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本格ミステリ大賞コミュの第6回本格ミステリ大賞

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気が早いですね(笑)。
本来ならば「2005年私が読んだ新刊本のうち、これぞ本格と思ったものをご紹介」が筋だと思うんですけど、何せ読むペースが遅いもので(汗)。
ネットを回ってて気になった本格ミステリや、ミステリ関係の叢書の新刊をご紹介していきます。
皆さんの書き込みに、期待(他力本願)。第6回本格ミステリ大賞の候補作になりそうな本は、早めに読んでおこう(笑)と。


奥付が「2005年1月1日〜12月31日」のおススメ本格ミステリを紹介して下さいね。本の題名だけでもいいですし、感想をちょこっと書き添えて下さってもいいですし(ただし、ネタバレはしないでね)。
あと、シリーズ物の場合(特に前作のネタバレがある場合)は、書き添えていただけるとありがたいです。

コメント(24)

▼まずは、本格ミステリ・マスターズ(文藝春秋)の既刊本から。

 太田忠司  『月読』         (1月刊)
 我孫子武丸 『弥勒の掌』       (4月刊)
 愛川晶   『六月六日生まれの天使』 (5月刊)

 今月は、奥泉光『モーダルな事象』が出る予定です。

▼ミステリー・リーグ(原書房)は本格オンリーってわけでもないのかな(あまり読んでないので分からない)。でも、結構候補作に挙がっているので、ご紹介。

 倉阪鬼一郎 『冥い天使のための音楽』 (1月刊)
 飛鳥部勝則 『誰のための綾織』    (5月刊)

▼石持浅海『扉は閉ざされたまま』(祥伝社ノンノベル)
 政宗九さんが激しくお薦めされていたので。
現時点で今年のマイベストは、柄刀一「ゴーレムの檻」です。ばりばり本格だし、「これはっ!」と思うんだけど……今までの傾向では短編集、弱いですね(苦笑)。

ミステリーリーグ……少なくとも倉阪さんのは本格じゃないと思いますよ。むしろ「ちょっとミステリ入りの幻想ホラー」だったような気が。個人的には凄く好みの作品でしたが、なぜミステリーリーグ?と思いました。
>青猫さん

さっそく、ありがとうございます。このスレッドは青猫さんの双肩にかかっているかも(笑)。

▼柄刀一『ゴーレムの檻』(カッパ・ノベルス)(3月刊)
 柄刀さんって「本格の人」ってイメージがある(一作しか読んでないのに、おい)けど、今まで大賞の候補にはなったことないんですね。
 あ、短編集(『本格ミステリ 0X』)では常連さんなんだ。

 倉阪さんの『冥い天使のための音楽』は、どちらかというとホラー寄りと。ふむふむ。
すでに 書き込まれてますけど
「扉は閉ざされたまま」(石持 浅海)。
倒叙形式 で ありながら、「謎」が ちゃんとあって、
伏線も きっちり 張ってある・・・・
凄い 読み応えのある作品 です。
『扉は閉ざされたまま』良かったです! あの緊迫感がたまらなくイイ!

▼奥泉光『モーダルな事象』(文藝春秋 本格ミステリマスターズ)

読売新聞に取り上げられていました。
 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20050905bk02.htm
柴田よしきさんも楽しまれた模様。
 http://shibatay.livedoor.biz/archives/50063793.html
「本格」という枠を超えて、楽しい小説のようですね。

▼東野圭吾『容疑者Xの献身』(文藝春秋)
「各種年末ベスト10には当確であろう。東野ファン・本格ファンならば必ず読まねばならない。」(Wandererさん)
 http://d.hatena.ne.jp/Wanderer/20050905#p1
「おそらく、これは本格ミステリ大賞とるだろう」(matsuoさん)
 http://d.hatena.ne.jp/matsuo/20050904

指紋付きまくりの表紙はすさまじく不評ですが(笑)。

▼三雲岳斗『旧宮殿にて』(光文社)
15世紀ミラノ。消えた肖像画、失踪した令嬢、残された石像の右腕、持ち去られた遺言書--稀代の天才レオナルド・ダ・ヴィンチが、宰相ルドヴィコ・スフォルツァ、才媛チェチリアと共に、不可解な謎、奇妙な事件に挑む。3人を待ち受ける運命は!?
 http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/3605259/
この中の短篇「二つの鍵」は、『本格ミステリ05』『ザ・ベストミステリーズ2005』双方に収録され、政宗さんとこの投票で短篇ベスト1に輝きました。
単行本は未読なのですが、「二つの鍵」は良かったですよ〜。
「容疑者Xの献身」、良かったですよ。てっきり倒叙サスペンスだと思いながら読んでいたお馬鹿な私は、途中でひっくり返るはめになりました(笑)。あああ、なんで気づかなかったんだろう〜!
……でも帯とか見ると、「純愛」の方が売り文句にされているようですね。まー否定はしませんが。
『容疑者Xの献身』

