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mixiチーム・マイナス6%コミュの足りない分を買うってホント?

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◆日本がロシアかどこから、マイナス6%に足りない分の排出権を買う。
それも数兆円という税金を使って◆

そんな書き込みをmixiのどこかで見たような気がするのですが、
それってホントなんですか?
その根拠となるニュースなど(もしくは政府からのお便り?)は、
どのあたりで見られるのでしょうか?

わかる方がいたらぜひ教えてください。
(それって、宿題をお金払ってやらせるようなモンじゃないかなって。
もし真実ならアメリカや中国のよりヒドイかも、京都議定書が泣くって)

お願いします。

コメント(31)

すいません、お手間取らせてしまって…。
排出権取引のどこが問題なのかわかりません。

これは、環境技術に優れている日本の企業が、
海外における温室ガスの削減に貢献した場合、
その貢献分を市場を通して、
日本(と言う国)が、自国の削減分とすると言うことですよね。

もちろん、必ずしも日本の技術貢献分を上限としているのではないので、
それ以上を購入することも可能ですが、
結果的に、温室ガス削減余力のある国に、
目標達成後も削減のインセンティブを与えると言う点で、
非常に優れたシステムです。

もともと、排出権取引の仕組みがあったからこそ、
他国に比べて温室ガス排出量の少ない日本は、
6%削減目標の達成を計算できたのではないでしょうか。

地球規模での温室ガス削減を考えれば、
同じ100万円を使った場合、日本よりも海外に投資した方が、
温室ガスの削減量は大きいことくらいわかりますよね。
だとすれば、限られた資金力と言う制約の中で、
本当に地球全体での温室ガスを削減することを考えた場合、
排出権取引をすべきなのか、各国が国の中で閉じて
削減するべきなのか?もう少し考えてください。

ましてや、京都議定書非批准国の方がマシなんてのは、
自虐思想もいいところです。
>なす様

「温室ガス削減余力のある国」というのは、途上国(もしくは人口が過密でない国)のことだと思うのですが、その途上国に投資するということは、何を意味するのでしょうか。

地球規模で考えるのであれば、環境のみならず人口の増減や子供の教育、医療など(当然、人種差別や宗教、経済格差、戦争も)、あらゆる事柄も考慮していくべき、ぼくはそう考えます。投資効率を重視してしまうと、安価な労働力を目当てに海外に生産拠点を移している企業と変わらないのではないでしょうか。途上国に住む人は、食べること生きること育てることもままならないのに、「環境」のためにお金を使うことができるのでしょうか。

もちろん、環境のことは温室ガスの削減をふくめ、地球規模で考えなければならないことです。日本の空からも地球全体に広がっていくのですから。現在、日本は温室ガス削減に精一杯努めているのでしょうか。先進国が経済最優先でこのような事態を招いてしまった、だからこそ、その軌跡を辿らないようにソフト面でもハード面(経済を含む)でも、支援するのも日本を含む先進国の責務です。排出削減目標がクリアできたとしても、それは変わらないかもしれませんが。

各国が閉じて削減すべき、ではないです。敢えて問う必要もないくらい、至極当然のことです。経済的にも状況としても余裕があれば、どんどん削減しないと(もちろん理想論です)。アメリカや中国との輸出入なくして、今の日本の経済はあり得ない。それなのに、安易に批判している。そんな日本は、本物の環境立国になれるのでしょうか。

京都議定書を遵守する、なんて言ってそうでない国を批判しておきながら、たいした汗もかかずにお金を動かしてしまう。その姿勢に、違和感を覚えるのです。日本でまずやることはやる、その姿勢がないのならアメリカや中国の言い分(批准しないワケ)を否定する立場にない、そう思うのですが。

非批准国よりヒドイ、というのは批判されるのを嫌がって優等生ぶっても実際にはその努力を怠っている。それで、劣等生であるアメリカなんかを批判して、自分は投資で…。という誤魔化すかのような姿勢のことです。つまりはどちらも目クソ、鼻クソです。「より」なんて言っても大差ないと思います。良い子ぶってる分、始末が悪いと言いたいだけです。そーです、仰るとおり自虐的な言い回しです/笑。

