診療譚        山本周五郎  新潮文庫
梟の城            司馬遼太郎   新潮文庫
赤い影法師         柴田錬三郎   新潮文庫
日本敵討ち異相      長谷川伸     中公文庫
天保図録          松本清張     朝日文庫
孤愁の岸          杉本苑子     講談社文庫
燃えよ剣           司馬遼太郎   新潮文庫
残酷の系譜         南條範夫    青樹社文庫
魔界転生          山田風太郎   富士見時代小説文庫
武田信玄          新田次郎  文春文庫
おろしや国酔夢譚     井上靖  徳間文庫
北条政子          永井路子  文春文庫
ゆっくり雨太郎捕物控  多岐川恭  徳間文庫
阿片戦争          陳舜臣  講談社文庫
鬼平犯科帳        池波正太郎  文春文庫
蒼き蝦夷の血       今東光  徳間文庫
会津士魂          早乙女貢  新人物往来社
雄気堂々          城山三郎  新潮文庫
斬               綱渕謙錠  文春文庫
木枯らし紋次郎       笹沢佐保  光文社時代小説文庫
仕掛人・藤枝梅安     池波正太郎  講談社文庫
御宿かわせみ       平岩弓枝  文春文庫
上意討ち心得        滝口康彦  新潮文庫
警視庁草子         山田風太郎  ちくま、河出文庫
妖星伝            半村良  講談社文庫
病みたる秘剣        伊藤桂一  新潮文庫
天の川の太陽       黒岩重吾  中公文庫
暗殺者の神話       南原幹雄  富士見時代小説文庫
用心棒日月抄       藤沢周平  新潮文庫
四千万歩の男       井上ひさし  講談社文庫
氷輪             永井路子  中公文庫
明治撃剣会        津本陽  文春文庫
深川澪通り木戸番小屋 北原亜以子  講談社文庫
吉原御免状        隆慶一郎  新潮文庫
名主の裔          杉本章子  文春文庫
諸葛孔明          陳舜臣  中公文庫
影武者徳川家康     隆慶一郎  新潮文庫
散華 紫式部の生涯   杉本苑子  中公文庫
蝉しぐれ           藤沢周平  文春文庫
虹の橋            澤田ふじ子  中公文庫
風流べらぼう剣       都築道夫  文春文庫
服部半蔵          戸部新十郎  光文社時代小説文庫
閉じられた海図      古川薫  文春文庫
ゼーランジャ城の侍   新宮正春  集英社文庫
桜田門外の変       吉村昭  新潮文庫
血の日本史         安部龍太郎  新潮文庫
御庭番秘聞        小松重男  新潮文庫
決戦の時          遠藤周作  講談社文庫
人間の剣          森村誠一  光文社
幾松という女        南條範夫  新潮文庫
戦鬼たちの海        九鬼嘉隆 白石一郎  文春文庫
夏姫春秋          宮城谷昌光  講談社文庫
地蔵記           中村隆資  文芸春秋
定本おかしな侍たち   神坂次郎  徳間文庫
晏子             宮城谷昌光  新潮文庫
御隠居忍法        高橋義夫  中公文庫
四十七人の刺客     池宮彰一郎  新潮文庫
捨剣 夢想権之助    佐江衆一  新潮文庫
大砲松           東郷隆  講談社
幻色江戸ごよみ      宮部みゆき  新人物往来社
写楽百面相        泡坂妻夫  新潮社
林蔵の貌          北方謙三  集英社
邪しき者          羽山信樹  新人物往来社
蝦夷地別件        船戸与一  新潮文庫
剣豪将軍義輝       宮本昌孝  徳間文庫

コメント(17)

おぉ、おぉ!縄田一男さん!
なっさんも気になってたですよ。この人よく解説書いてるよな〜って。

「歴史時代小説100選」かあ…( ._.)φメモメモ
既に読んだものも混じってるけど、しばらくはネタに困らなそう♪
最近、書店で「縄田一男監修・捕物帳傑作選」という文庫を買いました。

「伝七捕物帳」 陣出達朗/著
http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/4f1d4e03635572695e33

「同心部屋御用帳」 島田一男/著
http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/540c5fc390e85c4b5fa175285e33

「地獄の辰 無残捕物控」 笹沢左保/著
http://www.tokuma.jp/bunko/tokuma-bunko/57307344306e8fb071216b8b6355726963a7

いずれも、テレビ化されている懐かしいものばかり。
どの作品も、たくさんある短編の中から傑作を選び、それぞれ1冊にまとめているとのことで、時系列順に並んでいて、読んでいて楽しかったです。。