帯の言葉が「運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。」。
著者の言葉が「私が考えうる最大の純愛、最高のトリックです」。
新聞の広告が「男がどこまで深く女を愛せるのか。どれほど大きな犠牲を払えるのか──」。

『探偵ガリレオ』『予知夢』のことなんて一言も書かれていない(笑)。
いくら純愛ブームだからって、あからさまだなあ。正直、私はこのコピーからはちっとも読む気が起こらんかったぞ。
▼ 麻耶雄嵩『神様ゲーム』(講談社ミステリーランド)

最後にお膳をひっくり返してスタスタ去っていく作風(どんなんだ(笑))は、どこに行っても変わらないんですね。

推理を超越した「神様」がいるにせよ、密室の謎や犯人を限定してゆく過程は、本格だと思いました。
三雲岳斗『旧宮殿にて』読みました。ミステリ初心者にお薦めしたい一冊ですね。とっても読みやすいし、楽しいし。
連作短篇集なのですが、「二つの鍵」が飛び抜けて歯ごたえアリ。

飛鳥部勝則『誰のための綾織』
すっかり違うことで話題になってしまって、悲しいですね。
各種ベスト10が出そろってきました。
候補作を予想する上で、一番参考になるのは「本ミス」だとは思うのですが、必ずしも上位作品が即候補作に、ってわけじゃないんですよね。
昨年の候補作『臨場』なんて、本ミスのベスト10にも入っていません。

そういえば、島田荘司作品が本格ミステリ大賞の候補になったことって、一度もないんですね。
予選の候補作にすら上がってきてないよ、意外。今年はどうかな。

本ミスで比較的評価の高かった東川篤哉さんって、このミスでは30位にも入っていないのね。これも意外。
本格ミステリ大賞の候補作になってくれたら、面白いな。

『容疑者Xの献身』は候補作になるのでしょうか。私は入ると思うんだけど、どうかな。二階堂さんゴネるかな(笑)。
あとは、『扉は閉ざされたまま』『ニッポン硬貨の謎』『弥勒の掌』『神様ゲーム』『三百年の謎匣』『ゴーレムの檻』あたり?

決まるのは来年の1月末だと思います。予選委員は誰なんだろう。
辞退!そういう選択肢もあるのか、なるほど〜。

本格ミステリ作家クラブにも所属していらっしゃらないですね、島田さん。クラブの活動に関しては、どう思っていらっしゃるのかな。
こんなアンケートやってます。
「第6回本格ミステリ大賞候補作を予想する!」
http://www.supreme.co.jp/cfm/ask3/preview.cfm?nID=987209909&P=606562906
ほんまもんの候補作が決まるのが、おそらく今月末。それまでの短い期間ですが、よろしかったらご協力ください。皆さんが「本格」と思うのはどの作品なのか、興味津々。

ところで今回の予選委員はどなたでしたっけ?
今日あたり、候補作が発表になるかと思います。

予選委員は、倉知淳さん、柴田よしきさん、杉江松恋さん、村上貴史さん、山田正紀さん。
予選(1/29)の模様は、杉江さんや柴田さんの日記に記述が。二階堂さんのところにも。
http://homepage3.nifty.com/sugiemckoy/
http://shibatay.livedoor.biz/
http://homepage1.nifty.com/NIKAIDOU/
第6回本格ミステリ大賞の候補作が決定しました。

【小説部門】
 『ゴーレムの檻』柄刀一(光文社カッパ・ノベルス)
 『扉は閉ざされたまま』石持浅海(祥伝社ノン・ノベル)
 『向日葵の咲かない夏』道尾秀介(新潮社)
 『摩天楼の怪人』島田荘司(東京創元社)
 『容疑者Xの献身』東野圭吾(文藝春秋)