以上、思いつくままに書いてしまいました。まだまだ知らないことだらけなのに、自論をぶちまけてしまいすいません。

※今後、間違いなんかに気付いたら訂正させてください。
発展途上国が得をする、という話ではなくて
頑張って目標達成をして、排出量に余裕のある国が経済的に有利になる。
もしくは環境技術に充てた資金を還元する。
さらにそうすることによって環境技術の向上を促進する。

または排出量に余裕があっても経済的に余力ない国が
将来の環境資金のために排出権を売る。

というのがあるべき姿だと思ってたので
本来の議題がすり変っている気がしてならないのですが。。。

あとこのコミュニティの一部の方の論調や多弁が
環境について議論することではなく
相手を論破することに目的がすり替わっているように感じて
いささか不快です。
>ぱーさん
>その途上国に投資するということは、何を意味するのでしょうか。
温室ガス削減のための投資(植林なども含む)を
すると言うことです。
この場合は、温室ガス削減のための投資です。

>地球規模で考えるのであれば、環境のみならず
>人口の増減や子供の教育、医療など(当然、人種差別や
>宗教、経済格差、戦争も)、あらゆる事柄も考慮していくべき、
>ぼくはそう考えます。

そう考えるのは自由でしょう。
でも、発展途上国の医療の改善を図ったとして、
それが温室ガス削減効果に換算される方が変ですよね。
もちろん、経済格差と言うよりは、貧困問題は貧困問題として、
解決すべきだと思います。
温室ガス削減は貧困問題の解決を妨げるのであれば、
それはそれで考慮すべきだと思います。
ただ、排出権取引はそれとは関係ありませんよね。
今回の問題と直接はリンクしない拡大解釈に思います。

>今の日本の経済はあり得ない。それなのに、安易に批判している。
>そんな日本は、本物の環境立国になれるのでしょうか。

私は、既に、日本は本物の環境立国だと思っています。
ただ、そんな日本も、まだまだ努力する分はあります。
それは排出権を買ったとしても同じでしょう。
実際、現首相は50%削減を打ち出しましたよね。
排出権を買ったからダメと言う方が変で、
そんな数字にとらわれるのではなく、長期的に地道に努力を
重ねることと、その成果を評価すべきでしょう。

>京都議定書を遵守する、なんて言ってそうでない国を
>批判しておきながら、たいした汗もかかずにお金を動かしてしまう。
>その姿勢に、違和感を覚えるのです。

そこが不思議です。
国際公約を守らずに、何もしない方がよいのですか?
それとも、海外の温室ガス削減の「結果」としての排出量を
買った方が良いのでしょうか?
単にお金を出せば済む問題ではないのですよ。
ちゃんと温室ガスの削減がなされているから、買えるんです。
逆に買わずに「目標達成は無理です。」と言う国ばかりになれば、
自国の目標以上に削減するインセンティブはなくなります。
それが良いのか、どうかでしょう。

中国や米国より、日本の方がダメと言っている人たちは、
グローバルに見ているようでいて、非常に視野が狭いです。
特に中国が環境対策にコストをかけているのは、
それを市場で売れるからです。まさに、排出権取引の仕組みが、
中国の企業の温室ガス削減につながっているんです。

>非批准国よりヒドイ、というのは批判されるのを嫌がって
>優等生ぶっても実際にはその努力を怠っている。

本当に努力を怠っているのでしょうか?
それは、政府ですか?国民ですか?
国際公約を守るための政府の努力を怠っているのでしょうか?
「優等生ぶって」いるのは、自称環境先進者でしょう。
一般国民や政府を馬鹿にして、自分たちのような暮らしこそが、
良いんだ。みたいな押し付け主張をしている人って多いですよね。

>それで、劣等生であるアメリカなんかを批判して、
>自分は投資で…。という誤魔化すかのような姿勢のことです。

どこが「ごまかし」なのでしょうか。
酷い誹謗中傷ですね。
温室ガス削減のための投資のどこが問題なのでしょう?
実際、ここの方々は、ご自身の生活関連の温室ガス削減量を、
90年レベルから6%以上削減しているのでしょうか?
家庭でのエネルギー消費レベルは下がっているかもしれません。
しかし、宅配便を使う、遠方の産地の野菜を買う、
加工食品や冷凍食品、空輸ワイン、海外旅行、インターネット、、、
あるいは、セキュリティのための電灯設置など、、、

