アメリカ合衆国の、主に1960年代に活動したロック・グループである。
1960年代初めにヴァリを中心に活動していた「フォー・ラヴァーズ」を再編して、フォー・シーズンズを結成。
名プロデューサー、ボブ・クリューのもとで、1962年以降「シェリー(Sherry)」、「恋のヤセがまん(Big Girls Don't Cry)」、「恋のハリキリ・ボーイ(Walk Like a Man)」(3曲とも全米No.1)などのヒットを連発する。
ドゥーワップの音楽性を大胆に取り込んだ曲は、ポップチャートばかりでなくR&Bチャートでも大きな成功を収める。
1964年になると、ドゥーワップ・スタイルから脱却し、スケールの大きな曲調と複雑なコーラスが絡み合う、いわゆる日本で言うソフト・ロック的なアプローチを始め、この路線でも、「悲しき朝やけ(Dawn (Go Away))」、「悲しきラグ・ドール(Rag Doll)」(全米No.1)、「バイ・バイ・ベイビー(Bye, Bye, Baby (Baby, Goodbye))」などをヒットさせる。
その後一時低迷したものの、1970年代にも新編成で人気が再燃し、「愛はまぼろし(Who Loves You)」、「1963年12月(あのすばらしき夜)(December, 1963 (Oh, What A Night))」(全米No.1)がヒットした。
またフォー・シーズンズは覆面バンド「ワンダー・フー(The Wonder Who?)」名義でも数曲の楽曲を発表した。ワンダー・フーとしては、1965年にボブ・ディランのカバー曲「Don't Think Twice (It's All Right)」をヒットさせている。
フランキー・ヴァリがグループのリード・ヴォーカルであり、顔役でもあるため、現在再発売されているCDの多くでは「Frankie Valli and The Four Seasons」とクレジットされている。