【評論・研究部門】
 『探偵小説と二〇世紀精神』笠井潔(東京創元社)
 『ニッポン硬貨の謎』北村薫(東京創元社)※クイーン論として
 『ヒッチコック「裏窓」ミステリの映画学』加藤幹郎(みすず書房)
 『ミステリー映画を観よう』山口雅也(光文社文庫)
本格ミステリ作家クラブの公式サイトでも発表になりましたね。
http://honkaku.com/
その発表では、何故か本年度の【評論・研究部門】に、『生首に聞いてみろ』がノミネートされてますけど〜(笑)
島荘、辞退しませんでしたね。候補作として最終決定される前に、作者には連絡取ってるようなので、もし大賞に選ばれても辞退はないんでしょうね。
作品としては石持、東野作品の方が好きですが、本格ミステリ大賞としては『摩天楼の怪人』こそがふさわしいんじゃないかと、個人的には思っています。
5月12日が公開開票式です。一般ご招待の応募締切は3月末。
行きたい方は、アンソロジーを買って応募しましょう、お忘れなく。

月田さんは、候補作をもうお読みになったのかな。
私は2冊未読です。5月までに読もうと思っています。
本格ミステリ作家クラブ会報のコーナー(22号)で、候補作の選考過程が詳しく紹介されてますよ。
http://honkaku.com/kaihou/kaihou.html
やはりアンケート結果としては、『容疑者Xの献身』と石持氏の2作品が支持されていたらしいです。個人的には五作読み終えた今でも、大賞としては『摩天楼の怪人』こそがふさわしいと思ってますが、まぁ今年は順当にどちらかの作品が取るんでしょうねぇ。
『セリヌンティウス』との合わせ技もあるので、本命:『扉は閉ざされたまま』、対抗:『容疑者Xの献身』、穴:『摩天楼の怪人』というのが私の予想です。

ちなみに選考過程でちょっと意外だったのは、アンケートよりも選考委員の意見の方が、圧倒的に重視されていることでした。たとえば候補作として意外だった『向日葵の咲かない夏』は、選考委員推薦であっさりと決まっているんですね。
「その年のベスト・オブ・本格 上位5作が候補になる」
今まではそう、単純に思っていたんですけど、
「様々なタイプの本格を候補にし、皆に読んでもらって評価を仰ぎたい」
そんな側面もあるようですね。
我孫子さんのmixi日記に、柴田よしきさんの書き込みがあって
(↑『向日葵の咲かない夏』未読の方は、読んでからの方がいいかも)

「今回の候補作は、必ずしも、予選委員が「上から五作選んだ」というのではありません。むしろ、どの作品に投票するかで、投票する人の本格観、本格に求めるもの、がおぼろげでも見える、そういう投票になるように、という方向での選出です。」

だそうです。
「インターネットで選ぶ本格ミステリ大賞2006」(by 政宗九さん)
http://www2.odn.ne.jp/masamune-q/vote06.html
投票の受付が既に始まっています。締切は5月10日(水)23:59。
結果発表は5/12以降、本物の本格ミステリ大賞が決定した後だそうです。

5作読み終わった方は、ぜひぜひ。
多くの読者の「本格観」と触れられるこの機会、楽しみにしています。

私はもう、投票しちゃったよ〜ん。
本格を語るにゃ千年早い自分なんすけど、枯れ木も山の賑わいっちゅーことでひとつ。
「公開開票式ご招待」に当選しました。
臨時掲示板にて、その模様をお届けできるやも。
Ayalistトップページからどうぞ。
http://www.geocities.jp/y_ayatsuji/
決定しました。

【小説部門】『容疑者Xの献身』東野圭吾(文藝春秋) 17票
 
『摩天楼の怪人』島田荘司(東京創元社)       15票
『扉は閉ざされたまま』石持浅海(祥伝社ノン・ノベル)12票
『向日葵の咲かない夏』道尾秀介(新潮社)      8票
『ゴーレムの檻』柄刀一(光文社カッパ・ノベルス)  7票
 
 
【評論・研究部門】『ニッポン硬貨の謎』北村薫(東京創元社) 14票
 
『探偵小説と二〇世紀精神』笠井潔(東京創元社)        11票
『ヒッチコック「裏窓」ミステリの映画学』加藤幹郎(みすず書房)9票
『ミステリー映画を観よう』山口雅也(光文社文庫)       1票
全選評がネット上でも読めるようになりました。
http://honkaku.com/award/award.html

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