高齢化社会を迎える日本は、これからも一人あたりの
エネルギー消費量は増える可能性が高いです。
それでも、地球の温室ガスを削減するために、何ができるのか?
同じ金額で何が一番効果が大きいのかを冷静に評価すれば、
「排出量を買う」と言うのは、1つの回答でしょう。

日本は、乾いた雑巾ではないかもしれません。
しかし、軽く脱水した雑巾ではあります。
水が滴り落ちているびちょびちょの雑巾を絞った方が、
床に落ちる水滴の量は削減されることを冷静に見極めるべきです。

感情論では、環境問題は解決できません。
オイルショック以降、省エネや原子力の推進した日本にとって、やはり他の国よりもCO2削減は難しいかもしれません。そこで排出権という形で投資するのは、費用対効果の面で悪くはないと思いますね。

まだ絞れば出てくるかもしれませんが、若干生乾きの雑巾じゃないでしょうか。
どこの二酸化炭素を削減しても地球への影響が同じならば、削減しやすいところへの集中投資ってのも、有りなのでは?
 「排出権を買う」って罰金みたいなものでしょうか。
罰金だったらそのお金をその国に支払うのではなく、国際レベルで省エネなどCO2などの削減の研究投資や実績を上げた国や機関に配分した方が良いと思いますね。

排出権を売った国はそのお金を使ってCO2を沢山排出するようになるかも知れませんから。
排出権取引などの所謂京都メカニズムは、環境を貨幣経済の枠内に持ち込んだという意味では画期的ですが、CO2排出抑制をする目標を定めた京都議定書を守ることになるのかといえば、数字のお遊びでしかないことは、子供なら分かります。

でも大人になるとお金の万能性に目がくらんで常識が見えなくなるんだよねぇ…。
森林吸収源とか、もう数字のマジックだらけで子供なら笑うよね。林業振興もせずに何が森林吸収源のカウントだ(笑)。

拡大生産・消費路線から、持続可能生産・消費路線に切り替えて、一次産業をカッコイイとするだけで-6%ぐらいはいけるはずなんですけどね。
>HZRさん
>「排出権を買う」って罰金みたいなものでしょうか。

ちょっと違います。
罰金の場合、純粋にお金を支払うだけになります。
排出権の場合、基本的には削減された分を買うことになります。

ですから、その資金を使って、さらにCO2排出源となる
開発をする可能性は否定できません。
ただ、ポイントは、「すでに削減された」部分が対象になっています。

>まさたか@TeamGOGO!さん
>CO2排出抑制をする目標を定めた京都議定書を
>守ることになるのかといえば、数字のお遊びでしかないことは、
>子供なら分かります。

たぶん、まさたかさんと子供が正しく理解できないだけです。

京都議定書の排出権取引のことを理解するためには、
加盟国全体(協力して)での温室効果ガスの削減をしようと言う思想が
まず、根底にあることを理解する必要があります。
そして、その削減量の基準は1990年であり、
一人あたりの二酸化炭素排出量や経済の大きさなどを考慮し、
各国に削減量の目標を割り当てています。

問題は、この目標値は、実際の削減しやすさを反映したものとは限らず、
削減量の目標が厳しい国や達成が容易な国などが存在します。
#水力発電に依存しているカナダは、エネルギー変換部門で、
#二酸化炭素削減を図れなかったことと、
#オイルサンドの資源化がコスト的に見合うようになったため、
#結果的に、断念しましたよね。
#環境保護の点からは明らかにマイナスですが、一方で、
#エネルギーセキュリティの観点からはプラスであり、
#その影響の正しい評価は難しいところなのかもしれません。
そこで、その調整機能を、市場原理にゆだねたわけです。