今のところ、3冊。
来月にも、1冊発売されるようなので、楽しみです。
「歴史時代小説100選」を見ているだけで読みたいのがたくさん!
ゲリラさんありがとうございます。

只今、積読状態の(100選にも含まれていますが)「御宿かわせみ」を消化中です。
途中に他の本も読んだりはしていますが、やはり読み始めると面白くてやめられない。
縄田一男さん、確かによく見る気がします。

縄田一男著「歴史時代小説100選」ですか。1996年だと、最近よく読んでいる作家さんがいないのが寂しいところです。
シリーズ物は1冊でも呼んでればよしとするなら、21/100です。
まだまだ読んでいない名作は多いのです。いつかは全部読めるかなぁ。
でも戦前の作品はさすがに読みづらそうだ。

東映黄金期に撮影された旗本退屈男や大菩薩峠は見た事がありますが、小説は読んだ事がありません…。100選に数えられる名作、腰をすえて読みたいものです。
いやあ、皆様、書き込みありがとうございます^^

トピを作成したはいいのですが、皆さんにコマ目に対応できなくてすみません。。。
ちょいとバタバタしていました(苦笑)

自分も上記の中で読んでいないものが結構あったため、時間を作って読んでいこうかなと思っている今日この頃です。
自分では結構時代小説を読んできたつもりですが、まだまだ色々あることに気付くと、俄然燃えますね(笑)
“萌え”もしますが(笑)

皆さん、上記の100選で何かお読みになられましたら、ご感想など是非お聞かせ下さい^^


ゲリラさん、こんばんは。
お花見楽しかったです、ありがとうございました。

100選、懐かしいものも多いけれど読んでいないものもあります。
読んだことのない作家のものを図書館で探してみます。






はっは(^o^) 楽しいリストですね。

上からの30冊のうち読んでいないのは3冊だけなんですが、逆に下の30冊の中では読んだのが4冊^^;

トータルでは読んだのが56冊、かろうじて過半数ですか(^^) 時代小説は結構読んだつもりですが

まだまだ少ないなぁ・・・特に最近のを読んでいないのが問題みたいですね。

好きなのは「大菩薩峠」「赤い影法師」「藤枝梅安」で、載せて欲しかったのは「砂絵呪縛」「南国太平記」「死ぬことと見つけたり」あたりでしょうか。

於菟吉・・・出ないのかな
正直、読んでいないものの方が多くて恥ずかしいのですが・・・・


大好きな作家さんの大好きな一冊が載っていると
うれしいですねぇ。

ファン、て不思議。
新しい作家を開拓しようと思ってもなかなか決められないんです。
買って、自分の好みではないっていうのも多くて…
でも、こういうボーダーラインっていうか
一つの目安があると、知らない作家を買う目安になりますね。

『写楽百面相』読みました。

写楽が誰かを追求すると言うよりも
江戸の文化にどっぷりつかることができ楽しかったです。
歌舞伎や浮世絵・俳句・川柳・・・
人情物でも剣豪が活躍するわけでもないけれど
江戸情緒満喫です。

泡坂妻夫の本は初めてですが、他の本も読んでみたくなりました。


この100選読んでないのも沢山あるので、月に1作でも読んでいこうかと思っています。
実は、読んでないものの中に積読本が何冊かあるのを発見。
今回読んだのも古本を探して買ったものの(絶版なので)積読になっていた1作です。

「天保図録 上、中、下」  松本清張

いやあ、面白かった。
この本は、縄田さんだけでなく山本一力さんがいろいろなところで絶賛されておられますが、私も激しく同意です。

次は、この100選の中から何を読もうか。。。
>わっちゃんさん
>夢見さん
>lunaさん

実は僕も結構読んでいない作品が多いなあと実感しました。
好きな作家さんができると、一点買いに走る傾向があるので、時代小説以外のジャンルをお書きになられながら、時代小説を書かれている人の作品などは疎くなっているように推測されます。
僕も、時間ができたら上記の作品、選びながら読んで行きたいなって思っています^^

『剣豪将軍 義輝』読み終わりました。

時は戦国時代より少し前、室町の終わりです。
13代将軍将軍 義輝を主人公にした話は他に読んだ記憶がない。
中世から近世に時代が動き出した頃の話なかなか楽しかった。

100選をコピーして図書館に行き借りてきました。
読んだことのない本・作家の作品はリストの終わりの方が多いです。
また図書館で探しましょう。
次回も当たりだといいです。


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