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浅野高校コミュのOBの書いた本 「職業外伝」文庫化のお知らせ

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本日、10月5日、拙著が二冊同時に文庫となって発売されます。

版元はいずれもポプラ社です。
「職業外伝 紅の巻」(714円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4591131157/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1347600143&sr=1-2

「職業外伝 白の巻」(651円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4591131149/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1347600143&sr=1-1


親本が出たときは、朝日新聞で哲学者で元大阪大学総長の鷲田清一さんが書評して下さいました。
http://book.asahi.com/review/TKY200505170248.html

本書をひと言でいうと、日本の滅びゆく職業人たちの生き様を「職業」を切り口にして書いた人物ルポです。
「日本で最後の○○」という人たちが大半。
たとえば、「日本で最後の真剣師(賭け将棋屋)」、「日本で最後の見世物小屋」、
「日本に六人しかいない幇間(太鼓持ち)」、「東京で最後の街頭紙芝居師」、
「日本で二人しかいない銭湯絵師」、「500年前と同じやり方で祈祷する、日本で最後の琵琶盲僧」、
「日本に数人しかいないイタコ」、「日本で唯一の蝋人形師」、「芸大彫刻科中退の日本一の飴細工師」、
「100歳で現役バリバリの能装束師」、「日本に数軒しかないへび屋」、「新宿ゴールデン街の伝説的流し」、
「内気な少女のチンドン屋」といった按配です。
20人の人たちを時間をかけてコツコツと取材しました。
親本が出たときは、朝・毎・読などほとんどの書評に載り、
NHKの「週刊ブックレビュー」で作家の上橋菜穂子さんに合評していただき、
児玉清さんに絶賛されるなど大反響を巻き起こしました。

文庫版では「それぞれのその後」と題して、追加取材をし、大幅に加筆しました。
親本刊行時から日にちが経って、中には絶滅してしまった職業もあります。
もの書きとして、その職業の臨終の場面に立ち会えたことは貴重な経験でもありました。

寄席演芸関係では、
新宿末廣亭の前席亭の北村さんや、俗曲師の桧山うめ吉さん、
幇間の悠玄亭玉八さんなども登場します。
ぼくは出版前はいつももしかして誰も買ってくれないんじゃないかという疑心暗鬼に陥ります。
身内だけではとても裁ききれません(笑)。
本は自分の子供が誕生するのと同じこと。
世間に出しても恥じない子供に育てました。
ベストセラーよりロングセラー、50年後、100年後も残る本を目指しています。
どうぞ、よろしくお願いします。

また、12月1日の鎌倉はなし会・立川志らく独演会(15時開演 鎌倉芸術館小ホール)は残席僅少となっております。
お申し込みはお早めに!
m-aki@df7.so-net.ne.jp  までお申し込みを。

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