排出権取引で二酸化炭素削減枠を購入した場合でも、
単なる数字遊びではなく、実質的に二酸化炭素削減を
達成したことになるわけです。
別の場所で削減されていなければ、買えないんですから。

環境系コミュニティでは、先進的に環境問題に取り組んでいる人が、
普通の生活をしている人や企業に対して「ちゃんとやれ」みたいに言いますよね。
これだって、日本国内で6%削減の目標が達成できない中で、
自分たちはもともと低い環境負荷で削減余地がないために、
環境負荷をかける生活をし、削減の余地のある人に削減を
お願いしているような構図なわけです。

排出権取引市場の上手いところは、単に文句を言うのではなく、
先進的に環境負荷の低い生活をしていて、お金を持っている人は、
環境負荷の低い冷蔵庫を環境負荷の高い人に買い与え、
その削減分を自分のものとする。と言う仕組みを作っているわけです。
この場合、環境負荷の低い生活の人のCO2排出量は減ってませんが、
トータルとしてみれば、CO2排出量は減っている訳です。
排出権取引がずいぶん誤解されているような。

考えてみてください。
日本のエネルギー利用効率(技術)は世界でトップレベルです。
その技術が世界中で利用されれば、ずいぶん世界の排出量が
抑えられると思いませんか。

排出権取引は、文字通りには、カネで排出権を買うことですが
実質的には、技術移転なのです。

例えば、ある国の非効率な発電所から出るCO2量を削減できる
技術を日本がもっていたとします。日本はその技術をその国の
発電所で適用する代わりに、その技術で削減できる排出権を
買えるのです。
減らすことができないのに、ただCO2の排出権をお金で買って
くるのではありません。



経済システムは、今の世界で共通的に利用可能な唯一のインセ
ンティブです。また、排出権取引は(世界がそのルールで行動
することができれば、ですが)、排出量の総量を経済的にコン
トロールできる唯一の方法です。権利の総量が制限され、また
それにかかるコストは自動的に調整され、CO2排出の面から見て
コストパフォーマンスの悪い技術は自動的に淘汰されることに
なります。



今の世の中、経済的なインセンティブなしに、人間の行動は
(一部の志の高い人/組織を除いては)期待できません。かと
いって、税金や補助金では、総量をコントロールできない点で
手段として満足できるものではありません。
経済システム(お金の動き)を利用することの効果は絶大。
しかも、お金で解決するといっても技術委譲がメイン。
それをこの日本という国で過剰に発生してしまった温室ガスの分、排出量に余裕があり、また環境への取り組みに可能性を残した国に投資(?)する。

そんな排出権取引自体を否定する気はありません。環境保全に繋がる技術の継承を、排出権と資本のやりとりによって効率よく実現する。京都議定書を批准し、国内で目標達成できないのであれば、排出権取引は有効な手段です。

ということは、−6%というのはそもそも国内では達成不可能な目標値だったわけですね。ぼくは、先進技術を持つ日本の技術委譲は、国際貢献という視野に立ってなされるもので、−6%は日本が負うべき努力目標だと思っていました。勘違いですね、すいません。

ただ、そこで考えてしまうのは、日本企業の海外進出等を含め、日本の経済はすでに海外との取引(輸出入)に依存しているわけで、日本企業やその系列会社、取引先が日本のために現地でたくさんの温室効果ガスを排出しています。やや、そこまで考えてしまうと責任分担できなくなってしまうなー。経済的なインセンティブの効果を最大限に引き出すには、はやり現状での排出権取引ってことに、なるのか…(もっと考えてみます)。

経済成長に懸命な中国はともかく、アメリカでは日本のような環境技術は確立されていないのでしょうか。それを海外に委譲していないのか、そんな疑問もぼくの中で生まれました。また、中国は日本向けの商品を作るため温室効果ガスを無尽蔵に排出している。付け加えれば日本からリサイクルという名の下に、原材料として誇大な量の廃棄物が持ち込まれ、温室効果ガスを含むたくさんの有害物質もその処理の過程から排出されている。それも、見逃すことのできない現実です。

