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リスクマネジメント実践研究会コミュのアプレシオ民事再生法申請

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名証セントレックス上場で、複合カフェ経営のアプレシオが民事再生法の適用申請というニュースがありました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090605-00000224-reu-bus_all

報道の内容を見ると、銀行からの借入れ資金で新規出店を重ねて来たが、各店舗が利益を上げることが出来ずに破綻したとあり、典型的な出店倒産のようです。

ただ、通常の出店倒産と異なるのは、
「それまでの出店基準に合致しないような立地でありながらも、ブランド力向上を狙い、家賃が高い銀座や目黒に出店したが、想定した利益が出ず資金繰りに行き詰まった。」

「女性や高齢者も利用できるように高級路線を志向し、利用料金も通常の漫画喫茶店よりも高めの設定としたが、対象となる顧客層から認知されなかった上に、新規出店コストが高額となったことにより、収益が上がらなかった。」

等とあることです。

つまり、最初から同社の店舗業態は、収益モデルが崩壊していたということですね。

甘い収益計画に基づいて、赤字店舗を次々に出店して、負債を拡大していったということであり、これでは経営管理があまりに杜撰であったと言わざるを得ません。

新規事業もそうですが、新しい業態で出店するのであれば、それが本当に収益が上がるものであるかどうかを十分に見極める必要があります。

1号店はテスト店舗であり、万一、失敗に終わった場合の早期撤退を含めて、リスク管理を慎重に行いながら出店するのが通常です。

それを、収益性の確認もないままに多店舗展開を図るなど、愚の骨頂でしょう。

同社は、2005年11月に株式を公開していますが、以来、3期連続で赤字決算を重ね、今回の破綻を迎えています。いくらセントレックスとは言え、上場審査にも問題があったのではないでしょうか。

下手に株式公開し、資金や知名度を得た結果、経営者が身の丈を超えた勘違いをして、高級路線、積極路線に走ってしまったというようにも思えます。
甘い審査で資金を貸し込んだ銀行にも責任がありますね。

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