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図書館の本を大事に使おうコミュの貴方の所の図書館では、どう対処していますか?

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早速ですが、質問させて下さい。

もちろん、図書館側でなく、普段、利用している図書館でも構いません。

つまり、現在の図書館は、「利用者第一」の方針で運営されています。

この問題が、利用者のモラルの問題であることは、皆様が異口同音に述べておられる通りです。

では、この問題のある現象に対して、どう対処するのが、よいのか、それを常に暗中模索しています。

私自身は、利用されるのが前提の現代の図書館においては、原則、利用には制限を加えることなく、「手を変え品を変えて」啓発していくものと考えるのですが、中には、「制限もやむ無し」という意見の方もおられます。

そこで、実際に、各地で、どのような取り組みがなされているのか、教えていただければと思い、この場を作らせていただきました。

よろしくお願い致します。

コメント(3)

私の働いていた図書館は大学図書館だったので、新年度の案内で図書の扱いについて説明していました。
あとは月並みですが、ポスターを貼って注意を促していました。
>シゲさん

大学図書館の場合、公共図書館とは、状況が異なっていると思います。

利用者=学生・教職員+α となりますので、ガイダンスや啓発も、行ない易い点が一つ。

また、書き込みに関しては、○○先生コレクションなんかの本の場合、そこにある書き込み自体に意味があって、無闇に消したりすると、お叱りを受ける場合もあります。

研究論文なんかの場合は、学術雑誌からコピーして利用するのが一般的ですから、コピー機が普及する以前のように、論文1本まるごと切り取られてしまう、というような「残酷な」被害もなくなりました。

それから、学術書の場合、発行部数が圧倒的に少ないですから、欠本になった場合の補充が、絶版本や希少本で、不可能なケースが多く、多少の欠落ページや破損があっても、製本しなおして使っている場合も、多いです。

それでも無理なら、他大学の図書館に提供してもらって、コピー製本する場合もあります。

公共図書館の場合、なかなか、そこまで本をとことん使うことは、性格が異なるために、できないようです。
 学校図書館の強みとして、授業があります。
 自分は中学校で司書教諭の発令を受けています。

 実際に、自分のようにやれと言うことは、無理があるので、報告だけですが。

 自分は、国語の授業を1時間もらって、図書館教育の授業を行います。全校で21クラスありますが、どの学級にも行います。これは時間割に組まれていない自分のボランティア的な授業です。でも、この際の授業者は、訳のわからない国語科に(いや、自分も国語科なんですが)任せる訳にはいかないので、自分が行います。

 1年生には、使い方やシステム、図書館の機能について丁寧に話し、最後に簡単な確認のプリントを行います。
 2・3年生には始めの15〜20分程度で、システムや活用の仕方の確認をし、各自に用意された問題に、どの本棚のどの書籍を使って調べるかをプリント学習させます。
 このプリントは、この授業が横断的な学習授業であったととらえ、採点をして国語科へ返します。
 国語科の先生方には、その点数を授業意欲を見る際の参考資料として使っていただくようお願いしてあります。もちろん、そのような使い方をすることは、生徒にも告げてあります。(成果で、知識理解を図ることはしません。生徒には得手不得手があり、いきなりの調べ学習で、対応しきれない生徒もいますので。)

 問題はおよそ10分あればできる内容ですが、調べるのに何を使うかがわからないと何時間かけても見つかりません。
 当然、聞かれれば、どこの何をという案内を行います。
 終了5分前に、着席させ、図会や地図資料の載っているデータ、百科事典の使い方を改めてレクチャーします。こんな本があると言うことを、知らない先生も多数いますので、調べ学習についてのノウハウやお約束はここで確認します。

 その時間の中で、自分は「本は壊れる、なくなる、それは仕方ない。」と明言してしまいます。
 「だから、壊れたら申し出てください。直せるものは直すし、直せないものは新たに補充します。なくなったものは台帳から削除し、新たに注文します。しかったり怒ったりはしません。注意とお願いをします。隠されることが、当人にとっても図書館にとっても借りたい人にとっても、大きなマイナスなんです。」と言います。
 学校図書館は、利用者が限定されているので、これだけで全く違います。
 取られる本も減りました。申し出がある本も多くなり、修理しながらも人気の衰えない本もあります。生徒達はこれ以上壊すなを合言葉に見ているところが可愛い。

 公共の図書館では、このやり方は使えないと思いますし、実際、使っている時間は自分にとっての研修等のための空き時間だったりするので、その分業務は増えるし、1日中休みはない状態で半月以上を過ごします。(労働基準局からは絶対怒られる。)

 でも、この1時間のおかげで当校の図書館は、先生方より生徒の方がすっとよくわかっていてて、活用もされます。

 自分のところでは、毎日3〜4時間しか開館されず、かつ生徒が確実にこれる時間は昼休みの20分しかない(放課後は生徒にとっては部活の時間です。)というのが実情です。
 ですから、図書館を静かに本を読むところと定義しません。
 欲しい本を探すところと位置付けています。

 本を読む人と探す人の邪魔にならなければ、クーラーにあたりに来るだけでもOKですし、大きな机を使って、小さな声でサロンとして使う分にも注意されることはありません。
 問題は、別の事をしようとしている人に対し、思いやりとマナーで、つまり公徳心を持って行動できるかです。

 子供たちは本が好きです。
 きちんと対応できるシステムで、公共心を育てると、様子は少しずつ変わってきますよ。

 

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