もしかしたら、国内外でも何でもいいから日本としては−6%(さらには−50%)達成すれば良い。というのも、一国いう枠の中で閉じてしまった考え方なのかな。すると、京都議定書の存在すら危うくなってしまうし。
>11cabronさんの考え方に賛成したい、ような。

経済のインセンティブに頼っての環境活動、否定できないけど大賛成もできなくなるな。


ぼくは、国内での努力目標と国際貢献は分けた方がいいのでは、そう思いました。


(長々すみません。さらに付け加えてしまいますが、激論はともかく感情の吐露はできるだけ控えめに。ぼくは40も過ぎてまだまだ子どもじみたことばかりしていますが、ワルグチを書くのはそれ以前のモンダイですから。トピ主からのお願いです)
(追記/国内でできる温室効果ガス削減の可能性について)
日本が乾いた雑巾なのか、少し湿っているくらいなのか、それともビショビショなのか。「国内でもっと、ぼくにもなんかできるんじゃないか」と思っているぼくは、まだまだ絞れる派です/笑。そんな思い込みの違いは、人それぞれで片付けちゃマズイのかなー。
なすさん(もしくはご存知の方でもけっこうです)に質問です。

>排出権の場合、基本的には削減された分を買うことになります。
とあるのが、よくわからないのです。特に「>すでに削減された」という辺りが。

全世界が皆、温室ガス削減の方向に向かって努力するのであれば、広大な国土に広大な森林などを有する国も、やはりいくらかは努力しなくてはなりませんよね。排出権の売買が頻繁に行なわれ、2次産業が発達していない「温室効果ガス排出権」に余裕がある国から、それを化石燃料のように売買することが当たり前になる。それで地球を包む温室効果ガスは、削減できるのでしょうか。その辺りが不安です。排出量に余裕がある国に大きな資本が投下されることになれば、さらなる排出の増加に繋がるのではないか。その国の人々が工業化を望んでいたとしたら、それを「温室効果ガスを買う」ことでいつまで抑え込めるのか。中国は「嫌だ」と言っているわけで…。戦争を起こすわけにもいかないですし、ね。

やはり、現在排出している国々が削減に対しその国の中で力を尽くすこと、それと、これから工業化に向かう国が対策を講じることができるように支援すること、その両方が必要じゃないかと。それで、自分でやること(国内での削減量)に目標値を定める。

もともと工業化されていない国に先進の削減技術を提供する、森林整備事業に資本を投じる。その意味って。そのうち空気の取り合いになるのかな(余計な心配、ですね。ペコリ)。
>排出量に余裕がある国に大きな資本が投下されることになれば、さらなる排出の増加に繋がるのではないか。

もし排出増加につながったとすると、その国は次回、別の国から排出権を買わなければいけないことになります。
一方的に条約を破棄すれば国際社会から孤立します。

排出権を否定している人は、将来のCO2の排出予想のグラフを見たことありますか?
http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2006_22602/slides/10/59.html
このグラフを見ても排出権を否定できますか?
今後の温暖化の動向は途上国にかかっているといって過言ではありません。
途上国にとって排出権取引は環境問題へ取り組むモチベーションになります。

>やはり、現在排出している国々が削減に対しその国の中で力を尽くすこと、それと、これから工業化に向かう国が対策を講じることができるように支援すること、その両方が必要じゃないかと。それで、自分でやること(国内での削減量)に目標値を定める。

国内の削減目標をきちんと設定するという意見には賛成です。
現状では-6%という数字が一人歩きしているような気がします。
>20かっぱさん

途上国の発展ということはつまり、
安価な労働力を目当てに生産拠点が移っての工業化だから、
その分先進国から減ることになればグラフのようにはならないかも。
現状でも危ういのに、グラフでは人間が生きられないことになってる/笑。
(そのグラフは、ちょっと…)

いやいや、
森林伐採や産業振興などは、先進国の都合でなされている場合が多いわけで、
そうして途上国が経済的に豊かになり、同じように電気を使い車を走らせたりしたら、
世界中の家がオール電化とか、ハイブリット車でも1億台も走ったら、
環境悪化は免れない、そんな気がします。
(同時に、化石燃料も枯渇、バイオのために森林伐採&飢餓、せっ戦争…)
すると、グラフのようになるのか…。

