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世界陸上大阪ボランティアコミュの【ニュース】母と楽しんで選手をサポート

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選手通訳 早川美緒さん
「トップアスリートは芸術品です。見ていて飽きないです」と早川さん(大阪・長居陸上競技場で)

 世界203の国と地域から、選手が参加する大阪大会。
日本で開かれるが共通語は英語。
大会のスムーズな運営のためには、通訳の役割は大きい。

 神戸大3年の早川美緒さん(22)は、第二競技場に常駐。
競技前にウォームアップする選手の要望を審判員に伝えるのが役目だ。

 「砲丸の玉はないのか」「棒高跳びのポールを預かってくれ」「マッサージ台の代わりになるいすはないのか」「選手を探してほしい」……。ベストコンディションで本番に臨めるよう、通訳のボランティア3人とともに選手の口となり耳となりサポートする。

 「大阪のおばちゃんよりも、選手の方がよっぽど聞き分けがいいですね」と笑う。
大会開幕前に地元ボランティアの受け付けを担当していたとき、ユニフォームのシャツのサイズが合わないと、ごねる人もいて困った。
それに比べ外国人選手は、はっきりと要求するが、理由を示しできないことを伝えると引き下がってくれる。

 3歳から6歳までアメリカで過ごした。
英語教師の母親は、帰国後に娘の英語力が衰えることを心配し、英語の字幕ニュースを見せ、レンタルビデオ・DVDも日本語の吹き替え版を“厳禁”してきた。
その甲斐あって日常会話程度はこなせる。

 その母もモロッコチームの通訳を務める。
2人とも帰宅するのは、毎日午前2時ごろ。
「ボランティアをやってから母親との会話が増えました」と早川さん。
「疲れた」と互いに愚痴をこぼすが、結論は「でも楽しい」で一致する。

 「自分が頼りにされるのはうれしい。
もっと勉強をして英語以外の言語も覚えたい」

 (東京メディア戦略局編集部 林 宗治)

(2007年8月31日 読売新聞)

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