おっと、閑話休題。
そうしたら、途上国の貧困(経済や生活レベルの格差)こそが、
地球の環境悪化(温暖化)を食い止めるための手掛かり。
と、いうことになってしまいませんか。

今、経済的には絶好調の中国も、環境問題には直面しているはずですが、
排出権取引には乗ってこないわけです。
そこでの経済のやりとりでは、やる気を起こしてくれないようです。
隣の国に黄砂を飛ばしまくってでも、もっと太りたいようです。
(早く気がついてくれ、と祈りたい気分ですが)
そんな中国の動きに追従する途上国も現れるかも。
先進国が快適で便利な暮らしをしているのに、
途上国の人々だって電気と車のある暮らしを望むでしょう。

アメリカにいたっては、損得勘定なのかな。
(でも、気がついている人も大勢います。ぼくはそこに期待しています)

この両国をふくめ、地球全体で取り組めるような政策をみつけたい。
本当の意味で「国際社会からの孤立しない、させない」取り組みはないか。

排出権取引を切り札にした京都議定書は、その足掛かりかも知れません。

日本もこの際「−6%」ではなく、「−6%〜」ということでがんばりましょう。
>今、経済的には絶好調の中国も、環境問題には直面しているはずですが、
>排出権取引には乗ってこないわけです。

CO2排出量の1位と2位のアメリカと中国を巻き込めなかったことが一番の問題ですね。
http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2006_22602/slides/10/57.html

排出権取引はこれまで環境問題に関心のなかった国に関心を持ってもらうという意味で有効だと思います。
中国を巻き込めなかったことは失敗だと思います。

所詮、-6%は足掛かりなので今後の動向に期待しましょう。
次の目標は-50%なんで、排出権取引とか小手先の対策では通用しません。
京都メカニズムが数字のマジックだというのは国内削減に対して割り当てるからだというだけのことで、地球規模のCO2削減には貢献する可能性もあれば悪化させる可能性もあります。
ex)技術供与の結果、人口が増えたり、産業化が進んだりしてしまうことの影響が懸念できますよね。

>>14: なす
>たぶん、まさたかさんと子供が正しく理解できないだけです。

体制主義じゃなかったり、観念に囚われていないだけでしょう。

>京都議定書の排出権取引のことを理解するためには、
>加盟国全体(協力して)での温室効果ガスの削減をしようと言う思想が
>まず、根底にあることを理解する必要があります。

経済・産業界の働きかけを無視していませんか?
技術立国で比較的排出量の少なかった産業界で環境対策にコストをかけるよりも、小さなコストでエクスキューズを得られるように働きかけていました。さらに技術開発を理由に海外進出で新マーケット創出できるわけですから一石二鳥です。

当時の新聞などをみていたら、かなり熱い要請を出していた(特に日本の経済・産業界)のが分かると思います。
日本の削減目標についてもかなり強力にロビーでの働きかけがあったようですが、日本は主張する割合よりは大きく減らさなければいけなくなりました。


日本自身の努力をあまりしていないことを問題にしているのであって、海外への支援をしてはならないとか、そういうことは言っていないですよ。
しかも 既に決まってしまったことなので、排出権取引は上手く利用されるべきだと思います。特に環境経済学的にはブレークスルーになっているのは事実なんですから。

油や水を争って戦争が起きている世界ですが、これから排出権を巡って争いがおきるような本末転倒なことにならぬように…(笑)。
ロシアのホットエアを買いたいなんて言ったら、ロシアが売るだの売らないだので値段を吊り上げて面倒だから、削減努力で対応していくっていうスタンスを政府は取るんじゃないですかね。
誰かがひょっこり喋ったならともかく、普通はきちんとしたソースでそんな情報は流れないような気がします。
最終的に目標に達せず、ペナルティを喰らうか、ホットエアを買うかは、また政治判断なんでしょうね。
ぼくもねー、お金で動くモノはまた風向きが変わると、
どこかにいっちゃうんじゃないかって、そんな心配しているんですよ。
そういう意味で排出権取引は危ういんじゃないか、と。
マテリアルリサイクルの現場は、金次第ですから。
(この間まで不法投棄していたモノが、今や盗まれる時代)

それに加え、
政治って、どこまで信じていいのやら。

「−6%」の次は「−50%」ですかー!
ぼくの横にアベさんがいたとしたら、
「んな、アホな!」
と、突っ込んでしまいそう。
(ヤル気ある人の言動とはとても思えん)
>まさたか@TeamGOGO! さん
>ex)技術供与の結果、人口が増えたり、産業化が
>進んだりしてしまうことの影響が懸念できますよね。

だから、ちゃんと理解していないって言われるんですよ。
相変わらず、自分の脳内の独善から抜け出せていませんね。

人口が増えようが産業化が進もうが、その国に割り当てられた
二酸化炭素排出枠は変わらないんですよ。
日本の人口が増えて産業化が進んだら6%削減しなくてよくなるのですか?
排出権取引以前に、排出枠のことを理解してください。

>経済・産業界の働きかけを無視していませんか?

経済・産業界が働きかけていたら、何が問題なのですか?
彼らは、海外の環境対策投資資金がその国の経済力ではなく、
先進国からの環境対策投資が期待できるようになることから、
自分たちの保有する環境技術で商売できるようになるので、
働きかけたわけですよね。
結果として途上国の経済力では手の出せない、
あるいは保有していない技術を用いた環境対策が進むんです。
何が問題なのでしょう?

日本政府が望むこと、大企業の望むこと、アメリカの望むこと。
それらだけを理由として、否定的/陰謀論的に捉えるのは、
市民運動に携わる人たちの一部にみられるの悪い癖です。

>日本自身の努力をあまりしていないことを
>問題にしているのであって、海外への支援を
>してはならないとか、そういうことは言っていないですよ。

実は、2002年度で見れば、産業部門は1990年の基準年を下回っています。
エネルギー転換部門が横ばい程度であり、
民生部門(オフィスや家庭)と運輸(物流、旅客)は大幅増。

現在、もっとも努力を要するのは、個人的な部分
(家庭やオフィスでの省エネ、物流の削減)なんですね。

日本政府の努力ではなく、あなたや私の努力が不足している。
それを、国際公約を守るために、政府がなんとかしようとしている、
産業界がより一層の努力でその分を補おうとしている。
そう言う図式なのですが、どれだけの人が理解しているでしょうか。

(参考「京都議定書目標達成計画」 P.8辺りから
URL http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ondanka/kakugi/050428keikaku.pdf )
>ぱー さん
>ぼくもねー、お金で動くモノはまた風向きが変わると、
>どこかにいっちゃうんじゃないかって、
>そんな心配しているんですよ。

だから、国際条約で枠組みを作って担保しているんですよ。
お金だけで動いているのではなく、
お金も使って動かしているだけです。

逆に、自由経済・市場経済システムの下での施策である以上、
お金を使わずに動かそうとすることはできません。

絵に描いた餅は食べられないのです。
>なすさん27

その辺は、わかっているつもりなんですよ。
で、頼りになるのは「政治」ってことですよね。
しかし、政治を動かしているのは経済(だけではないけれど)。
だから、排出量1・2コンビが逃げている。

しかも、国際条約の担保って、例えば核拡散条約とか…。
都合悪くなれば、テキトーな言い訳なんかをつけて、
無視してしまうんじゃなかろうか。

絵に描いた餅は食べられない、ごもっともです/笑。

>風向きが変わる(25)、という表現は適当でなかったかも知れませんね。

しかも、国際条約さえ信じられないなんていったら、
アッチコッチで戦争が勃発しそうだし。

しかし、経済の動きとは分けて、
環境や平和を担保することってやっぱり無理なのでしょうか。

災害とかでは、力を貸したりお金を出したりすることもあるのになー。
>「京都議定書目標達成計画」

TEAMGOGOにとっちゃ不都合な真実が書かれているから・・・内容に触れたくないんでしょ?
>29訂正、です。

核拡散条約(誤)→核不拡散条約(正)
とんでもない間違いでした、すみませんです。

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